4565 M-SOSEI 2019-11-12 16:30:00
2019年12月期第3四半期(1月-9月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]

      PRESS RELEASE

                                                     2019 年 11 月 12 日
各位
                            本店所在地    東京都千代田区麹町二丁目1番地
                            会社名      そーせいグループ株式会社
                                     (コード番号 4565 東証マザーズ)
                            代表者      代表執行役会長兼社長 CEO
                                     田村眞一
                            問い合せ先    コーポレートコミュニケーション部
                                     西下進一朗
                            電話番号     03-5210-3290(代表)



                  2019 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)
                 ビジネスハイライトおよび連結業績について

 当社グループは本日、2019 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)における事業の概況および連結業績を
発表しましたので、お知らせします。第 3 四半期決算短信〔IFRS〕連結全文はこちらをご覧ください。


2019 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)ビジネスハイライト
  •   大手グローバル企業 2 社との複数のターゲットを対象とした新規提携 - ジェネンテック社およ
      び武田薬品工業株式会社との提携により、契約一時金および今後 2~3 年にわたる開発初期段階
      の進捗に応じた支払いの形で、2 社合計で最大 52 百万米ドルを受領する権利を有しており、さ
      らに、将来的に多額のマイルストンやロイヤルティを受領する可能性
  •   Allergan 社とのグローバルな R&D の提携における最新の状況 - プログラムの開発は継続:新
      規治療薬候補になり得る複数の化合物を創製。アルツハイマー病治療候補薬 HTL0018318 に関
      する臨床開発活動については、自主的中断を継続
  •   日本のレビー小体型認知症(DLB)患者を対象にした第Ⅱ相臨床試験 - 現在の臨床試験計画に
      基づいた相臨床試験は、臨床開発中断中の、医薬品開発業務受託機関(CRO)の維持費など不
      必要な臨床試験活動に伴う支出を最小限にとどめるため中止を決定。当社グループは、引き続
      き日本における DLB を対象にした新規療法の開発に全力を注ぎ、医薬品医療機器総合機構
      (PMDA)へ新たな治験届を将来再提出する予定
  •   投資家向け R&D Day の開催(2019 年 9 月 12 日) - 英国の最先端 R&D センター、StaR®技術
      の可能性、創薬における人工知能の活用と、それによって、当社グループがどのように高品質
      の医薬品候補、戦略的提携および強力な株主価値を提供し続けていくのかについて紹介
  •   APP13007 の進捗に伴い Formosa 社よりマイルストンを受領 - 譲渡済みの術後眼炎治療候補
      薬
          PRESS RELEASE

2019 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)以降の発生事象
      •   ジェネンテック社より 3 百万米ドルを受領(10 月) - 共同研究およびライセンスに関する提携
          により、疾患における G タンパク質共役受容体(GPCR)ターゲットが特定されたことによる
          もの
      •   ノバルティス社がコントロール不良であった患者における QVM149 の IRIDIUM 試験(第Ⅲ相臨
          床試験)から得られた良好な試験結果を発表(10 月) -1 日 1 回吸入の配合吸入剤 QVM149 に
          ついて、欧州(2019 年第 2 四半期)および日本(2019 年第 3 四半期)で承認申請が行われた。
          なお、当社は QVM149 について経済的利益を有することになっている


2019 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)の業績ハイライト
      •   売上収益は、主にマイルストンに関する収益の大幅な増加に加えて、新規提携による契約一時
          金およびロイヤリティの受領により、前年同一期間(2018 年 4 月-12 月)と比べ 4,898 百万円
          (45.4 百万米ドル)増加し、7,770 百万円(71.2 百万米ドル)となった。
      •   現金支出費用1は、主に研究開発費の減少により、前年同一期間(2018 年 4 月—12 月)と比べ
          2,279 百万円(19.8 百万米ドル)改善し、4,519 百万円(41.4 百万米ドル)となった。
      •   現金収入2は、収益の大幅な増加とコストベースの管理徹底により、2,674 百万円(24.5 百万米
          ドル)(前年同一期間(2018 年 4 月—12 月)は 4,125 百万円(37.1 百万米ドル)の損失)とな
          った。
      •    四半期損益は、事業計画を強力に推進したことにより、1,461 百万円(13.4 百万米ドル)(前
          年同一期間(2018 年 4 月—12 月)は 5,978 百万円(53.8 百万米ドル)の損失)となった。
      •   2019 年 9 月 30 日における現金及び現金同等物は 20,729 百万円(192.0 百万米ドル)と引き続
          き十分な資本を有する。


(注)便宜上の換算為替レート:2019 年:1 米ドル=109.13 円、2018 年:1 米ドル=111.12 円


    当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「創薬と提携を通じて持
続的な収益性を達成することに重点を置いた当社グループ戦略の実行による、当第 3 四半期における進
展をうれしく思います。最近行ったジェネンテック社および武田薬品との提携は、この戦略の実例であ
り、GPCR 創薬プラットフォームを活用できるプロジェクトの幅を更に拡げるものです。 9 月に実施し
た R&D Day は、このプラットフォームの紹介の場となり、最先端の技術と専門知識の融合を通じて、
我々がどのようにこのプラットフォームの可能性を高め続けるのかをお示しすることができました。こ
の戦略の下、株主価値の創造に注力することで、新規分子を創製し、更なる戦略的提携の機会を生み出
す能力を高めていくことができると考えています。」


                                                                   以上




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    Non-IFRS measure
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    Non-IFRS measure
      PRESS RELEASE

Sosei Heptares について
 当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症
性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
 これまで Allergan 社、AstraZeneca 社、第一三共株式会社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、
ノバルティス社、Pfizer 社および武田薬品工業株式会社等の大手グローバル製薬企業、ならびに Kymab
社、MorphoSys 社およびペプチドリーム社等の革新的なバイオ医薬品企業と提携しています。当社グル
ープは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。


 「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。


 詳しくは、ホームページ https://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
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