4569 キョーリンHD 2020-11-05 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期 決算補足資料
1. 決算概観(連結) P.1
2. 第2四半期 業績のポイント P.2
3. 第2四半期 業績の状況 P.3
4. 第2四半期 業績と予想(連結) P.4
5. 主要製品の状況 P.5
6. 研究開発費・設備投資・減価償却費の状況(連結) P.6
7. 開発品一覧 P.7~8
【参考資料】
8. 損益計算書の概要(連結) P.9~10
9. 貸借対照表の概要(連結) P.11
10. 主な業績項目の推移(連結) P.12
11. 杏林製薬資料 P.13~16
2020年11月5日
本資料に記載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報により判断した予想であり、将来
の業績に影響を与える不確実な要因やリスクが含まれています。実際の業績は、今後様々な要因に
よって大きく異なる可能性があります。
2021年3月期 第2四半期 決算概観(連結)
(単位:百万円)
18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 21年3月期 21年3月期
増減率 前年比 前年比
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 (修正予想) (当初予想)
売上高 50,758 50,360 48,299 47,735 -1.2% 108,000 -1.8% 115,500 +5.0%
営業利益 1,443 2,852 783 1,502 +91.7% 7,800 +4.0% 9,700 +29.3%
経常利益 1,693 3,183 1,076 1,813 +68.5% 8,400 +2.7% 10,200 +24.8%
親会社株主に帰属する
1,240 2,217 834 2,118 +154.0% 7,200 +17.1% 7,600 +23.6%
四半期(当期)純利益
21年3月期 第2四半期 連結業績(実績)
【売上高】 主力製品「ベオーバ」、「デザレックス」は伸長しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大等の影響による医療用医薬品市場のマイナス成長、MR活動の自粛
等による新薬群の市場への浸透の遅れにより、新医薬品等(国内)は、328億57百万円と前年同期を下回る実績となりました。他方、後発医薬品の売り上げはAG戦
略の推進等により増加しましたが、全体の売上高は477億35百万円と5億63百万円の減収(前年同期比1.2%減)となりました。
【利益】 売り上げは減少したものの、売上原価率が改善したことにより、売上総利益は前年同期に対して2億73百万円増加しました。販売費及び一般管理費は、コスト
削減及び新型コロナウイルス感染症拡大に伴うMR活動の自粛等により、前年同期に対して4億45百万円減少(内、研究開発費9百万円増)し、営業利益は15億
02百万円と7億18百万円の増益(前年同期比91.7%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、一部開発パイプラインの開発中止に伴い、JST※からの長期借入金に対する返済義務の一部免除による債務免除益10億73
百万円を計上したことから、21億18百万円(前年同期比154.0%増)となりました。
※国立研究開発法人科学技術振興機構
21年3月期 連結業績(予想)
2020年5月12日付け「2020年3月期 決算短信」にて公表しました2021年3月期の(通期)連結業績予想を以下の通り修正しました。
詳細はP.4をご覧ください。
【売上高】 第2四半期連結累計期間の業績を踏まえ、今後の新型コロナウイルス感染症の影響を織り込み、売上高を下方修正いたしました。
【利益】 売り上げ減少による売上総利益の減少を見込みます。また、販売費及び一般管理費(研究開発費除く)を削減する一方、開発候補品のライセンス契約締結
による契約一時金の計上により研究開発費の増加を見込みます。これらの結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を下方修正しました。
【配当】 2020年5月12日に公表した配当予想(年間75円/株)の変更はございません。
1
2021年3月期 第2四半期 業績のポイント
(単位:億円)
500
【ポイント】
売上高は前年同期比6億円減少
原価率 原価率
400 売上原価率は1.2ポイント低下
49.2% 48.0%
・プロダクトミクスの影響
・原価低減の取り組み(原材料費の低減等)
売上原価 売上原価
