4559 ゼリア新薬 2019-11-01 16:00:00
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月1日
上場会社名 ゼリア新薬工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4559 URL https://www.zeria.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼COO (氏名) 伊部 充弘
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名) 西澤 知幸 TEL 03-3661-1039
四半期報告書提出予定日 2019年11月6日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト・機関投資家・報道機関向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 30,317 △0.5 1,738 △16.0 1,628 △15.0 1,230 △46.0
2019年3月期第2四半期 30,483 △6.0 2,069 △13.5 1,914 △24.5 2,280 7.2
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 △0百万円 (―%) 2019年3月期第2四半期 110百万円 (△95.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第2四半期 26.16 ―
2019年3月期第2四半期 45.40 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第2四半期 107,806 55,453 51.3 1,191.38
2019年3月期 110,433 59,347 53.6 1,235.09
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 55,298百万円 2019年3月期 59,185百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 17.00 ― 17.00 34.00
2020年3月期 ― 17.00
2020年3月期(予想) ― 17.00 34.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 65,000 5.1 5,000 33.8 5,000 51.7 3,800 10.0 81.34
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 53,119,190 株 2019年3月期 53,119,190 株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 6,703,638 株 2019年3月期 5,199,132 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 47,024,857 株 2019年3月期2Q 50,236,512 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
ゼリア新薬工業株式会社(4559) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
(1)販売実績 …………………………………………………………………………………………………………… 11
(2)主要製商品売上高 連結 ………………………………………………………………………………………… 12
(3)新薬パイプラインの状況 ………………………………………………………………………………………… 13
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ゼリア新薬工業株式会社(4559) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に引き続き緩やかな回復基調
が続いてはいるものの、通商問題の今後の行方や地政学的リスク、さらには、中国をはじめとする海外経済の動
向に、一層注意が必要な状況が続いています。
医薬品業界におきましては、医療用医薬品は、医療費抑制策の一環として後発医薬品の使用が引き続き強力に
推進されており、またOTC医薬品市場におきましても市場競争の激化が続いており、ともに厳しい環境下で推
移いたしました。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は、303億17百万円(前年同四半期比0.5%減)とな
りました。また、利益につきましては、売上の漸減及び研究開発費等の経費が増加したことにより、営業利益は
17億38百万円(前年同四半期比16.0%減)、経常利益は16億28百万円(前年同四半期比15.0%減)となりまし
た。なお、前期に特別利益を計上したこともあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億30百万円(前年同
四半期比46.0%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の海外売上高比率は、29.1%(前連結会計年度28.5%)となっております。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①医療用医薬品事業
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、国内におきましては後発品及び競合品の影響を受けて
苦戦いたしましたが、海外市場では2018年12月より欧州で販売を開始した「ASACOL 1600mg」の寄与もあって好
調に推移し、全体では引き続き売上を拡大いたしました。一方で、炎症性腸疾患(IBD)治療剤「Entocort」
(国内販売名:「ゼンタコート」)は、海外の一部の地域における在庫調整の影響により、苦戦することとなり
ました。なお、機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」につきましては、引き続き内視鏡実施医療機関を
中心に潜在的な機能性ディスペプシア患者の掘り起しに努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、156億91百万円(前年同四半期比3.1%減)となりました。
②コンシューマーヘルスケア事業
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝活動を積極的に展開し、製品
認知度の向上に努めた結果、引き続き売上を拡大いたしました。なお、2019年6月に「ヘパリーゼW Jelly」を
全国展開し、製品ラインアップを強化いたしました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有
効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を継続的に行っており、売上を拡大い
たしました。植物性便秘薬「ウィズワン群」につきましても、堅調に推移いたしました。
