4570 Ｊ－免疫生物研究所 2020-11-27 15:30:00
2021年3月期 (第39期) 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年3月期 （第39期）
第2四半期決算説明資料
株式会社 免疫生物研究所
JASDAQグロース 証券コード：4570
代表取締役社長 清藤 勉
2020年11月27日（金）
1 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期 （第39期）
第2四半期決算説明資料
2021年3月期 （第39期）
第2四半期連結決算
2 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
連結業績ハイライト
【連結】 （金額：千円）
2020年3月期 2021年3月期
第２四半期 第２四半期 前期差
（38期） （39期）
売上高 230,873 247,962 +17,088
営業利益 △209,844 △177,491 +32,353
注
経常利益 △252,326 △227,918 +24,408
親会社株主に帰属
する当期純利益
△254,584 △230,595 +23,988
注）持分法投資損失（CURED）
2021年３月期 49百万円計上（ 2020年３月期 40百万円）
3 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期(第39期）セグメント別業績
【診断・試薬事業】
単位：千円 38期 39期 増減
売上高 172,576 203,288 +30,712
原価・販管費 211,805 222,930 +11,125
営業利益 △39,228 △19,641 +19,586
【売上の状況】
主力製品であるEIAキット・抗体・・・回復傾向
試薬受託サービス・・・増加傾向
動物用体外診断用医薬品のＢＳＥキット・・・大幅増
【コストの状況】
営業部門の諸経費が減少、一方、委託研究費が増加
4 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期(第39期）セグメント別業績
【遺伝子組換えカイコ事業】
単位：千円 38期 39期 増減
売上高 17,473 17,575 +101
原価・販管費 163,247 148,061 △15,186
営業利益 △145,773 △130,485 +15,288
【売上の状況】
iPS細胞等の培養足場材として有用である
ラミニン511-E8のほか各種抗体や受託等
※新型コロナウイルス感染症の目立った影響なし
【コストの状況】
抗HIV抗体の製造方法の変更により、減少傾向
5 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期(第39期）セグメント別業績
【検査事業】
単位：千円 38期 39期 増減
売上高 38,645 26,394 △12,250
原価・販管費 51,179 44,311 △6,867
営業利益 △12,534 △17,917 △5,383
【売上の状況】
※新型コロナウイルス感染症拡大による影響が響く
「LipoSEARCH」に関連する取引先の活動が停滞
脂質異常症治療薬の開発が減少し、大型案件減少
【コストの状況】
営業部門の諸経費が減少
6 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期(第39期）セグメント別業績
【化粧品関連事業】
単位：千円 38期 39期 増減
売上高 4,491 3,290 △1,200
原価・販管費 17,279 13,216 △4,063
営業利益 △12,788 △9,925 +2,862
【売上の状況】
国内通信販売は、減少
欧州は、販売開始もコロナ禍の影響で停滞
中国は、引き続き商標問題解決に向けて活動中
【コストの状況】
販売経費の節減
7 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
連結業績ハイライト
【連結貸借対照表の概要】
2021年3月期 第2四半期連結
単位：百万円 前年度末
構成% ％ 特記事項
流動資産 1,364 65.0 △14.4 【主要な資産の前期末差】
・現預金 △158
(現預金） (875) (41.7) △15.3
・売掛債権 △18
固定資産 734 35.0 △5.8 ・投資有価証券 △49
資産合計 2,099 100.0 △11.5
【主要な負債の前期末差】
流動負債 353 16.8 △11.1
・借入金 △23
（転換社債）※1 (200) (9.5) 0
固定負債 27 1.3 +2.8 【転換社債の状況】
※1 （トランスジェニック）
負債合計 381 18.2 △10.2
償還期限：2021年３月１日
純資産合計 1,717 81.8 △11.8 未行使残高：200,000株
負債純資産合計 2,099 100.0 △11.5 行使価格：1,000円
8 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
連結業績ハイライト
【連結キャッシュ・フロー】
2021年3月期
単位：百万円 主な要因
第2四半期
現金及び現金同等 前連結会計年度末と比べ
物の期末残高 809 164百万円減少
【増加要因】
売掛債権の減少（回収） 18百万円
営業活動による 持分法による投資損失 49百万円
キャッシュ・フロー △129 【減少要因】
税金等調整前四半期純損失
228百万円
投資活動による 定期預金等の預入による支出
キャッシュ・フロー △8 9百万円
財務活動による 長期借入金の返済による支出
キャッシュ・フロー △23 33百万円
9 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
2021年3月期 （第39期）
第2四半期決算説明会
■今後の展開
10 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
連結業績予想
【連結】 （金額：百万円）
2021年3月期
通期予想
上期実績 下期目標 特記事項
【売上上期比較増加要因】
売上高 549 247 302 ・診断・試薬事業部
⇒キット・抗体が回復傾向
⇒受託サービス安定受注
売上原価 ⇒ＢＳＥキットの安定供給
