4569 キョーリンHD 2021-11-08 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]
2022年3月期 第2四半期 決算補足資料
1. 決算概観(連結) P.2
2. 第2四半期 業績のポイント P.3
3. 第2四半期 業績の状況 P.4
4. 第2四半期 業績と予想(連結) P.5
5. 主要製品の状況 P.6
6. 研究開発費・設備投資・減価償却費の状況(連結) P.7
7. 開発品一覧 P.8~9
【参考資料】
8. 損益計算書の概要(連結) P.10~11
9. 貸借対照表の概要(連結) P.12
10. 主な業績項目の推移(連結) P.13
11. 杏林製薬資料 P.14~17
2021年11月8日
■将来の見通しに関する注意事項
本資料には、当社グループに関する業績見通しや⽬標・計画等、将来に関する事項が含まれています。
これらの記述は、本資料作成時点において⼊⼿可能な情報や予測に基づく、当社グループの仮定や
見通し等の判断によるものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しております。した
がって、その後発生した種々の要因により、実際の業績や開発品の進捗・成否、その他の見通し等が
記述内容と⼤きく異なる可能性があります。また医薬品(開発中のものを含む)に関する情報が含
まれておりますが、その記述は宣伝広告や医学的アドバイスを⽬的としているものではありません。
1
2022年3月期 第2四半期 決算概観(連結)
19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 対前年 22年3月期 対前年
(単位:百万円)
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 (%) (予想) (%)
売上高 50,360 48,299 47,735 49,102 n/a 102,600 n/a
営業利益 2,852 783 1,502 -68 — 3,300 -43.0%
経常利益 3,183 1,076 1,813 285 -84.2% 3,800 -41.1%
親会社株主に帰属する
2,217 834 2,118 121 -94.3% 2,700 -56.0%
四半期(当期)純利益
22年3月期 第2四半期 連結業績(実績)
【売上高】 薬価改定及び新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、当社グループが重点領域とする呼吸器・耳鼻科等の市場が
低調に推移したものの、積極的な普及促進活動により新薬群が伸長するとともに、一部後発医薬品企業の品質問題の影
響により長期収載品の売り上げが増加し、新医薬品等(国内)は前年を上回る実績となりました。また後発医薬品の売り
上げも増加し、全体の売上高は491億02百万円となりました。
【利益】 売り上げは増加しましたが、売上原価率が上昇したことにより売上総利益は223億69百万円(前年同期248億円22百
万円)と前年同期に対して減少しました。販売費及び一般管理費(研究開発費含む)は、慢性咳嗽治療薬の導入に
関わる契約一時金を計上したものの、コスト削減等により、224億38百万円(前年同期233億円20百万円)と前年
同期に対して減少しました。その結果、営業損失は68百万円、経常利益は2億85百万円となり、親会社株主に帰属する
四半期純利益は1億21百万円となりました。
22年3月期 連結業績(予想)
現時点におきまして、2021年5月11日に公表した2022年3月期(通期)連結業績予想は変更しておりません。
また2021年5月11日に公表した配当予想 年間52円/株につきましても変更はございません。
※ 2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、前第2四半期連結
累計期間の収益認識基準が異なることから、当第2四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)は記載しておりません。なお営業損失、経常利益、
親会社株主に帰属する四半期純利益への影響はありません。 2
2022年3月期 第2四半期 業績のポイント
(単位:億円)
【ポイント】
500 売上高は増加
売上原価率が上昇
原価率 原価率
原価率 【上昇要因】
400 48.0% 54.4%
48.0 ⚫ 薬価改定の影響(杏林製薬6%台)
% ⚫ 後発医薬品の売上増加
売上原価 ⚫ 棚卸資産の除却損等の増加
売上原価
売上原価 【低下要因】
300 229 267 ⚫ プロダクトミクス
売上高 売上高
477 研究開発費 491 研究開発費
売上総利益は減少
52 研究開発費
200 44 販管費は減少
販管費 ⚫ 研究開発費は減少
販管費 販管費計
