2020年3月期 第2四半期 決算補足資料
1. 決算概観（連結） P.1
2. 第2四半期 業績のポイント P.2
3. 第2四半期 業績の状況 P.3
4. 第2四半期 業績と予想（連結） P.4
5. 主要製品の状況 P.5
6. 研究開発費・設備投資・減価償却費の状況（連結） P.6
7. 開発品一覧 P.7～８
【参考資料】
8. 損益計算書の概要（連結） P.9～10
9. 貸借対照表の概要（連結） P.11
10. 主な業績項目の推移（連結） P.12
11. 杏林製薬資料 P.13～16
12. セグメント情報 P.17
2019年11月7日
本資料に記載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報により判断した予想であり、将来
の業績に影響を与える不確実な要因やリスクが含まれています。実際の業績は、今後様々な要因に
よって大きく異なる可能性があります。
2020年3月期 第2四半期 決算概観（連結）
（単位：百万円）
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年3月期 20年3月期
増減率 前年比 前年比
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 （修正予想） （当初予想）
売上高 54,628 50,758 50,360 48,299 －4.1% 109,400 －3.7% 114,100 +0.4%
営業利益 3,663 1,443 2,852 783 －72.5% 6,500 －27.6％ 9,100 +1.4％
経常利益 3,921 1,693 3,183 1,076 －66.2% 7,100 －24.8% 9,600 +1.7%
親会社株主に帰属する
2,684 1,240 2,217 834 －62.4% 5,400 －21.4% 7,100 +3.4%
四半期（当期）純利益
20年3月期 第2四半期 連結業績（実績）
【売上高】 新医薬品（国内）では、主力製品「フルティフォーム」の伸長、新製品「ベオーバ」及び昨年度発売した「ナゾネックス点鼻液」の売上寄与があったものの、「デザ
レックス」の供給一時停止の影響及び長期収載品の売上減少等により前年を下回る実績で推移しました。他方、後発医薬品では、「モメタゾン点鼻液（オーソライズド・ジェ
ネリック）」の発売もあり売り上げは増加しましたが、医療用医薬品事業合計としては減収となりました。ヘルスケア事業の実績は横ばいで推移し、全体として売り上げは前年
同期比20億61百万円減（前年同期比4.1%減）の482億99百万円となりました。
【利益】 売り上げの減少及び売上原価率の上昇により、売上総利益は前年同期に対して20億53百万円減少しました。販売費及び一般管理費は、前年同期に対して
横ばい（15百万円増加。内、研究開発費１億６０百万円増）で推移し、営業利益は7億83百万円と前年同期比20億69百万円の減益（前年同期比72.5%減）
となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、8億34百万円（前年同期比62.4%減）となりました。
20年3月期 連結業績（予想）
2019年5月13日付け「2019年3月期 決算短信」にて公表しました2020年3月期の（通期）連結業績予想を以下の通り修正しました。
【売上高】 第2四半期連結累計期間の業績を勘案するとともに、新医薬品（国内）において、主力製品｢デザレックス錠5㎎｣の供給再開が11月となったこと、また新製品
｢ラスビック錠75㎎｣の製造販売承認が9月となり、発売時期が遅延したことにより両製品の売り上げを見直し、売上高を下方修正いたしました。
【利益】 売上高が当初予想を下回る見通しとなったことにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を下方修正しました。
【配当】 2019年5月13日に公表した配当予想（年間75円／株）の変更はございません。
1
2020年3月期 第2四半期 業績のポイント
（単位：億円）
500
【ポイント】
原価率
売上高は前年同期比21億円減少
47.2% 原価率
400 49.2% 売上原価率は2.0ポイント上昇
・プロダクトミクスの影響
売上原価 ・一時金収入の減少等
売上原価
238
300
売上高
238 売上総利益は前年比21億円減少
