4548 生化学 2020-05-19 16:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                                      
 
                           2020年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                    2020年5月19日
上場会社名      生化学工業株式会社                                                              上場取引所  東
コード番号      4548     URL  https://www.seikagaku.co.jp/
代表者        (役職名) 代表取締役社長                         (氏名)水谷 建
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長                               (氏名)針生 敦司           TEL  03-5220-8950
定時株主総会開催予定日         2020年6月19日                   配当支払開始予定日 2020年6月22日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日                                             
 
決算補足説明資料作成の有無: 有      
 
決算説明会開催の有無      : 有     (アナリスト・機関投資家向け)
 
 
                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
  (1)連結経営成績                                                                  (%表示は対前期増減率)
 
                                                                              親会社株主に帰属する
                   売上高                   営業利益                  経常利益
                                                                                 当期純利益
                 百万円          %          百万円            %      百万円        %      百万円        %
  2020年3月期       28,642      0.9          1,960      100.6     3,981    39.2    △10,839     -
  2019年3月期       28,384   △5.9              977     △31.3      2,859  △46.3       2,244  △42.8
 
(注)包括利益      2020年3月期 △11,817百万円 (-%)                   2019年3月期     862百万円 (△82.9%)
 
                   1株当たり                 潜在株式調整後          自己資本            総資産               売上高
 
                   当期純利益               1株当たり当期純利益        当期純利益率          経常利益率             営業利益率
                             円 銭               円 銭             %               %                 %
    2020年3月期               △192.15               -          △16.3             5.4               6.8
    2019年3月期                 39.76               -            3.1             3.5               3.4
 
 
    (2)連結財政状態
                     総資産                  純資産              自己資本比率                   1株当たり純資産
                            百万円                 百万円                        %                 円 銭
    2020年3月期                68,501              59,767                   87.2             1,059.40
    2019年3月期                80,238              73,036                   91.0             1,294.88
 
(参考)自己資本    2020年3月期     59,767百万円   2019年3月期   73,036百万円
 
  (3)連結キャッシュ・フローの状況
             営業活動による            投資活動による        財務活動による                             現金及び現金同等物
 
           キャッシュ・フロー           キャッシュ・フロー      キャッシュ・フロー                              期末残高
                     百万円               百万円              百万円                               百万円
  2020年3月期            8,670               623          △1,603                             14,992
  2019年3月期            3,121           △1,481           △1,812                              7,313
 
2.配当の状況
                                       年間配当金                         配当金総額          配当性向        純資産配当
                                                                      (合計)          (連結)        率(連結)
                第1四半期末     第2四半期末      第3四半期末     期末        合計
                   円 銭        円 銭         円 銭      円 銭       円 銭           百万円             %        %
2019年3月期               -       13.00       -       13.00     26.00         1,466         65.4      2.0
2020年3月期               -       13.00       -       13.00     26.00         1,466           -       2.2
 2021年3月期(予想)   -        -       -      - -       -    
(注)2021年3月期の配当につきましては現時点では未定であります。配当予想額の開示が可能となった時点で速やかに
      公表いたします。
 
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
 
    連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による事業及び業績への影響を現時点において合理的に算
  定することが困難なことから未定としております。今後、業績への影響を慎重に見極め、予想の開示が可能となった時
  点で速やかに公表いたします。
※  注記事項
  (1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 有    
       新規:3社 (社名)ダルトン ケミカル ラボラトリーズ インク
                     エスケーケー カナダ エンタープライジズ コーポレーション
                     エスケーケー アクイジション コーポレーション
 
  (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無    
 
      ②  ①以外の会計方針の変更              : 無    
 
      ③  会計上の見積りの変更                : 無    
 
      ④  修正再表示                          : 無    
 
  (3)発行済株式数(普通株式)
      ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)                2020年3月期      56,814,093株 2019年3月期      56,814,093株
      ②  期末自己株式数                          2020年3月期         397,767株 2019年3月期          410,176株
      ③  期中平均株式数                          2020年3月期      56,412,783株 2019年3月期      56,451,671株
 