(研究開発費除く) 販管費計 前年度、AKP-009導入に関わる契約一時金を計上
(研究開発費除く)
233 販管費
100 181 (研究開発費除く) 224 ⚫ 販管費(研究開発費除く)は横ばい
181 コスト削減
営業利益 ゲーファピキサント導入に関わる契約一時金を計上
営業利益
15
0
-1 営業利益は減少
21年3月期第2四半期 22年3月期第2四半期
3
2022年3月期 第2四半期 業績の状況
(対前年) (対予想)
■売上高 491億円 (n/a) (+18)
21年3月期 22年3月期 対前年
(単位:億円) ●新医薬品等(国内) 333億円 (n/a) (+14)
第2四半期 第2四半期 (額)
21.3(2Q) 22.3(2Q)
・フルティフォーム 64 ⇒ 63 ( -1) ( -3)
売上高 477 491 n/a ・デザレックス
・ベオーバ
18
38
⇒
⇒
26
43
(
(
+8)
+5)
(
(
-2)
+2)
・ラスビック 2 ⇒ 8 ( +6) ( -3)
・ペンタサ 64 ⇒ 71 ( +7) ( +11)
新医薬品等(国内) 329 333 n/a ・ウリトス 16 ⇒ 7 ( -9) ( +2)
・ナゾネックス 6 ⇒ 7 ( +1) ( +2)
・キプレス 35 ⇒ 36 ( +1) ( +6)
新医薬品(海外) 5 3 n/a ・ムコダイン 14 ⇒ 16 ( +2) ( +4)
●新医薬品(海外) 3億円 (n/a) ( -2)
前年度に計上した開発品の知的財産及び原薬等の譲渡による売上の反動減等
後発医薬品 144 155 n/a
●後発医薬品 155億円 (n/a) ( +7)
モンテルカスト錠「KM」等 オーソライズド・ジェネリック(AG)3製品の売上が増加、
6月追補収載品の売上が寄与
営業利益 15 -1 -16
■営業利益 -1億円 (-16) ( +7)
●原価率:54.4%(前年同期:48.0%)
経常利益 18 3 -15 【低下要因】プロダクトミクス
【上昇要因】薬価改定、後発医薬品の売上増加
棚卸資産の除却損等の増加
親会社株主に帰属する
四半期純利益 21 1 -20 ●研究開発費:44億円(前年同期:52億円)
前年度、AKP-009導入に関わる契約一時金を計上
※「収益認識に関する会計基準」等の適用による影響額は売上高が611百万円減少し、 ●販管費(研究開発費除く) :181億円(前年同期:181億円)
販売費及び一般管理費が611百万円減少しましたが、営業損失、経常利益、親会社 販売費、人件費の減少、特許等使用料の増加(ゲーファピキサント導入に関わる契約一時金)
株主に帰属する四半期純利益への影響はありません。
■ 親会社株主に帰属する
四半期純利益 1億円 (-20) ( +4)
4
2022年3月期 第2四半期 業績と予想(連結)
21年3月期 22年3月期 22年3月期
対前年 対前年 対予想 21年3月期 22年3月期
(単位:百万円) 第2四半期 第2四半期 (額) (%) 第2四半期 (額) (実績) (予想)
(実績) (実績) (予想)
売上高 47,735 49,102 n/a n/a 47,300 +1,802 102,904 102,600
新医薬品等(国内) 32,857 33,279 n/a n/a 31,900 +1,379 69,735 68,600
新医薬品(海外) 527 342 n/a n/a 500 -158 996 800
後発医薬品 14,351 15,481 n/a n/a 14,800 +681 32,172 33,100
営業利益 1,502 -68 -1,570 — -800 +732 5,786 3,300
経常利益 1,813 285 -1,527 -84.2% -600 +885 6,447 3,800
親会社株主に帰属する
2,118 121 -1,996 -94.3% -300 +421 6,130 2,700
四半期(当期)純利益
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
第2四半期予想、通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。
5
2022年3月期 第2四半期 主要製品の状況
20年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期
(単位:億円) 対前年 対前年 対予想 21年3月期 22年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 (額) (%) 第2四半期 (額) (実績) (予想)
(実績) (実績) (実績) (予想)
フルティフォーム
(喘息治療配合剤)
67 64 63 -1 -1.2% 66 -3 133 139
デザレックス
(アレルギー性疾患治療薬)
0 18 26 +8 +42.9% 28 -2 57 72
ベオーバ (自社販売分)