売上高
R&D費
504 483
50 R&D費
200 52 販管費は前年同期比1億円増加
・R&D費は2億円増加
販管費 販管費計 ・販管費（R&D費除く）は1億円減少
販管費計
（R&D費除く）
237 販管費
（R&D費除く） 238
187
100 186
営業利益 営業利益は前年比21億円減少
営業利益
29 29 8
0 8
19年3月期第2四半期 20年3月期第2四半期
2
2020年3月期 第2四半期 業績の状況
※
（対前年） （対予想）
■売上高 483億円 （－21） （－38）
19年3月期 20年3月期
（単位：億円） 対前年 ◆医療用医薬品事業 455億円 （－21） （－36）
第2四半期 第2四半期
●国内新医薬品 309億円 （－25） （－25）
19.3（2Q） 20.3（2Q）
売上高 504 483 －21 ・フルティフォーム 61 ⇒ 67 （ ＋6） （ ＋1）
・デザレックス 28 ⇒ 0 （ －28） （ －18）
・キプレス 62 ⇒ 54 （ －8） （ ＋5）
医療用医薬品事業 476 455 －21 ・ナゾネックス 13 ⇒ 27 （ ＋14） （ －4）
・ウリトス 35 ⇒ 30 （ －5） （ －1）
・ベオーバ ― ⇒ 6 （ ＋6） （ －1）
◆新医薬品 340 313 －27 ・ペンタサ 71 ⇒ 68 （ －3） （ ＋5）
－25 ・ムコダイン 31 ⇒ 28 （ －3） （ ＋1）
○国内 334 309
－2 ●海外新医薬品 4億円 （ －2） （ 0）
○海外 6 4 ●後発医薬品 142億円 （ ＋6） （－11）
モンテルカストAG及びモメタゾンAGが売上増加に寄与
◆後発医薬品 136 142 ＋6 ◆ヘルスケア事業 28億円 （ 0） （ －1）
■営業利益 8億円 （－21） （－15）
ヘルスケア事業 28 28 0
◆営業利益率は1.6％と前年比4.1ポイント低下
●原価率：前年比2.0ポイント上昇（47.2%⇒49.2%）
営業利益 29 8 －21 ・プロダクトミクスの影響、一時金収入の減少等
●研究開発費率：前年比0.7ポイント上昇（10.0%⇒10.7%）
・R&D費の増加（50億円⇒52億円） 開発プロジェクトの進展
経常利益 32 11 －21
●販管費率（除くR&D費）：前年比1.3ポイント上昇（37.2%⇒38.5%）
・1億円減少（187億円⇒186億円） 主に販売費の減少
親会社株主に帰属する
四半期純利益 22 8 －14 ■ 親会社株主に帰属する
四半期純利益 8億円 （－14） （－11）
※ 第2四半期連結業績予想について、 2019年11月5日に修正をリリースしましたが、対予想は2019年5月13日発表値との差異を示します
3
2020年3月期 第2四半期 業績と予想（連結）
20年3月期
19年3月期 20年3月期
第2四半期 19年3月期 20年3月期 当初予想
（単位：百万円） 第2四半期 第2四半期 差額
（実績） （修正予想） との差額
（実績） 差額 増減率 （予想）
実績
（％）
売上高 50,360 48,299 －2,161 －4.1 52,100 －3,801 113,620 109,400 －4,700
医療用医薬品事業 47,581 45,505 －2,076 －4.4 49,100 －3,595 107,859 103,400 －4,600
◆新医薬品 34,028 31,339 －2,689 －7.9 33,800 －2,461 78,525 72,400 －3,400
○国内 33,424 30,949 －2,475 －7.4 33,400 －2,451 77,694 71,000 －3,400
○海外 604 390 －214 －35.5 400 －10 830 1,400 ＋100
◆後発医薬品 13,552 14,166 ＋614 ＋4.5 15,300 －1,134 29,334 31,000 －1,200
ヘルスケア事業 2,779 2,793 ＋14 ＋0.5 2,900 －107 5,761 5,900 －200
営業利益 2,852 783 －2,069 －72.5 2,300 －1,517 8,972 6,500 －2,600
経常利益 3,183 1,076 －2,107 －66.2 2,500 －1,424 9,438 7,100 －2,500
親会社株主に帰属する