300 238 229 売上総利益は前年比3億円増加
売上高
売上高
483 研究開発費 477 研究開発費
販管費は前年同期比5億円減少
200 52 52 ・研究開発費は横ばい
・販管費(研究開発費除く)は5億円減少
販管費計
販管費 販管費計 販管費
(研究開発費除く)
238
(研究開発費除く) 233
100 186 181
営業利益 営業利益は前年比7億円増加
営業利益
8 15
0
15
20年3月期第2四半期 21年3月期第2四半期
2
2021年3月期 第2四半期 業績の状況
(対前年) (対予想)※
■売上高 477億円 ( -6) (-51)
20年3月期 21年3月期
(単位:億円) 対前年 ●新医薬品等(国内) 329億円 ( -8) (-39)
第2四半期 第2四半期
20.3(2Q) 21.3(2Q)
・フルティフォーム 67 ⇒ 64 ( -3) ( -6)
売上高 483 477 -6 ・デザレックス 0 ⇒ 18 ( +18) ( -13)
・ベオーバ 6 ⇒ 38 ( +32) ( +3)
・ラスビック ー ⇒ 2 ( +2) ( -12)
新医薬品等(国内) 337 329 -8 ・ペンタサ 68 ⇒ 64 ( -4) ( +5)
・ウリトス 30 ⇒ 16 ( -14) ( -2)
・ナゾネックス 27 ⇒ 6 ( -21) ( 0)
新医薬品(海外) 4 5 +1 ・キプレス 54 ⇒ 35 ( -19) ( -6)
・ムコダイン 28 ⇒ 14 ( -14) ( -8)
後発医薬品 142 144 +2 ●海外新医薬品 5億円 ( +1) ( +2)
開発パイプラインの知的財産および原薬等の譲渡
●後発医薬品 144億円 ( +2) (-12)
営業利益 8 15 +7 ナゾネックスのAGの売上増加、ウリトスのAGおよび20年6月追補品の売上が寄与
■営業利益 15億円 ( +7) ( -9)
経常利益 11 18 +7 ◆営業利益率は3.1%と前年比1.5ポイント上昇
●原価率:前年比1.2ポイント低下(49.2%⇒48.0%)
親会社株主に帰属する 【低下要因】プロダクトミクスの影響、原価低減の取り組み(原材料費の低減等)
四半期純利益
8 21 +13
【上昇要因】薬価改定、後発医薬品の売上増加等
●研究開発費率:前年比0.2ポイント上昇(10.7%⇒10.9%)
2021年3月期 第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分
(「医療用医薬品事業」「ヘルスケア事業」)を集約し、単一セグメントに変更しました。 ・研究開発費は横ばい(52億円⇒52億円)
これに伴い、売上高の区分を変更し、従来の「新医薬品(国内)」と「ヘルスケア事業」 ●販管費率(研究開発費除く):前年比0.5ポイント低下(38.5%⇒38.0%)
を合わせて「新医薬品等(国内)」としております。
なお、「新医薬品(海外)」 「後発医薬品」に変更はありません。 ・5億円減少(186億円⇒181億円) 主に販売費および一般経費の減少
■ 親会社株主に帰属する
四半期純利益 21億円 (+13) ( +2)
一部開発パイプラインの開発中止に伴い、JSTからの長期借入金に対する返済義務の一部免除による
債務免除益を計上
※ 第2四半期連結業績予想について、 2020年11月2日に修正をリリースしましたが、対予想は2020年5月12日公表値との差異を示します 3
2021年3月期 第2四半期 業績と予想(連結)
21年3月期
20年3月期 第2四半期 21年3月期
20年3月期 21年3月期 当初予想
(単位:百万円) 第2四半期 第2四半期 差額※
(実績) (修正予想) との差額
(実績) (予想)
差額 増減率
実績
(%)
売上高 48,299 47,735 -563 -1.2 52,800 -5,065 109,983 108,000 -7,500
新医薬品等(国内) 33,742 32,857 -885 -2.6 36,800 -3,943 77,535 73,800 -5,900
新医薬品(海外) 390 527 +136 +35.1 300 +227 1,490 1,100 +100
後発医薬品 14,166 14,351 +184 +1.3 15,600 -1,249 30,957 33,000 -1,900
営業利益 783 1,502 +718 +91.7 2,400 -898 7,503 7,800 -1,900
経常利益 1,076 1,813 +736 +68.5 2,600 -787 8,175 8,400 -1,800
親会社株主に帰属する
834 2,118 +1,284 +154.0 1,900 +218 6,149 7,200 -400
四半期(当期)純利益
