4565 M-SOSEI 2021-03-11 15:30:00
Formosa社より2.5百万米ドルのマイルストンを受領 [pdf]

        PRESS RELEASE

                                                                       2021 年 3 月 11 日
各位
                                      本店所在地      東京都千代田区麹町二丁目1番地
                                      会社名        そーせいグループ株式会社
                                                 (コード番号 4565 東証マザーズ)
                                      代表者        代表執行役会長兼社長 CEO
                                                 田村眞一
                                      問い合せ先      IR & コーポレートストラテジー部
                                                 西下進一朗
                                      電話番号       03-5210-3290(代表)



                 Formosa 社より 2.5 百万米ドルのマイルストンを受領

Formosa 社が開発中の APP13007 について白内障手術にともなう眼内炎および疼痛患者を対
      象とした第Ⅲ相臨床試験の第一症例に投与を開始したことによりマイルストンを達成

        当社の子会社であったアクティバスファーマ社が開発していた APP13007 は、
                 現在 Formosa 社が開発を継続している

        アクティバス社から Formosa 社に譲渡された APP13007 開発の進捗に応じて、
          当社グループはマイルストンやロイヤリティを受領できる権利を有する

    当 社 グ ル ー プ は 、 Formosa Pharmaceuticals, Inc. ( 以 下 「 Formosa 社 」 ) が 、 米 国 に お い て
APP13007 について 370 名の白内障手術後の眼内炎および疼痛患者を対象とした無作為化第Ⅲ相臨床試
験 を 開 始 し ま し た の で 、 お 知 ら せ い た し ま す ( ClinicalTrials.gov 認 識 番 号 : NCT04739709 ) 。
APP13007 は、ステロイドのナノ粒子製剤であり、術後眼炎疼痛治療薬として開発が進められています。
今回の進捗により、当社グループは Formosa 社より 2.5 百万米ドル(約 271 百万円1)のマイルストン
を受領することとなります。


    APP13007 は、当社の 100%子会社であった株式会社アクティバスファーマ(以下「アクティバス
社」)が、デザイン・研究開発を行っていました。2017 年 8 月、当社は、アクティバス社の全株式を、
医薬品原薬製造に強みを持つ台湾証券取引所上場企業 Formosa Laboratories, Inc.の 100%子会社であ
る Formosa 社へ譲渡いたしました。本譲渡は、当社グループの成長戦略の中心が、G タンパク質共役
受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術ならびに構造ベース創薬(SBDD)技術から生
み出される新薬のデザイン・研究開発へと移行したことによるものです。




1
    米ドル=108.57 円
      PRESS RELEASE

 APP13007 は、アクティバス社がステロイドに独自の特許ナノ粉砕化技術(以下「APNT」)を応用
したナノ化製剤であり、術後眼炎および疼痛治療薬として開発を進めていました。譲渡後は、Formosa
社が APP13007 を継続して開発を進め、今般、米国で第Ⅲ相臨床試験を開始することとなりました。


 2017 年のアクティバス社の株式譲渡契約に基づき、アクティバス社が保有していたパイプラインに
ついて、Formosa 社は開発の進捗に応じてマイルストン(非開示)を当社に対し支払うこととなって
います。開発品が上市された場合は売上金額に応じたロイヤリティが Formosa 社より支払われます。


 当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「Formosa 社が
APP13007 の開発を進展させたことを大変喜ばしく思います。第Ⅲ相臨床試験の開始は大きな成果と言
えます。Formosa 社がこの重要な試験を成功させることを願っており、完了後の結果報告を楽しみに
しています。」


                                                  以上


Sosei Heptares について
 当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは神経疾患、免疫疾患、消化器疾患、炎症性疾
患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。


 これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、バイオヘイブン社、ジェネンテック社(ロシュ・グルー
プ)、GSK 社、ノバルティス社、ファイザー社および武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製
薬企業、ならびにその他の新興バイオ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置
き、英国のケンブリッジに研究開発施設を有しています。


 「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード
4565)のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよび
StaR®は、当社グループの商標または登録商標です。


 詳しくは、ホームページ https://soseiheptares.com/をご覧ください。
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