 
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
  (1)個別経営成績                                                               (%表示は対前期増減率)
 
                   売上高                  営業利益                  経常利益             当期純利益
                 百万円          %         百万円          %       百万円       %       百万円           %
  2020年3月期       23,369      1.0         1,081       -        3,174  87.3     △11,380        -
  2019年3月期       23,144    △8.8          △168        -        1,694 △59.5       1,386    △57.0
 
                 1株当たり                潜在株式調整後
 
                 当期純利益             1株当たり当期純利益
                           円 銭                    円 銭
  2020年3月期              △201.73                      -
  2019年3月期                 24.57                     -
 
  (2)個別財政状態
                   総資産                    純資産               自己資本比率           1株当たり純資産
                          百万円                    百万円                   %                  円 銭
  2020年3月期                62,665                 55,037              87.8                975.56
  2019年3月期                75,224                 68,596              91.2              1,216.16
 
(参考)自己資本      2020年3月期        55,037百万円        2019年3月期     68,596百万円
 
 
※  決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
   (将来に関する記述等についてのご注意)
   2021年3月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的に算定することが困難であることから、記載しており
   ません。詳細につきましては添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況≪次期の見通し≫」
   をご参照ください。

    (決算補足説明資料の入手方法について)
    決算補足説明資料は、2020年5月19日より当社ウェブサイトに掲載しています。
 
                                     生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

○添付資料の目次
 
    1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………       2
     (1) 当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………………     2
     (2) 当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………………     4
     (3) 対処すべき課題 ………………………………………………………………………………………………………     5
     (4) 利益配分に関する基本方針 …………………………………………………………………………………………     7
    2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………       7
    3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………       8
     (1) 連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………     8
     (2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………    10
          連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………    10
          連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………    11
     (3) 連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………    12
     (4) 連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………    14
     (5) 連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………    15
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………      15
       (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………      15
       (1株当たり情報)  …………………………………………………………………………………………………     16
       (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………      16
 




                             - 1 -
                                               生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

1.経営成績等の概況
    (1)当期の経営成績の概況
        ≪当期の経営成績≫
          当連結累計期間(2019年4月1日~2020年3月31日)の売上高は、薬価引き下げによる国内医薬品の減少を海外医薬
         品の増加でカバーし、前期と比べ0.9%増の286億4千2百万円となりました。
          営業利益は、増収に加え、減損(*1)に伴い減価償却費が減少したことや、変形性関節症治療剤SI-613の国内での
         臨床試験完了により研究開発費が前期を下回り、100.6%増の19億6千万円となりました。経常利益は、投資有価証
         券売却損を計上した一方、受取ロイヤリティーが大幅に増加し、39.2%増の39億8千1百万円となりました。親会社
         株主に帰属する当期純利益は、特別損失(減損損失)(*1)の計上により損失に転じ、108億3千9百万円の親会社株
         主に帰属する当期純損失となりました(前期の親会社株主に帰属する当期純利益は22億4千4百万円)。

         *1   2019年11月8日付で公表しました「特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ」のとおり、医薬品事業に
              係る固定資産の減損を実施しており、当期において135億2千4百万円の特別損失を計上しました。

