4565 M-SOSEI 2021-05-12 15:30:00
2021年12月期第1四半期(1月-3月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]
PRESS RELEASE
2021 年 5 月 12 日
各位
本店所在地 東京都千代田区麹町二丁目1番地
会社名 そーせいグループ株式会社
(コード番号 4565 東証マザーズ)
代表者 代表執行役会長兼社長 CEO
田村眞一
問い合せ先 IR & コーポレートストラテジー部
西下進一朗
電話番号 03-5210-3290(代表)
2021 年 12 月期第 1 四半期(1 月—3 月)
ビジネスハイライトおよび連結業績について
当社グループは本日、2021 年 12 月期第 1 四半期(1 月—3 月)における事業の概況および連結業績を
発表しましたので、お知らせします。2021 年 12 月期第 1 四半期決算短信〔IFRS〕連結全文はこちらを
ご覧ください。
当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「当社グループは、創薬
ビジネスを順調に拡大しており、今後もさまざまな成長機会を十分に活かすことが可能な状態にありま
す。当社グループの世界有数の創薬プラットフォームを強化し、その応用範囲を GPCR 以外にも広げる
ことを目的として、いくつかの有望な新規技術提携を締結しました。提携プログラムも順調に進んでお
り、年初から複数のマイルストンを達成し、重要な収益を上げています。一方、自社開発のプログラム
は、将来の提携機会のさまざまな源泉となるものです。我々は意欲的な目標を掲げており、2021 年は内
部成長および戦略的成長のための取り組みに対する投資を拡大する年になると考えています。また、当
社グループは、すべてのステークホルダーの皆さまに継続的な成功と価値創造をもたらす適切な戦略を
有していると確信しています。」
2021 年 12 月期第 1 四半期(1 月—3 月)ビジネスハイライト
• AI 創薬における PharmEnable 社との新規戦略的技術提携 - これまで創薬困難だったペプチド
作動性 GPCR ターゲットに対する、新薬創出を目的とした提携
• SBDD アプローチを初めて GPCR 以外の膜タンパク質にまで応用する Metrion 社との戦略的提
携 - 創薬のための構造的情報が限定されており、巨大だが未開拓な領域が多く残る創薬ターゲ
ットカテゴリーであるイオンチャネルに対する提携。神経疾患に関連する一つのイオンチャネ
ルに対し、新規かつ特異性の高いリード化合物の特定を目指す
• ムスカリン作動薬プログラムのグローバルな研究開発権・販売権がアッヴィ社より返還 - 独立
した専門家によるプログラムのレビューが完了し、HTL0016878(選択的 M4 作動薬プログラム)
を臨床試験へ進め、今後の提携に向け価値を高めるため投資配分を拡大。HTL0016878 は、統合
PRESS RELEASE
失調症などの神経障害に対する新たな作用機序を備えた新規医薬品を開発する機会を提供。本
プログラムおよび他のムスカリンプログラムについての提携交渉が進行中
• 当第 1 四半期にジェネンテック社より 2 件の計 4.0 百万米ドルのマイルストンを受領 - 2019 年
の複数のターゲットを対象にした提携に基づく StaR®タンパク質の提供によりマイルストンを達
成
• ス ピ ン オ フ 企 業 の Orexia 社 が 新 た に 設 立 さ れ た ア セ ッ ト 特 化 型 企 業 で あ る Centessa
Pharmaceuticals 社に統合 - 2021 年 2 月に設立され、250 百万米ドルの資金を調達した
Centessa 社に未上場バイオ企業 10 社が統合され、Orexia 社がそのうちの 1 社となった。当社
グループが保有していた Orexia 社の株式は Centessa 社の株式に転換。2021 年 4 月、Centessa
社は Nasdaq 市場への新規上場に関する登録届出書を提出
• Formosa 社より 2.5 百万米ドルのマイルストンを受領 - 過去に譲渡したアセットである
APP13007 が白内障手術後の眼内炎および疼痛患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験を開始したこと
によるもの
2021 年 12 月期第 1 四半期(1 月—3 月)の業績ハイライト
• 売上収益は、前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)と比べ 45 百万円増加し、1,207 百万円となっ
た。この増加は、(1)前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)に 1 件の 1.5 百万米ドルのマイルスト
ンを達成した一方、当第 1 四半期連結累計期間にはジェネンテック社に StaR®タンパク質を提供
したことに関連した 2 件の計 4.0 百万米ドルのマイルストンを達成したこと(そのうち 2.1 百万
米ドルを認識)、(2)アッヴィ社との間で過去に前受した収益に係る追加の進展が当第 1 四半
期連結累計期間にみられたことにより、前受収益から売上収益への振替額が増加したことによ
るもの
• 研究開発費に係る現金支出は、前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)と比べ 545 百万円増加し、
1,102 百万円となった。この増加は主に、Metrion 社、PharmEnable 社および Captor 社との新た
な共同研究への支出、事業拡大のための研究開発人員の強化、ポンド高の影響、および前年同
四半期(2020 年 1 月—3 月)において外部委託企業との開発費用の負担を見直したことによる費
用減少があったことによるもの
• 一般管理費に係る現金支出は、前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)と比べ 204 百万円増加し、
641 百万円となった。これは主に人件費が増加したこと、および前年同四半期(2020 年 1 月—3
月)において株価の減少に伴い株式報酬費用に係る英国の社会保険料が減少したことによるも
の
• 現金損失 1は、主に研究開発費および一般管理費に係る現金支出が売上収益を上回ったことによ
り、683 百万円(前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)は 12 百万円の利益)となった
• 営業損益は、主に営業費用の増加が売上収益の増加を上回ったことから、1,238 百万円の損失
(前年同四半期(2020 年 1 月—3 月)は 445 百万円の損失)となった
1
Non-IFRS measure
PRESS RELEASE
• 四半期損益は、主に上述の営業損失の増加により、1,153 百万円の損失(前年同四半期(2020
年 1 月—3 月)は 746 百万円の損失)となった。
• 2021 年 3 月 31 日における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ 388 百万円増加し、
40,396 百万円となった
以上
Sosei Heptares について
当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは神経疾患、免疫疾患、消化器疾患、炎症性疾
患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、バイオヘイブン社、ジェネンテック社(ロシュ・グルー
プ)、GSK 社、ノバルティス社、ファイザー社および武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製薬
企業、ならびにその他の新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、
英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよび StaR®は、当
社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページ https://soseiheptares.com/をご覧ください。
LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco