4563 M-アンジェス 2020-05-21 15:00:00
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向けDNAワクチン共同開発:ワクチン製造体制強化に向けてAGC Biologics社とCytivaが参画 [pdf]
2020 年 5 月 21 日
各 位
会 社 名 アンジェス株式会社
代表者名 代表取締役社長 山田 英
(コード番号 4563 東証マザーズ)
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け DNA ワクチン共同開発:
ワクチン製造体制強化に向けて AGC Biologics 社と Cytiva が参画
2020 年 3 月 5 日に発表した新型コロナウイルス向け DNA ワクチンの大阪大学との共同開発におけるワクチン製造
において、新たに AGC Biologics 社(AGC 株式会社の事業子会社)と Cytiva 旧 GE ヘルスケアライフサイエンス(日本
の法人はグローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン株式会社)が参画することが決定いたしましたことをご報告
いたします。両社は新型コロナウイルス DNA ワクチン製造強化を目的として、製造を担当とするタカラバイオ社の協力
体制に加わることになります。
【プラスミド DNA 製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用 DNA ワクチンの開発および製造プロジェクト概要
-3 月 5 日以降の配信リリースからの参考情報】
当社および大阪大学(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)が有するプラスミド DNA 製品の開発実績を生かし、コロ
ナウイルスの予防用 DNA ワクチンを共同開発
製造はプラスミド DNA の製造技術と製造設備を有するタカラバイオ株式会社が担当
ダイセル社が、新規投与デバイスによる皮内への遺伝子導入法を開発
臨床開発を促進するため、医薬品開発支援機関として EPS ホールディングス株式会社が参画
ペプチド研究所が、抗体価測定のためのペプチド合成研究を担当
新日本科学が、非臨床試験における DNA ワクチンの安全性の検証業務を中心に担当
ワクチンの有効性等の評価指標となるバイオマーカーの探索でヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社が参画
スリー・ディー・マトリックス社と抗体検査キットの国内臨床利用可能性を検討
< DNA ワクチンとは>
DNA ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とする病原体の
たんぱく質をコードする環状 DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、病原体に対する免
疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。
なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。
以 上
お問い合わせ先
アンジェス株式会社 社長室 広報・IR 担当 03-5730-2641