4563 M-アンジェス 2020-04-07 15:00:00
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウィルス(COVID-19)向けDNAワクチン共同開発:臨床試験の開発支援を行う医薬品開発受託機関としてEPSグループ参画 [pdf]
2020 年 4 月 7 日
各 位
会 社 名 アンジェス株式会社
代表者名 代表取締役社長 山田 英
(コード番号 4563 東証マザーズ)
アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウィルス(COVID-19)向け DNA ワクチン共同開発:
医薬品開発支援機関として EPS グループ参画のお知らせ
2020 年 3 月 5 日に発表した新型コロナウイルス向け DNA ワクチンの大阪大学との共同開発に関して、非臨
床試験後の人への投与を行う臨床試験について、運営と管理を行い、臨床開発を促進するため、医薬品開
発支援機関として EPS グループが参画することが決定いたしました。EPS グループの参画により、迅速な臨床
試験の推進が可能になることが期待されます。当社としては、非臨床試験後速やかに臨床試験への移行を目
指してまいります。
【EPS グループとは(ホールディングス:EPS ホールディングス株式会社、東京都新宿区)】
1991 年に医薬品開発受託機関(CRO)のパイオニアとして創業以来、開発から育薬、販売、マーケティグ、
コンサルテーション等のソリューションに加え、ビッグデータ&AI、再生医療などへの取り組みで製薬、医
療機器関連企業、病院・クリニック、アカデミアを支援するヘルスケア・ソリューション・プロバイダーです。
【プラスミド DNA 製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用 DNA ワクチンの開発および製造プロジェ
クト概要-3 月 5 日および 3 月 13 日配信リリースからの参考情報】
当社および大阪大学(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)が有するプラスミド DNA 製品の開発実績を
生かし、コロナウイルスの予防用 DNA ワクチンを共同開発
DNA ワクチンの製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組換えウイルス
タンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することが可能
製造はプラスミド DNA の製造技術と製造設備を有するタカラバイオ株式会社が担当
ダイセル社は、新規投与デバイスによる皮内への遺伝子導入法を開発し、その臨床応用を目指した研
究を大阪大学(先進デバイス分子治療学、健康発達医学)が推進
新規投与デバイスを使用することにより、皮内での遺伝子発現効率および抗体産生力を高めることが期
待されるため、より有効性の高い DNA ワクチン開発が可能
< DNA ワクチンとは>
DNA ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とする
病原体のたんぱく質をコードする環状 DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、
病原体に対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。
なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。
お問い合わせ先
アンジェス株式会社 社長室 広報・IR 担当 03-5730-2641
以 上