4565 M-SOSEI 2020-11-11 15:30:00
2020年12月期第3四半期(1月-9月)ビジネスハイライトおよび連結業績について [pdf]
PRESS RELEASE
2020 年 11 月 11 日
各位
本店所在地 東京都千代田区麹町二丁目1番地
会社名 そーせいグループ株式会社
(コード番号 4565 東証マザーズ)
代表者 代表執行役会長兼社長 CEO
田村眞一
問い合せ先 IR & コーポレートストラテジー部
西下進一朗
電話番号 03-5210-3290(代表)
2020 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)
ビジネスハイライトおよび連結業績について
当社グループは本日、2020 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)における事業の概況および連結業績を
発表しましたので、お知らせします。2020 年 12 月期第 3 四半期決算短信〔IFRS〕連結全文はこちらを
ご覧ください。
当社代表執行役会長兼社長 CEO である田村眞一は次のように述べています。「当第 3 四半期(1 月-9
月)の当社グループの事業活動は、足元のパンデミックにもかかわらず良好に推移したのと同時に、引
き続き成長戦略を加速させるための、着実な進捗がありました。」
「7 月に実施した資金調達により、内部および外部成長を通じた長期的な成長を加速するための戦略
的機会を見出し、実行することができます。私たちはそのような案件の評価をいくつか行っており、こ
れらの多くが実現することを期待しています。」
「さらに、従来の創薬・開発における提携および新たなベンチャーキャピタルが支援するスピンアウ
ト企業の両方を通じて、当社の保有するパイプラインから価値を創出することを目指し、当社グループ
は非常に活発に事業開発活動を続けています。」
「その結果、依存症や不安障害に関与している mGlu5 NAM プログラムの臨床開発を進めるために、
Aditum Bio 社によって Tempero Bio 社が設立されたことを非常に喜ばしく思いました。この契約締結は、
私たちが設計・開発できる開発候補品の質の高さ、ひいてはこれらに魅力を感じていただける提携先の
質の高さを示しています。」
「私たちは、継続して成功を収めていくための要素は全て整っていると確信しており、将来、価値創
造のマイルストンを達成し、株主さまにご報告できることを楽しみにしています。」
PRESS RELEASE
2020 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)ビジネスハイライト
• 海外募集による新株式および転換社債型新株予約権付社債の発行により 209 億円の資金調達を
実施 - 本海外募集による手取り金の大半を以下の戦略的成長投資に充当する予定。
・長期的な収益成長を確保するための転機となる可能性を持った企業買収
・当社グループが有する創薬プラットフォームを補完・拡充する新規技術への投資
・当社グループの創薬及び初期開発の新規ターゲットへの拡大
・国内市場向けの後期臨床開発段階にあるアセットの導入
残りの資金を既存の研究開発活動及び運転資金などの内部成長投資に充当
• ファイザー社との複数のターゲットを対象とした研究開発提携により見出された二番目の新薬
開発候補品の臨床試験を開始 - ファイザー社により初めてヒトへ投与する臨床試験が開始され
たことにより、当社グループは 5 百万米ドルのマイルストンを受領。ファイザー社と当社グルー
プとの提携により創出された開発候補品である、炎症性腸疾患を対象とした CCR6 拮抗薬 PF-
07054894 は、2019 年 6 月にファイザー社により選定
• コントロール不十分な喘息患者を対象としたエナジア® ブリーズヘラー®の臨床試験における有
効性成績が発表 - 第Ⅲ相臨床試験(IRIDIUM 試験)結果が The Lancet Respiratory Medicine 誌
に掲載、高用量のエナジア® ブリーズヘラー®が中用量に比べて喘息増悪を軽減することを示し
た事後分析結果が欧州呼吸器学会(ERS)バーチャル国際会議において発表
• 日本での IR チームの強化 -トップランクアナリスト野村広之進が当社インベスターリレーショ
ンズ・コーポレートストラテジー シニア・ヴァイス・プレジデントに就任
2020 年 9 月 30 日以降のビジネスハイライト
• 専業ベンチャーキャピタル会社である Aditum Bio 社(ノバルティス社の元幹部であるジョー・