(過活動膀胱治療剤)
6 38 43 +5 +14.9% 41 +2 73 86
ラスビック
(ニューキノロン系抗菌剤)
- 2 8 +6 +431.3% 11 -3 9 28
ペンタサ
(潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤)
68 64 71 +7 +12.0% 60 +11 128 117
新医薬品等 ウリトス (自社販売分) 30 16 7 -9 -57.0% 5 +2 23 10
(過活動膀胱治療剤)
(国内)
ナゾネックス
(定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤)
27 6 7 +1 +11.6% 5 +2 28 18
キプレス
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤)
54 35 36 +1 +1.6% 30 +6 83 69
ムコダイン
(気道粘液調整・粘膜正常化剤)
28 14 16 +2 +10.8% 12 +4 33 29
ミルトン
(哺乳びん・乳首消毒剤)
11 11 10 -1 -5.9% 11 -1 21 22
ルビスタ
(環境除菌・洗浄剤)
6 10 10 0 -0.8% 10 0 20 21
モンテルカスト錠「KM」 54 45
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤)
51 +6 +13.2% 40 +11 108 92
後発 モメタゾン点鼻液「杏林」
医薬品 (定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤)
4 9 10 +1 +13.7% 10 0 38 35
イミダフェナシン錠「杏林」
(過活動膀胱治療剤)
- 3 4 +1 +18.1% 4 0 7 7
6
研究開発費・設備投資・減価償却費の状況(連結)
19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 対前年 22年3月期
(単位:百万円) 21年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 (%) (予想)
研究開発費 5,030 5,191 5,200 4,364 -16.1 9,703 9,200
設備投資 949 1,367 1,858 751 -59.6 4,307 4,500
減価償却費 1,395 1,566 1,716 1,831 +6.7 3,564 3,900
設備投資の詳細 (実績/予想)
21年3月期 22年3月期 22年3月期
(単位:億円) 21年3月期
第2四半期 第2四半期 (予想)
工場設備 13 3 31 33
管理・販売設備 2 1 3 5
研究用設備 3 3 9 7
7
開発品一覧①(2021年11月8日現在)
PhⅢ ~ 発売
開発段階 製品名/
適応症 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
発売 ― ジムソ膀胱内注⼊液50%/ 間質性膀胱炎 ― 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬に
(21年4月) KRP-116D 該当する「ジメチルスルホキシド」
申請中 ― ゲーファピキサントクエン酸塩 慢性咳嗽(予定) メルク社 選択的P2X3受容体拮抗薬であり、難治性また 21年4月
(21年2月) (一般名) は原因不明の慢性咳嗽への効果が期待される MSDより日本国内での
MSD 独占販売権を取得
POCプロジェクト(PhⅠ ~ PhⅡ)
開発段階
開発コード 予定適応症 起 源 特 徴 備 考
国内 海外
PhⅠ PhⅠb/Ⅱa KRP-R120 間質性肺疾患 aTyr社 融合タンパク製剤であり、Neuropilin-2 受容
(20年7月) (aTyr社:米国) (肺サルコイドーシス) (エイタイヤー) 体(NRP2)に結合することで過剰な免疫細胞の
活性化を抑制する作用を有し、ファースト・イン・
クラスの治療薬として肺サルコイドーシス等の炎
症疾患への効果が期待される
PhⅠ KRP-A218 重症化リスクを有する 自社 宿主分子を標的とし、体内におけるウイルス増殖
(21年4月:英国) ライノウイルス感染症 を抑制する抗ウイルス薬
8
開発品一覧②(2021年11月8日現在)
導⼊品の状況
開発段階
開発コード 予定適応症 起 源 特 徴 備 考
国内 海外
PhⅡ(19年12月) ― AKP-009 前立腺肥大症 あすか製薬 新規アンドロゲン受容体モジュレーター 日本国内における共同開発及び販売等に
あすか製薬 作用を有し、前立腺縮小作用に加えて 関する契約を締結(20年9月)
排尿機能改善作用を併せ持つ、新しい
前立腺肥大症治療薬として期待される
