4565 M-SOSEI 2020-02-13 15:30:00
2019年12月期(1月-12月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]
PRESS RELEASE
2020 年 2 月 13 日
各位
本店所在地 東京都千代田区麹町二丁目1番地
会社名 そーせいグループ株式会社
(コード番号 4565 東証マザーズ)
代表者 代表執行役会長兼社長 CEO
田村眞一
問い合せ先 コーポレートコミュニケーション部
西下進一朗
電話番号 03-5210-3290(代表)
2019 年 12 月期(1 月-12 月)
ビジネスハイライトおよび連結業績について
当社グループは本日、2019 年 12 月期(1 月-12 月)における事業の概況および連結業績を発表しまし
たので、お知らせします。2019 年 12 月期決算短信〔IFRS〕連結全文はこちらをご覧ください。
2019 年 12 月期第 4 四半期(10 月-12 月)ビジネスハイライト
• ジェネンテック社より 3 百万米ドルを受領 - 共同研究およびライセンスに関する提携により、
疾患における G タンパク質共役受容体(GPCR)ターゲットが新たに特定されたことによるも
の
• ノバルティス社がコントロール不良であった喘息患者における QVM149 の IRIDIUM 試験(第Ⅲ
相臨床試験)から得られた良好な試験結果を発表 -1 日 1 回吸入の配合吸入剤 QVM149 につい
て、欧州(2019 年第 2 四半期)および日本(2019 年第 3 四半期)で承認申請が行われた。な
お、当社は QVM149 について経済的利益を有することになっている
• Pfizer 社より臨床試験開始によるマイルストン 5 百万米ドルを受領 - 複数の GPCR をターゲッ
トとした創薬に関する戦略的提携により選定された新薬開発候補品を、ヒトへ初投与する臨床
試験が開始されたことによるもの
• Pfizer 社より臨床開発候補物質創出によるマイルストン 3 百万米ドルを受領 - 複数の GPCR を
ターゲットとした創薬に関する戦略的提携において三番目の臨床開発候補物質が選定されたこ
とによるもの
• 科学諮問委員会の設置-新たな科学諮問委員会は、米国および欧州の学術機関や製薬業界にお
ける専門家で構成され、科学諮問委員会メンバーには当社グループが着目する戦略的に重要な
領域における知見と視座に基づきアドバイスをいただくことになっている
PRESS RELEASE
2019 年 12 月期(1 月-12 月)ビジネスハイライト
• 大手グローバル企業 2 社との複数のターゲットを対象とした新規提携 - ジェネンテック社およ
び武田薬品工業株式会社との提携により、契約一時金および今後 2~3 年にわたる開発初期段階
の進捗に応じた支払いの形で、2 社合計で最大 52 百万米ドルを受領する権利を有しており、さ
らに、将来的に多額のマイルストンやロイヤルティを受領する可能性
• その他の提携における順調な進捗 - AstraZeneca 社(AZD4635)、Pfizer 社(2 品目の前臨床
開発候補物質の選定)およびノバルティス社(QVM149)との提携プログラム全てにおいて、
進捗に伴うマイルストンを受領
• スピンアウトによる 2 社設立 - 当社グループによって特定されたアセット(神経系疾患に対す
るオレキシン受容体)を Orexia Ltd/Inexia Ltd にスピンアウトし、ライフサイエンス分野に特化
した国際的な投資会社である Medicxi 社が資金提供(最大 40 百万ユーロ)。プログラムの著し
い進捗により資金提供を実行(2020 年 1 月発表)
• 投資家向け R&D Day の開催(2019 年 9 月 12 日) - 英国の最先端 R&D センター、StaR®技術
の可能性、創薬における人工知能の活用と、それによって当社グループがどのように高品質の
医薬品候補、戦略的提携および強力な株主価値を提供し続けていくのかについて紹介
2019 年 12 月期(1 月-12 月)の業績ハイライト
• 売上収益は、主にマイルストンに関する収益の大幅な増加に加えて、新規提携による契約一時
金およびロイヤリティの受領により、前年同一期間(2018 年 1 月-12 月)と比べ 6,176 百万円
(57.0 百万米ドル)増加し、9,726 百万円(89.2 百万米ドル)となった。
• 現金支出費用1は、主に研究開発費の減少により、前年同一期間(2018 年 1 月—12 月)と比べ
2,865 百万円(25.4 百万米ドル)改善し、6,101 百万円(55.9 百万米ドル)となった。
• 現金収入2は、収益の大幅な増加と厳格なコスト管理により、2,802 百万円(25.7 百万米ドル)
(前年同一期間(2018 年 1 月—12 月)は 5,704 百万円(51.7 百万米ドル)の損失)となった。
• 当期損益は、事業計画を強力に推進したことにより、1,432 百万円(13.1 百万米ドル)(前年同
一期間(2018 年 1 月—12 月)は 6,919 百万円(62.7 百万米ドル)の損失)となった。
• 2019 年 12 月期にタームローンを完済。みずほ銀行と 50 億円(45 百万ドル)の新規コミットメ
ントライン契約(現時点の借入残高なし)を締結し、将来の財務上の柔軟性を確保
• 2019 年 12 月 31 日における現金及び現金同等物は 15,375 百万円(140.3 百万米ドル)と引き続
き十分な資本を有する。
(注)便宜上の換算為替レート:2019 年:1 米ドル=109.035 円、2018 年:1 米ドル=110.291 円
1
Non-IFRS measure
2
Non-IFRS measure
PRESS RELEASE
当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「創薬、初期開発及び提
携を通じて持続可能な収益性を達成するという当社グループの戦略を実行することで、2019 年にさまざ
まな成功を成し遂げられたことを喜ばしく思います。年後半に行ったジェネンテック社および武田薬品
との新規提携は、この戦略が着実に実行されていることを示しており、AstraZeneca 社、Pfizer 社などと
の既存の重要な戦略提携を補完するものです。また、Medicxi 社と革新的な契約を締結し、同社は、当社
グループが同定したオレキシン作動薬に基づいてスピンアウト企業 2 社を設立および支援するために、
最大 40 百万米ドルを提供することに合意しました。これら 2 社は順調に立ち上がっており、次の段階に
進むための資金提供が実行されました。2019 年を通じて、最先端の技術と専門知識を融合することによ
り、GPCR に特化した創薬プラットフォームの機能を強化しました。この機能強化により、新規分子を
創出する能力と、株主価値を創造するという当社グループの戦略の要として、さらなる戦略提携の機会
を創出する能力の両方を向上させることができると考えています。」
以上
Sosei Heptares について
当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症
性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまで Allergan 社、AstraZeneca 社、第一三共株式会社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、
ノバルティス社、Pfizer 社および武田薬品工業株式会社等の大手グローバル製薬企業、ならびに Kymab
社、MorphoSys 社およびペプチドリーム社等の革新的なバイオ医薬品企業と提携しています。当社グル
ープは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよび StaR®は、当
社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページ https://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
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