4568 第一三共 2020-07-27 15:00:00
DS-1062の戦略提携に関する経営説明会資料 [pdf]
DS-1062の戦略的提携に関する経営説明会
第一三共株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
眞鍋 淳
2020年7月27日
将来の見通しに関する注意事項
本書において当社が開示する経営戦略・計画、業績予想、将来の予測や方針に関する情報、研究開発に関する情報等につきま
しては、全て将来を見込んだ見解です。これらの情報は、開示時点で当社が入手している情報に基づく一定の前提・仮定及び
将来の予測等を基礎に当社が判断したものであり、これらには様々なリスク及び不確実性が内在しております。従いまして、
実際の当社の業績は、当社の見解や開示内容から大きくかい離する可能性があることをご留意願います。また、本書において
当初設定した目標は、全て実現することを保証しているものではありません。なお、実際の結果等にかかわらず、当社は本書
の日付以降において、本書に記述された内容を随時更新する義務を負うものではなく、かかる方針も有していません。
本書において当社が開示する開発中の化合物は治験薬であり、開発中の適応症治療薬としてFDA等の規制当局によって承認さ
れてはおりません。これらの化合物は、対象地域においてまだ有効性と安全性が確立されておらず、開発中の適応症で市販さ
れることを保証するものではありません。
当社は、本書に記載された内容について合理的な注意を払うよう努めておりますが、記載された情報の内容の正確性、適切性、
網羅性、実現可能性等について、当社は何ら保証するものではありません。また、本書に記載されている当社グループ以外の
企業・団体その他に係る情報は、公開情報等を用いて作成ないし記載したものであり、かかる情報の正確性、適切性、網羅性、
実現可能性等について当社は独自の検証を行っておらず、また、これを何ら保証するものではありません。
本書に記載の情報は、今後予告なく変更されることがあります。従いまして、本書又は本書に記載の情報の利用については、
他の方法により入手した情報とも照合し、利用者の判断においてご利用ください。
本書は、米国又は日本国内外を問わず、いかなる証券についての取得申込みの勧誘又は販売の申込みではありません。
本書は投資家判断の参考となる情報の公開のみを目的としており、投資に関する最終決定はご自身の責任においてご判断くだ
さい。
当社は、本書に記載された情報の誤り等によって生じた損害について一切責任を負うものではありません。
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本日お話する内容
1 第一三共の現状
2 環境変化
3 戦略的提携の意義
4 戦略的提携の概要
5 Q&A
3
2025年ビジョンの確実な達成に向けて
2019年12月:R&Dの戦略変更 2025年ビジョン
がんに強みを持つ
先進的グローバル
創薬企業
2019年10月:ADCへの投資拡大
第4期中期経営計画
2016-2020 設備投資 研究開発
投資
2025年に向けた
転換 2019年3月:DS-8201の戦略的提携
Transformation
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エンハーツとDS-1062の製品価値向上
エンハーツ/DS-8201 DS-1062
乳がん 肺がん
日米:上市後順調な市場浸透 オールカマーで良好なPh1データ
欧州:審査中 I/O併用試験を準備中
胃がん 乳がん
日本:審査中(先駆け) TNBCの開発を開始
米国:BTD/ODD指定
他のがん
TROP2発現量
肺がん TROP2は
良好なPh2結果 多くの
米国:BTD指定(HER2変異) がん種で
発現 膀 頭 前 肺 膵 肺 浸 胃 大
大腸がん
胱 頚 立 扁 臓 腺 潤 腺 腸
尿 部 腺 平 が が 性 が が
路 が が 上 ん ん 乳 ん ん
良好なPh2結果
上 ん ん 皮 が
皮 が ん
が ん
ん
エンハーツの価値極大化が最重要課題
次いで、DS-1062の価値極大化が重要課題
両方の強みを活かしながら開発を進め、この2製品を極大化したい
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DS-8201戦略的提携後のDSの専門性と組織力
日本 米欧
がんパイプラインの充実 がんパイプラインの充実
開
発 がん領域の がん領域の
専門性強化 優秀人材獲得
ヴァンフリタ、エンハーツ上市 TURALIO、エンハーツ上市
営
業 がん領域の がん領域の
営業力強化 営業体制稼動
DSの専門性と組織力は急速に向上し、DS-1062の自社開発が可能
日米欧における自社販売も同様に可能
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1 第一三共の現状
2 環境変化
3 戦略的提携の意義
4 戦略的提携の概要
5 Q&A
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内部の環境変化
U3-1402 DS-7300/DS-6157
肺がん DS-7300 (抗B7-H3-ADC)
Ph1
Ph1が順調に進捗; 最新データを本年9月 10種のがん種で順調に進捗
のESMOで発表予定
乳がん DS-6157 (抗GPR20-ADC)
Ph1
Ph1試験登録完了; 本年12月のSABCSで
発表予定 GISTを対象に順調に進捗
DS-6000/DS-3939 その他Alpha
Pre- DS-6000 (ターゲット非公開) Ph1 核酸
Clin 臨床試験開始に向け準備中 DMDパイプラインが充実