ヒメネスとマーク・フィッシュマンによって設立)との新会社 Tempero Bio 社設立 - 当社グ
ループと Tempero Bio 社が、当社グループの保有する依存症や不安障害を標的に含む第Ⅰ相臨
床試験中の mGlu5 ネガティブアロステリックモジュレータープログラムに関するライセンス契
約を締結。当社グループは契約一時金および戦略的株式持分として Tempero Bio 社の株式を受
領するとともに、将来の成果に応じて開発および商業化マイルストンを受領し、さらに将来の
製品販売からの段階的なロイヤリティを受領する権利を有する
2020 年 12 月期第 3 四半期(1 月-9 月)の業績ハイライト
• 売上収益は、主に研究開発に関する既存の提携先からの 2 件の 5 百万米ドルのマイルストン収入
を受領した一方、前年同四半期にはアストラゼネカ社からの 15 百万米ドル等の重要なマイルス
トン収入および相当額の契約一時金を受領したことにより、前年同四半期(2019 年 1 月-9 月)
と比べ 3,327 百万円減少し、4,443 百万円となった。新規提携の時期と既存の提携の進捗状況は
四半期毎に大きく変動する可能性がある。当社グループは、当連結会計年度内には新規提携に
伴う一時金およびマイルストンに関する収益を見込む。
PRESS RELEASE
• 研究開発費に係る現金支出は慎重に管理され、前年同四半期(2019 年 1 月—9 月)と比べ 476 百
万円減少し、2,411 百万円となり、これは主に COVID-19 流行のビジネスへの影響によるプロジ
ェクト活動の減少および外部委託費用の削減によるもの。研究開発費全体の 96%は英国におけ
る活動によるもの。
• 一般管理費に係る現金支出は、前年同四半期(2019 年 1 月—9 月)と比べ 293 百万円減少し、
1,339 百万円となり、これは主に当社株価下落に伴い株式報酬費用に係る英国での社会保険料が
減少したことによるもの。
• 現金収益1は、主に上述の収益の減少により、314 百万円(前年同四半期(2019 年 1 月—9 月)は
2,705 百万円の利益)となった。
• 四半期損益は、主に上述の収益の減少により、1,642 百万円の損失(前年同四半期(2019 年 1 月
—9 月)は 1,461 百万円の利益)となった。
• 2020 年 9 月 30 日における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ 22,425 百万円増加
し、37,800 百万円となった。
• 財務活動によるキャッシュ・フローは 20,678 百万円の収入となった。これは主に、2020 年 7 月
の海外募集による新株の発行等による収入 5,134 百万円および転換社債型新株予約権付社債の発
行による収入 15,902 百万円によるもの。
(注)便宜上の換算為替レート:2020 年:1 米ドル=107.566 円、2019 年:1 米ドル=109.130 円
以上
Sosei Heptares について
当社グループは、G タンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自の StaR®技術並びに構
造ベース創薬(SBDD)技術から生み出される新薬候補物質の探索および初期開発にフォーカスした、
国際的なバイオ医薬品企業グループです。当社グループは中枢神経系疾患、がん、消化器系疾患、炎症
性疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。
これまでアッヴィ社、アストラゼネカ社、ジェネンテック社(ロシュ・グループ)、ノバルティス社、
ファイザー社および武田薬品工業株式会社などの大手グローバル製薬企業、ならびにその他の新興バイ
オ医薬品企業と提携しています。当社グループは、東京に本社を置き、英国のケンブリッジに研究開発
施設を有しています。
「Sosei Heptares」は、東京証券取引所に上場しているそーせいグループ株式会社(証券コード 4565)
のコーポレートブランドです。「そーせい」、「Heptares」、当社グループのロゴおよび StaR®は、当
社グループの商標または登録商標です。
詳しくは、ホームページ https://www.soseiheptares.com/をご覧ください。
1
Non-IFRS measure
PRESS RELEASE
LinkedIn: @soseiheptaresco
Twitter: @soseiheptaresco
YouTube: @soseiheptaresco