4563 M-アンジェス 2020-04-30 15:00:00
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチン共同開発:ペプチド技術を用いた次世代ワクチン開発でフューチャー社が参画 [pdf]
年 月 日
各 位
会 社 名 アンジェス株式会社
代表者名 代表取締役社長 山田 英
(コード番号 4563 東証マザーズ)
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症( )向け ワクチン共同開発
ペプチド技術を用いた次世代ワクチン開発にフューチャー社が参画
当社は 年 月 日に発表したとおり、大阪大学と共同開発を行っている新型コロナウイルス向け
ワクチンの次世代型のワクチンとしてペプチド技術を用いた ワクチンの開発を株式会社ファンペッ
プと開始いたしました。この開発に 人工知能 を活用したコンサルティングサービスを提供するフュー
チャー株式会社 以下フューチャー社 が参画することが決定いたしましたのでご報告いたします。
次世代ワクチンは、現在開発を進めているワクチンに比べて抗体産生力向上が期待されるため、ワクチン
の投与量・回数の減少、より強力な感染予防効果や重症化が抑えられるなどの臨床的なメリットが期待されま
す。当該開発において最先端の を活用した新規の抗原配列を予測する探索システムを利用することで、
抗原配列等の設計を最適かつ効率的に行えるようにすることにより開発のスピードアップを図っていきます。
【フューチャー社とは】
フューチャー社は、大阪大学、ファンペップ社と、抗体誘導ペプチドを効率的に開発する について共
同で研究し、機械学習や深層学習の技術を活用した抗原探索システムの開発に取り組んでいます
抗体誘導ペプチドの実験結果データをもとに、最先端の を活用して新規の抗原配列を予測する探索
システムで、ワクチン開発におけるスピードの向上を目指しています
【次世代ワクチン開発に関する参考情報】
抗体産生力が高く、より有効性の高い次世代ワクチン開発に向けて、大阪大学及びファンペップ社との
間で、アジュバント様作用(免疫反応を増強して効果を高める作用)を有する「 」又は とエ
ピトープ(新型コロナウイルスの一部の抗原ペプチド)を結合した「抗体誘導ペプチド」を ワクチンに
併用投与する共同研究を実施
ファンペップ社は、大阪大学の研究成果である (アジュバント様作用を示すペプチド)を用いた抗
体誘導ペプチドの研究を大阪大学(臨床遺伝子治療学、健康発達医学)と推進し、既に海外で臨床治
験も実施中
ワクチンとは
ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とする
病原体のたんぱく質をコードする環状 プラスミド を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、
病原体に対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。
なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。
お問い合わせ先
アンジェス株式会社 社長室 広報・ 担当
以 上