4552 JCRファーマ 2021-01-28 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月28日
上場会社名 JCRファーマ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4552 URL https://www.jcrpharm.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)芦田 信
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員管理本部長 (氏名)葉口 明宏 TEL 0797(32)1995
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 19,424 7.4 3,952 83.6 4,045 86.3 3,264 80.8
2020年3月期第3四半期 18,077 16.4 2,152 △14.7 2,171 △17.0 1,805 △3.3
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 3,245百万円(90.1%) 2020年3月期第3四半期 1,707百万円(△14.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 26.44 26.30
2020年3月期第3四半期 14.65 14.56
(注)当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四半期純利
益」を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 66,511 34,902 51.4
2020年3月期 47,775 32,579 66.6
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 34,194百万円 2020年3月期 31,806百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 17.00 32.00
2021年3月期 - 18.00 -
2021年3月期(予想) 4.50 -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。2021年3月期(予想)
の1株当たり期末配当金については、当該株式分割の影響を考慮した金額を記載し、年間配当金合計は「-」とし
て記載しております。株式分割を考慮しない場合の2021年3月期(予想)の1株当たり期末配当金は18円00銭とな
り、1株当たり年間配当金は36円00銭となります。詳細については、「業績予想の適切な利用に関する説明、その
他特記事項」をご覧ください。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 27,200 9.8 6,000 84.9 6,000 82.2 4,800 79.2 38.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。2021年3月期の連結業
績予想における1株当たり当期純利益については、当該株式分割の影響を考慮しております。詳細については、
「業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 129,686,308株 2020年3月期 129,686,308株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 6,074,608株 2020年3月期 6,369,036株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 123,485,105株 2020年3月期3Q 123,272,660株
(注)当社は、2020年10月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均
株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、添付資料4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
(株式分割後の配当及び連結業績予想について)
当社は、2020年8月26日開催の取締役会において、株式分割について決議し、2020年10月1日付で、普通株式1株に
つき4株の割合で株式分割を行っております。なお、株式分割考慮前に換算した2021年3月期の配当予想及び連結業績
予想は以下のとおりとなります。
1.2021年3月期の配当予想
1株当たり配当金 第2四半期末 18円00銭(注1) 期末 18円00銭(注2)
2.2021年3月期の連結業績予想
1株当たり当期純利益 通期 155円44銭
(注1)第2四半期末の配当は、株式分割実施前の株式数に対して支払われます。
(注2)株式分割考慮前に換算した配当額です。
(注3)2021年3月期の年間配当金(株式分割考慮前)は36円00銭となります。
JCRファーマ㈱(4552)2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
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JCRファーマ㈱(4552)2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①当期の経営成績
売上高は194億24百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
主力製品である遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト®」などの主力製品の売上は、2020
年4月に薬価改定がありましたが、販売数量が増加したことにより、前年同期を上回りました。
また、契約金収入も前年同期を上回っており、売上高合計で前年同期に比べて増収となりました。
利益面におきましては、業務の効率化と経費削減効果等により、研究開発費を含む販売費及び一般管理費が前年
同期を下回り、営業利益は39億52百万円(前年同期比83.6%増)、経常利益は40億45百万円(前年同期比86.3%
増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は32億64百万円(前年同期比80.8%増)となり、いずれも増益となりま
した。
研究開発費は14.0%減少し、37億76百万円(前年同期比6億13百万円減)となりました。
なお当社は、2020年12月にアストラゼネカ株式会社が開発中のアデノウイルスベクターを用いたCOVID-19に対す
るワクチン(AZD1222)について、国内における原液製造に関し同社と業務請負契約を締結いたしました。本件に
関する当期の当社連結業績への影響については、開示の必要性が生じた際には速やかにお知らせします。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増減
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
金額(百万円) 金額(百万円) %
売上高 18,077 19,424 7.4
営業利益 2,152 3,952 83.6
経常利益 2,171 4,045 86.3
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,805 3,264 80.8