※ 第2四半期連結業績予想について、 2020年11月2日に修正をリリースしましたが、対予想は2020年5月12日公表値との差異を示します
2021年3月期 第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの区分(「医療用医薬品事業」「ヘルスケア事業」)を集約し、単一セグメントに変更しました。これに伴い、売上高の区分を変更し、従来の「新医薬品(国内)」と
「ヘルスケア事業」 を合わせて「新医薬品等(国内)」としております。なお、「新医薬品(海外)」 「後発医薬品」に変更はありません。
4
2021年3月期 第2四半期 主要製品の状況
19年3月期 20年3月期 21年3月期 21年3月期
20年3月期 21年3月期 当初予算
(単位:億円) 第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
(実績) (修正予想) との差額
(実績) (実績) 実績 差額 増減(%) 予想 差額※
フルティフォーム
(喘息治療配合剤)
61 67 64 -3 -5.6% 70 -6 146 145 -5
デザレックス
(アレルギー性疾患治療薬)
28 0 18 +18 — 31 -13 26 75 -13
ベオーバ (自社販売分)
(過活動膀胱治療剤)
- 6 38 +32 +496.9% 35 +3 43 73 +3
ラスビック錠
(キノロン系経口抗菌剤)
- - 2 +2 — 14 -12 11 17 -24
ペンタサ
(潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤)
71 68 64 -4 -6.0% 59 +5 133 125 +8
ウリトス (自社販売分) 35 30 16 -14 -47.3% 18 -2 58 22 -5
新医薬品 (過活動膀胱治療剤)
等 ナゾネックス
(国内) (定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤)
13 27 6 -21 -76.4% 6 0 60 24 -2
キプレス(成人製剤)
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤)
29 24 17 -7 -30.5% 18 -1 53 38 -4
キプレス(小児製剤)
(気管支喘息治療剤)
33 30 18 -12 -38.9% 22 -4 65 43 -10
ムコダイン
(気道粘液調整・粘膜正常化剤)
31 28 14 -14 -48.0% 22 -8 58 33 -16
ミルトン
(哺乳びん・乳首消毒剤)
11 11 11 0 +0.9% 11 0 24 23 +1
ルビスタ
(環境除菌・洗浄剤)
6 6 10 +4 +64.5% 6 +4 15 21 +7
モンテルカスト錠「KM」 53 54
(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤)
45 -9 -16.8% 47 -2 115 102 -5
後発 モメタゾン点鼻液「杏林」
医薬品 (定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤)
- 4 9 +5 +142.8% 9 0 28 35 0
イミダフェナシン錠「杏林」
(過活動膀胱治療剤)
- - 3 +3 — 4 -1 - 8 -2
※ 第2四半期連結業績予想について、 2020年11月2日に修正をリリースしましたが、対予想は2020年5月12日公表値との差異を示します
5
研究開発費・設備投資・減価償却費の状況(連結)
18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 増減率 21年3月期
(単位:百万円) 20年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期 (%) (修正予想)
研究開発費 7,179 5,030 5,191 5,200 +0.2 10,987 10,000
設備投資 1,989 949 1,367 1,858 +35.9 3,590 5,100
減価償却費 1,710 1,395 1,566 1,716 +9.6 3,221 3,800
設備投資の詳細 (実績/予想)
20年3月期 21年3月期 21年3月期
(単位:億円) 20年3月期
第2四半期 第2四半期 (予想)
工場設備 8 13 27 38
管理・販売設備 3 2 4 4
研究用設備 2 3 5 9
6
開発品一覧①(2020年11月5日現在)
※前回(2020年8月3日) からの変更点
PhⅢ ~ 承認
開発段階 製品名・
薬 効 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