これらの結果、当事業の売上高は、145億49百万円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
③その他
保険代理業・不動産賃貸収入などにより、当事業の売上高は77百万円(前年同四半期比0.3%減)となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,078億6百万円となり、前連結会計年度末対比26億27百万円の減少
となりました。その内訳は流動資産が364億53百万円で、前連結会計年度末対比22億69百万円の減少、固定資産
が713億53百万円で、前連結会計年度末対比3億57百万円の減少となっております。流動資産の増減の主なもの
は、受取手形及び売掛金の減少10億6百万円、商品及び製品等のたな卸資産の増加9億74百万円、未収金の減少
等流動資産のその他の減少21億60百万円であります。また固定資産の増減の主なものは、有形固定資産の増加1
億90百万円、無形固定資産の減少13億14百万円、投資その他の資産の増加7億66百万円であります。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は523億52百万円となり、前連結会計年度末対比12億66百万円の増加
となりました。その内訳は流動負債が405億27百万円で、前連結会計年度末対比16億88百万円の増加、固定負債
が118億25百万円で、前連結会計年度末対比4億22百万円の減少となっております。流動負債の増減の主なもの
は、買掛金の増加7億14百万円、短期借入金の増加24億17百万円、未払法人税等の減少2億82百万円、賞与引当
金の減少2億37百万円、未払金の減少等流動負債のその他の減少9億10百万円であります。固定負債の増減の主
なものは、長期借入金の減少8億93百万円、退職給付に係る負債の増加1億84百万円、リース債務の増加等固定
負債のその他の増加2億86百万円であります。
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当第2四半期連結会計期間末の純資産は554億53百万円となり、前連結会計年度末対比38億93百万円の減少と
なりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上12億30百万円、前期末配当の実施8億14百万
円、自己株式の増加30億76百万円、その他有価証券評価差額金の減少3億51百万円、為替換算調整勘定の減少4
億67百万円、退職給付に係る調整累計額の減少4億7百万円等によるものであります。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は前連結会計年度末と比べ2.3%低下し、51.3%
となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比61百万円
減少し、78億58百万円となりました。これは、主に営業活動によるキャッシュ・フローが23億35百万円のプラス
であったものの、投資活動によるキャッシュ・フローが79百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが21億59
百万円のマイナスであったためであります。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は23億35百万円の資金の増加となりました(前年同四半期比4億74百万円増)。こ
れは、税金等調整前四半期純利益の計上16億27百万円、減価償却費の計上16億31百万円、のれん償却額の計上3
億46百万円、売上債権の減少8億96百万円、たな卸資産の増加10億62百万円、仕入債務の増加7億26百万円、そ
の他の流動資産の減少3億74百万円、その他の流動負債の減少8億65百万円、退職給付に係る資産の増加6億84
百万円、法人税等の支払い7億50百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は79百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比16億82百万円増)。これ
は、有形固定資産の取得による支出3億62百万円、無形固定資産の取得による支出2億54百万円、投資有価証券
の取得による支出10億19百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入17億69百万円等によるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間は21億59百万円の資金の減少となりました(前年同四半期比9億1百万円減)。こ
れは、短期借入金の増加26億70百万円、長期借入れによる収入5億円、長期借入金の返済による支出13億17百万
円、自己株式の取得による支出30億84百万円、配当金の支払い8億11百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の通期業績予想につきましては、引き続きヘパリーゼ群・海外におけるアサコールなどの主力製
品の売上の伸びが見込まれることや、Entocortが回復基調にあることに加え、下期は研究開発費が前年水準に止
まると予想されることから、2019年5月10日に公表いたしました通期公表値から変更しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,045,049 7,983,335
受取手形及び売掛金 14,952,259 13,946,072
商品及び製品 5,865,843 6,418,417
仕掛品 1,118,459 1,381,570
原材料及び貯蔵品 3,039,418 3,198,144
その他 5,743,229 3,582,761
貸倒引当金 △40,967 △56,888
流動資産合計 38,723,292 36,453,413
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 7,303,721 7,065,943
土地 11,662,200 11,660,005
その他(純額) 3,947,772 4,378,501
有形固定資産合計 22,913,693 23,104,450
無形固定資産
のれん 7,858,872 7,421,345
販売権 14,935,122 13,984,588
その他 7,005,302 7,078,612
無形固定資産合計 29,799,297 28,484,547
投資その他の資産
投資有価証券 5,538,058 6,172,662
退職給付に係る資産 12,922,270 12,969,876
その他 552,295 636,525
貸倒引当金 △15,049 △14,725
投資その他の資産合計 18,997,575 19,764,338
固定資産合計 71,710,566 71,353,336
資産合計 110,433,858 107,806,750
負債の部
流動負債
買掛金 1,763,231 2,477,628
短期借入金 27,988,804 30,406,545
未払法人税等 693,190 410,696
賞与引当金 1,178,007 940,551
返品調整引当金 46,813 47,535