Pre- DS-3939 (抗TA-MUC1-ADC) Disco 遺伝子治療
Clin 臨床試験開始に向け準備中 very
自社での治験薬製造準備中
後続DXd-ADC/Alphaのポテンシャルは大幅に向上しており、
リソース面における需要増に迅速・柔軟に対応することが重要
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外部の環境変化
抗TROP2抗体薬物複合体の上市
Sacituzumab govitecanが2020年4月に米国で上市
TROP2 ADCのコンセプトが実証された
第1適応症はTNBC
TNBC以外にも、HR+/HER2-乳がん、尿路上皮がん、NSCLC、
卵巣がん、頭頚部がん、SCLC、肝細胞がん、子宮内膜がんの
複数の臨床試験を単剤、併用で実施中
DS-1062の製品価値極大化には現在進行中/計画中の
試験の加速と、がん種の拡大が重要
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1 第一三共の現状
2 環境変化
3 戦略的提携の意義
4 戦略的提携の概要
5 Q&A
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DS-1062提携の意義
課題1:DXd-ADC/Alpha 課題2:TROP2 ADCの上市
ポテンシャルの拡大 競合必至
ポートフォリオ全体における 肺がん試験の加速と
リソース配分最適化の必要性 がん種拡大の必要性
戦略的提携を選択
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なぜアストラゼネカ?
肺がんにおけるリーディングカンパニー
2019年実績
イレッサ、タグリッソ、 チロシンキナーゼ阻害剤
イミフィンジを通じた豊富な $3,189M*
経験と高い専門性 PD-L1抗体(遺伝子組換え)
提携により開発の加速・拡大が $1,469M*
可能に * AZ社決算資料より
DS-8201とコンフリクトなく極大化 DS-8201を通じた信頼関係
開発、製造をはじめライフサイクルを アライアンスを通じて高い信頼関係を
通じて全体リソースを最適化すること 構築している
等により、両製品を共に極大化できる
重要製品DS-1062でも
効率的な開発・販売が可能に
安心して手を組める
信頼のおけるパートナーとリソースおよびリスクを共有することで、
DS-1062の価値を極大化
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1 第一三共の現状
2 環境変化
3 戦略的提携の意義
4 戦略的提携の概要
5 Q&A
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DS-1062の戦略的提携の概要
提携先:
提携の概要
対象地域 提携期間
抗TROP2抗体薬物複合体
DS-1062に関する
共同開発・共同事業化 契約締結日から
グローバル DS-1062の
販売終了時まで
ガバナンス
DS-8201と同様のガバナンス体制
にて 両社協議・合意 のもと、
共同開発・販売戦略を立案、実行
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DS-1062の戦略的提携の概要
開発 販売
DS-1062の単剤・併用療法を 日本を除く地域:
共同開発 両社が共同販促し、損益を折半
日本:
当社が単独販売、アストラ
肺がん 乳がん その他がん ゼネカにロイヤルティを支払
開発費用を両社で折半
地域別の売上収益計上
• 当社:日本、米国、当社が拠点を有する
欧州およびその他地域の複数国
他社製品との併用試験も可能
• アストラゼネカ:
中国、オーストラリア、カナダ、ロシア
およびその他地域
製造
当社がDS-1062の製造を担当
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DS-1062契約締結に伴う受領対価
最大で総額 60億ドル(6,600億円)
(1ドル=110円換算)
契約時一時金 開発マイルストン 販売マイルストン
(最大) (最大)
10億ドル 10億ドル 40億ドル
(1,100億円) (1,100億円) (4,400億円)
契約締結時、契約 開発マイルストンは 達成年度に一括、
12ヵ月後、24ヵ月後の 各がん種・適応症の 売上収益計上
3回に分けて受領 承認取得時に受領
独占販売期間を踏ま 独占販売期間を踏ま
えて、複数年度に亘 えて、複数年度に亘
り、売上収益として り、売上収益として
繰延計上 繰延計上
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最後に
第一三共は、多様なアライアンスを通じて
パイプライン価値・企業価値を最大化していきます
ROCHE Tissue Diagnostics
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1 第一三共の現状
2 環境変化
3 戦略的提携の意義
4 戦略的提携の概要
5 Q&A
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Q&A
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本資料に関するお問い合わせ先
第一三共株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL: 03-6225-1126 (報道関係者の皆様)
03-6225-1125 (株式市場関係者の皆様)
Email: DaiichiSankyoIR@daiichisankyo.co.jp