4574 大幸薬品 2019-05-14 15:00:00
2019年3月期(FY2017)連結決算報告 [pdf]

2019年3月期
 (FY2018)
連結決算報告


  2019年5月
大幸薬品株式会社



            0
決算トピックス

■ 対前期比増収増益
  売上高     : 959百万円増(10%増)
  営業利益    : 172百万円増(9%増)
  当期純利益   : 320百万円増(29%増)

■ 「クレベリン」ブランド力UPにより大幅増収
  マーケティング戦略が奏功し増収に寄与

■ 配当
 当期(FY18)増配(特別配当10円)
 次期(FY19)普通配当30円に増額

■ 自己株式取得を発表
  取得金額総額820百万円(上限)



                            1
連結経営成績




         2
連結経営成績サマリー
 主に感染管理事業の増収により売上高が大幅増加
 販売費及び一般管理費も増加するが、これを吸収し増益
                                                                 単位:百万円
           FY17       FY18
                                 増減     増減率            増減要因等
           実績         実績
                                                 医薬品)対前期比86百万円増
売上高          9,459     10,418     959    10.1% 感染管理)対前期比877百万円増

売上原価 (※)     2,906      3,256
                                  349    12.0%
(売上高比率)     (30.7%)    (31.3%)
売上総利益        6,552      7,161                    増収影響等により利益増加
                                  609     9.3% リニューアル返品等により粗利率悪化
(売上高比率)     (69.3%)    (68.7%)
販売費及び
             4,695      5,131     436     9.3% マーケティング強化による費用等増加
一般管理費
営業利益         1,857      2,029
                                  172     9.3%
(売上高比率)     (19.6%)    (19.5%)
経常利益         1,567      1,885                    為替差益34百万円
                                  317    20.2% 未稼働設備関連費用48百万円減少
(売上高比率)     (16.6%)    (18.1%)
当期純利益        1,094      1,415                    固定資産売却益214百万円
                                  320    29.3% 割増退職金123百万円
(売上高比率)     (11.6%)    (13.6%)
ROE           6.9%       8.4%
EPS(円)       77.38      98.99  (※) 返品調整引当金計上後の売上原価                        3
連結売上高推移
 創業以来初の100億円突破



                             10,418百万円
                  9,459百万円
    8,294百万円




     FY16 実績      FY17 実績     FY18 実績
                                         4
連結営業利益・当期純利益推移




                                  2,029百万円
                 1,857百万円
 1,545百万円                                1,415百万円
      1,049百万円         1,094百万円   営業利益

                                          当期
                                          純利益




    FY16 実績         FY17 実績          FY18 実績
                                                    5
販売費及び一般管理費
 マーケティング強化に伴い、販売費、人件費等が増加
                                                              単位:百万円
        FY17    売上高     FY18    売上高
                                        増減     増減率         増減要因等
        実績      比率      実績       比率

販売費     1,972   20.9%   2,166   20.8%    193     9.8%
                                                        医薬品)47百万円減
広告宣伝費   1,040   11.0%    991     9.5%   △48    △4.7% 感染管理)1百万円減
                                                        医薬品)1百万円増
販売促進費     768    8.1%    951     9.1%    183    23.8% 感染管理)181百万円増
運送費       164    1.7%    223     2.1%     59    36.0% 出荷増加等
人件費     1,544   16.3%   1,600   15.4%     56     3.7%
その他経費   1,178   12.5%   1,364   13.1%    185    15.8%
                                                        感染管理)業務用の研究
研究開発費     317    3.4%    410     3.9%     93    29.4% 開発強化
                                                        製品リニューアル関連費用
支払手数料     205    2.2%    273     2.6%     68    33.4% 等
計       4,695   49.6%   5,131   49.3%    436     9.3%

                                                                       6
連結財政状態
                                                      単位:百万円
          FY17     FY18
                             増減      増減率        増減要因等
          期末       期末
流動資産      11,563   12,571    1,007    8.7%
 現金及び預金    6,547    7,225      677   10.4% ※連結キャッシュ・フロー状況参照
 売上債権      3,385    3,645      260    7.7%
 たな卸資産     1,524    1,540       15    1.0%
固定資産       8,908    9,028      119    1.3%
資産合計      20,472   21,600    1,127    5.5%
流動負債       2,816    2,826       10    0.4%
 仕入債務        424      514       89   21.1%
固定負債       1,236    1,288       51    4.2%
純資産       16,419   17,485    1,065    6.5% 当期純利益計上
負債純資産合計   20,472   21,600    1,127    5.5%
自己資本比率     80.0%    80.8%
ROA(※)      8.0%     9.0%    (※) ROA=経常利益/総資産
                                                               7
連結キャッシュ・フロー状況
                                                            単位:百万円
                 FY17        FY18
                                               主な要因(FY18)
                 実績          実績
                                       EBITDA               2,490百万円
営業CF                △59        1,748   法人税等の支払              △565百万円
                                       売上債権の増加              △274百万円