        ①セグメント別の売上概況
        <医薬品事業>
         ・国内医薬品(136億7千9百万円、前期比3.4%減)
           関節機能改善剤アルツは、新規納入施設獲得施策が奏功し市場シェアは増加しましたが、市場全体が縮小した
          ことにより医療機関納入本数は微減となりました。当社売上高は、薬価引き下げの影響もあり、減少しました。
           眼科手術補助剤オペガン類は、市場全体が拡大したことに加え、競合品からのシェア獲得が進んだことや他社
          製品の出荷停止による一時的な出荷増があったことから、医療機関納入本数及び当社売上高が増加しました。
              内視鏡用粘膜下注入材ムコアップは、競合品参入の影響を受け、当社売上高が減少しました。
              腰椎椎間板ヘルニア治療剤ヘルニコアは、医療機関納入本数が堅調に推移している一方で、前期に流通在庫確
          保のために出荷が高水準であったことなどから、当社売上高は減少しました。引き続き、より多くの患者の方々
          へ治療機会を提供するために、販売提携先とともに適正使用及び安全性確保に向けた医療機関への情報提供活動
          や市販後の安全性情報集積を最優先として進めつつ、着実な市場浸透に努めていきます。
         ・海外医薬品(74億6千6百万円、同14.7%増)
           米国における単回投与の関節機能改善剤ジェル・ワンは、2019年より複数の保険会社で優先償還を獲得したこ
          とや、販売提携先による競合品からの切り替え施策などの効果により、現地販売本数及び当社売上高が大幅に増
          加しました。
           5回投与の関節機能改善剤スパルツFXは、米国市場において少数回投与製品が選好される傾向が継続している
          影響を受け、現地販売本数及び当社売上高が減少しました。
           中国向けアルツは、新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関における外来受診抑制などの影響があり、
          現地販売本数及び当社売上高が減少しました。
         ・医薬品原体(10億1千9百万円、同16.4%減)
            ヒアルロン酸の競合激化などにより、売上高は減少しました。
           
          これらの結果、医薬品事業の売上高は221億6千6百万円(同1.2%増)となりました。
           
        <LAL事業>
          海外子会社のアソシエーツ オブ ケープ コッド インクにおける販売活動強化により、エンドトキシン測定用試
         薬及びグルカン測定体外診断用医薬品が増加した一方、国内での販売が減少したことにより、売上高は64億7千6百
         万円(同0.2%減)と前期並みとなりました。
           
        ②販売費及び一般管理費
          当期の販売費及び一般管理費は、141億6千9百万円(同0.9%減)となりました。これは主に、研究開発費の減少
         によるものです。当期における研究開発費は68億7千7百万円(同3.8%減)となり、売上高に占める割合は24.0%と
         なりました。
 
        ③営業外損益
          当期の営業外収益は25億3千5百万円(同27.7%増)となりました。これは主に受取ロイヤリティーの増加による
         ものです。
          営業外費用は5億1千4百万円(同400.0%増)となりました。これは主に投資有価証券売却損の計上によるもので
         す。
     
        ④特別損益
          当期の特別損失は135億2千4百万円となりました。これは減損損失の計上によるものです。


                                       - 2 -
                                     生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

⑤研究開発活動
  当社グループは、世界の人々の健康で心豊かな生活に貢献するために、専門分野とする糖質科学に特化して、独
 創的な医薬品等の創生を目指しています。
  今後の事業成長の鍵を握る新薬の早期かつ継続的な上市を実現するために、対象物質や重点疾患を絞り込んだ効
 率的な活動を推進するとともに、独自の創薬技術の強化やオープンイノベーションの活用によりプロジェクト数の
 拡充を図っていきます。
  当期における研究開発費の総額は、68億7千7百万円(対売上高比率24.0%)、2020年3月末時点の研究開発要員数
 は総従業員数の27.9%にあたる242名となっています。
  研究開発活動の主な進捗状況は、以下のとおりです。