四半期（当期）純利益 2,217 834 －1,383 －62.4 1,900 －1,066 6,869 5,400 －1,700
※ 第2四半期連結業績予想について、 2019年11月5日に修正をリリースしましたが、対予想は2019年5月13日発表値との差異を示します
4
2020年3月期 第2四半期 主要製品の状況
18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年3月期
19年3月期 20年3月期 当初予算
（単位：億円） 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
（実績） （修正予想） との差額
（実績） （実績） 実績 差額 増減（％） 予想 差額
フルティフォーム
(喘息治療配合剤）
54 61 67 ＋6 ＋10.3% 66 +1 131 141 ＋1
デザレックス
(アレルギー性疾患治療薬）
9 28 0 －28 ― 18 －18 37 50 －30
キプレス(成人製剤)
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤）
39 29 24 －5 －15.4% 22 +2 62 47 ＋2
キプレス(小児製剤)
(気管支喘息治療剤）
51 33 30 －3 －9.6% 27 ＋3 76 63 ＋2
国内 ナゾネックス
新医薬品 (定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤）
― 13 27 ＋14 ＋110.3% 31 －4 128 62 0
ウリトス (自社販売分)
(過活動膀胱治療剤）
36 35 30 －5 －12.9% 31 －1 66 59 －1
ベオーバ
(過活動膀胱治療剤）
― ― 6 ＋6 ― 7 －1 7 28 ＋3
ペンタサ
(潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤）
80 71 68 －3 －5.4% 63 ＋5 135 127 ＋7
ムコダイン
(気道粘液調整・粘膜正常化剤）
39 31 28 －3 －9.7% 27 ＋1 68 61 ＋1
モンテルカスト「KM」
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤）
50 53 54 ＋1 ＋2.5% 55 －1 119 115 －1
後発
医薬品 モメタゾン点鼻液「杏林」
(定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤）
― ― 4 ＋4 ― ― ― ― 18 －1
一般用 ミルトン
医薬品 （哺乳ビン・乳首消毒剤）
11 11 11 0 －1.1% 12 －1 22 22 －1
※ 第2四半期連結業績予想について、 2019年11月5日に修正をリリースしましたが、対予想は2019年5月13日発表値との差異を示します
5
研究開発費・設備投資・減価償却費の状況（連結）
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 増減率 20年3月期
（単位：百万円） 19年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 （％） （修正予想）
研究開発費 7,327 7,179 5,030 5,191 ＋3.2 10,790 10,600
設備投資 1,383 1,989 949 1,367 ＋43.9 2,306 4,100
減価償却費 1,751 1,710 1,395 1,566 ＋12.3 2,940 3,400
設備投資の詳細 （実績／予想）
19年3月期 20年3月期 20年3月期
（単位：億円） 19年3月期
第2四半期 第2四半期 （予想）
工場設備 7 8 15 32
管理・販売設備 0 3 3 4
研究用設備 2 2 5 5
6
開発品一覧①（2019年11月7日現在）
PhⅢ ～ 承認 ※2019年7月31日からの変更点
開発段階 製品名・
薬 効 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
※承認 KRP-AM1977X キノロン系合成抗菌剤 自社 75mg 1日1回投与で優れた臨床効果を確認（市中
（19年9月） (経口剤) 呼吸器感染症・耳鼻咽喉感染症）
・呼吸器、耳鼻科感染症の起炎菌、及びβラクタム系・マクロ
