4572 J-カルナバイオ 2019-11-08 15:30:00
2019年12月期 第3四半期 決算説明資料 [pdf]
2019年12⽉期
第3四半期決算説明資料
カルナバイオサイエンス株式会社
証券コード︓4572
Carna Biosciences, Inc. All rights reserved.
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第3四半期のトピックス
創薬⽀援事業が第3四半期(7-9⽉)および第3四半期累計期間(1-9⽉)と
して過去最⾼の売上を達成
⾏使価額修正条項付き第18回新株予約権の発⾏(7⽉)
タンパク質分解誘導にフォーカスしたカンファレンス「Targeted Protein
Degradation Forum in Japan」にて創薬⽀援事業としてセミナーを開催(8
⽉)
中国 成都で⾏われたメディシナルケミストリーの展⽰会に創薬⽀援事業として
製品展⽰ブースを出展し、当社の製品・サービスの販促活動を⾏った(8⽉)
10⽉以降
SeraNovo社との製剤化に関するコラボレーションについて発表(10⽉)
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2019年12⽉期 第3四半期
連結経営成績の概況
2018年 2019年
(百万円) 2019年
第3四半期 第3四半期 前年同期⽐ 要因
通期計画
実績 実績
+2,275 ギリアド社への導出に伴いQ2に契約⼀時
売上⾼ 586 2,862 +387.7%
3,038 ⾦2,128百万円を計上
営業損益 △762 1,357 +2,119 313 契約⼀時⾦計上に伴い粗利益が増加
経常損益 △773 1,346 +2,119 279
当期純損益 △822 1,113 +1,935 214
+21
研究開発費 791 813 +2.8%
1,808 前臨床試験費⽤への投資
(注1) 百万円未満は切り捨てして表⽰しています。
(注2) 「営業損益」「経常損益」「当期純損益」の対前年同期増減率は、それぞれ前年同期に損失を計上しているため数値を表⽰していません。
(注3) 2019年12⽉期計画値は、2019年6⽉25⽇公表値を表⽰しています。
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2019年12⽉期 第3四半期
事業別業績の概況
2018年 2019年
(百万円) 2019年
第3四半期 第3四半期 前年⽐ 要因
通期計画
実績 実績
+2,275
連結売上⾼ 586 2,862 +387.7%
3,038
+197
創薬⽀援 536 734 +36.8%
938 ⽶国、中国の販売が好調
+2,078 ギリアド社への導出に伴いQ2に契約⼀時⾦
創薬 50 2,128 42倍
2,100 2,128百万円を計上
連結営業損益 △762 1,357 +2,119 313
+143
創薬⽀援 114 257 +125.5%
247 売上増に伴う粗利の増加
創薬 △876 1,099 +1,976 65 前臨床試験費⽤への投資
(注1) 百万円未満は切り捨てして表⽰しています。
(注2) 「営業損益」の対前年同期増減率は、前年同期に損失を計上しているため数値を表⽰していません。
(注3) 2019年12⽉期計画値は、2019年6⽉25⽇公表値を表⽰しています。
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2019年12⽉期 第3四半期
創薬⽀援事業売上⾼推移
創薬⽀援事業 地域別累計売上⾼推移(連結)
(百万円)
800 国内︓ 前年⽐19.8%減
734
7-9⽉は前年⽐2.9%増となり、下期
700 81 の伸びに期待。
64 その他
600 536
53 ⽶国︓ 前年⽐130.9%増
483 欧州
500 21 プロファイリング受託、キナーゼタンパク質
49 78 が新興バイオベンチャー向け中⼼に⼤
400 404 北⽶ 幅に伸⻑。ギリアド社向け売上も寄与
145 175 し、第3四半期累計の売上として過去
300 国内 最⾼となった。
200
欧州︓ 前年⽐18.1%減
266 229
100 184 アッセイキットおよび新製品の
NanoBRETが好調。引き続き新製品
0
の拡販を⽬指す。
2017年3Q 2018年3Q 2019年3Q
その他︓ 前年⽐52.9%増
中国への販売が引き続き好調。さらな
る売上拡⼤を⽬指す。
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バランスシートの状況(連結)
(単位︓百万円)
2019年12⽉期
2018年12⽉期 増減額 増減理由
第3四半期末
流 動 資 産 1,671 5,023 +3,351 現⾦+3,249
現⾦及び預⾦ 1,355 4,604 +3,249
固 定 資 産 98 104 +6
資 産 合 計 1,770 5,128 +3,358
流 動 負 債 400 1,104 +704 未払法⼈税等+220
固 定 負 債 482 535 +53 ⻑期借⼊⾦+71、社債△28 等
負 債 合 計 882 1,640 +757
純 資 産 合 計 887 3,487 +2,600 資本⾦及び資本剰余⾦+1,481、利益剰余⾦+1,113
負債・純資産合計 1,770 5,128 +3,358
⾃ ⼰ 資 本 ⽐ 率 49.7% 67.7%
⼀株当たり純資産 86.8円 308円
PBR(株価純資産倍率) 10.37倍 6.12倍
(参考)当社株価 900円 1,885円
(注)当社株価はJASDAQグロース終値。
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資⾦調達
創薬ビジョン2030の実現に向けて
画期的な薬を持続的に⽣み出すリーディング「創薬」企業へ
資⾦調達の⽬的
財務基盤を強化し、研究開発を加速させることで事業価値最⼤化を⽬指すため、以下
の費⽤に充当します。
BTK阻害剤(AS-0871およびAS-1763)の前臨床試験費⽤および臨床試験費⽤
今後前臨床試験段階に進むその他の開発化合物の前臨床試験費⽤
新規パイプラインの創製および導⼊の費⽤
第18回新株予約権の⾏使状況
回号 ⾏使状況(2019年10⽉末まで)
累計⾏使株式数 542,000株(発⾏総数の33.4%)
第18回新株予約権
