2020年3月期
第3四半期 決算補足説明資料
2020年1月28日
栄研化学株式会社
（証券コード：4549）
■2020年3月期 第3四半期累計 連結業績
（百万円）
2020年3月期
第3四半期累計 通期
業績予想
実績 構成比 対前年同期増減 進捗率
（修正後）※
売上高 28,028 100.0% 960 103.6% 36,800 76.2%
（うち海外向け売上高） 5,242 18.7% 1,033 124.6% 7,400 70.8%
営業利益 4,349 15.5% 70 101.7% 4,350 100.0%
経常利益 4,420 15.8% 79 101.8% 4,450 99.3%
親会社株主に帰属する
3,335 11.9% 103 103.2% 3,400 98.1%
四半期純利益
【売上高】
海外向けの便潜血検査用試薬、尿検査用試薬・装置を中心に売上が増加
【営業利益】
販売費及び一般管理費が研究開発費を中心に増加したものの、増収に伴う利益の増加により、前年同期比1.7％増
※ 業績予想の修正（1月28日公表）については、こちらをご覧ください。http://www.eiken.co.jp/news/pdf/20200128-1.pdf
2
■セグメント別売上高
便潜血検査用試薬、尿検査用試薬等の自社製品売上が好調 28,028 （百万円）
医療機器は、海外向け尿検査用装置等の売上が増加 27,067
微生物検査用試薬は、培地の売上が減少
（百万円） 8,245
7,804
2019年3月期 2020年3月期
前期比
第3四半期累計 第3四半期累計
便潜血検査用試薬 7,804 8,245 105.6%
免疫血清検査用試薬
7,773 7,809 100.5% 7,809
（便潜血検査用試薬除く） 7,773
尿検査用試薬 2,208 2,417 109.5%
微生物検査用試薬 4,003 3,592 89.7%
2,208 2,417
生化学的検査用試薬 470 479 101.9%
4,003 3,592
器具・食品環境関連培地 1,670 1,666 99.8%
479
470 1,666
遺伝子関連(装置含む) 978 1,046 106.9% 1,670
1,046
医療機器関連(遺伝子以外)・ 978
2,156 2,771 128.5% 2,771
その他 2,156
合計 27,067 28,028 103.6% 2019年3月期 2020年3月期
第3四半期 第3四半期
3
■セグメント別売上高 － 便潜血検査用試薬
国内、海外ともに売上が増加
○国内 他社切替の推進、大腸がん検診受診率アップのための啓発活動
○海外 UK及び北米における売上が堅調に推移
米ガイドライン年齢引下げ（ACS、USPS-Task Force）対象者への啓発強化
（百万円）
第3四半期累計 通 期 当社の収益の主力 国内シェアは60％以上 ※
( )内:海外売上高
10,610
10,016
9,085
7,804 8,245
6,979 (2,828) (3,149)
(2,183)
OC-ﾍﾓﾃﾞｨｱｵｰﾄⅢ・採便容器
大腸がん検診に用いられる検査用試薬（OC）
国内外で大腸がんの早期発見に貢献
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 ※資料：富士経済「2019臨床検査市場」
4
■セグメント別売上高 － 免疫血清検査用試薬
AIA関連試薬、ラテックス製品ともに売上が増加
○AIA関連試薬 ヘモグロビンA1cの新規導入により売上増加
(東ソー導入品) オートタキシン(肝繊維化マーカー)等の販売促進
○ラテックス製品 LZ試薬(FER、MMP3等) の売上増加
（百万円）
第3四半期累計 通 期
10,027 9,972 10,140 AIA製品（東ソー㈱）およびLZ試薬等の自社製品
7,749 7,773 7,809
LZテスト‘栄研’
感染症やリウマチの検査、ホルモンの測定、胃が
んリスク層別化検査などに使用する各種検査用
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 試薬
5
■セグメント別売上高 － 尿検査用試薬
国内、海外とも尿試験紙の売上が増加
○国内 医療施設への「US-3500」と尿沈査機器との組み合わせ提案により新規採用拡大
○海外 シスメックス㈱向け販売が堅調に推移
（百万円）
海外の販売は2017年よりシスメックス㈱と協業
第3四半期累計 通 期
3,300
3,097
2,905
2,417
2,111 2,208
ウロペーパーαⅢ‘栄研’
尿中の潜血、たんぱく質、ブドウ糖など最大12項
目の検査が行える尿試験紙「ウロペーパー」他、
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 各種検査用試薬
6
