4563 M-アンジェス 2020-04-27 15:00:00
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウィルス感染症(COVID-19)向けDNAワクチン共同開発:ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社参画のお知らせ [pdf]

                                                     年 月   日
各 位
                                     会 社 名  アンジェス株式会社
                                     代表者名   代表取締役社長 山田 英
                                         (コード番号 4563 東証マザーズ)

  アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症(       )向け  ワクチン共同開発:
             ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社参画のお知らせ

   年 月 日に発表した新型コロナウイルス向け   ワクチンの大阪大学との共同開発に関して、ワクチン接種後
の代謝変動解析において、メタボロミクス技術を保有するヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社    社
が新たに参画することが決定いたしました。当社と   社は、同社の保有するメタボロミクス技術を用いて、ワクチン接
種後の生体内の経時的な代謝変動を分析し、抗体価等の生体情報の変動とあわせて解析することによりその関連性の
研究を共同で進めてまいります。さらに、ワクチンの有効性等の評価指標となるバイオマーカーの探索を共同で進めて
まいります。

【ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズとは】
 鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究成果をもとに      年に創立したバイオベンチャーで、
     年 月に東証マザーズに上場しております。
 メタボロミクス技術をコアとして、様々なバイオマーカー 特定の病状や生命体の状態の指標 の探索研究を進めて
   います。

 メタボロミクスとは
メタボロミクスは、細胞や生体内に存在する代謝物質を包括的に測定し、生命現象を総体的に理解しようとする解析手
法です。遺伝子を解析するジェノミクス、たんぱく質を解析するプロテオミクスなどとともに、生命科学における解析手法
の一つとして注目されています。

【プラスミド   製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用    ワクチンの開発および製造プロジェクト概要
月 日以降の配信リリースからの参考情報】
 当社および大阪大学(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)が有するプラスミド     製品の開発実績を生かし、コロ
   ナウイルスの予防用    ワクチンを共同開発
 製造はプラスミド    の製造技術と製造設備を有するタカラバイオ株式会社が担当
 ダイセル社は、新規投与デバイスによる皮内への遺伝子導入法を開発し、その臨床応用を目指した研究を大阪大
   学(先進デバイス分子治療学、健康発達医学)が推進
 新規投与デバイスを使用することにより、皮内での遺伝子発現効率および抗体産生力を高めることが期待されるた
   め、より有効性の高い    ワクチン開発が可能
 人への投与を行う臨床試験について、運営と管理を行い、臨床開発を促進するため、医薬品開発支援機関として
      ホールディングス株式会社が参画
 ペプチド研究所が、抗体価測定のためのペプチド合成研究を担当
 新日本科学が、非臨床試験における      ワクチンの安全性の検証業務を中心に担当

    ワクチンとは
   ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とする病原体の
たんぱく質をコードする環状   プラスミド を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、病原体に対する免
疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。

なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。

                      お問い合わせ先
         アンジェス株式会社   社長室 広報・    担当                       以 上