 ・SI-6603(腰椎椎間板ヘルニア治療剤、開発地域:米国)
  2018年2月より米国における第Ⅲ相臨床試験の追加試験を開始しましたが、成功確度を高めるために被験者の組み
 入れ基準を厳格にしたことや治験施設の立ち上げに時間を要していることから、2019年11月に当初計画より試験の
 終了時期を2年延長することとしました(2022年11月に経過観察終了予定)。さらに、米国での新型コロナウイルス
 感染症拡大により、一部医療機関での治験中断や被験者の来院見合わせが増えていることもあり、試験の進捗に遅
 延が生じています。現在、現地情報の収集・精査に努めており、事態が収束し次第、被験者の組み入れに注力する
 とともに、試験計画を再検討する予定です。
  SI-6603は、コンドリアーゼを有効成分とし、椎間板内に直接注射する治療剤です。全身麻酔の必要もなく、手
 術療法と比較して身体的侵襲が小さいという特徴を有しています。1回の投与で腰椎椎間板ヘルニアの症状改善効
 果が期待できることから、新たな治療選択肢として、患者の方々の生活の質の向上に貢献できるものと考えていま
 す。

 ・SI-613(変形性関節症治療剤、開発地域:日本、米国)
  SI-613-ETP(腱・靭帯付着部症治療剤、開発地域:日本)
  SI-613については、国内で実施した3つの第Ⅲ相臨床試験結果に基づき、2020年1月に変形性関節症(膝関節、股
 関節、足関節)の効能又は効果に係る国内での製造販売承認申請を行いました。米国では、変形性膝関節症を対象
 とした第Ⅱ相臨床試験が完了し、現在、第Ⅲ相臨床試験についての検討と並行して、提携先の選定を進めていま
 す。SI-613-ETPについては、腱・靱帯付着部症を対象とした国内での後期第Ⅱ相臨床試験のデータ解析が終了し、
 次相試験について共同開発及び販売提携先である小野薬品工業株式会社と検討を行っています。
  また、2020年4月にエーザイ株式会社とSI-613の中国における共同開発及び販売提携に関する契約を締結しまし
 た。
  SI-613及びSI-613-ETPは、当社独自の薬剤結合技術を用いてヒアルロン酸とジクロフェナク(抗炎症薬)を化学
 結合した薬剤です。ヒアルロン酸による関節機能改善効果に加え、徐放されるように設計されたジクロフェナクの
 鎮痛・抗炎症作用を併せ持つことから、変形性関節症や腱・靭帯付着部症に見られる痛みや炎症を速やか、かつ持
 続的に改善することが期待されています。

 ・SI-614(ドライアイ治療剤、開発地域:米国)
  2015年1月に第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験が完了し、現在、取得したデータをもとに第Ⅲ相臨床試験について検討を行うと
 ともに、提携先の選定を進めています。
  SI-614は、ヒアルロン酸を独自の技術を用いて修飾した物質で、同剤を点眼することで眼表面保護作用と角膜創
 傷治癒促進作用が期待されています。SI-614の開発を通じ、ドライアイ治療の新しい選択肢を提供することで、患
 者の方々の生活の質の向上に貢献することを目指します。

 ・SI-722(間質性膀胱炎治療剤、開発地域:米国)
   米国における第Ⅰ相臨床試験が完了し、2019年11月に第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を開始しました。本試験では、間質性
 膀胱炎の患者の方々を対象に、SI-722の安全性や忍容性、薬物動態に加え、探索的に有効性を評価します。なお、
 米国での新型コロナウイルス感染症拡大により、試験計画に遅延が生じています。現在、現地情報の収集・精査に
 努めており、事態が収束し次第、被験者の組み入れに注力するとともに、試験計画を再検討する予定です。
  SI-722は、当社独自のグリコサミノグリカン修飾技術やドラッグデリバリーシステムを活用し、コンドロイチン
 硫酸にステロイドを結合させた新規の化合物です。膀胱内に注入したSI-722が抗炎症作用を有するステロイドを徐
 放することで、持続的に頻尿や膀胱痛などの症状改善作用を発揮すると考えられます。

  




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                                       生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

