4564 M-OTS 2021-03-31 08:30:00
当社連結子会社における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の検査導入のお知らせ [pdf]

                                                           2021 年 3 月 31 日
各     位


                                     神 奈 川 県 川 崎 市 高 津 区 坂 戸 3 - 2 - 1
                                     オンコセラピー・サイエンス株式会社
                                                  代表取締役社長      朴 在賢
                                             (コード番号 4564 東証マザーズ)
                                           (問い合せ先)管理本部長 木村 謙二
                                                    電話番号 044‐820‐8251


      当社連結子会社における新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の検査導入のお知らせ


    当社連結子会社である株式会社 Cancer Precision Medicine(以下、CPM 社)は、新たに新型コロナ
ウイルス(SARS-CoV-2)変異株の検査を導入することとしましたのでお知らせいたします。


    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の新規変異株の感染が世界各地より報告され、感染力の増加
や重症化率の上昇が懸念されることから、監視体制の強化が求められています。
    CPM 社では、現在実施している唾液を用いた RT-PCR 法(※1)による新型コロナウイルス
(SARS-CoV-2)検査に加え、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株を特定するための PCR 検査
を導入いたします。


    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株を特定するための PCR 検査は、TaqMan SNP ジェノタ
イピングアッセイ技術(※2)に基づき、複数種類の変異株を簡便かつ効率的に検出し、識別する検
査です。現在日本国内で感染の急拡大が懸念される英国、南アフリカ、ブラジル由来などの変異株に
ついて、本検査によって迅速に特定することができます。


 なお、本件による当社業績への影響は軽微であります。


※1     RT-PCR 法:逆転写酵素(reverse transcriptase)を用いて微量な RNA から cDNA に合成した後、
       cDNA を検出可能な濃度まで増幅して解析する方法。


※2     TaqMan SNP ジェノタイピングアッセイ技術:ゲノム上で一塩基多型(SNP)を含む領域を増
       幅できる PCR プライマーセットと、ゲノム DNA の一塩基変異に対応して遺伝子型を判別す
       ることができる TaqMan プローブを用いて、ゲノム DNA の PCR を行なうことで、SNP を検出
       する技術。
                                                                    以   上