4563 M-アンジェス 2020-03-05 13:00:00
アンジェス、大阪大学が新型コロナウィルス(COVID-19)に対するDNAワクチン共同開発に着手 [pdf]

                                             2020 年 3 月 5 日
各 位
                             会 社 名  アンジェス株式会社
                             代表者名   代表取締役社長 山田 英
                                 (コード番号 4563 東証マザーズ)

 アンジェス、大阪大学が新型コロナウィルス(COVID-19)に対する DNA ワクチン共同開発に着手

当社では、HGF 治療用製品において DNA プラスミド製品を上市した実績を元に、大阪大学と共同で
新型コロナウイルス対策のための予防用 DNA ワクチンの開発を行うことを決定いたしましたことをご報
告いたします。

< DNA プラスミド製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用 DNA ワクチンの開発>
 当社および大阪大学が有する DNA プラスミド製品の開発実績を生かし、コロナウイルスの予防用
    DNA ワクチンを共同開発
 DNA ワクチンの製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組換え
    ウイルスタンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することが可能
 製造はプラスミド DNA の製造技術と製造設備を有するタカラバイオ株式会社が担当

< DNA ワクチンとは>
DNA ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象
とする病原体のたんぱく質をコードする環状 DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体
内で生産し、病原体に対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないた
め、安全です。

なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。



                       お問い合わせ先


         アンジェス株式会社    社長室 広報・IR 担当     03-5730-2641


                                                      以 上