     ・SI-449(癒着防止材、開発地域:日本)
      2018年5月に開始した国内におけるパイロット試験の被験者組み入れが2019年4月に完了し、現在、経過観察を行
     っています。本試験は、操作性と安全性を確認し、有効性を探索的に検討します。
      SI-449は、当社独自のグリコサミノグリカン架橋技術を用いて創生した、コンドロイチン硫酸架橋体を主成分と
     する粉末状の医療機器です。水分を吸収し膨潤する特性を有しており、撒布後に手術創部と周辺組織の間でバリア
     となることで、外科手術における術後癒着の防止効果が期待されます。本テーマは国内のみならず、グローバル展
     開を視野に入れて開発を進めていきます。

  
 ≪次期の見通し≫
  
   2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)につきましては、新型コロナウイルス感染症による
 事業及び業績への影響を現時点において合理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、業績へ
 の影響を慎重に見極め、予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
  なお、次期の見通しについて、現時点で想定している事項は以下のとおりです。

 ①新型コロナウイルス感染症の当社事業への影響
 <医薬品事業>
  国内外の医薬品については、外来受診の抑制や緊急を要さない医療処置の実施時期延期などにより、医療機関納入
 本数の減少が見込まれます。新型コロナウイルス感染症の収束時期が不透明なこともあり、事態が長期化した場合
 は、当社業績に与える影響は大きくなる可能性があります。

 <LAL事業>
  LAL事業で取り扱うエンドトキシン測定用試薬及び受託試験サービスは、注射用医薬品や一部の医療機器などの
 品質管理に使用されることもあり、現時点においては新型コロナウイルス感染症による大きな影響は想定しておりま
 せん。しかしながら、国内外で実施されている経済活動の自粛が長期化した場合には、影響が生じる可能性がありま
 す。

 <研究開発費>
  一部医療機関での治験中断や被験者の来院見合わせが見られることから、臨床試験の進捗遅延に伴い研究開発費の
 計上時期に影響を与える可能性があります。

 ②その他の前提条件
      2020年4月からの薬価引き下げにより、国内製品全体の加重平均で約11%の影響を受ける見込みです(2019年10月
     に改定された薬価との比較)。
      当社の輸出取引は主に米ドル建てとなっており、海外売上高比率が約45%の水準に達しています。2020年3月期決
     算の期中平均為替レートである対米ドル108.8円よりも円高に推移した場合は、さらに業績に影響が生じます。
      2020年3月に連結子会社化したダルトン ケミカル ラボラトリーズ インク(以下「ダルトン社」)の業績を医薬
     品事業区分に反映いたします。

     ※ 当社の新型コロナウイルス感染症への対応については、7ページの「(3)対処すべき課題 <新型コロナウイル
         ス感染症への対応>」をご参照ください。
      
(2)当期の財政状態の概況
 ①資産、負債及び純資産の状況
      当期末における総資産は、前期末に比べ117億3千6百万円減少の685億1百万円となりました。これは主に減損損失
     計上に伴う有形固定資産の減少によるものです。
      負債は、前期末に比べ15億3千2百万円増加の87億3千4百万円となりました。これは主に未払金の増加によるもの
     です。
      純資産は、前期末に比べ132億6千8百万円減少の597億6千7百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属す
     る当期純損失に伴う利益剰余金の減少によるものです。
   なお、2020年3月に連結子会社化したダルトン社については、貸借対照表のみを連結しております。
    
 ②キャッシュ・フローの状況
      当期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ76億7千9百万円増加し、149億9
     千2百万円となりました。
         当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

       営業活動によるキャッシュ・フローは、86億7千万円の収入となりました。主な収入の内訳は、減損損失135億2千
     4百万円、売上債権の減少額22億9千8百万円、減価償却費17億7千8百万円であり、一方で主な支出の内訳は、税金等
     調整前当期純損失95億4千3百万円です。前年同期比では55億4千8百万円収入が増加しております。

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                                                  生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