※申請 KRP-AM1977Y キノロン系合成抗菌剤 自社 ライド系抗菌薬耐性株に対して強力な抗菌活性を示す
（19年10月） (注射剤) ・血漿比10倍を超える肺組織への良好な移行性
高い安全性が期待される
・同系統の抗菌剤で懸念される、血糖値異常、光線過敏症
、関節障害、消化器症状などを引き起こす可能性は低い
申請準備中 KRP-116D 間質性膀胱炎治療剤 ― 医療上の必要性の高い未承認薬・適用外薬に該当す
る「ジメチルスルホキシド」
申請 KRP-108P 気管支喘息 英国 喘息治療配合剤「フルティフォーム」の小児適応拡大
（19年7月） ﾍﾞｸﾁｭﾗ社
・慢性咳嗽治療剤「MK-7264」 MSD社がPhⅢ実施中 販売協業に関する覚書締結（19年5月）
7
開発品一覧②（2019年11月7日現在）
POCプロジェクト（PhⅠ ～ PhⅡ）
開発段階 製品名・
薬 効 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
PhⅡ KRP-N118 夜間多尿による夜間 ㈱三和化学 バソプレシンV2受容体のアゴニストで、腎臓 ㈱三和化学研究所とライセンス契約
（18年8月） (SK-1404) 頻尿 研究所 の集合管で水の再吸収を促進して尿量を (18年3月)
減らす（抗利尿作用）
有効性と安全性に優れた夜間多尿に伴う
夜間頻尿治療薬として期待されている
PhⅡ Ad-SGE-REIC 悪性胸膜中皮腫 岡山大学 岡山大学で発見された新規がん抑制遺伝 産学共同実用化開発事業
(18年6月) 子REICを使用する遺伝子治療薬。がん細 [NexTEP]への採択(14年6月)
胞選択的アポトーシスと抗がん免疫の活性
化を誘導することが期待される 【米国】桃太郎源㈱が前立腺がんの
臨床試験(PhⅠ/Ⅱ)実施中
【日本】岡山大学で肝がんの医師主
導臨床治験 (PhⅠ/Ⅰb)実施中
導出品の状況
製品名・
開発段階／海外 導出先 薬 効 起 源 特 徴 備 考
開発コード
PhⅠ FPR2作動薬 米国 非開示 自社 FPR2作動薬。主に好中球の遊走を抑制し ブリストル･マイヤーズスクイブ社
プログラム ブリストル･マイヤーズスクイブ社 抗炎症作用を示す とライセンス契約 (15年12月)
PhⅠ KRP-203 再導出を検討中 移植⽚対宿主 S1P受容体アゴニスト ノバルティス社が開発戦略上の視点
病（GvHD） から開発中止を決定し、開発権を返
還。
8
（参考資料）損益計算書の概要（連結）－①
＜当期のポイント：対前年＞
19年3月期 20年3月期
（単位：百万円）
第2四半期 第2四半期 (対前年)
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額 ■売上高 48,299百万円（ －2,061百万円）
●国内新医薬品 30,949百万円（ －2,475百万円）
売上高 50,360 100.0% 48,299 100.0% －4.1% －2,061
（億円） 19.3（2Q） 20.3（2Q）
・フルティフォーム 61 ⇒ 67 （ ＋6）
医療用医薬品事業 47,581 94.5% 45,505 94.2% －4.4% －2,076 ・デザレックス 28 ⇒ 0 （ －28）
・キプレス 62 ⇒ 54 （ －8）
・ナゾネックス 13 ⇒ 27 （ ＋14）
◆新医薬品 34,028 67.6% 31,339 64.9% －7.9% －2,689
・ウリトス 35 ⇒ 30 （ －5）
・ベオーバ ― ⇒ 6 （ ＋6）
○国内 33,424 66.4% 30,949 64.1% －7.4% －2,475 ・ペンタサ 71 ⇒ 68 （ －3）
・ムコダイン 31 ⇒ 28 （ －3）
○海外 604 1.2% 390 0.8% －35.5% －214
●海外新医薬品 390百万円（ －214百万円）
◆後発医薬品 13,552 26.9% 14,166 29.3% ＋4.5% ＋614
（億円）
・ガチフロキサシン 4 ⇒ 2 ( －２)
ヘルスケア事業 2,779 5.5% 2,793 5.8% ＋0.5% ＋14
●後発医薬品 14,166百万円（ ＋614百万円）
・モンテルカストAG及びモメタゾンAGが売上増加に寄与
＜連結子会社及び持分法適用会社について＞
連結子会社７社： 杏林製薬㈱ ●ヘルスケア事業 2,793百万円（ ＋14百万円）
Kyorin USA,Inc.