※高用量での追加PhⅠ試験を開始(21年9月)
導出品の状況
開発 製品名/
導出先 予定適応症 起 源 特 徴 備 考
段階 開発コード
PhⅠ FPR2作動薬 BMS社 非開示 自社 FPR2作動薬。主に好中球の遊走を BMS社とライセンス契約 (15年12月)
プログラム (ブリストル・マイヤーズスクイブ) 抑制し抗炎症作用を示す
PhⅠ KRP-203 Priothera社 ― 自社 S1P受容体アゴニスト 本剤の開発・販売等に要する特許・データ
(プリオセラ) 等の知的財産及び原薬等を譲渡
(20年9月)
非臨床 感音難聴開発 Otonomy社 感音難聴 自社 感音難聴を対象とした新規開発候補 難聴等の耳科を対象とする全世界における
化合物 (オトノミー) 化合物 開発、製造、販売に関する独占的権利を
供与(20年8月)
杏林製薬は日本における販売権を留保
Otonomy社 開発コード:OTO-6XX
9
(参考資料)
損益計算書の概要(連結)-①
<当期のポイント> (対前年)
21年3月期 22年3月期
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円)
■売上高 49,102百万円 ( n/a )
実績 売上比 実績 売上比 対前年 対前年 ●新医薬品等(国内) 33,279百万円 ( n/a )
(%) (額)
(億円) 21.3(2Q) 22.3(2Q)
売上高 47,735 100.0% 49,102 100.0% n/a n/a ・ フルティフォーム 64 ⇒ 63 ( -1)
・ デザレックス 18 ⇒ 26 ( +8)
・ ベオーバ 38 ⇒ 43 ( +5)
・ ラスビック 2 ⇒ 8 ( +6)
新医薬品等(国内) 32,857 68.8% 33,279 67.8% n/a n/a
・ ペンタサ 64 ⇒ 71 ( +7)
・ ウリトス 16 ⇒ 7 ( -9)
・ ナゾネックス 6 ⇒ 7 ( +1)
・ キプレス 35 ⇒ 36 ( +1)
新医薬品(海外) 527 1.1% 342 0.7% n/a n/a
・ ムコダイン 14 ⇒ 16 ( +2)
●新医薬品(海外) 342百万円 ( n/a )
後発医薬品 14,351 30.1% 15,481 31.5% n/a n/a
・ 開発品の知的財産等の譲渡による売上の反動減等
<連結子会社及び持分法適用会社について>
連結子会社5社: 杏林製薬㈱
Kyorin Europe GmbH ●後発医薬品 15,481百万円 ( n/a )
ActivX Biosciences,Inc.
キョーリン リメディオ㈱ ・ モンテルカスト錠「KM」等、AG3製品の売上が増加
キョーリン製薬グループ工場㈱ ・ 6月追補収載品の売上が寄与
持分法適用会社1社:日本理化学薬品㈱
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 10
(参考資料)
損益計算書の概要(連結)-②
21年3月期 22年3月期 <当期のポイント> (対前年)
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円)
対前年 対前年
実績 売上比 実績 売上比 ◆売上原価率:54.4% ( n/a )
(%) (額)
【上昇要因】
売上高 47,735 100.0% 49,102 100.0% n/a n/a ・ 薬価改定の影響
・ 後発医薬品の売上増加
売上原価 22,913 48.0% 26,732 54.4% n/a n/a ・ 棚卸資産の除却損等の増加
【低下要因】
売上総利益 24,822 52.0% 22,369 45.6% n/a n/a
・ プロダクトミクス
販売費及び一般管理費 23,320 48.9% 22,438 45.7% n/a n/a
(うち研究開発費) (5,200) (10.9%) (4,364) (8.9%) (-16.1%) (-835) ◆研究開発費率:8.9% ( n/a )
・ 52億円→44億円
営業利益 1,502 3.1% -68 -0.1% — -1,570 前年度、KRP-009導入に関わる契約一時金を計上
営業外収益 356 0.7% 402 0.8% +12.9% +45
営業外費用 45 0.1% 48 0.1% +5.8% +2 ◆販管費率(研究開発費除く):36.8%
経常利益 1,813 3.8% 285 0.6% -84.2% -1,527 ( n/a )
・ 181億円(前年同期:181億円)
特別利益 1,074 2.3% 0 0.0% -100.0% -1,074 特許等使用料の増加:ゲーファピキサント導入に関わる契約一時金等
特別損失 12 0.0% 16 0.0% +31.5% +3 販売費および人件費の減少
税金等調整前
2,874 6.0% 269 0.5% -90.6% -2,605
当期純利益 ■営業利益 -68百万円 (-1,570百万円)