投資CF               △113       △746     投資有価証券の取得による支出       △725百万円


財務CF                △73       △338     配当(FY18より中間配当実施)     △498百万円


現金・同等物換算差額              △8     △17
キャッシュ増減(※1)        △255         645
キャッシュ期末残高           6,547      7,192

                                       営業利益                 2,029百万円
EBITDA (※2)         2,310      2,490   減価償却費                 460百万円

(※1) キャッシュ増減   = 営業CF + 投資CF + 財務CF + 現金・同等物換算差額
(※2) EBITDA    = 営業利益 + 減価償却費
                                                                   8
セグメント情報




          9
セグメント別事業概況(連結損益サマリー)
 医薬品事業:国内減収も海外増収
 感染管理事業:販管費の増加を増収影響で吸収し増益
                                                                      単位:百万円
                       売上高                           セグメント損益
           FY17        FY18                 FY17               FY18
                                  増減率                利益率                利益率
           実績          実績                   実績                 実績

医薬品事業       5,456       5,542       1.6%     1,931    35.4%     1,901    34.3%

感染管理事業      3,984       4,862      22.0%     1,244    31.2%     1,315    27.1%

その他事業             18      13      △26.2%      △32          -    △34           -

全社(※)              -          -         -   △1,286         - △1,152           -

連結合計        9,459      10,418      10.1%     1,857    19.6%     2,029    19.5%
(※)全社に係るコスト(主に管理部門コスト)



                                                                                  10
セグメント別事業概況(医薬品事業/国内)
 「セイロガン糖衣A」が堅調も「正露丸クイックC」が減少

              製品カテゴリー別売上高                                           単位:百万円
                         FY17            FY18
                                                       増減           増減率
                          実績             実績
              正露丸              1,657       1,653            △4        △0.3%
    正露丸
              セイロガン糖衣A         1,856       1,900             44        2.4%
              正露丸クイックC          138             73          △65      △47.0%
              その他(※)             73             77              3      5.0%
              計                3,727       3,705            △21       △0.6%
  セイロガン糖衣A
              (※)整腸薬 「ラッパ整腸薬BF」、止瀉薬 「ピシャット」等

              当社の国内止瀉薬市場シェア                                 出所 : ㈱インテージ
                                  FY17               FY18
              店頭小売価格ベース                                              増減
                                  実績                 実績
              市場シェア                    48.1%            47.9%         △0.2P
   正露丸クイックC




                                                                          11
セグメント別事業概況(医薬品事業/海外)
 中国市場向け中心に堅調に推移


             地域別売上高                                          単位:百万円
                        FY17         FY18
                                                  増減         増減率
                        実績           実績
             中国                630          716        86      13.7%

             香港                873          851    △22         △2.6%
   正露丸

             台湾                181          218        36      20.0%

             その他(※)            42            50          7     18.2%

             計             1,728       1,837           108      6.3%
  セイロガン糖衣A
             (※) その他の対象エリア: 
                 米国、カナダ、タイ、マレーシア、ベトナム、モンゴル




                                                                   12
セグメント別事業概況(感染管理事業)
 国内一般用:製品デザインリニューアルに伴い出荷が大幅増加
  2018年12月より新TVCMを放映開始し、店頭販売も好調に推移
 国内業務用:主にオフィス向けの需要が好調に推移
                                              製品カテゴリー別売上高                                               単位:百万円
                                                                  FY17      FY18
                                                                                            増減           増減率
                                                                  実績        実績
                                              ゲル剤(※1)               3,286     4,112               826       25.2%
             © Disney/Pixar
                                              液剤                      379       413                33        8.9%
    クレベリン×ベアブリック
 トイ・ストーリーキャラクターデザイン                           その他(※2)                318           335            17         5.5%
                                              計                     3,984     4,862               877       22.0%
                                              (※1)クレベリン 置き型、クレベリン スティック等
                                              (※2)クレベリンカートリッジ(車両用)、低濃度二酸化塩素ガス発生装置、クレベリン LED
                                              対象顧客別売上高                                                  単位:百万円
          Akihiro Yoshida                            FY17                   FY18
                                                            構成比                      構成比          増減        増減率
 クレベリン 置き型           クレベリン スプレー                      実績                     実績
                                              国内:一般用  3,011  75.6%          3,728         76.7%     716     23.8%
                                              国内:業務用       923      23.2%   1,083         22.3%     159     17.3%
                            Akihiro Yoshida
                                              海外            49       1.2%      50          1.0%         1    2.6%
クレベリンカートリッジ クレベリン スティック
   (車両用)
                                              計           3,984    100.0%   4,862        100.0%     877     22.0%
                                                                                                               13
 マーケティング戦略を刷新
 (消費者の右脳・左脳に響く戦略を実施)

 ■FY18のマーケティング施策例(左脳)
  ⇒エビデンスをわかりやすいストーリーに変換してターゲットに伝達

      ターゲットの明確化            わかりやすいストーリーを伝達

感染症に対する関心が高い妊産婦、受験生      空間・物体除菌が両方できる置き型製品の
  をターゲットとして広告・販促を実施           必要性を消費者に訴求




                  受験生と
妊産婦
                  その親



                           新TVCMの放映・Web等で伝達

                                               14
  マーケティング戦略を刷新
  (消費者の右脳・左脳に響く戦略を実施)