       投資活動によるキャッシュ・フローは、6億2千3百万円の収入となりました。主な収入の内訳は、有価証券及び投
      資有価証券の取得と償還などの運用による収入56億1千5百万円です。主な支出の内訳は、連結の範囲の変更を伴う
      子会社株式の取得による支出21億8千4百万円、有形固定資産の取得による支出16億6千8百万円です。前年同期比で
      は21億4百万円収入が増加しております。
       財務活動によるキャッシュ・フローは、16億3百万円の支出となりました。主な支出の内訳は、配当金の支払額14
      億6千6百万円です。前年同期比では2億9百万円支出が減少しております。
 
    (3)対処すべき課題
        医薬品産業を取り巻く経営環境は、国内薬価制度の抜本改革をはじめとした医療費抑制策の進展や、治療選択肢
      の多様化等に伴う企業間競争の激化に加え、新薬開発の難易度が高まるなか研究開発コストが増大するなど、極め
      て厳しい状況が継続しています。このようななか、当社が再び成長軌道を描くためには、独創的な新薬を継続的に
      創生することが必須です。これと並行して、早期の収益改善にスピード感をもって取り組み、既存の枠組みにとら
      われない変革を進めていきます。

     <中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)の概要>
     Ⅰ. 当社が目指す姿
      「独創的な創薬により世界で存在価値のある企業」
      糖質科学領域における知見を独自の技術に活用して、真に求められる独創的な新薬を創出し、それらをより広く、
      グローバルに提供することを通じて、世界の人々の健康で心豊かな生活に貢献する、存在価値のある企業を目指し
      ます。また、そのベースとして公正かつ誠実な企業活動を推進します。

     Ⅱ. 基本理念/スローガン
      ① 当社の経営綱領(モットー)     :独創 公正 夢と情熱
      ② 当社のミッションステートメント :糖質科学で未来を創る
      ③ 本中期経営計画スローガン       :Innovative Thinking
                                革新的な思考をもって価値を創造する

     Ⅲ. 重点施策
        本中期経営計画は、当社が再び成長軌道を描くための収益基盤を強化する期間と位置づけ、次の重点施策に取り
      組みます。
      ① 新たな収益の柱となる新薬開発の加速
      1) GAG(*2)に関連する独自の基盤技術の強化・活用
       当社が保有する独自の創薬技術を存分に活かし、創薬の可能性を高めます。
       <当社が保有する主な技術>
       a. 修飾・加工・生理活性による創薬
       b. ドラッグデリバリーシステムへの応用
       c. プラットフォーム技術活用・次世代GAG創薬アプローチ
      2) オープンイノベーション戦略による独創的な創薬の加速
        当社保有技術に加え、他社の保有する親和性の高い技術を積極的に取り入れ、シナジーの最大化を図り、新薬開
        発のプロジェクト数を拡充させるとともに、スピードアップを図ります。
      3) グローバル展開を視野に入れた開発パイプラインの着実な進展
        変形性関節症治療剤SI-613の承認申請・上市を達成させ、新たな基幹製品として早期に育て上げます。また、間
        質性膀胱炎治療剤SI-722、癒着防止材SI-449の臨床試験におけるステージアップを目指します。腰椎椎間板ヘル
        ニア治療剤SI-6603につきましては、第Ⅲ相臨床試験追加試験のスピードアップに注力し、米国上市に向けて全
        力で取り組みます。

        *2   グリコサミノグリカン(複合糖質の構成成分の1つ)。ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸等。

      ② 製品の市場拡大による収益基盤強化
      1) 国内ヘルニコアの育薬
        適正使用と安全性確保に向けた情報提供活動や市販後の安全性情報集積を最優先に進めつつ、関連学会と連携し
        ながら当局と合意の上で、使用可能となる医師・施設を段階的に拡げ、着実な市場浸透に努めます。また、疾患
        啓発活動により、患者の方々の腰椎椎間板ヘルニアに対する認知度向上を促進します。
      2) 既存製品・開発品の多国展開の加速
        既存製品及び開発品の新規市場開拓を急ぎ、製品価値を最大化させることで、中長期的な収益基盤の強化を図り
        ます。また、導出地域の医療ニーズに合わせた製品改良や用途開発にも積極的に取り組みます。