法人税・住民税
809 1.7% 136 0.3% -83.1% -672
及び事業税
■親会社株主に帰属 121百万円 (-1,996百万円)
法人税等調整額 -53 -0.1% 10 0.0% — +63 する四半期純利益
親会社株主に帰属
2,118 4.4% 121 0.2% -94.3% -1,996
する四半期純利益 ■配当(中間) 20円00銭
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 11
(参考資料)
貸借対照表の概要(連結)
21年3月期末 21年9月期末 <当期のポイント> (対前期末)
(単位:百万円)
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減 ■流動資産 : 1,215百万円減
流動資産 114,027 68.2% 112,811 68.6% -1,215
・ 現金及び預金の増加 ( +4,542百万円)
現金及び預金 27,445 31,987 ・ 受取手形及び売掛金の減少 ( -5,729百万円)
受取手形及び売掛金 40,446 34,716 ・ 有価証券の増加 ( +200百万円)
有価証券 3,399 ― 3,600 ― ― ・ 棚卸資産の減少 ( -333百万円)
棚卸資産 38,568 38,235 ・ その他の増加 ( +104百万円)
その他 4,166 4,271
固定資産 53,099 31.8% 51,597 31.4% -1,502 ■固定資産 : 1,502百万円減
有形固定資産 23,896 23,198 ・ 有形固定資産の減少 ( -697百万円)
無形固定資産 3,785 ― 3,489 ― ― ・ 無形固定資産の減少 ( -295百万円)
投資その他 25,417 24,908 ・ 投資その他の減少 ( -508百万円)
資産合計 167,126 100.0% 164,408 100.0% -2,717
流動負債 27,407 16.4% 27,754 16.9% +347 ■流動負債 : 347百万円増
支払手形及び買掛金 6,985 8,914 ・ 支払手形及び買掛金の増加 ( +1,928百万円)
― ― ― ・ その他流動負債の減少 ( -1,581百万円)
その他流動負債 20,422 18,840
固定負債 15,057 9.0% 14,726 9.0% -330
■固定負債 : 330百万円減
負債合計 42,464 25.4% 42,480 25.8% +16
株主資本 120,339 72.0% 117,844 71.7% -2,495
その他の包括利益累計額 4,322 2.6% 4,083 2.5% -239
その他有価証券評価差額金 6,639 6,146
為替換算調整勘定 -40 ― 52 ― ―
退職給付に係る調整累計額 -2,275 -2,115
純資産合計 124,661 74.6% 121,927 74.2% -2,734
負債及び純資産合計 167,126 100.0% 164,408 100.0% -2,717
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(参考資料)
主な業績項目の推移(連結)
20年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期
(単位:百万円) 21年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 (予想)
売上高 48,299 47,735 49,102 102,904 102,600
(海外売上) (390) (527) (342) (996) (800)
売上原価 23,750 22,913 26,732 51,276
―
(売上原価率) (49.2%) (48.0%) (54.4%) (49.8%)
販売費及び一般管理費 23,765 23,320 22,438 45,841
―
(販管費率) (49.2%) (48.9%) (45.7%) (44.5%)
うち研究開発費 5,191 5,200 4,364 9,703 9,200
(研究開発費率) (10.7%) (10.9%) (8.9%) (9.4%) (9.0%)
営業利益 783 1,502 -68 5,786 3,300
(営業利益率) (1.6%) (3.1%) (-0.1%) (5.6%) (3.2%)
経常利益 1,076 1,813 285 6,447 3,800
(経常利益率) (2.2%) (3.8%) (0.6%) (6.3%) (3.7%)
四半期(当期)純利益 834 2,118 121 6,130 2,700
(四半期(当期)純利益率) (1.7%) (4.4%) (0.2%) (6.0%) (2.6%)
一株当たり利益 14.56円 36.98円 2.12円 106.99円 47.12円
