4565 M-SOSEI 2019-08-13 15:30:00
2019年12月期上期(1月-6月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]

      PRESS RELEASE

                                                         2019 年 8 月 13 日
各位
                              本店所在地     東京都千代田区麹町二丁目1番地
                              会社名       そーせいグループ株式会社
                                        (コード番号 4565 東証マザーズ)
                              代表者       代表執行役会長兼社長 CEO
                                        田村眞一
                              問い合せ先     コーポレートコミュニケーション部
                                        西下進一朗、黒川真以
                              電話番号      03-5210-3290(代表)



                    2019 年 12 月期上期(1 月-6 月)
                 ビジネスハイライトおよび連結業績について

                  全事業分野において力強いモメンタムを継続

 当社グループは本日、2019 年 12 月期上期(1 月-6 月)における事業の概況および連結業績を発表し
ましたので、お知らせします。第 2 四半期決算短信〔IFRS〕連結全文はこちらをご覧ください。


ビジネスハイライト
  •   複数の提携プログラムにおける良好な進捗 - AstraZeneca 社(AZD4635)、Pfizer 社(2 つの
      臨床開発候補物質選定)、ノバルティス社(QVM149)の案件から進捗に伴うマイルストンを
      受領
  •   複数の提携プログラムにおける有望な臨床試験データ - AZD4635 の前臨床試験および第Ⅰa
      相臨床試験データに関する AstraZeneca 社による米国がん学会での発表、QVM149 の第Ⅱ相臨
      床試験データに関するノバルティス社による米国胸部疾患学会での発表
  •   未提携のパイプラインにおける進捗 - SSTR5 受容体作動薬の第Ⅰ相臨床試験開始、他のプロ
      グラムも順調に進捗
  •   スピンアウトによる二社設立 – 当社グループによって設計・開発されたオレキシン受容体を
      Orexia Ltd/Inexia Ltd にスピンアウト、Medicxi 社が資金提供(最大 40 百万ユーロ)
  •   製品の発売 – 口腔カンジダ症治療薬「オラビ®錠口腔用 50mg」の国内発売、慢性閉塞性肺疾患
      (COPD)治療薬「ウルティブロ®ブリーズヘラー®」および「シーブリ®ブリーズヘラー®」の
      中国での発売


2019 年 12 月期上期以降の発生事象
  •   大手グローバル企業 2 社との複数のターゲットを対象とした新規提携 - ジェネンテック社お
      よび武田薬品工業株式会社との提携により、2 社合計で 50 百万米ドルを超える契約一時金と初
      期マイルストンを受領することとなり、さらに、将来的に多額のマイルストンやロイヤルティ
      を受領する可能性
          PRESS RELEASE

      •   APP13007 の進捗に伴い Formosa 社よりマイルストンを受領 - 譲渡済みの術後眼炎治療候
          補薬
      •   Allergan 社とのグローバルな R&D の提携における最新の状況 - 新規治療薬候補になり得る
          複数の化合物を創製。アルツハイマー病治療候補薬 HTL0018318 に関する臨床開発活動につい
          ては、自主的中断を継続し、日本のレビー小体型認知症(DLB)患者を対象に行うことを予定
          していた、現在の臨床試験計画に基づいた第Ⅱ相臨床試験は、この間 CRO の維持費など不必
          要な臨床試験活動に伴う支出を最小限にとどめるため、中止を決定し、臨床試験計画の刷新を
          行う予定


2019 年 12 月期上期(1 月-6 月)の業績ハイライト
      •   売上収益は、主にマイルストンに関する収益の大幅な増加に加えて、ロイヤリティの受領によ
          り、前年上期と比べ 3,253 百万円(29.5 百万米ドル)増加し、5,056 百万円(45.9 百万米ドル)
          となった。
      •   現金支出費用1は、主に研究開発費の減少により、前年上期と比べ 1,911 百万円(17.2 百万米
          ドル)改善し、3,101 百万円(28.2 百万米ドル)となった。
      •   現金収入2は、収益の大幅な増加とコストベースの管理徹底により、1,578 百万円(14.3 百万米
          ドル)(前年上期は 3,096 百万円(28.1 百万米ドル)の損失)となった。
      •   四半期損益は、事業計画を強力に推進したことにより、395 百万円(3.6 百万米ドル)(前年
          上期は 3,327 百万円(30.2 百万米ドル)の損失)となった。
      •   2019 年 6 月 30 日におけるネットキャッシュ 16,915 百万円(157.0 百万米ドル)と引き続き十
          分な資本を有する。


    当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「2019 年 12 月期上期
は、当社グループ事業の強化の点で格段の進捗が見られ、多くの戦略機会を十分に活用していくための
体制を整えることができました。当社グループは、生産性の高い G タンパク質共役受容体(GPCR)
構造ベース創薬プラットフォームにより、期待が持てる複数の新規候補品を創出し、提携及び共同での
開発案件に関する交渉を活発化すると同時に、将来提携するための自社開発候補品のパイプラインを強
化すべく投資を行っています。最近のジェネンテック社および武田薬品工業株式会社との提携は、当社
グループの中核をなす戦略の更なる取り組み事例であり、創薬ターゲットとして重要な GPCR を標的
としたベスト・イン・クラスおよびファースト・イン・クラスの候補薬創出における当社のリーダー的
ポジションを強化するものです。」


                                                                以上




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    Non-GAAP
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    Non-GAAP
      PRESS RELEASE

Sosei Heptares について
 当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的な
バイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症性疾患、
その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進
行中の開発プログラムには、Allergan 社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補
薬や、AstraZeneca 社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。そ
の他に、これまで武田薬品工業株式会社、ジェネンテック社、ノバルティス社、Pfizer 社、第一三共株
式会社、ペプチドリーム社、Kymab 社、MorphoSys 社等と提携しています。東京に本社を置き、英国
のケンブリッジに研究開発施設を有しています。


 「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード
4565)のコーポレートブランドです。


 詳しくは、ホームページ https://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
 LinkedIn: @soseiheptaresco
 Twitter: @soseiheptaresco
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