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                                    生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    3) 遺伝子組換え技術を活かしたエンドトキシン測定用試薬の世界展開
     当社グループのLAL事業の海外展開を担う子会社アソシエーツ オブ ケープ コッド インクにおいて、今後の普
     及が予想される遺伝子組換えエンドトキシン測定用試薬の世界展開を図り、新たな収益基盤の確保につなげま
      す。
    ③ 生産性向上のための改革
    1) 各種コストの徹底的な低減
      製造原価につきましては、既に立ち上げているプロジェクトにより、調達コストの見直しや生産最適化・効率化
     をさらに進め、製品の収益性確保につなげます。
     販管費につきましては、業務効率の向上と予断をもたないコスト削減を徹底するとともに、継続的な創薬活動を
      推進するために、優先度を見極めた研究開発費の効率的活用に取り組みます。
    2) 収益モデルの多角化
      これまでのビジネスモデルにとらわれず、新たな収益を生み出すためのスキームを精力的に検討していきます。
    3) リソースの価値最大化に向けた組織づくり
     事業環境の変化に柔軟に対応し、新しい価値を創造できる人材の育成と、個々のポテンシャルを最大限発揮でき
     る組織改革を進めます。

<中期経営計画の進捗状況(2020年3月期)>
    2020年3月期における中期経営計画の進捗状況は以下のとおりです。

  1つ目の重点施策である、「新たな収益の柱となる新薬開発の加速」では、変形性関節症治療剤SI-613について、
2020年1月に変形性関節症(膝関節、股関節、足関節)の効能又は効果に係る国内での製造販売承認申請を行いまし
た。今後は、確実な承認取得及び販売体制の早期立ち上げに向けて注力していきます。また、2019年11月に間質性膀
胱炎治療剤SI-722の米国における第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を開始しました。
 さらに、新たな施策として、外部コンサルタントを活用し、関連規制の強化やモダリティの多様化など環境変化に
迅速に対応できる研究開発体制の構築に取り組んでいます。これにより、GAGに関連する独自技術を活かしたアンメ
ットメディカルニーズに応える創薬を更に加速していきます。

 2つ目に掲げた「製品の市場拡大による収益基盤強化」では、2020年4月に変形性関節症治療剤SI-613の中国におけ
る共同開発及び販売提携に関する契約をエーザイ株式会社と締結し、開発品の多国展開を進めることができました。
変形性関節症の中でも発生頻度が高い変形性膝関節症の中国での有症状患者数は、約4,700万人(日本のおよそ6倍)
と推計されており、今後も高齢化の進展により増加することが予想されています。なお、本契約により、開発や販売
等の進捗に応じてマイルストーン型ロイヤリティーを受け取る予定です。
 また、腰椎椎間板ヘルニア治療剤ヘルニコアについては、2019年11月より日本脊椎脊髄病学会指導医による非常勤
施設での使用が可能となりました。引き続き、より多くの患者の方々へ治療機会を提供するために、関連学会と連携
しながら当局と合意の上で、使用可能となる医師・施設を段階的に拡げるとともに、適正使用と安全性確保に向けた
情報提供活動や市販後の安全性情報集積を着実に行っていきます。

 3つ目の「生産性向上のための改革」の一環として、2020年3月にカナダのダルトン社の全株式を取得し、子会社化
しました。ダルトン社は、製薬企業向けに化学合成品や医薬品原薬の受託製造及び製造工程開発などの付加価値の高
いサービスを提供しています。ダルトン社の有する技術やノウハウを新薬開発に活用するほか、当社が外部委託で製
造している化学合成品の内製化や治験薬及び一部当社製品の製造移管を行うことで、生産最適化・効率化を図ってい
きます。
 また、徹底的な生産コストの低減を目的とした組織横断のプロジェクトにおける検討を進めており、一部の施策で
効果を得ています。引き続き、生産管理体制や製造プロセス、サプライチェーンを含めた抜本的なコスト見直しを進
めていきます。