資本金 700 700 700 700 ―
総資産 165,895 169,789 164,408 167,126 ―
純資産 119,516 123,400 121,927 124,661 ―
一株当たり純資産 2,086.31円 2,153.51円 2,127.81円 2,175.52円 ―
自己資本利益率 0.7% 1.7% 0.1% 5.0% ―
自己資本比率 72.0% 72.7% 74.2% 74.6% ―
人員 2,292人 2,282人 2,252人 2,243人 ―
設備投資 1,367 1,858 751 4,307 4,500
減価償却費 1,566 1,716 1,831 3,564 3,900
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 13
(参考資料)
損益計算書の概要:杏林製薬-①
<当期のポイント> (対前年)
21年3月期 22年3月期
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円) ■売上高 42,961百万円 ( n/a )
●新医薬品等(国内) 32,537百万円 ( n/a )
実績 売上比 実績 売上比 対前年 対前年
(%) (額) (億円)
21.3(2Q) 22.3(2Q)
・ フルティフォーム 64 ⇒ 63 ( -1)
売上高 41,116 100.0% 42,961 100.0% n/a n/a ・ デザレックス 18 ⇒ 26 ( +8)
・ ベオーバ 38 ⇒ 43 ( +5)
・ ラスビック 2 ⇒ 8 ( +6)
・ ペンタサ 64 ⇒ 71 ( +7)
新医薬品等(国内) 31,813 77.4% 32,537 75.7% n/a n/a ・ ウリトス 16 ⇒ 7 ( -9)
・ ナゾネックス 6 ⇒ 7 ( +1)
・ キプレス 35 ⇒ 36 ( +1)
・ ムコダイン 14 ⇒ 16 ( +2)
新医薬品(海外) 433 1.1% 251 0.6% n/a n/a
●新医薬品(海外) 251百万円 ( n/a )
後発医薬品 8,869 21.6% 10,172 23.7% n/a n/a ・ 開発品の知的財産等の譲渡による売上の反動減等
●後発医薬品 10,172百万円 ( n/a )
・ モンテルカスト錠「KM」等 AG3製品の売上が増加
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 14
(参考資料)
損益計算書の概要:杏林製薬-②
21年3月期 22年3月期 <当期のポイント> (対前年)
(単位:百万円) 第2四半期 第2四半期
対前年 対前年
実績 売上比 実績 売上比
(%) (額) ◆売上原価率:54.2% ( n/a )
・ 薬価改定の影響
売上高 41,116 100.0% 42,961 100.0% n/a n/a
・ 後発医薬品の売上増加
売上原価 19,773 48.1% 23,277 54.2% n/a n/a ・ 棚卸資産の除却損等の増加
売上総利益 21,343 51.9% 19,683 45.8% n/a n/a
◆研究開発費率:8.8% ( n/a )
販売費及び一般管理費 21,021 51.1% 20,509 47.7% n/a n/a
(うち研究開発費) (4,687) (11.4%) (3,782) (8.8%) (-19.3%) (-905) ・ 47億円→38億円
前年度、AKP-009導入に関わる契約一時金を計上
営業利益 321 0.8% -825 -1.9% — -1,147
営業外収益 643 1.6% 585 1.4% -8.9% -57 ◆販管費率(研究開発費除く):38.9%
営業外費用 28 0.1% 29 0.1% +2.3% +0 ( n/a )
経常利益 936 2.3% -269 -0.6% — -1,205 ・ 167億円(前年同期:163億円)
特許等使用料の増加:ゲーファピキサント導入に関わる契約一時金等
特別利益 1,073 2.6% 0 0.0% -100.0% -1,073 販売費および人件費の減少
特別損失 4 0.0% 9 0.0% +90.2% +4
税金等調整前 ■営業利益 -825百万円 (-1,147百万円)
2,005 4.9% -278 -0.6% — -2,283
当期純利益
法人税・住民税
604 1.5% -28 -0.1% — -632 ■四半期純利益 -249百万円 (-1,650百万円)
及び事業税
法人税等調整額 — — — — — —
親会社株主に帰属
1,400 3.4% -249 -0.6% — -1,650
する四半期純利益
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 15
(参考資料)
貸借対照表の概要:杏林製薬
21年3月期末 21年9月期末 <当期のポイント> (対前期末)