■セグメント別売上高 － 微生物検査用試薬
培地の売上が減少したものの薬剤感受性検査用試薬が伸長
○培地 血液培養検査用製品（導入販売）の販売契約終了等により売上減少
○迅速検査 イムノキャッチシリーズ 肺炎球菌/レジオネラのコンボキットの販売促進
○薬剤感受性検査 薬剤感受性検査用試薬の売上増加
MALDIバイオタイパーとの組み合わせ提案継続
第3四半期累計 通 期 （百万円）
5,096 5,153
4,630
3,985 4,003
3,592
イムノキャッチ -肺炎球菌/レジオネラ‘栄研’
細菌検査用培地、迅速検査用試薬及び薬剤感
受性検査用試薬など、微生物感染症の診断・治
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 療に有用な各種検査用試薬
7
■セグメント別売上高 － 遺伝子関連(装置含む)
国内販売好調により売上増加
○国内 マイコプラズマ、百日咳菌検出試薬キットの売上が堅調に推移
○海外 グローバルファンド申請を目的とするカメルーン、フィリピン事例の水平展開
○ライセンス 特許料収入： 426百万円 (前期実績 ：406百万円)
（百万円）
第3四半期累計 通 期
1,430
1,315
1,192
978 1,046
879
Loopamp百日咳菌検出試 リアルタイム濁度測定装置
薬キットD LoopampEXIA
当社独自技術LAMP法を用いた、医療、食品、環境
など幅広い分野に展開する遺伝子検査関連製品
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 TB-LAMP（結核検査）は2016年にWHOの推奨を取
得し、途上国向けに展開中
8
■海外向け売上高
(百万円）
【欧州】 欧州 北米 アジア・オセアニア・その他
5,242
ＵＫ・ スペイン・ドイツ等の便潜血検査用試薬の売上増加
【北米】 4,208
3,838 2,560
米国のLabCorp、Kaiserなど大口顧客およびカナダの便潜血
検査用試薬の売上増加 1,744
1,906
【アジア・オセアニア・その他】
1,175
シスメックス㈱向けの尿検査用試薬・装置の売上増加※ 1,033
オセアニア・韓国等の便潜血検査用試薬の売上増加 818
1,431 1,506
1,113
※海外向け尿検査用試薬・装置の売上(シスメックス㈱向け)はアジア地域に含む
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
第3四半期累計 第3四半期累計 第3四半期累計
9
■2020年3月期 連結業績予想
通期業績予想（修正後） 1月28日に業績予想の上方修正を発表いたしました。 (百万円)
2020年3月期
金 額 構成比 対前期比
売 上 高 36,800 100% 102.9%
営 業 利 益 4,350 11.8% 94.3%
経 常 利 益 4,450 12.1% 95.1%
当 期 純 利 益 ※ 3,400 9.2% 98.6%
※ 親会社株主に帰属する当期純利益
配当予想（修正後） 1月28日に期末配当予想の修正（増配）を発表いたしました。 (円)
第2四半期末（実績） 期末 年 間
13 17 30
※「業績予想及び配当予想の修正（増配）に関するお知らせ」 http://www.eiken.co.jp/news/pdf/20200128-1.pdf
10
■中期経営計画数値目標（連結）
当社は、2019年4月25日中期経営計画を公表しております。
計画初年度の当期（2020年3月期）は、海外向け売上が便潜血検査用試薬、尿検査用試薬・装置を中心に好調に推移し、国
内向け売上も堅調であることから、期首予想を上回る見込みとなり、業績予想の修正を行いました。
2021年3月期も継続して業績向上が期待されることから、2021年3月期の数値目標に関しまして、見直しをいたしました。
なお、2022年3月期の数値目標は変更しておりません。
中期経営計画数値目標（連結）（2020年3月期～2022年3月期） (百万円)
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
前回 今回 前回発表 今回修正
発表予想 修正予想 （変更なし）
（見直し前） （見直し後）
売上高 35,900 36,800 37,000 37,500 38,700
海外向け売上高 6,920 7,400 7,930 8,200 9,460
海外向け売上比率(%) 19.3 20.1 21.4 21.9 24.4
営業利益 3,600 4,350 3,950 4,500 5,320
営業利益率(%) 10.0 11.8 10.7 12.0 13.7
ROE(%) 7.4 9.5 8 8.9 10
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