販管費 857 425 432 ・遺伝子組換えカイコ事業
⇒予算並み
・検査事業
⇒中型案件による売上増
営業利益 △308 △177 △130 ・化粧品事業
⇒上期並み
経常利益 △410 △227 △183 【売上原価・販管費上期比較増減要因】
・売上増による売上原価の増加
・抗ＨＩＶ抗体の生産方法の変更による
研究開発費の減少
親会社株主に帰属
する当期純利益 △430 △230 △200
11 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【診断・試薬事業】（研究項目）
体外診断用医薬品の研究開発テーマと進捗状況
赤字⇒今上期更新
ATGL
CTP(Cochlin- Titin-Nﾌﾗｸﾞﾒﾝﾄ
標的分子 コルチゾール
Tomo-Protein)
（TGCV関連タンパ VEGF
ク質）
クッシング病
中性脂肪蓄積心 クロウ・深瀬
対象疾患 アジソン病 外リンパ瘻 筋ｼﾞｽﾄﾛﾌｨｰ
筋血管症 （POEMS)症候群
等
申請区分 既存（クラスⅠ） 新規（クラスⅢ） 新規（クラスⅢ） 新規（クラスⅢ） 新規（クラスⅢ）
・埼玉医科大学 ・神戸大学
共同研究先 輸入製品
・試薬販売業者 ・昭和大学
大阪大学 製薬企業
医薬品申請済 医薬品申請 開発終了し 医薬品申請済
進捗 上市済み
（試薬販売業者） 準備中 評価中 （試薬販売業者）
・試薬開発 ・試薬開発 ・試薬開発
IBLの役割 医薬品製造販売
・受託製造 ・医薬品申請 ・医薬品申請
・受託製造
12 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【遺伝子組換えカイコ事業】
（抗HIV抗体の実用化について）
《遺伝子組換えカイコ生産系からCHO細胞生産
系に変更することを決定》
※2020年８月６日公表の「抗HIV抗体
の製造方法の変更および資金使途変
更に関するお知らせ」を参照ください。
今後は、当社のグループ企業である「株式会社
ＣＵＲＥＤ」が中心となり、進めて参ります。
13 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【遺伝子組換えカイコ事業】（研究項目）
（今後の役割）
【不採算部門からの脱却】
診断薬原料の大量供給の安定化
⇒大量受注に備えて体制構築
「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅢ」の製品化
⇒今期中の製品化を目指す
新規製品の開発および受託事業を展開
⇒グループ全体での営業活動
【医薬品シーズの研究開発を継続】
今までの失敗や経験を踏まえ、目的のタン
パク質や抗体の収量を１０倍以上にする基
礎研究に注力
14 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【検査事業】 LipoSEARCH
海外導出への取りくみ
LipoSEARCHによる検査サービスの主な検査領域は⽣活習慣病関連です。
この領域における検査に対する需要は、国内にとどまらず、むしろ海外において、
今後も増加するものと予想されます。
１．IBL藤岡研究所へコレステロール単ラインHPLCシステムの移設、運
用開始
→導出のための単ラインシステムの確⽴（→国内⾃由診療への展開）
２．「海外・研究」市場を
ターゲットとしたパートナー検索
→技術移転
→海外での測定運用
→コロナ禍で停滞中
SNSを活用して
情報収集、営業活動再開
Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【検査事業】 新規サービス開始
⾃由診療への展開
検査会社を通じて、大学病院の人間ドック検査の一部の項
目を受注開始
→コレステロール精密測定（超悪⽟コレステロール濃度、
小型LDL粒⼦サイズ）の測定を藤岡研究所内、IBL解析セ
ンターで実施中
大学
研究所
大 IBL解析センター
手 検体
病院 検 結果
報告
査
会
検診、研究検査、自由診療等の検体
社
Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【検査事業】 新規サービス開始
コレステロール精密測定
超悪⽟コレステロール濃度、悪⽟粒⼦サイズを測定します。
一般検査では分かりずらい、メタボ（内臓脂肪蓄積） と 動脈硬化 の
リスクを併せて判定するサービスです。
（小
）
粒子サイズが小さく
悪
玉 コレステロール濃度
粒
子 が高いほど
サ
イ
危険性が高まります
ズ
（大
）
（低） 超悪玉コレステロール濃度 （高）
Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【化粧品関連事業】
化粧品「frais vent」
商標問題
中国市場における「frais vent」の「商標問
題」
⇒第３Ｑ決算発表時において、今後の方向
性を開示出来る見込み
欧州市場での展開
⇒欧州における新型コロナ感染拡大第２波
の影響により、販促活動及び代理店の事
業活動に制限⇒通販サイトの立ち上げ
18 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
【化粧品関連事業】
化粧品原料「ヒト型コラーゲン」
（ヒト型コラーゲンⅢ）
開発が完了し、INCI名称を取得しておりま
す。現在、化粧品業界で待望されており、
需要に応えるべく、大量生産の開発を進め
ております。
⇒今期中の製品化を目指す
19 Immuno-Biological Laboratories Co., Ltd.
注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、当社経営陣が現時点におい
て入手可能な情報によって判断したものであり、不確実である情報から得られた
多くの仮定や考えによって作成されております。実際の成果は、さまざまな要素に
よって変化するため、業績見通し、開発見通しと大きく異なる結果となり得ることを
ご承知置きください。
実際の業績に影響を与える要素には、国内および国際的な経済情勢、業界な
らびに市場の状況、金利および通貨為替の変動、新製品上市の遅延、導出先企
業における開発の進捗の遅れ、技術的進歩、競合他社による特許の獲得、国内
外の政府による法規制の変更などが含まれますが、これらに限定されるものでは
ありません。
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