4570 J-免疫生物研究所 2019-12-20 16:30:00
第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の満期償還および資金使途変更に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 20 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 免 疫 生 物 研 究 所
(コード番号:4570)
本店所在地 群馬県藤岡市中字東田 1091 番地1
代 表 者 代表取締役社長 清 藤 勉
問 合 せ 先 取締役事業グループ管理本部長 中 川 正 人
電 話 番 号 0274-22-2889(代表)
U R L https://www.ibl-japan.co.jp
第 2 回無担保転換社債型新株予約権付社債の満期償還
および資金使途変更に関するお知らせ
当社は、2016 年 12 月 20 日に発行いたしました第 2 回無担保転換社債型新株予約権付社
債(以下、
「本社債」)の残額 277,704 千円を本日満期償還いたしましたので、お知らせいた
します。また、本日開催の当社取締役会において、「第三者割当による第2回無担保転換社
債型新株予約権付社債及び第3回新株予約権の募集に関するお知らせ」
(2016 年 12 月1日
発表)に関する開示に記載した資金調達の資金使途変更(以下、
「本変更」)について決議い
たしましたのでその内容について、併せてお知らせ致します。
記
1. 本社債償還の内容
(1)社債の銘柄 株式会社免疫生物研究所 第 2 回無担保転換社債型新
株予約権付社債
(2)満期償還日 2019 年 12 月 20 日
(3)償還額 277,704 千円
(4)償還金額 各社債の額面 100 円につき金 100 円
(5)業績に与える影響 当社の業績に与える影響はありません。
(6)償還資金 本社債調達資金により償還いたしました。
(ご参考)本社債の概要
① 発行日 2016 年 12 月 20 日
② 発行総額 1,388,520 千円
③ 利率 本社債には利息を付しません。
④ 転換価額 798 円
⑤ 新株予約権の行使期間 2016 年 12 月 20 日から 2019 年 12 月 19 日まで
⑥ 潜在株式の希薄化情報 2019 年 11 月 29 日時点の潜在株式 348,000 株 (普通株
式の発行済株総数 8,724,590 株に対する比率 4.0%)は、
本社債の満期償還によりすべてなくなりました。
1
2.資金使途変更の内容
(1)変更の理由および内容
当社は、本社債調達資金予定額 1,388,520 千円の内、資金使途として予定していた「桑の
葉の確保および人工飼料の事業化に向けた、M&A又は提携パートナーの獲得活動資金」2
億円は、具体的な案件がない状況下で本社債が満期を迎えたため本変更を行うことといた
しました。これは株価が新株予約権の行使期間の途中から最終日まで転換価額を下回った
状況が継続し、最終的に株式への転換が行われなかったことに伴うものです。
また、当社は株式会社 CURED と共同で、抗 HIV 抗体を遺伝子組換えカイコにて生産し、
HIV 感染症の治療薬として実用化することを目指しておりますが、原薬の品質を確保する
ため独自の品質管理システムを考案し、その妥当性に関して PMDA(独立行政法人医薬品医
療機器総合機構)より同意を得ており(2019 年 3 月 4 日付公表の「遺伝子組換えカイコに
よる医薬品製造に関する PMDA 戦略相談の結果について」参照)「抗 HIV 抗体及びその製
、
造方法」に関する国内特許の共同出願手続きを完了(2019 年 9 月 17 日付公表の「「抗 HIV
抗体及びその製造方法」に関する特許出願のお知らせ」参照)いたしました。当社は、今後
も意欲的に開発を継続し、2023 年 3 月期中の導出を目指していることから、
「TGカイコ大
量飼育に関わる機械装置及び設備の設計及び購入資金」「医薬品原料の製造工場の建設及
、
び製造ライン設備(GMP 準拠)購入資金」、及び「人工飼料の事業化に向けた、建設および設
備購入資金」における当初の支出予定の時期について、導出予定時期に合わせ、本変更を行
うことといたしました。
(2)調達した資金の具体的な使途(当初予定)
課 金額
具体的な資金使途 支出予定時期
題 (百万円)
医薬品原料の生産管理をするためのノウ
2017 年 1 月
ハウや人材の確保および医薬品原料の製 200
~2018 年 12 月
造工場の設計資金
① TGカイコ大量飼育に関わる機械装置及 2018 年 10 月
300
び設備の設計及び購入資金 ~2020 年 9 月
医薬品原料の製造工場の建設及び製造ラ 2019 年 1 月
1,450
イン設備(GMP 準拠)購入資金 ~2020 年 9 月
桑の葉の確保および人工飼料の事業化に
2017 年 1 月
向けた、M&A又は提携パートナーの獲得 200
~2019 年 12 月
② 活動資金
人工飼料の事業化に向けた、建設および設 2018 年 10 月
150
備購入資金 ~2020 年 9 月
合計 2,300
2
(3)調達した資金の具体的な使途(今回変更箇所に下線を伏しております。)
課 金額
具体的な資金使途 支出予定時期
題 (百万円)
医薬品原料の生産管理をするためのノウ
2017 年 1 月
ハウや人材の確保および医薬品原料の製 200
~2018 年 12 月
造工場の設計資金
① TGカイコ大量飼育に関わる機械装置及 2018 年 10 月
300
び設備の設計及び購入資金 ~2021 年 3 月
医薬品原料の製造工場の建設及び製造ラ 2021 年 9 月
1,450
イン設備(GMP 準拠)購入資金 ~2023 年度中
桑の葉の確保および人工飼料の事業化に
向けた、M&A又は提携パートナーの獲得 - -
② 活動資金
人工飼料の事業化に向けた、建設および設 2020 年 10 月
150
備購入資金 ~2022 年 9 月
合計 2,100
以上
3