売上割戻引当金 84,745 71,634
その他 7,083,753 6,172,808
流動負債合計 38,838,546 40,527,399
固定負債
長期借入金 7,795,965 6,902,680
退職給付に係る負債 648,527 832,814
資産除去債務 55,027 55,163
その他 3,747,964 4,034,779
固定負債合計 12,247,483 11,825,437
負債合計 51,086,030 52,352,836
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 6,593,398 6,593,398
資本剰余金 11,685,121 11,685,121
利益剰余金 43,822,190 44,237,912
自己株式 △10,565,994 △13,642,015
株主資本合計 51,534,715 48,874,417
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △21,658 △372,784
為替換算調整勘定 2,084,161 1,616,262
退職給付に係る調整累計額 5,588,368 5,180,687
その他の包括利益累計額合計 7,650,871 6,424,165
非支配株主持分 162,240 155,331
純資産合計 59,347,828 55,453,913
負債純資産合計 110,433,858 107,806,750
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 30,483,631 30,317,539
売上原価 8,827,579 8,555,897
売上総利益 21,656,051 21,761,642
返品調整引当金戻入額 38,995 46,813
返品調整引当金繰入額 44,096 47,535
差引売上総利益 21,650,950 21,760,919
販売費及び一般管理費 19,581,479 20,021,929
営業利益 2,069,470 1,738,990
営業外収益
受取利息 5,883 12,703
受取配当金 121,691 144,551
その他 70,743 56,787
営業外収益合計 198,317 214,043
営業外費用
支払利息 96,952 103,761
為替差損 246,086 80,297
貸倒損失 - 83,910
その他 9,855 56,729
営業外費用合計 352,894 324,698
経常利益 1,914,894 1,628,334
特別利益
固定資産売却益 247 275
投資有価証券売却益 2,540 15
受取和解金 1,579,034 -
特別利益合計 1,581,823 291
特別損失
固定資産売却損 - 385
固定資産除却損 1,230 1,050
特別損失合計 1,230 1,436
税金等調整前四半期純利益 3,495,486 1,627,190
法人税等 1,209,373 395,017
四半期純利益 2,286,113 1,232,172
非支配株主に帰属する四半期純利益 5,591 1,809
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,280,522 1,230,363
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 2,286,113 1,232,172
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 349,304 △351,126
為替換算調整勘定 △2,207,279 △474,302
退職給付に係る調整額 △317,326 △407,680
その他の包括利益合計 △2,175,301 △1,233,110
四半期包括利益 110,811 △937
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 110,105 3,657
非支配株主に係る四半期包括利益 706 △4,594
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 3,495,486 1,627,190
減価償却費 1,523,545 1,631,334
のれん償却額 351,240 346,005
賞与引当金の増減額(△は減少) △258,444 △228,279
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 180,205 229,069
受取利息及び受取配当金 △127,574 △157,255
支払利息 96,952 103,761
貸倒損失 - 83,910
受取和解金 △1,579,034 -
売上債権の増減額(△は増加) 272,289 896,366
たな卸資産の増減額(△は増加) △674,441 △1,062,618
仕入債務の増減額(△は減少) △331,860 726,667
その他の流動資産の増減額(△は増加) △71,105 374,043
その他の流動負債の増減額(△は減少) △1,258,548 △865,301
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △650,746 △684,040
その他 △43,347 15,391
小計 924,614 3,036,244
利息及び配当金の受取額 126,063 157,269
利息の支払額 △96,389 △107,237
和解金の受取額 1,579,034 -
法人税等の支払額 △672,369 △750,533
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,860,953 2,335,743
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △697,300 △362,662
無形固定資産の取得による支出 △268,188 △254,046
投資有価証券の取得による支出 △699,425 △1,019,789
投資有価証券の売却及び償還による収入 61,757 1,769,737
その他 △158,754 △212,575
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,761,911 △79,335
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,864,470 2,670,357
長期借入れによる収入 - 500,000
長期借入金の返済による支出 △1,644,100 △1,317,895
リース債務の返済による支出 - △113,885
自己株式の取得による支出 △618,935 △3,084,376
配当金の支払額 △853,717 △811,434
非支配株主への配当金の支払額 △5,467 △2,245
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,257,749 △2,159,480
現金及び現金同等物に係る換算差額 △257,494 △158,641
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,416,200 △61,714