②主な売上
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増減
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
金額(百万円) 金額(百万円) %
ヒト成長ホルモン製剤
9,606 10,011 4.2
グロウジェクト®
再生医療等製品
2,347 1,656 △29.4
テムセル®HS注
腎性貧血治療薬 3,791 5,625 48.4
エポエチンアルファBS注「JCR」 3,141 2,598 △17.3
ダルベポエチンアルファBS注「JCR」 649 3,027 366.1
ファブリー病治療薬
213 346 62.7
アガルシダーゼベータBS点滴静注「JCR」
契約金収入 1,002 1,772 76.9
(注)1.持続型腎性貧血治療薬「ダルベポエチンアルファBS注JCR」を2019年11月より発売した影響で、短期型腎性貧
血治療薬「エポエチンアルファBS注JCR」の売上が減少しましたが、腎性貧血治療薬合計の売上は前年同期を
上回りました。
2.契約金収入につきましては、ライソゾーム病治療薬酵素製剤の導出に関する契約が、第4四半期連結会計期間
までずれ込むこととなっています。
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JCRファーマ㈱(4552)2021年3月期 第3四半期決算短信
③研究開発の状況
[ライソゾーム病治療薬]
・現在重点的に取り組んでいるライソゾーム病治療薬の開発では、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain
Cargo®」を適用した新薬の開発を行っております。
・血液脳関門通過型ハンター症候群治療薬パビナフスプ アルファ(開発番号:JR-141)については、2020年9
月に日本で製造販売承認申請を行いました。なお、JR-141は2018年3月に厚生労働省より、先駆け審査指定制
度の対象品目に指定されています。また、ブラジル連邦共和国では2020年12月にブラジル国家衛生監督庁
(ANVISA)に製造販売承認申請を行い、その他の地域では2018年10月に米国食品医薬局(FDA)、2019年2月
に欧州医薬品庁(EMA)よりオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の指定を受けており、FDAとグローバル
臨床第3相試験開始の協議を進める等、グローバル展開の準備を進めております。
・血液脳関門通過型ムコ多糖症Ⅰ型治療酵素製剤(開発番号:JR-171)については、当社にとって初となるグロ
ーバル臨床試験として、日本では2020年7月に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に臨床第1/2
相試験の治験計画届が受理され、2020年10月に第1例目となる被験者の方に治験薬が投与されました。また、
ANVISAおよびFDAにおいても治験開始が承認されております。
・その他のJ-Brain Cargo®を適用したライソゾーム病治療薬(ポンペ病治療薬(開発番号:JR-162)、サンフィ
リッポ症候群A型治療薬(開発番号:JR-441)、スライ症候群治療薬(開発番号:JR-443)、サンフィリッポ
症候群B型治療薬(開発番号:JR-446)についても、研究開発を順次行うとともにグローバル展開を推進して
まいります。
[再生医療等製品]
・2019年7月から新生児低酸素性虚血性脳症(開発番号:JR-031HIE)への「テムセル®HS注」の新たな適応拡大
として臨床第1/2相試験を開始しております。
・帝人株式会社との共同開発である他家(同種)歯髄由来幹細胞(DPC)を用いた急性期脳梗塞を適応症とする
再生医療等製品(開発番号:JTR-161/JR-161)については、2019年2月より臨床第1/2相試験を開始してお
ります。
[ヒト成長ホルモン製剤]
・2018年7月から「グロウジェクト®」の効能追加としてSHOX異常症に対する臨床第3相試験を開始しておりま
す。
・2020年12月に遺伝子組換え持続型成長ホルモン製剤(開発番号:JR-142)の臨床第2相試験の治験開始届を独
立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出し、2021年3月に当該試験の開始を予定しております。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は665億11百万円(前連結会計年度末比187億35百万円増)、負
債合計は316億9百万円(前連結会計年度末比164億13百万円増)、純資産合計は349億2百万円(前連結会計年度
末比23億22百万円増)となりました。
流動資産は、現金及び預金および受取手形及び売掛金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ154
億14百万円増加して437億57百万円となりました。固定資産につきましては、米国ArmaGen,Inc.を買収したことに
より特許権を計上したことなどにより、前連結会計年度末に比べ33億21百万円増加して227億54百万円となりまし
た。
流動負債は、短期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ157億76百万円増加して262億10
百万円となりました。固定負債は、社債および長期借入金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6
億37百万円増加して53億98百万円となりました。
純資産につきましては、配当金の支払があった一方で親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、
前連結会計年度末に比べ23億22百万円増加して349億2百万円となりました。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ15.2ポイント
低下して51.4%となりました。
現時点では当社グループにおいて、契約金収入の計上時期が第4四半期連結会計期間にずれ込むことになった
以外は、新型コロナウイルス感染症の影響は受けておりませんが、今後の世界情勢の見通しが立たない中、当社グ
ループがグローバルで持続的な成長を行うために、機動的かつ安定的に資金調達手段を確保する必要があり、各金
融機関との間で、バックアップラインとして運転資金を確保する事を目的として、当第3四半期連結累計期間に総
額155億円のコミットメントライン契約を締結しております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は、(1)経営成績に関する説明に記載のとおり、ライソゾーム病治
療酵素製剤の導出に関する契約金収入が第4四半期連結会計期間にずれ込むことにより、期初予想に比して減収減
益となっております。
通期の業績予想に関しましては、2020年5月12日に公表いたしました通期の業績予想を据え置きますが、現在ラ
イソゾーム病治療酵素製剤の導出などの契約交渉を行っており、今後の業績推移に応じて修正が必要となった場合
には速やかに開示いたします。なお、通期の業績予想は次のとおりであります。
2021年3月期の連結業績予想
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 27,200 9.8 6,000 84.9 6,000 82.2 4,800 79.2 38.86