申請 KRP-AM1977Y キノロン系合成抗菌剤 自社 下気道感染症治療に特化して開発した新規キノロン注射剤
(19年10月) (注射剤) 1.肺に高濃度分布し、呼吸器感染症の起炎菌に強い
抗菌力を示す
2.好気性菌と嫌気性菌双方に有効、かつ1日1回投与が
可能
3.誤嚥性肺炎、肺化膿症・肺膿瘍に対しても有効性が
確認された
申請 KRP-116D 間質性膀胱炎治療剤 ― 医療上の必要性の高い未承認薬・適用外薬に該当する
(20年3月) 「ジメチルスルホキシド」
・慢性咳嗽治療剤「MK-7264」 販売協業に関する覚書締結(19年5月) MSD PhⅢ
KRP-108P(喘息治療配合剤「フルティフォームⓇ50 エアゾール」の小児適応追加):2020年6月に承認取得
POCプロジェクト(PhⅠ ~ PhⅡ)
開発段階 製品名・
薬 効 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
PhⅠ PhⅠb/Ⅱa KRP-R120 間質性肺疾患 aTyr社 融合タンパク製剤であり、Neuropilin-2 受容体(NRP2)
(20年7月) (aTyr社:米国) (肺サルコイドーシス) に結合することで過剰な免疫細胞の活性化を抑制する作用
を有し、ファースト・イン・クラスの治療薬として肺サルコイドーシ
ス等の炎症疾患への効果が期待される
※ 遺伝子治療剤「Ad-SGE-REIC」につきましては、当初設定していた製品プロファイルの実現が難しいとの判断に至り、開発を中止いたしました
7
開発品一覧②(2020年11月5日現在)
※前回(2020年8月3日) からの変更点
導入品の状況
開発段階 製品名・
薬 効 起 源 特 徴 備 考
国内 海外 開発コード
PhⅡ(19年12月) AKP-009※ 前立腺肥大症 あすか製薬 新規アンドロゲン受容体モジュレーター作 日本国内における共同開発及び販売等
あすか製薬が実施中 用を有し、前立腺縮小作用に加えて排尿 に関する契約を締結(20年9月)
機能改善作用を併せ持つ、新しい前立腺
肥大症治療薬として期待される
導出品の状況
開発段階 製品名・
導出先 薬 効 起 源 特 徴 備 考
/海外 開発コード
PhⅠ FPR2作動薬 ブリストル・マイヤーズスクイブ社 非開示 自社 FPR2作動薬。主に好中球の遊走を抑制 ブリストル・マイヤーズスクイブ社とライセンス
プログラム し抗炎症作用を示す 契約 (15年12月)
PhⅠ KRP-203※ Priothera社 自社 S1P受容体アゴニスト 本剤の開発・販売等に要する特許・データ
等の知的財産および原薬等を譲渡
(20年9月)
非臨床 感音難聴開発化 Otonomy社 自社 感音難聴を対象とした新規開発候補化 難聴等の耳科を対象とする全世界におけ
合物 合物 る開発、製造、販売に関する独占的権利
を供与(20年8月)
杏林製薬は日本における販売権を留保
Otonomy社 開発コード:OTO-6XX
8
(参考資料) 損益計算書の概要(連結)-①
<当期のポイント:対前年>
20年3月期 21年3月期
第2四半期 第2四半期 (対前年)
(単位:百万円) ■売上高 47,735百万円( -563百万円)
●新医薬品等(国内) 32,857百万円( -885百万円)
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額
(億円) 20.3(2Q) 21.3(2Q)
・フルティフォーム 67 ⇒ 64 ( -3)
売上高 48,299 100.0% 47,735 100.0% -1.2% -563 ・デザレックス 0 ⇒ 18 ( +18)
・ベオーバ 6 ⇒ 38 ( +32)
・ラスビック ー ⇒ 2 ( +2)
・ペンタサ 68 ⇒ 64 ( -4)
新医薬品等(国内) 33,742 69.9% 32,857 68.8% -2.6% -885 ・ウリトス 30 ⇒ 16 ( -14)
・ナゾネックス 27 ⇒ 6 ( -21)
・キプレス 54 ⇒ 35 ( -19)
・ムコダイン 28 ⇒ 14 ( -14)
新医薬品(海外) 390 0.8% 527 1.1% +35.1% +136
●新医薬品(海外) 527百万円( +136百万円)
後発医薬品 14,166 29.3% 14,351 30.1% +1.3% +184
・開発パイプライン(KRP-203)の知的財産および原薬等の譲渡
<連結子会社及び持分法適用会社について>
●後発医薬品 14,351百万円( +184百万円)
連結子会社5社: 杏林製薬㈱
Kyorin Europe GmbH
・薬価改定による売上減少があるものの、ナゾネックスのAG、
ActivX Biosciences,Inc.