Kyorin Europe GmbH
ActivX Biosciences,Inc.
キョーリン リメディオ㈱
キョーリン メディカルサプライ㈱
キョーリン製薬グループ工場㈱
持分法適用会社1社：日本理化学薬品㈱
9
損益計算書の概要（連結）－②
19年3月期 20年3月期 ＜当期のポイント：対前年＞
（単位：百万円） 第2四半期 第2四半期
◆売上原価率：前年比2.0ポイント上昇
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額 (47.2％→49.2％)
売上高 50,360 100.0% 48,299 100.0% －4.1% －2,061 ・プロダクトミクスの影響
・一時金収入の減少等
売上原価 23,758 47.2% 23,750 49.2% －0.0% －8
売上総利益 26,602 52.8% 24,549 50.8% －7.7% －2,053
◆研究開発費率：前年比0.7ポイント上昇
販売費及び一般管理費 23,749 47.2% 23,765 49.2％ ＋0.1% ＋16
(10.0％→10.7％)
（うち研究費） （5,030) （10.0%） (5,191) （10.7%） （＋3.2%) （＋161) ・50億円→52億円（2億円増加）
営業利益 2,852 5.7% 783 1.6% －72.5% －2,069
営業外収益 372 0.7% 351 0.7% －5.6% －21 ◆販管費率（除くR＆D費）：前年比1.3ポイント上昇
営業外費用 42 0.1% 59 0.1% ＋38.9% ＋17 (37.2％→38.5％)
・187億円→186億円（1億円減少）
経常利益 3,183 6.3% 1,076 2.2% －66.2% －2,107
※主に販売費の減少
特別利益 2 0.0% 123 0.3% ― ＋121
特別損失 73 0.1% 21 0.0% －70.7% －52
■営業利益 783百万円 （ －2,069百万円）
税金等調整前 ・営業利益率は1.6％と4.1ポイント低下
3,111 6.2% 1,178 2.4% －62.1% －1,933
四半期純利益
法人税・住民税
611 1.2% 354 0.7% －42.1% －257 ■親会社株主に帰属 834百万円 （ －1,383百万円）
及び事業税
する四半期純利益
法人税等調整額 282 0.6% －9 0.0% ― －291
親会社株主に帰属す －1,383 ■配当（中間） 30円00銭
2,217 4.4% 834 1.7% －62.4%
る四半期純利益
10
賃借対照表の概要（連結）
19年3月期末 20年3月期 第2四半期末 ＜当期のポイント＞ （対前期末）
（単位：百万円）
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減
流動資産 114,904 66.4% 111,204 67.0% －3,700 ■流動資産 ： 3,700百万円減
現金及び預金 32,007 42,811 ・現金及び預金の増加 （＋10,804百万円）
受取手形及び売掛金 52,635 34,349 ・受取手形及び売掛金の減少 （－18,286百万円）
有価証券 501 ― 501 ― ―
・棚卸資産の増加 （ ＋4,860百万円）
棚卸資産 25,420 30,280
その他 ・その他 （ －1,077百万円）
4,339 3,262
固定資産 58,130 33.6% 54,690 33.0% －3,440 ■固定資産 ： 3,440百万円減
有形固定資産 21,792 21,832 ・有形固定資産の増加 （ ＋40百万円）
無形固定資産 3,401 ― 3,212 ― ―
・無形固定資産の減少 （ －189百万円）
投資その他 32,936 29,645
・投資その他の減少 （ －3,291百万円）
資産合計 173,034 100.0% 165,895 100.0% －7,139
流動負債 41,480 24.0% 39,203 23.6% －2,277 ■流動負債 ： 2,277百万円減
支払手形及び買掛金 11,441 9,838 ・支払手形及び買掛金の減少 （ －1,603百万円）
― ― ―
その他流動負債 30,038 29,364 ・その他流動負債の減少 （ －674百万円）
固定負債 8,159 4.7% 7,175 4.3% －984
負債合計 49,639 28.7% 46,379 28.0% －3,260