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JCRファーマ㈱(4552)2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,973 21,143
受取手形及び売掛金 7,977 10,971
有価証券 220 207
商品及び製品 880 1,084
仕掛品 2,929 2,596
原材料及び貯蔵品 5,046 7,256
その他 315 498
流動資産合計 28,342 43,757
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,115 5,415
土地 5,664 5,664
建設仮勘定 2,283 1,810
その他(純額) 1,811 2,278
有形固定資産合計 14,875 15,168
無形固定資産
特許権 - 3,057
その他 263 249
無形固定資産合計 263 3,307
投資その他の資産
投資有価証券 2,408 2,441
その他 1,909 1,842
貸倒引当金 △23 △4
投資その他の資産合計 4,294 4,279
固定資産合計 19,433 22,754
資産合計 47,775 66,511
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 679 1,392
短期借入金 4,880 13,600
未払法人税等 534 1,146
賞与引当金 713 392
役員賞与引当金 77 47
その他 3,549 9,631
流動負債合計 10,434 26,210
固定負債
社債 - 500
長期借入金 3,800 4,000
債務保証損失引当金 108 -
退職給付に係る負債 730 769
その他 122 129
固定負債合計 4,761 5,398
負債合計 15,195 31,609
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JCRファーマ㈱(4552)2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 9,061 9,061
資本剰余金 10,891 10,941
利益剰余金 15,039 17,218
自己株式 △3,865 △3,686
株主資本合計 31,127 33,534
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 583 577
繰延ヘッジ損益 - △0
為替換算調整勘定 134 104
退職給付に係る調整累計額 △39 △21
その他の包括利益累計額合計 679 660
新株予約権 584 517
非支配株主持分 189 189
純資産合計 32,579 34,902
負債純資産合計 47,775 66,511
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 18,077 19,424
売上原価 5,889 5,811
売上総利益 12,187 13,612
販売費及び一般管理費 10,035 9,659
営業利益 2,152 3,952
営業外収益
受取利息 13 6
受取配当金 25 25
為替差益 - 64
保険配当金 14 -
その他 15 62
営業外収益合計 68 159
営業外費用
支払利息 16 30
支払手数料 - 7
為替差損 23 -
その他 9 27
営業外費用合計 49 65
経常利益 2,171 4,045
特別利益
債務保証損失引当金戻入額 123 108
貸倒引当金戻入額 - 19
特別利益合計 123 127
特別損失
固定資産処分損 2 2
特別損失合計 2 2
税金等調整前四半期純利益 2,292 4,170
法人税、住民税及び事業税 624 1,434
法人税等調整額 △141 △535
法人税等合計 483 899
四半期純利益 1,809 3,271
非支配株主に帰属する四半期純利益 3 6
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,805 3,264
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 1,809 3,271
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △112 △6
繰延ヘッジ損益 - △0
為替換算調整勘定 △42 △36
退職給付に係る調整額 52 17
その他の包括利益合計 △101 △25
四半期包括利益 1,707 3,245
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,709 3,245
非支配株主に係る四半期包括利益 △1 0
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(ArmaGen,Inc. 買収による特許権の取得)
当社は、2020年2月27日開催の取締役会において、ArmaGen,Inc.(以下「ArmaGen社」)を買収することを決議
し、同4月10日付で買収が完了いたしました。当該買収は、ArmaGen社が有する血液脳関門(以下BBB)通過技術の知
的財産権を含む技術的資産を取得することで、当社の技術的優位性を確実にするために買収を行ったものであり、資
産の取得として会計処理を行っております。
1.ArmaGen社株式取得の概要
(1)株式取得の概要
①株式取得の相手会社の名称、事業の内容、規模
被取得企業の名称 ArmaGen,Inc.
所在地 米国カリフォルニア州 サンディエゴ
事業の内容 BBB通過技術(基盤技術)を基に、各種ムコ多糖症及びその他ライソゾーム病を適応とす
る新薬の自社開発及び他社との共同開発
規模 資本金 41千USドル(2019年12月期末日現在)
総資産 1,244千USドル(同上)
②株式取得の目的
現在、当社は独自技術であるBBB通過技術(J-Brain Cargo®)を用いて、ライソゾーム病治療薬の開発に注力
しております。一方、ArmaGen社は同社独自のBBB通過技術を用いた新薬の研究開発を行っており、ライソゾーム
病を含む疾患に広く適応可能な知的財産権を、米国をはじめとするグローバルの主要地域で出願および取得して
おります。
当社は、グローバル市場におけるライソゾーム病治療薬の開発を行うにあたり、その戦略について長期に検討
を重ねた結果、ArmaGen社が有するBBB通過技術の知的財産権を含む技術的資産を取得することで、当社の技術的
優位性を確実にすることができると判断いたしました。
③株式取得の時期
2020年4月10日
④取得する株式の数、取得後の持分比率
取得する株式の数 100株(注)
取得後の持分比率 100%
(注)当社の全額出資による特定目的会社を子会社として設立し、その子会社とArmaGen社を合併(キャッシュ
アウト・マージャー)させ、存続会社をArmaGen社とする方法により、当社は合併後のArmaGen社の株式
100株を保有しております。
(2)被取得企業の取得価額
取得価額につきましては、外部専門家による株式価値の算定結果を踏まえ、双方協議の上、妥当な金額で決定
しておりますが、当事者間の合意により、取得価額等については非開示とさせていただきます。
(3)支払資金の調達及び支払方法
自己資金によっております。
2.特許権の取得(取得原価、償却方法及び償却期間)
29,858千米ドル
特許権の取得原価
(3,287百万円)
償却方法 均等償却
加重平均償却期間 11.88年
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