(単位:百万円)
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減
■流動資産 :284百万円減
流動資産 119,598 76.4% 119,314 76.8% -284
・ 現金及び預金の増加 ( +6,708百万円)
現金及び預金 16,983 23,691 ・ 売掛金の減少 ( -5,782百万円)
売掛金 36,182 30,400 ・ 有価証券の増加 ( +200百万円)
有価証券 3,399 ― 3,600 ― ― ・ 棚卸資産の減少 ( -1,299百万円)
棚卸資産 29,609 28,310
・ その他の減少 ( -111百万円)
その他 33,422 33,311
固定資産 37,029 23.6% 35,999 23.2% -1,029 ■固定資産 : 1,029百万円減
有形固定資産 7,213 7,175 ・ 有形固定資産の減少 ( -37百万円)
無形固定資産 3,080 ― 2,801 ― ― ・ 無形固定資産の減少 ( -279百万円)
投資その他 26,734 26,022 ・ 投資その他の減少 ( -712百万円)
資産合計 156,628 100.0% 155,314 100.0% -1,314
流動負債 23,789 15.2% 25,911 16.7% +2,122 ■流動負債 :2,122百万円増
買掛金 6,597 9,877 ・ 買掛金の増加 ( +3,279百万円)
― ― ―
その他流動負債 17,192 16,034 ・ その他の減少 ( -1,157百万円)
固定負債 12,417 7.9% 12,196 7.9% -220
■固定負債 :220百万円減
負債合計 36,207 23.1% 38,108 24.5% +1,901
株主資本 113,848 72.7% 111,147 71.6% -2,700
評価・換算差額等 6,572 4.2% 6,057 3.9% -514
純資産合計 120,420 76.9% 117,205 75.5% -3,215
負債及び純資産合計 156,628 100.0% 155,314 100.0% -1,314
16
(参考資料)
主な業績項目の推移:杏林製薬
20年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期
(単位:百万円) 21年3期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 (予想)
売上高 41,667 41,116 42,961 89,674 89,800
(海外売上) (293) (433) (251) (793) (600)
売上原価 20,638 19,773 23,277 44,922
―
(売上原価率) (49.5%) (48.1%) (54.2%) (50.1%)
販売費及び一般管理費 21,386 21,021 20,509 41,190
―
(販管費率) (51.3%) (51.1%) (47.7%) (45.9%)
うち研究開発費 4,717 4,687 3,782 8,719 7,800
(研究開発費率) (11.3%) (11.4%) (8.8%) (9.7%) (8.7%)
営業利益 -357 321 -825 3,561 1,300
(営業利益率) (-0.9%) (0.8%) (-1.9%) (4.0%) (1.4%)
経常利益 243 936 -269 4,546 2,000
(経常利益率) (0.6%) (2.3%) (-0.6%) (5.1%) (2.2%)
四半期(当期)純利益 137 1,400 -249 4,814 1,500
(四半期(当期)純利益率) (0.3%) (3.4%) (-0.6%) (5.4%) (1.7%)
一株当たり利益 1.85円 18.86円 -3.37円 64.82円 ―
資本金 4,317 4,317 4,317 4,317 ―
総資産 156,318 160,574 155,314 156,628 ―
純資産 116,975 119,891 117,205 120,420 ―
一株当たり純資産 1,575.04円 1,614.30円 1,578.14円 1,621.43円 ―
自己資本利益率 0.1% 1.2% -0.2% 4.0% ―
自己資本比率 74.8% 74.7% 75.5% 76.9% ―
人員 1,537人 1,504人 1,472人 1,471人 ―
設備投資 185 207 342 732 700
減価償却費 679 684 722 1,391 1,500
2022年3月期 第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、2022年3月期連結業績の第2四半期実績、
通期予想は、当該「収益認識に関する会計基準」等を適用した数値となっております。 17