4568 第一三共 2020-07-27 15:00:00
DS-1062に関するアストラゼネカとのグローバル開発及び販売提携のお知らせ [pdf]
2020 年7月 27 日
各 位
会 社 名 第 一 三 共 株 式 会 社
代 表 者 代表取締役社長 眞鍋 淳
( コ ー ド 番 号 4 5 6 8 東 証 第 1 部 )
問合せ先 コーポレートコミュニケーション部長 大沼 純一
TEL 報道関係者の皆様 03-6225-1126
株式市場関係者の皆様 03-6225-1125
DS-1062に関するアストラゼネカとのグローバル開発及び販売提携のお知らせ
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、当社が保有するDS-1062(TROP2
に対する抗体薬物複合体(ADC)*、以下「本剤」)について、グローバルな開発及び商業化契約
をアストラゼネカ(本社:英国ケンブリッジ)と締結しましたので、お知らせいたします。
当社とアストラゼネカは、全世界(当社が独占的権利を有する日本は除く)において、本剤の
単剤療法及び併用療法を共同で開発し、商業化します。当社は本剤の製造及び供給を担います。
本契約は、当社のADCにおいて、エンハーツ®に続く2つ目のアストラゼネカとのグローバル提
携となります。本契約の下、当社はアストラゼネカから10億米ドルの契約時一時金を受け取りま
す(本契約締結時に3.5億米ドル、その1年後に3.25億米ドル、その2年後に3.25億米ドル)。また、
当社は、開発マイルストンの達成により最大10億米ドル、販売マイルストンの達成により最大40
億米ドルを受け取ります。すべての開発及び販売マイルストンが達成された場合、当社の受取総
額は最大60億米ドルとなります。
本剤の全世界(当社が独占的権利を有する日本は除く)における利益と開発・販売等費用は、
両社で折半します。本剤の売上収益は、日本、米国、当社が拠点を有する欧州及びその他地域の
複数国においては当社が計上し、中国、オーストラリア、カナダ、ロシア及びその他地域におい
てはアストラゼネカが計上します。
当社の代表取締役社長 兼 CEOの眞鍋 淳は、
「DS-1062は、当社の次期中期経営計画の柱とな
るADCの1つで、肺がんや乳がんなど様々ながん種においてベスト・イン・クラスになる可能性
があります。がん領域のグローバル事業に豊富な経験と高い専門性を持つアストラゼネカとの戦
略的提携により、本剤をより早く、より多くのがん患者さんに届けることが可能となります。今
後は、エンハーツ®と同様に、DS-1062の製品価値の最大化に向けた戦略を共同で立案・実行して
いきます。
」と述べています。
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アストラゼネカの最高経営責任者(CEO)のPascal Soriot(パスカル・ソリオ)は、
「このADC
は、肺がんだけでなく、TROP2 を発現している乳がんやその他のがんにも大きな可能性を秘め
ています。今回の第一三共との新たな提携と、エンハーツ®の上市成功を通じて、がん領域にお
けるパイプラインとリーダーシップをさらに拡大することができることを嬉しく思います。我々
は、現在がん領域でブロックバスターの可能性を秘めた開発品を6つ持っており、開発初期およ
び後期には、さらに多くのパイプラインを有しています。」と述べています。
なお、当社が受け取る契約時一時金および開発マイルストンは、契約上の履行義務が存在する
期間にわたって売上収益に計上されます。当社の2021年3月期の連結業績に与える影響につきま
しては、今後適切な時期にお知らせいたします。本提携は、当社の中長期的な企業価値・株主価
値の向上に貢献することが期待されます。
以 上
* 抗体薬物複合体(ADC)とは、抗体と薬物(低分子化合物)を適切なリンカーを介して結合さ
せた薬剤で、がん細胞に発現している標的因子に結合する抗体を介して薬物をがん細胞へ直接
届けることで、薬物の全身曝露を抑えつつがん細胞への攻撃力を高めています。
DS-1062について
DS-1062は、当社独自のADC技術を使ってリンカーを介して抗TROP2抗体にトポイソメラーゼ
Ⅰ阻害剤を結合させた薬剤です。
現在、手術不能で進行・転移性の非小細胞肺がんとトリプルネガティブ乳がんを対象とした第
1相臨床試験を日米において実施しております。
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