■固定負債 ： 984百万円減
株主資本 116,744 67.5% 114,963 69.3% －1781
その他の包括利益累計額 6,651 3.8% 4,552 2.7% －2,099
その他有価証券評価差額金 8,925 6,732
為替換算調整勘定 56 ― 11 ― ―
退職給付に係る調整累計額 －2,331 －2,191
純資産合計 123,395 71.3% 119,516 72.0% －3,879
負債及び純資産合計 173,034 100.0% 165,895 100.0% －7,139
11
主な業績項目の推移（連結）
18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年3月期 20年3月期
（単位：百万円） 19年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 （修正予想） （当初予想）
売上高 50,758 50,360 48,299 113,620 109,400 114,100
（海外売上） (523) (604) (390) (830) (1,400) (1,300)
売上原価 23,128 23,758 23,750 56,210
― ―
（売上原価率）％ (45.6%) (47.2%) (49.2%) (49.5%)
販売費及び一般管理費 26,186 23,749 23,765 48,436
― ―
（販管費率）％ (51.6%) (47.2%) (49.2%) (42.6%)
うち研究開発費 7,179 5,030 5,191 10,790 10,600 10,900
（研究開発費率）％ (14.1%) (10.0%) (10.7%) (9.5%) (9.7%) (9.6%)
営業利益 1,443 2,852 783 8,972 6,500 9,100
（営業利益率）％ (2.8%) (5.7%) (1.6%) (7.9%) (5.9%) (8.0%)
経常利益 1,693 3,183 1,076 9,438 7,100 9,600
（経常利益率）％ (3.3%) (6.3%) (2.2%) (8.3%) (6.5%) (8.4%)
四半期（当期）純利益 1,240 2,217 834 6,869 5,400 7,100
（四半期（当期）純利益率）％ (2.4%) (4.4%) (1.7%) (6.0%) (4.9%) (6.2%)
一株当たり利益（円） 16.86円 30.04円 14.56円 104.68円 94.26円 123.94円
資本金 700 700 700 700 ― ―
総資産 189,993 196,255 165,895 173,034 ― ―
純資産 157,501 164,618 119,516 123,395 ― ―
一株当たり純資産（円） 2,138.99円 2228.81円 2,086.31円 2,154.05円 ― ―
自己資本利益率 ％ 0.8% 1.4% 0.7% 4.8% ― ―
自己資本比率 ％ 82.9% 83.9% 72.0% 71.3% ― ―
人員（人） 2,378人 2,334人 2,292人 2,297人 ― ―
設備投資 1,989 949 1,367 2,306 4,100 4,100
減価償却費 1,710 1,395 1,566 2,940 3,400 3,500
12
損益計算書の概要：杏林製薬－①
＜当期のポイント：対前年＞
19年3月期 20年3月期
第2四半期 第2四半期 (対前年)
（単位：百万円）
■売上高 41,667百万円（ －2,290百万円）
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額
●国内新医薬品 29,910百万円（ －2,541百万円）
売上高 43,957 100.0% 41,667 100.0% －5.2% －2,290 （億円） 19.3（2Q） 20.3（2Q）
・フルティフォーム 61 ⇒ 67 （ ＋6）
・デザレックス 28 ⇒ 0 （ －28）
医療用医薬品事業 41,463 94.3% 39,203 94.1% －5.5% －2,260
・キプレス 62 ⇒ 54 （ －8）
・ナゾネックス 13 ⇒ 27 （ ＋14）
◆新医薬品 32,929 74.9% 30,204 72.5% －8.3% －2,725 ・ウリトス 35 ⇒ 30 （ －5）