ウリトスのAG及び6月発売の追補品、他社からの受託等が
キョーリン リメディオ㈱
売上に寄与
キョーリン製薬グループ工場㈱
持分法適用会社1社:日本理化学薬品㈱
9
損益計算書の概要(連結)-②
20年3月期 21年3月期 <当期のポイント:対前年>
(単位:百万円) 第2四半期 第2四半期
◆売上原価率:前年比1.2ポイント低下
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額
(49.2.%→48.0%)
売上高 48,299 100.0% 47,735 100.0% -1.2% -563 ・プロダクトミクスによる原価率の低減
・原価率低減の取り組み(原材料費の低減等)
売上原価 23,750 49.2% 22,913 48.0% -3.5% -837
売上総利益 24,549 50.8% 24,822 52.0% +1.1% +273
◆研究開発費率:前年比0.2ポイント上昇
販売費及び一般管理費 23,765 49.2% 23,320 48.9% -1.9% -445 (10.7%→10.9%)
(うち研究開発費) (5,191) (10.7%) (5,200) (10.9%) (+0.2%) (+9) ・52億円→52 億円
営業利益 783 1.6% 1,502 3.1% +91.7% +718
◆販管費率(研究開発費除く):前年比0.5ポイント低下
営業外収益 351 0.7% 356 0.7% +1.4% +4
(38.5%→38.0%)
営業外費用 59 0.1% 45 0.1% -23.2% -13
・186億円→181億円(5億円減少)
経常利益 1,076 2.2% 1,813 3.8% +68.5% +736 ・主に販売費及び一般経費の減少
特別利益 123 0.3% 1,074 2.3% +766.6% +950
特別損失 21 0.0% 12 0.0% -41.6% -8 ■営業利益 1,502百万円 ( +718百万円)
・営業利益率は3.1%と1.5ポイント上昇
税金等調整前
1,178 2.4% 2,874 6.0% +143.9% +1,696
四半期純利益
法人税・住民税 ■親会社株主に帰属 2,118百万円 ( +1,284百万円)
354 0.7% 809 1.7% +128.6% +455 する四半期純利益
及び事業税
法人税等調整額 -9 0.0% -53 -0.1% -463.3% -43 ・長期借入金に対する債務免除益 11億円
■配当(中間) 30円00銭
親会社株主に帰属
834 1.7% 2,118 4.4% +154.0% +1,284
する四半期純利益
10
貸借対照表の概要(連結)
20年3月期末 21年3月期 第2四半期末 <当期のポイント> (対前期末)
(単位:百万円)
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減
流動資産 117,058 68.4% 113,860 67.1% -3,197 ■流動資産 : 3,197百万円減
現金及び預金 31,925 37,139 ・現金及び預金の増加 ( +5,213百万円)
受取手形及び売掛金 47,449 31,818 ・受取手形及び売掛金の減少 (-15,630百万円)
有価証券 993 ― 1,300 ― ― ・有価証券の増加 ( +307百万円)
棚卸資産 33,283 40,248 ・棚卸資産の増加 ( +6,964百万円)
その他 3,406 3,353
・その他の減少 ( -52百万円)
固定資産 54,102 31.6% 55,929 32.9% +1,826
有形固定資産 22,721 23,105
■固定資産 : 1,826百万円増
無形固定資産 3,332 ― 3,306 ― ― ・有形固定資産の増加 ( +383百万円)
投資その他 28,047 29,517 ・無形固定資産の減少 ( -26百万円)
資産合計 171,160 100.0% 169,789 100.0% -1,370 ・投資その他の増加 ( +1,469百万円)
流動負債 31,328 18.3% 30,812 18.1% -516
10,175 ■流動負債 : 516百万円減
支払手形及び買掛金 9,776
― ― ― ・支払手形及び買掛金の増加 ( +398百万円)
その他流動負債 21,551 20,636
・その他流動負債の減少 ( -914百万円)
