4565 M-SOSEI 2019-07-18 10:00:00
Formosa社より2.5百万米ドルのマイルストンを受領 [pdf]

        PRESS RELEASE

                                                            2019 年 7 月 18 日
各位
                                本店所在地     東京都千代田区麹町二丁目1番地
                                会社名       そーせいグループ株式会社
                                          (コード番号 4565 東証マザーズ)
                                代表者       代表執行役会長兼社長 CEO
                                          田村眞一
                                問い合せ先     コーポレートコミュニケーション部
                                          西下進一朗
                                電話番号      03-5210-3290(代表)



               Formosa 社より 2.5 百万米ドルのマイルストンを受領

        術後眼内炎治療薬として Formosa 社が開発中の APP13007 の臨床試験について
          米国食品医薬品局(FDA)より臨床試験実施申請(IND)が承認され
                      マイルストンを達成した

アクティバス社が保有していたパイプラインについて、Formosa 社による開発の進捗に応じて
           マイルストンを受領できる契約となっている

    当社グループは、Formosa Pharmaceuticals, Inc.(以下「Formosa 社」)が開発中の APP13007 につ
いて、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)より、米国での臨床試験開始のための
臨床試験実施申請(Investigational New Drug、以下「IND」)が承認されましたので、お知らせいたし
ます。APP13007 は、副腎皮質ホルモンであるクロベタゾールのナノ粒子製剤であり、術後眼炎治療薬
として開発が進められています。今回の進捗により、当社グループは Formosa 社より 2.5 百万米ドル
(約 271 百万円 1)のマイルストンを受領することとなります。


    APP13007 は当初、当社の 100%子会社であった株式会社アクティバスファーマ(以下「アクティバ
ス社」)が、デザイン・研究開発を行っていました。2017 年 8 月、当社は、アクティバス社の全株式を、
医薬品原薬(Active Pharmaceutical Ingredients:APIs)製造に強みを持つ台湾証券取引所上場企業
Formosa Laboratories, Inc.の 100%子会社である Formosa 社へ譲渡いたしました。本譲渡は、当社グル
ープの成長戦略の中心が、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術な
らびに構造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発へと移行したことに
よるものです。


    アクティバス社の全株式を譲渡することにより、当社グループは Formosa 社より、契約一時金として
3.5 百万米ドル(約 379 百万円 1)と 5 百万円を受領しました。さらに、アクティバス社が保有していた

1   米ドル=108.32 円
      PRESS RELEASE

パイプラインについて、Formosa 社による開発の進捗に応じてマイルストンを受領し、開発品が上市さ
れた場合はロイヤリティを受け取れる契約となっています。


 APP13007 は、アクティバス社が副腎皮質ホルモンであるクロベタゾールプロピオン酸に特許取得済
みの独自のナノ粉砕化技術(以下「APNT」)を応用することにより、ナノ粒子製剤の術後眼炎治療薬
として開発を進めていました。譲渡後は、Formosa 社が APP13007 の開発を引き継いで進め、現在米国
での臨床試験を計画しています。


 当社グループの会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「Formosa 社が開発中
の APP13007 について、臨床試験開始のための IND が承認されたことは大きな進展であり、大変喜ばし
く思います。Formosa 社は APNT を活用した新薬候補の開発により、患者さまにとっては新たな製品を、
ステークホルダーにとっては価値を生み出せる立場にあります。今後も同社の取り組みが成功すること
を願っています。」


                                                                                以上


Sosei Heptares について
 当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的な
バイオ医薬品企業グループです。当社グループは、中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患
など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プロ
グ ラ ム に は 、 Allergan 社 と の 提 携 に よ る ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 対 症 療 法 を 目 的 と し た 候 補 薬 や 、
AstraZeneca 社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、
これまでジェネンテック社、ノバルティス社、Pfizer 社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、
Kymab 社、MorphoSys 社等と提携しています。東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発施設
を有しています。


 「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。


 詳しくは、ホームページ https://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
 LinkedIn: @soseiheptaresco
 Twitter: @soseiheptaresco
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