累計⾏使価額 968百万円
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豊富な創薬パイプライン
化合物 標的 対象疾患 探索 前臨床 臨床 導出先
SRA141 IND
CDC7/ASK がん
(AS-141) 申請完了
低分⼦ キナーゼ がん免疫
低分⼦ キナーゼ 精神神経疾患
化合物 標的 対象疾患 探索 前臨床 臨床 共同研究先
AS-0871 BTK 免疫炎症疾患
AS-1763 BTK ⾎液がん・がん免疫
低分⼦ Wnt-signal がん・がん免疫
低分⼦ TGFβ signaling ⾎液がん・がん免疫
低分⼦ キナーゼ 免疫炎症疾患
低分⼦ N/A マラリア
低分⼦ ⾮開⽰ がん
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CDC7阻害薬 SRA141︓がん
(シエラ・オンコロジー社へ導出)
⽶国におけるIND申請(新薬臨床試験開始届)が完了しており、シエラ社は⼤腸がん患者を対象としたフェーズ1/2試
験の準備中。臨床試験が開始されますと当社は最初のマイルストーン収⼊(4百万ドル)を受領することになります。
(当社の2019年12⽉期連結業績予想にシエラ社からのマイルストーン収⼊は含まれておりません。)
シエラ社は、SRA141の開発を引き続き前進させるため、様々な選択肢を戦略的に検討中。
当社はシエラ社と密に連携しながら、SRA141の開発状況をモニターしていきます。
MOLM-13 Colo-205
Source: Sierra Oncology
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AS-0871:⾮共有結合型BTK阻害剤
AS-0871︓⾃⼰免疫疾患を対象に開発
低分⼦BTK阻害剤 関節炎モデルで⾼い治療効果
⾮共有結合型 全⾝性エリテマトーデスモデルで効果
⾼いキナーゼ選択性 2019年中のCTA申請に向けて、前臨床試験を実施中
GMP基準(医薬品等の製造管理及び品質管理の基準)での原薬合成が完了。
GLP基準(医薬品の安全性に関する⾮臨床試験の実施基準)での各種毒性および安全
性試験がほぼ終了。
現在、臨床試験の開始に向けて治験薬の製造を実施しております。
2019年中のCTA申請(欧州における臨床試験許認可申請)を⽬指して、申請資料の作
成を進めております。
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AS-0871:優れた安全性と薬効
⾮常に⾼いキナーゼ選択性
コラーゲン誘発関節炎マウスモデル
イブルチニブ
における⾼い治療効果
AS-0871
279 キナーゼ
アレルギー反応の抑制
溶媒 AS-0871
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AS-1763:⾮共有結合型BTK阻害剤
AS-1763︓⾎液がんを対象に開発
⾮共有結合型 リンパ腫モデルで強⼒な抗腫瘍効果
⾼いキナーゼ選択性 2020年のIND申請に向けて、前臨床試験を実施中
イブルチニブ耐性BTK(C481S変 がん免疫モデルにおいても効果を発揮
異体)にも強い阻害活性を⽰す ⾃⼰免疫疾患にも適⽤拡⼤可能
GMP基準での原薬合成が完了。
2020年中のIND申請(⽶国における新薬臨床試験開始届)を⽬指し、前臨床試験を実
施しております。
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AS-1763:優れた安全性と薬効
⾮常に⾼いキナーゼ選択性
⾎液がんモデルにおける⾼い抗腫瘍効果
薬物⾮投与群
腫瘍サイズ(mm3)
BTK変異体に対しても⾼活性
投与⽇数
*** P<0.0001
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創薬⽀援事業の状況
国内では、顧客ニーズを掘り起こす営業活動を⾏っており、売上計画の
達成を⽬指しています。
北⽶では、ギリアド社向け売上の増加に加え、新興バイオベンチャーか
らの受注増加が引き続き売上増に寄与し、第3四半期累計期間(1⽉〜9
⽉)として過去最⾼の売上となりました。今後も新規顧客開拓による
シェア拡⼤を⽬指します。
中国は昨年に引き続き好調。現地代理店と共同で展⽰会に出展するなど、
より積極的なプロモーションを⾏っています。
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今後とも⼀層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
カルナバイオサイエンス株式会社
カルナ《CARNA》は、ローマ神話に登場する⼈間
の健康を守る⼥神で、cardiac(⼼臓)の語源 経営管理本部 経営企画部
とも⾔われています。バイオサイエンス
《BIOSCIENCES》は、⽣物科学と⾔われ、⽣
〒650-0047
物学(Biology)と⽣命科学(Life 兵庫県神⼾市中央区港島南町1-5-5 BMA3F
Science)から、つくられた⾔葉です。「⽣命科
学の世紀」とも⾔われる21世紀の初めに、カルナ http://www.carnabio.com/
バイオサイエンス社とともに新しい⼥神“カルナ”が
誕⽣しました
ir-team@carnabio.com
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを⽬的としたものであり、売買の勧誘を⽬的としたものではありません。
本資料における、将来予想に関する記述につきましては、⽬標や予測に基づいており、確約や保証を与えるものではありません。
将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利⽤下さい。
また、業界等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するもので
はありません。
本資料は、投資家の皆様がいかなる⽬的に利⽤される場合においても、ご⾃⾝の判断と責任において利⽤されることを前提にご提⽰させていただくもので
あり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。
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