固定負債 17,121 10.0% 15,576 9.2% -1,544
負債合計 48,449 28.3% 46,389 27.3% -2,060 ■固定負債 : 1,544百万円減
株主資本 118,534 69.3% 118,045 69.5% -488
その他の包括利益累計額 4,176 2.4% 5,355 3.2% +1,178
その他有価証券評価差額金 6,922 7,944
為替換算調整勘定 36 ― 17 ― ―
退職給付に係る調整累計額 -2,782 -2,606
純資産合計 122,710 71.7% 123,400 72.7% +689
負債及び純資産合計 171,160 100.0% 169,789 100.0% -1,370
11
主な業績項目の推移(連結)
19年3月期 20年3月期 21年3月期 21年3月期 21年3月期
(単位:百万円) 20年3月期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 (修正予想) (当初予想)
売上高 50,360 48,299 47,735 109,983 108,000 115,500
(海外売上) (604) (390) (527) (1,490) (1,100) (1,000)
売上原価 23,758 23,750 22,913 52,950
― ―
(売上原価率)% (47.2%) (49.2%) (48.0%) (48.1%)
販売費及び一般管理費 23,749 23,765 23,320 49,528
― ―
(販管費率)% (47.2%) (49.2%) (48.9%) (45.0%)
うち研究開発費 5,030 5,191 5,200 10,987 10,000 9,600
(研究開発費率)% (10.0%) (10.7%) (10.9%) (10.0%) (9.3%) (8.3%)
営業利益 2,852 783 1,502 7,503 7,800 9,700
(営業利益率)% (5.7%) (1.6%) (3.1%) (6.8%) (7.2%) (8.4%)
経常利益 3,183 1,076 1,813 8,175 8,400 10,200
(経常利益率)% (6.3%) (2.2%) (3.8%) (7.4%) (7.8%) (8.8%)
四半期(当期)純利益 2,217 834 2,118 6,149 7,200 7,600
(四半期(当期)純利益率)% (4.4%) (1.7%) (4.4%) (5.6%) (6.7%) (6.6%)
一株当たり利益(円) 30.04円 14.56円 36.98円 107.35円 125.68円 132.67円
資本金 700 700 700 700 ― ―
総資産 196,255 165,895 169,789 171,160 ― ―
純資産 164,618 119,516 123,400 122,710 ― ―
一株当たり純資産(円) 2228.81円 2,086.31円 2,153.51円 2,142.07円 ― ―
自己資本利益率 % 1.4% 0.7% 1.7% 5.0% ― ―
自己資本比率 % 83.9% 72.0% 72.7% 71.7% ― ―
人員(人) 2,334人 2,292人 2,282人 2,271人 ― ―
設備投資 949 1,367 1,858 3,590 5,100 5,100
減価償却費 1,395 1,566 1,716 3,221 3,800 3,800
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損益計算書の概要:杏林製薬-①
<当期のポイント:対前年>
20年3月期 21年3月期
(対前年)
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円) ■売上高 41,116百万円( -550百万円)
●新医薬品等(国内) 31,813百万円( -560百万円)
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額
(億円) 20.3(2Q) 21.3(2Q)
・フルティフォーム 67 ⇒ 64 ( -3)
・デザレックス 0 ⇒ 18 ( +18)
売上高 41,667 100.0% 41,116 100.0% -1.3% -550 ・ベオーバ 6 ⇒ 38 ( +32)
・ラスビック ー ⇒ 2 ( +2)