・ベオーバ ― ⇒ 6 （ ＋6）
・ペンタサ 71 ⇒ 68 （ －3）
○国内 32,451 73.8% 29,910 71.8% －7.8% －2,541
・ムコダイン 31 ⇒ 28 （ －3）
○海外 477 1.1% 293 0.7% －38.5% －184 ●海外新医薬品 293百万円（ －184百万円）
（億円）
◆後発医薬品 8,534 19.4% 8,999 21.6% ＋5.5% ＋465 ・ガチフロキサシン 4 ⇒ 2 ( －2)
ヘルスケア事業 2,493 5.7% 2,463 5.9% －1.2% －30 ●後発医薬品 8,999百万円（ ＋465百万円）
・ モンテルカストAG及びモメタゾンAGが売上増加に寄与
●ヘルスケア事業 2,463百万円（ －30百万円）
（億円）
・ミルトン 11 ⇒ 11 ( 0)
・ルビスタ 6 ⇒ 6 ( 0)
13
損益計算書の概要：杏林製薬－②
＜当期のポイント：対前年＞
19年3月期 20年3月期
（単位：百万円） 第2四半期 第2四半期
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額 ◆売上原価率：前年比 2.３ポイント上昇
（47.2％→49.5％）
売上高 43,957 100.0% 41,667 100.0% －5.2% －2,290 ・プロダクトミクスの影響
・一時金収入の減少等
売上原価 20,747 47.2% 20,638 49.5% －0.5% －109
売上総利益 23,210 52.8% 21,029 50.5% －9.4% －2,181
◆研究開発費率：前年比 0.9ポイント上昇
販売費及び一般管理費 21,541 （10.4％→11.3％）
49.0% 21,386 51.3% －0.7% －155
（うち研究費） （4,556） （10.4%） （4,717） （11.3%） （＋3.５%） （＋161） ・ 46億円→47億円（1億円増加)
営業利益 1,669 3.8% －357 －0.9% －121.4% －2,026
◆販管費率(除くR＆D費)：前年比1.4ポイント上昇
営業外収益 322 0.7% 641 1.5% ＋98.9% ＋319 （38.6％→40.0％）
営業外費用 24 0.1% 41 0.1% ＋67.9% －17 ・ 170億円→167億円（3億円減少）
経常利益 1,967 4.5% 243 0.6% －87.6% －1,724
■営業利益 －357百万円（－2,026百万円）
特別利益 ― ― ― ― ― －
特別損失 ・ 売り上げの減少及び売上原価率の上昇による売上総利益の減少
68 0.2% 14 0.0% －79.4% －54
税引前四半期純利益 1,899 4.3% 229 0.6% －87.9% －1,670
■四半期純利益 137百万円（－1,182百万円）
法人税・住民税
339 0.8% 107 0.3% －68.3% －232
及び事業税
法人税等調整額 240 0.5% －15 0.0% ― －255
四半期純利益 1,319 3.0% 137 0.3% －89.6% －1,182
14
賃借対照表の概要：杏林製薬
19年3月期末 20年3月期 第2四半期末 ＜当期のポイント＞ (対前期末)
（単位：百万円）
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減
流動資産 118,028 72.9% 116,007 74.2% －2,021 ■流動資産 ： 2,021百万円減
現金及び預金 7,581 18,664 ・現金及び預金の増加 （＋11,083百万円）
売掛金 47,814 30,309 ・売掛金の減少 （－17,505百万円）
有価証券 501 ― 501 ― ―
・棚卸資産の増加 （ ＋4,931百万円）
棚卸資産 19,237 24,168
・その他 （ －530百万円）
その他 42,893 42,363
固定資産 43,957 27.1% 40,311 25.8% －3,646 ■固定資産 ： 3,646百万円減
有形固定資産 7,685 7,433 ・有形固定資産の減少 （ －252百万円）
無形固定資産 3,087 ― 2,895 ― ― ・無形固定資産の減少 （ －192百万円）
投資その他 33,184 29,982 ・投資その他の減少 （ －3,202百万円）