現金及び現金同等物の期首残高 10,034,779 7,920,049
現金及び現金同等物の四半期末残高 8,618,579 7,858,335
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間の期首よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
当該会計基準の適用に伴い、第1四半期連結会計期間の期首において、有形固定資産の「その他」が881,256
千円、流動負債の「その他」が221,534千円、固定負債の「その他」が659,722千円増加しております。なお、こ
の変更による当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自2018年4月1日 至2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
コンシュー 合計
医療用 (注)1 (注)2 計上額
マーヘルス 計 (注)3
医薬品事業
ケア事業
売上高
外部顧客への売上高 16,196,973 14,209,159 30,406,132 77,498 30,483,631 - 30,483,631
セグメント間の内部
売上高又は振替高 - 53 53 331,116 331,169 △331,169 -
計 16,196,973 14,209,212 30,406,186 408,614 30,814,801 △331,169 30,483,631
セグメント利益 1,729,022 2,575,000 4,304,022 126,545 4,430,567 △2,361,097 2,069,470
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理業及び不動
産業等の事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△2,361,097千円は、主に報告セグメントに配分していない一般管理費
等の全社費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
コンシュー 合計
医療用 (注)1 (注)2 計上額
マーヘルス 計 (注)3
医薬品事業
ケア事業
売上高
外部顧客への売上高 15,691,149 14,549,130 30,240,280 77,259 30,317,539 - 30,317,539
セグメント間の内部
売上高又は振替高 - 65 65 297,156 297,222 △297,222 -
計 15,691,149 14,549,196 30,240,346 374,415 30,614,761 △297,222 30,317,539
セグメント利益 625,906 3,471,025 4,096,932 122,410 4,219,343 △2,480,352 1,738,990
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、保険代理業及び不動
産業等の事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△2,480,352千円は、主に報告セグメントに配分していない一般管理費
等の全社費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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3.補足情報
(1)販売実績
当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位:千円)
当第2四半期連結累計期間
前年同四半期比
セグメントの名称 (自 2019年4月1日
増減(△)率(%)
至 2019年9月30日)
医療用医薬品事業 15,691,149 △3.1
コンシューマーヘルスケア事業 14,549,130 2.4
報告セグメント計 30,240,280 △0.5
その他 77,259 △0.3
合 計 30,317,539 △0.5
(注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.金額は消費税等抜きで表示しております。
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(2)主要製商品売上高 連結
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 増減(△)率(%)
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1.医療用医薬品事業 16,196,973 15,691,149 △3.1
アサコール 7,534,124 7,674,749 1.9
エントコート 2,786,316 2,279,415 △18.2
アコファイド 1,556,474 1,469,802 △5.6
プロマック 859,060 714,903 △16.8
アシノン 723,597 563,709 △22.1
その他 2,737,399 2,988,568 9.2
2.コンシューマーヘルスケア事業 14,209,159 14,549,130 2.4
ヘパリーゼ群 6,096,085 6,305,641 3.4
コンドロイチン群 3,063,932 3,460,795 13.0
ウィズワン群 804,595 824,999 2.5
その他 4,244,546 3,957,693 △6.8
3.その他の事業 77,498 77,259 △0.3
合 計 30,483,631 30,317,539 △0.5
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(3)新薬パイプラインの状況
Ⅰ.国内開発状況 (2019年11月1日現在)
開発段階 開発番号/一般名 開発 適応症 作用機序及び特長 起源
Z-213/
承認 カルボキシマルトース第二鉄 ゼリア 鉄欠乏性貧血 静注鉄剤 導入品
(販売名:フェインジェクト静注500㎎)
フェーズⅢ
Z-100 ゼリア 子宮頸癌 免疫調節作用 自社品
(アジア共同治験)
陽イオン結合非吸収性
フェーズⅡ ZG-801/Patiromer ゼリア 高カリウム血症 導入品
ポリマー
Ⅱ.海外開発状況
開発段階 開発番号/一般名 開発 適応症 作用機序及び特長 起源
承認申請中 ゼリア・Tillotts
Z-206/メサラジン 潰瘍性大腸炎 pH依存型放出調整製剤 自社(Gr)品
(中国) Pharmaの共同開発
フェーズⅢ
Z-338/アコチアミド ゼリア 機能性ディスペプシア 上部消化管運動改善作用 自社品
(欧州)
フェーズⅢ
Z-100 ゼリア 子宮頸癌 免疫調節作用 自社品
(アジア)
発売となった開発品
発売日 開発番号/一般名 開発 適応症 作用機序及び特長 起源
2018年12月
TP05/メサラジン Tillotts Pharma 潰瘍性大腸炎 OPTICORE DDS技術 自社(Gr)品
(欧州)
自社(Gr)品:自社グループオリジナル品
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