・ペンタサ 68 ⇒ 64 ( -4)
新医薬品等(国内) 32,373 77.7% 31,813 77.4% -1.7% -560 ・ウリトス 30 ⇒ 16 ( -14)
・ナゾネックス 27 ⇒ 6 ( -21)
・キプレス 54 ⇒ 35 ( -19)
・ムコダイン 28 ⇒ 14 ( -14)
新医薬品(海外) 293 0.7% 433 1.1% +47.8% +140
●新医薬品(海外) 433百万円( +140百万円)
後発医薬品 8,999 21.6% 8,869 21.6% -1.5% -129
・ 開発パイプラインの知的財産および原薬等の譲渡
●後発医薬品 8,869百万円( -129百万円)
・ナゾネックスのAGおよびウリトスのAG売上は増加するものの、
卸店ルートでの売上減少
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損益計算書の概要:杏林製薬-②
20年3月期 21年3月期 <当期のポイント:対前年>
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円)
実績 売上比 実績 売上比 増減率 前年差額
◆売上原価率:前年比 1.4ポイント低下
売上高 41,667 100.0% 41,116 100.0% -1.3.% -550 (49.5%→48.1%)
・(上昇要因)薬価改定
売上原価 20,638 49.5% 19,773 48.1% -4.2% -864 ・(低下要因) プロダクトミクスの改善
売上総利益 21,029 50.5% 21,343 51.9% +1.5.% +314 原価率低減の取り組み(原材料費の低減等)
販売費及び一般管理費 21,386 51.3% 21,021 51.1% -1.7% -364
(うち研究開発費) (4,717) (11.3%) (4,687) (11.4%) (-0.6%) (-30) ◆研究開発費率:前年比 0.1ポイント上昇
(11.3%→11.4%)
営業利益 -357 -0.9% 321 0.8% ― +678
・ 47億円→47億円
営業外収益 641 1.5% 643 1.6% +0.2% +1
営業外費用 41 0.1% 28 0.1% -29.8.% -12
◆販管費率(研究開発費除く):前年比0.3ポイント低下
経常利益 243 0.6% 936 2.3% +284.1% +692
(40.0%→39.7%)
特別利益 ― ― 1,073 2.6% ― +1,073 ・167 億円→163億円(4億円減少)
特別損失 14 0.0% 4 0.0% -66.2% -9
コスト削減および営業自粛による販売費及び一般経費の減少
税金等調整前
229 0.6% 2,005 4.9% +773.1% +1,775 ■営業利益 321百万円(+678百万円)
四半期純利益
・ 売り上げは減少するものの、売上原価率の低下により
法人税・住民税 売上総利益は増加。
107 0.3% 604 1.5% +461.5% +496 さらに販管費(研究開発費除く)の減少により増益。
及び事業税
法人税等調整額 -15 0.0% - ― ― +15
親会社株主に帰属 ■四半期純利益 1,400百万円(+1,263百万円)
137 0.3% 1,400 3.4% +917.4% +1,263
する四半期純利益 ・長期借入金に対する債務免除益 11億円
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貸借対照表の概要:杏林製薬
20年3月期末 21年3月期 第2四半期末 <当期のポイント> (対前期末)
(単位:百万円)
実 績 構成比 実 績 構成比 前期末増減
流動資産 121,234 75.5% 119,764 74.6% -1,469 ■流動資産 :1,469百万円減
現金及び預金 18,323 24,963 ・現金及び預金の増加 ( +6,639百万円)
売掛金 42,831 27,679 ・売掛金の減少 (-15,151百万円)
有価証券 993 ― 1,300 ― ― ・棚卸資産の増加 ( +5,959百万円)
棚卸資産 26,927 32,887 ・その他の増加 ( +776百万円)
その他 32,157 32,934
固定資産 39,336 24.5% 40,809 25.4% 1,473 ■固定資産 : 1,473百万円増
