4549 栄研化 2019-07-24 15:00:00
2020年3月期第1四半期決算補足資料 [pdf]
2020年3月期
第1四半期決算補足説明資料
2019年7月24日
栄研化学株式会社
(証券コード:4549)
■2020年3月期第1四半期 連結業績
(百万円)
2020年3月期
第1四半期 第2四半期累計
実績 構成比 対前年同期増減 業績予想 進捗率
売上高 9,232 100.0% 415 104.7% 18,080 51.1%
(うち海外向け売上高) 1,803 19.5% 468 135.1%
売上総利益 4,143 44.9% 188 104.8% 7,906 52.4%
販売費及び一般管理費 2,652 28.7% ▲6 99.8% 5,876 45.1%
営業利益 1,490 16.1% 194 115.0% 2,030 73.4%
経常利益 1,514 16.4% 187 114.1% 2,070 73.1%
親会社株主に帰属する
1,131 12.3% 144 114.7% 1,530 73.9%
四半期純利益
【売上高】主力製品の便潜血検査用試薬を中心に海外向けの売上増加。
(国内) 免疫血清検査用試薬および医療機器の売上が伸びたものの、培地の売上減少により全体として微減。
(海外) 便潜血検査用試薬および尿検査用試薬・装置の売上増加。
【営業利益】
増収による利益の増加や販売費及び一般管理費の抑制により、前年同期比15.0%増。
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1
■セグメント別売上高
自社製品の便潜血検査用試薬、尿検査用試薬および遺伝子関連製品が好調。 (百万円)
医療機器は、海外向け尿検査用装置等の売上が増加。 9,232
微生物検査用試薬は、培地の売上が減少。 8,816
(百万円)
2019年3月期 2020年3月期 2,995
前年同期比 2,742
第1四半期 第1四半期
便潜血検査用試薬 2,742 2,995 109.2%
免疫血清検査用試薬
2,443 2,481 101.5%
(便潜血検査用試薬除く)
2,443 2,481
尿検査用試薬 725 769 106.1%
微生物検査用試薬 1,246 1,124 90.3%
725 769
生化学的検査用試薬 160 155 96.9%
1,246 1,124
器具・食品環境関連培地 559 542 97.0%
155
160 542
遺伝子関連(装置含む) 289 303 105.0% 559
303
医療機器関連(遺伝子以外)・ 289
649 860 132.4% 649 860
その他
合計 8,816 9,232 104.7% 2 0 1 9 年 3 月期 2 0 2 0 年 3 月期
第1四半期 第1四半期
3
■セグメント別売上高 - 便潜血検査用試薬
海外向け売上が増加
○国内 他社切替の推進、大腸がん検診受診率アップのための啓発活動。
○海外 北米における売上が堅調に推移。米ガイドライン年齢引下げ(ACS、USPS-Task Force)対象者へ
の啓発強化。
第1四半期 通 期 (百万円)
※
( )内:海外売上高 当社の収益の主力。 国内シェアは60%以上
10,016 10,510
9,085
2,995
2,434 2,742
(1,175)
(673) (916) OC-ヘモディアオートⅢ・採便容器
大腸がん検診に用いられる検査用試薬(OC)。
国内外で大腸がんの早期発見に貢献。
※資料:富士経済「2017臨床検査市場」
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
4
2
■セグメント別売上高- 免疫血清検査用試薬
ラテックス製品の売上が増加
○AIA関連試薬 他社との競争激化により売上微減。オートタキシン(肝繊維化マーカー)の販売促進。
○自社製品 ラテックス製品の売上増加。
第1四半期 通 期 (百万円)
10,027 9,972 9,980 AIA製品(東ソー㈱)およびLZ試薬等の自社製品。
2,493 2,443 2,481
LZテスト‘栄研’
感染症やリウマチの検査、ホルモンの測定、胃が
んリスク層別化検査などに使用する各種検査用
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 試薬。
5
■セグメント別売上高- 尿検査用試薬
海外向け尿試験紙の売上が増加
○国内 全自動尿分析装置「US-3500」と尿沈査機器との組み合わせ提案により新規採用拡大。
○海外 シスメックス㈱との協業により売上増加。
第1四半期 通 期 (百万円)
海外の販売は2017年よりシスメックス㈱と協業。
3,290
3,097
2,905
688 725 769
ウロペーパーαⅢ‘栄研’
尿中の潜血、たんぱく質、ブドウ糖など最大12項
目の検査が行える尿試験紙「ウロペーパー」他、
各種検査用試薬。
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
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3
■セグメント別売上高- 微生物検査用試薬
迅速検査用試薬および薬剤感受性検査用試薬が伸びたものの培地の売上減少
○迅速検査 イムノキャッチシリーズの売上増加。肺炎球菌/レジオネラのコンボキットの販売促進。
○薬剤感受性検査 薬剤感受性検査用試薬の売上増加。MALDIバイオタイパーとの組み合わせ提案継続。
○培地 血液培養検査用製品(導入販売)の販売契約終了等により売上減少。
第1四半期 通 期 (百万円)
5,096 5,153
4,640
イムノキャッチ -肺炎球菌/レジオネラ‘栄研’
1,265 1,246 1,124
細菌検査用培地、迅速検査用試薬及び薬剤感
受性検査用試薬など、微生物感染症の診断・治
療に有用な各種検査用試薬。
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
7
■セグメント別売上高 - 遺伝子関連(LAMP)試薬
国内販売好調、海外TB-LAMP展開により売上増加
○国内 マイコプラズマ、百日咳菌検出試薬キットが好調。
○海外 TB-LAMP カメルーンモデル・フィリピンモデルの水平展開推進。
○ライセンス 特許料収入: 148百万円 (前期実績 :154百万円)
第1四半期 通 期 (百万円)
1,315 1,380
1,192
Loopamp百日咳菌検出試 リアルタイム濁度測定装置
薬キットD LoopampEXIA
275 289 303
当社独自技術LAMP法を用いた、医療、食品、環境
など幅広い分野に展開する遺伝子検査関連製品。
TB-LAMP(結核検査)は2016年にWHOの推奨を取
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 得し、途上国向けに展開中。
8
4
■海外向け売上高
(百万円)
【欧州】 欧州 北米 アジア・オセアニア・その他
ドイツ・スペイン・UK等の便潜血検査用試薬の売上増加。
1,803
TB-LAMPの売上増加(販社:独 HUMAN社)。
【北米】 1,335 815
米国のLabCorp、Kaiserなど大口顧客およびカナダの便潜血 1,185
検査用試薬の売上増加。 552
517
398
【アジア・オセアニア・その他】 216
シスメックス㈱向けの尿検査用試薬・装置の売上増加。 256
オセアニア・韓国等の便潜血検査用試薬の売上増加。 566 590
412
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
第1四半期 第1四半期 第1四半期
9
■2020年3月期 連結業績予想
通期業績予想 (百万円)
2020年3月期
金 額 構成比 対前期比
売 上 高 35,900 100% 100.4%
営 業 利 益 3,600 10.0% 78.1%
経 常 利 益 3,650 10.2% 78.0%
当 期 純 利 益 ※ 2,600 7.2% 75.4%
※ 親会社株主に帰属する当期純利益
配当予想 (円)
中間配当 期末配当 年 間 配当性向
13 14 27 38.3%
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