  ■FY18のマーケティング施策例(右脳)
   ⇒おしゃれなロゴ・デザインに変更、見て楽しめる製品ラインナップ

クレベリンロゴ・パッケージをリニューアル      イラストやメッセージを描ける
                          クレベリン 置き型 専用ケース
   視認性の高い新ロゴ「シードット」      出産や受験、入学・卒業等、イベント時の
白を基調としたシンプルな新製品にリニューアル     ギフトとして描いて楽しめる製品




                                               15
      マーケティング戦略が奏功し売上高が大幅増加
       ブランド力UPにより、インフルエンザ流行前年比減※も、売上高大幅増加
      FY17からFY18にかけて、インフルエンザ定点報告数累計値(11~2月)は減少、一方、当社
      製品(クレベリン)店頭販売額累計(11~2月)は大幅に増加。インフルエンザの流行影響の
      みでなく、ブランド力のUPが推察される。
700                                                     5,000
                                  当社製品(クレベリン)店頭販売額増加
600
                                                        4,000
500                                               前年比
                                                  42%増 3,000
400

300                               インフルエンザ定点報告数累計値減少
                                                        2,000
200
            247            364              289         1,000
100                                前年比
                                   21%減
  0                                                     0
           FY16            FY17            FY18
      ※季節性インフルエンザの流行は、国立感染症研究所 weekly 定点報告数 IDWR 速報データより
      算出したインフルエンザ流行期(11~2月)の定点報告数累計値により比較。
      当社製品(クレベリン)店頭販売額 出所:㈱インテージ
                                                            16
      感染管理事業(一般用製品)の店頭販売動向
      当社製品(クレベリン)は前年比33%増、市場全体の成長を牽引
            ※他社は、前年比16%増 (市場全体では前年比26%増)



      ■市場全体、当社製品の店頭販売の動向
9,000,000

8,000,000
                      ≪過去5ヵ年の市場成長≫
7,000,000             年平均成長率(CAGR) +14%
6,000,000
                                                         当社
5,000,000                                         前年比           市
                                                  33%増          場
4,000,000
                                                                全
3,000,000
                                                                体
2,000,000
                                                  前年比
1,000,000                                         16%増   他社
       0

               FY14        FY15     FY16   FY17          FY18
                                                  出所:㈱インテージ

                                                                    17
次期業績予想




         18
次期業績予想
 医薬品事業、感染管理事業共に増収
 マーケティング強化等により販管費増加も、増収影響等により吸収し増益
                                                                       単位:百万円
          FY18       FY19
                                増減       増減率              増減要因等
          実績         予想
                                                 FY18実績為替レート:110円/ドル
売上高       10,418     11,260      841      8.1% FY19想定為替レート:110円/ドル

 医薬品       5,542      5,690      147      2.7% 国内、海外共に増加
 感染管理      4,862      5,560      697      14.4% 既存製品増加、新製品販売開始等
 その他事業         13         10     △3 △27.9%
売上総利益      7,161      7,920                      増収影響、利益率改善(FY18リニューアル返品
                                 758      10.6% 等で粗利率悪化)
(売上高比率)    (68.7%)    (70.3%)
販売費及び
           5,131      5,720      588      11.5% マーケティング強化により販売費565百万円増
一般管理費
営業利益       2,029      2,200
                                 170      8.4%
(売上高比率)    (19.5%)    (19.5%)
経常利益       1,885      1,950
                                 64       3.4%
(売上高比率)    (18.1%)    (17.3%)
当期純利益      1,415      1,420
                                     4    0.3%
(売上高比率)    (13.6%)    (12.6%)
                                                                            19
 株主還元(配当)
  当期(FY18)増配(特別配当10円)
     年間配当35円(中間10円、期末25円)

  次期(FY19)普通配当30円に増額
   ※配当方針(安定配当を基本方針、連結業績に応じ特別配当検討)
     ⇒過去3期において毎期特別配当実施
                                   配当性向
45                                         40.0%


40
                                   35.4%
                        32.3%              35.0%

35                                         30.0%

30
          26.2%                    特別配当

25
                                    10 円   25.0%


                                           20.0%
20                          10円
15
            5円                     普通配当    15.0%



10                                  25 円   10.0%


5
           15 円             15 円           5.0%


0                                          0.0%

           FY16             FY17    FY18

                                                   20
株主還元(自己株式取得)
 自己株式取得を発表

 (理由)
• 資本効率の向上を通じ、株主還元の強化
• 資本政策の遂行を機動的に実施するため

(内容)

取得株式の種類   当社普通株式

          430,000株(上限)
取得株式数
          発行済株式数(自己株式を除く)に対する割合3.0%

取得金額      820百万円(上限)

取得期間      2019年5月15日~2019年10月31日

          東京証券取引所における市場買付
取得方法
          (証券会社による投資一任方式)


                                      21
       <将来情報に関する注意事項>
当資料に記載されている将来情報は、種々の前提に基づく
 ものであり、将来の計画数値や施策の実現を確約したり
        保証するものではありません。


                             22