4565 M-SOSEI 2021-11-11 15:30:00
2021年12月期第3四半期(1月-9月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]
PRESS RELEASE
2021 年 11 月 11 日
各位
本店所在地 東京都千代田区麹町二丁目1番地
会社名 そーせいグループ株式会社
(コード番号 4565 東証マザーズ)
代表者 代表執行役社長 CEO
田村眞一
問い合せ先 IR & コーポレートストラテジー部
西下進一朗
電話番号 03-5210-3290(代表)
2021 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)
ビジネスハイライトおよび連結業績について
当社グループは本日、2021 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)における事業の概況および連結業績を
発表しましたので、お知らせします。2021 年 12 月期第 3 四半期決算短信〔IFRS〕(連結)全文はこち
らをご覧ください。
当社代表執行役社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「当第 3 四半期(7 月-9 月)
は、引き続き進展が見られた期間となりました。7 月に完了した資金調達により、当社の成長戦略を推
進するための強固な財務基盤が整いました。当第 3 四半期は、自社プログラムおよび提携プログラムの
推進に加えて、AI を活用したアプローチを含め、新たな創薬ターゲットを特定・活用するための強力な
プラットフォームを一層強化することに注力しました。
さらに、統合失調症およびその他の神経疾患に対するムスカリン作動薬ポートフォリオへの投資を継
続するとともに、この楽しみなポートフォリオの開発を加速するために、再導出に向けて提携候補先と
の交渉を行っています。
2021 年末に向けて、我々がこの 1 年間に達成した成果が納得いくものであったと思うとともに、2022
年も成長を続けられることを楽しみにしています。」
2021 年 12 月期第 3 四半期(7 月-9 月)ビジネスハイライト
• 海外募集による 2026 年満期ユーロ円建転換社債の発行により 298 億円の資金調達を実施 - 中
堅企業の転換社債発行では、アジア太平洋地域で 2015 年以降最大規模。本海外募集による手取
り金を以下の使途に充当する予定:
・2025年満期の既発転換社債の買入資金(実施済)
・既存の資金に上乗せし、(1) 神経疾患や消化器疾患、免疫疾患、希少疾患などの領域におけ
る当社グループの創薬・初期開発に補完的な役割を果たす企業若しくは技術の獲得・投資、
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当社グループが有する既存の創薬・早期開発基盤の拡充に資する資産の獲得・投資、並び
に、(2) 潜在的な国内市場向けの製品導入を中心とした戦略的成長投資
・新規パイプラインの研究開発および運転資金
• AI を活用した創薬で InveniAI 社と新規研究開発提携 - 人工知能と機械学習を用いることで、
免疫疾患領域における GPCR を標的とした新規治療薬ターゲットを特定するとともに、構造ベ
ース創薬を活用し、既に市販されている免疫治療薬より反応性が改善された新規化合物を創出
することを目指す
• SARS-CoV-2 Mpro 阻害剤プログラムを推進するための助成金獲得に向けた世界的な慈善団体と
の協議が進展 -他の抗ウイルス薬との併用を必要としない単剤での迅速な開発を目指す。
2021 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)の業績ハイライト
• 売上収益は、前年同四半期(2020 年 1 月-9 月)と比べ 853 百万円減少し、3,590 百万円となっ
た。この減少は、主に当第 3 四半期連結累計期間に 5 件のマイルストンを達成し 882 百万円を
計上した一方、前年同四半期に 1 件の契約一時金および 5 件のマイルストンを達成し 1,664 百万
円を計上していたことによるもの。加えて、医薬品の販売に係る損失補填金の支払いにより、
売上収益の 500 百万円の戻入れを計上。なお、これとは別に、本件に関連する収入 450 百万円
が 2021 年 12 月期第 4 四半期に売上収益として計上される予定。また、当第 3 四半期連結累計
期間における前受収益から売上収益への振替額は前年同四半期比 686 百万円増加し、上記の売
上収益の減少を一部相殺。ノバルティス社からのロイヤリティは横ばい。
• 研究開発費に係る現金支出は、前年同四半期と比べ 1,599 百万円増加し、4,010 百万円となった。
これは当社独自の開発プログラムの活動水準を高めたこと、新たな共同研究への支出、ポンド
高の影響によるもの。当社グループは、2021 年 12 月期の研究開発費が増加すると見込んでお
り、通期の研究開発費に係る現金支出は 5,000 百万円から 5,750 百万円の見込みに変更(従来の
4,000 百万円から 5,000 百万円の見込みから増加)。この変更は、価値の高い自社プログラムへ
の投資の増加と返還されたムスカリン作動薬プログラムに係る開発の加速を反映したもの。
• 一般管理費に係る現金支出は、前年同四半期と比べ 493 百万円増加し、1,832 百万円となった。
これは成長戦略を引き続き評価するために人件費および専門家に支払うアドバイザリーフィー
が増加したこと、および前年同四半期において株価の減少に伴い株式報酬費用に係る英国の社
会保険料が通常より減少したことの反動増によるもの。当第 3 四半期連結累計期間の一般管理費
に係る現金支出は、前年同四半期比増加しているものの、予算に沿って進捗していることから、
一般管理費に係る現金支出の通期見込みは 1,800 百万円から 2,300 百万円で据え置き。
• 現金損失1は 2,658 百万円(前年同四半期は 314 百万円の利益)となった。これは主に、上述の
売上収益の減少と研究開発費および一般管理費に係る現金支出の増加によるもの。
• 営業損失は 4,225 百万円(前年同四半期は 1,217 百万円の損失)となった。これは主に、売上収
益の減少および営業費用の増加によるもの。
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Non-IFRS measure
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• 四半期損失は 1,825 百万円(前年同四半期は 1,642 百万円の損失)となった。これは主に、法人
所得税費用がマイナス計上となった一方で、営業損失が増加したことによるもの。
• 2021 年 9 月 30 日における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ 9,833 百万円増加
し、49,841 百万円となった。
以上
Sosei Heptares について
当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは神経疾患、免疫疾患、消化器疾患、炎症性疾
患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、バイオヘイブン社、ジェネンテック社(ロシュ・グルー
プ)、GSK 社、ノバルティス社、ファイザー社、武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製薬企業
および新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、英国のケンブリ
ッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよび StaR®は、当
社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページ https://soseiheptares.com/をご覧ください。
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