有形固定資産 7,328 7,119 ・有形固定資産の減少 ( -208百万円)
無形固定資産 2,741 ― 2,688 ― ― ・無形固定資産の減少 ( -53百万円)
投資その他 29,265 31,001 ・投資その他の増加 ( +1,735百万円)
資産合計 160,570 100.0% 160,574 100.0% 4
流動負債 27,730 17.3% 28,125 17.5% 395 ■流動負債 : 395百万円増
買掛金 10,294 9,942 ・買掛金の減少 ( -351百万円)
― ― ―
その他流動負債 17,436 18,183 ・未払金の増加 ( +1,014百万円)
固定負債 13,433 8.4% 12,557 7.8% -876 ■固定負債 : 876百万円減
負債合計 41,164 25.6% 40,682 25.3% -481 長期借入金の減少 ( -1,277百万円)
株主資本 112,525 70.1% 111,994 69.7% -530
評価・換算差額等 6,880 4.3% 7,896 4.9% 1,015
純資産合計 119,405 74.4% 119,891 74.7% 485
負債及び純資産合計 160,570 100.0% 160,574 100.0% 4
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主な業績項目の推移:杏林製薬
19年3月期 20年3月期 21年3月期 21年3月期 21年3月期
(単位:百万円) 20年3期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 (修正予想) (当初予想)
売上高 43,957 41,667 41,116 96,336 93,900 100,700
(海外売上) (477) (293) (433) (1,260) (900) (700)
売上原価 20,747 20,638 19,773 47,339
(49.1%)
― ―
(売上原価率)% (47.2%) (49.5%) (48.1%)
販売費及び一般管理費 21,541 21,386 21,021 44,675
(46.4%)
― ―
(販管費率)% (49.0%) (51.3%) (51.1%)
うち研究開発費 4,556 4,717 4,687 10,038 9,000 8,400
(研究開発費率)% (10.4%) (11.3%) (11.4%) (10.4%) (9.6%) (8.3%)
営業利益 1,669 -357 321 4,321 5,100 7,300
(営業利益率)% (3.8%) (-0.9%) (0.8%) (4.5%) (5.4%) (7.2%)
経常利益 1,967 243 936 5,340 6,000 8,200
(経常利益率)% (4.5%) (0.6%) (2.3%) (5.5%) (6.4%) (8.1%)
四半期(当期)純利益 1,319 137 1,400 3,996 5,500 6,200
(四半期(当期)純利益率)% (3.0%) (0.3%) (3.4%) (4.1%) (5.9%) (6.2%)
一株当たり利益(円) 17.76円 1.85円 18.86円 53.82円 ― ―
資本金 4,317 4,317 4,317 4,317 ― ―
総資産 145,896 156,318 160,574 160,570 ― ―
純資産 123,018 116,975 119,891 119,405 ― ―
一株当たり純資産(円) 1,656.41円 1,575.04円 1,614.30円 1,607.77円 ― ―
自己資本利益率 % 1.0% 0.1% 1.2% 3.3% ― ―
自己資本比率 % 84.3% 74.8% 74.7% 74.4% ― ―
人員(人) 1,606人 1,537人 1,504人 1,502人 ― ―
設備投資 193 185 207 441 700 700
減価償却費 521 679 684 1,337 1,500 1,500
16
■将来見通しに関する注意事項
本資料に記載されている業績予想等は、現時点で入手可能な情報により判断した予想
であり、将来の業績に影響を与える不確実な要因やリスクが含まれています。実際の業績
は、今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
メモ