資産合計 161,986 100.0% 156,318 100.0% －5,668
流動負債 36,562 22.6% 36,127 23.1% －435 ■流動負債 ： 435百万円減
・買掛金の減少 （ －624百万円）
買掛金 10,299 9,675
― ― ―
その他流動負債 26,262 26,451
■固定負債 ： 887百万円減
固定負債 4,103 2.5% 3,216 2.1% －887
負債合計 40,665 25.1% 39,343 25.2% －1,322
株主資本 112,464 69.4% 110,299 70.6% －2,165
評価・換算差額等 8,856 5.5% 6,675 4.3% －2,181
純資産合計 121,320 74.9% 116,975 74.8% －4,345
負債及び純資産合計 161,986 100.0% 156,318 100.0% －5,668
15
主な業績項目の推移：杏林製薬
18年3月期 19年3月期 20年3月期 20年3月期 20年3月期
（単位：百万円） 19年3期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 （修正予想） （当初予想）
売上高 44,493 43,957 41,667 99,736 95,500 100,000
（海外売上） (434) (477) (293) (613) (1,200) (1,100)
売上原価 19,982 20,747 20,638 50,443
― ―
（売上原価率）％ (44.9%) (47.2%) (49.5%) (50.6%)
販売費及び一般管理費 24,253 21,541 21,386 43,905
― ―
（販管費率）％ (54.5%) (49.0%) (51.3%) (44.0%)
うち研究開発費 6,691 4,556 4,717 9,569 9,300 9,500
（研究開発費率）％ (15.0%) (10.4%) (11.3%) (9.6%) (9.7%) (9.5%)
営業利益 257 1,669 －357 5,387 4,000 6,100
（営業利益率）％ (0.6%) (3.8%) (－0.9%) (5.4%) (4.2%) (6.1%)
経常利益 639 1,967 243 6,121 4,900 6,900
（経常利益率）％ (1.4%) (4.5%) (0.6%) (6.1%) (5.1%) (6.9%)
四半期（当期）純利益 200 1,319 137 4,389 3,700 5,200
（四半期（当期）純利益率）％ (0.5%) (3.0%) (0.3%) (4.4%) (3.9%) (5.2%)
一株当たり利益(円) 2.69円 17.76円 1.85円 59.10円 ― ―
資本金 4,317 4,317 4,317 4,317 ― ―
総資産 147,124 145,896 156,318 161,986 ― ―
純資産 123,871 123,018 116,975 121,320 ― ―
一株当たり純資産（円） 1,667.90円 1,656.41円 1,575.04円 1,633.55円 ― ―
自己資本利益率 ％ 0.2% 1.0% 0.1% 3.5% ― ―
自己資本比率 ％ 84.2% 84.3% 74.8% 74.9% ― ―
人員（人） 1,707人 1,606人 1,537人 1,567人 ― ―
設備投資 460 193 185 599 400 400
減価償却費 915 521 679 1,183 1,400 1,400
16
2020年3月期 第2四半期 セグメント情報
報告セグメントごとの売上高および利益
売上高 セグメント利益
（単位：億円）
金額 対前年 金額 対前年
合計 483 －21 8 －21
医療用医薬品事業計 455 －21 5 －22
◆新医薬品 313 －27
○国内 309 －25
○海外 4 －2
◆後発医薬品 142 ＋6
ヘルスケア事業計 28 ＋0 2 ＋2
調整額 － － 1 －1
17
■将来見通しに関する注意事項
本資料に記載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報により判断した予想
であり、将来の業績に影響を与える不確実な要因やリスクが含まれています。実際の業績
は、今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
メモ