4550 日水薬 2021-10-28 14:00:00
セルジェンテック株式会社の第三者割当増資引受に関するお知らせ [pdf]
2021 年 10 月 28 日
各 位
会 社 名 日 水 製 薬 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長執行役員 小野 徳哉
(コード番号4550 東証第 1 部)
問合せ先 取締役執行役員 斎藤 伸
(TEL. 03-5846-5611)
セルジェンテック株式会社の第三者割当増資引受に関するお知らせ
当社は、国立大学法人千葉大学発バイオベンチャー「セルジェンテック株式会社」
(本社:千葉
県千葉市、代表取締役:麻生 雅是、以下「セルジェンテック社」
)が実施する第三者割当増資の
引受を行うことになりましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.契約締結の理由
セルジェンテック社は、千葉大学大学院医学研究院および千葉大学医学部附属病院未来開拓セ
ンターと共同で、脂肪細胞を用いた遺伝子治療用細胞医薬品(Genetically Modified human
AdipoCyte:GMAC)の開発を進めております。2017 年 2 月には、再生医療等安全性確保法のもと、
治療法のない家族性 LCAT 欠損症(※)を対象とした第一種再生医療臨床研究が千葉大学におい
て実施され、セルジェンテック社が製造した GMAC を患者に投与し、安全性の確認と有効性を示唆
するデータを獲得しました。これらの成果を受け、2020 年から家族性 LCAT 欠損症患者を対象と
して千葉大学による医師主導治験を進めております。セルジェンテック社は、治験薬の製造を千
葉大学から受託しております。
さらに本技術を利用して、血友病、ライソゾーム病などの遺伝子疾患に伴う欠損した酵素の補
充や糖尿病のインスリン補充への応用研究も進めております。当社はその検討における細胞医薬
品の製造・検査技術などについて、セルジェンテック社と共同研究を行っております。
当社は、長年に渡って細胞培養用培地の研究開発を手がけており、また、細胞の安全性を迅速
に評価できるツールとして、マイコプラズマ否定試験試薬(MycoFinder)やウイルス否定試薬を
開発・販売しており、現在多くの施設で利用されております。当社が長年の研究開発で培ってき
た、再生医療向け細胞培養用培地に関する技術、検査薬・体外診断用医薬品に関する技術、およ
び再生医療用培地製造工場などを活用し、再生医療支援技術開発への取り組みを加速するととも
に、今回のセルジェンテック社への出資を通じ、再生医療の実用化進展に貢献してまいります。
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2.セルジェンテック社について
(1)会社名 セルジェンテック株式会社
(2)事業内容 細胞治療、遺伝子疾患等の医薬品に関する研究開発・製造・販売
(3)設立年月日 2003 年 10 月 20 日
(4)本社所在地 千葉市中央区亥鼻一丁目8番 15 号
(5)代表者 代表取締役 麻生 雅是
(6)資本金 1億 1,849 万円
(7)上場会社と当該会社との関係
資本関係 当社は当該会社の株式 3,632 株を保有しております。
人的関係 当社社員 1 名が当該会社の社外取締役を兼任しております。
取引関係 当社と当該会社は、2014 年 12 月 12 日に投資契約および共同研究契
約、2018 年 5 月 30 日に投資契約、2019 年 11 月 14 日に共同研究契
約、2021 年 10 月 28 日に投資契約および共同研究契約を締結してお
ります。
3.第三者割当増資引受の方法
セルジェンテック社が実施する第三者割当増資により発行する株式(3,500 株)のうち、929 株
を当社が引受けます。
4.取得株式の概要
(1)異動前の所有株式数 3,632 株
(所有割合 16.14%)
(2)引受株式数 929 株
(所有割合 3.57%) (注1)
(3)引受金額 130,060 千円
(4)発行価額 140,000 円
(5)異動後の所有株式数 4,561 株
(所有割合 17.54%) (注1)
(4)契約締結日 2021 年 10 月 28 日
(5)払込期日 2021 年 10 月 28 日(予定)
(注1)第三者割当増資に対する申込みが全て行われた場合の発行済株式総数(26,002 株)に対
する比率であります。
6.今後の見通し
本件による 2022 年 3 月期の業績に与える影響は軽微と想定しておりますが、中長期的に企業価
値向上に寄与するものと考えております。今後、業績への影響が判明した場合には、 速やかに情
報開示を行います。
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※家族性 LCAT 欠損症
単一遺伝子 LCAT 遺伝子)
( の異常による先天性疾患。LCAT 蛋白欠損により、高比重リポ蛋白(HDL)
コレステロールの極端な低下をきたす。組成の変化した異常リポタンパクが角膜・骨髄・肝・脾・腎糸
球体基底膜などの組織に沈着し、角膜混濁、溶血性貧血、腎機能低下などの症状を呈する。
以上
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