    中期経営計画の1年目にあたる本年度は、先に掲げた3つの重点施策に一定の進捗がありました。
 一方で、本中期経営計画の策定に合わせ、事業環境及び中長期的な業績動向等について精査を行った結果、国内薬
価制度の抜本改革による長期収載品の大幅な薬価引き下げの影響や、関節機能改善剤の市場規模が設備投資時の想定
を下回る水準で推移していること等により収益性の低下が認められたことから、当期に医薬品事業に係る固定資産の
減損を実施いたしました。早期に収益改善を図ることが急務であると強く認識し、今後も機動的な経営戦略のもと各
重点施策を推し進め、強固な収益基盤を構築して再び成長軌道を描いていけるよう、鋭意取り組んでまいります。

 




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                                          生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

        <新型コロナウイルス感染症への対応>
         当社では、新型コロナウイルス感染症への対応として、経営の強力なリーダーシップのもと、対策本部を発足さ
        せ、従業員やその家族の感染防止を最優先にしたうえで、事業継続に必要な最小限の業務を遂行できる体制を整備し
        ています。感染防止策としては、在宅勤務や時差出勤を最大限に活用するとともに、職場での従業員間の接触を可能
        な限り抑える対策を講じています。なお、従業員の安全確保を最優先としつつ、当社医薬品・医療機器の安定供給責
        任を全うするために生産を継続しています。また、当社が実施する国内外の臨床試験については、一部医療機関での
        治験中断や被験者の来院見合わせ等の影響を受けていますが、参加される患者さまや医療関係者の方々の感染防止に
        十分配慮するよう治験実施計画書等をいち早く見直し、治験施設の意向に沿って可能な範囲で試験を実施していま
        す。
         引き続き、製薬企業として社会的責任と安定供給責任を果たすために、速やかな情報収集と状況に応じた対応策を
        迅速に実施してまいります。
        
    (4)利益配分に関する基本方針
         当社は、持続的な利益成長と企業価値の向上が、株主の皆さまとの共同の利益に資すると考えています。
         株主の皆さまへの利益還元につきましては、重要な経営課題の一つとして認識し、業績に連動した配当を実施する
        ことを基本方針としています。また、今後の事業展開や総還元性向を勘案しながら、自己株式の取得を適宜検討して
        まいります。なお、中期経営計画期間中におきましては、2020年3月期の配当金は、1株当たり年間26円とし、2021年
        3月期及び2022年3月期は、事業収益等を勘案のうえ、配当性向50%を目指し、継続した利益還元に努めてまいりま
        す。
         また、収益基盤の強化と資本効率の向上を図るために、新たな価値創出に向けた研究開発や生産体制整備に対する
        事業投資のほか、将来の成長やシナジー効果が見込める戦略投資にも積極的に取り組んでまいります。
     
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
        当社グループは、日本基準を適用しております。
        なお、IFRS(国際会計基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針です。
 




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                                     生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

3.連結財務諸表及び主な注記
    (1)連結貸借対照表
                                                      (単位:百万円)
                              前連結会計年度            当連結会計年度
                             (2019年3月31日)        (2020年3月31日)
    資産の部                                                          
     流動資産                                                         
       現金及び預金                            8,987              13,100
       受取手形及び売掛金                         8,308               6,166
       有価証券                              7,715               7,783
       商品及び製品                            3,599               4,033
       仕掛品                               2,360               2,270
       原材料及び貯蔵品                          1,595               1,668
       その他                               1,844               5,489
       貸倒引当金                              △21                 △64
       流動資産合計                           34,390              40,447
     固定資産                                                         
       有形固定資産                                                     
         建物及び構築物                        23,120              18,615
          減価償却累計額                      △12,576             △13,504
          建物及び構築物(純額)                   10,543               5,110
         機械装置及び運搬具                      23,417              20,230
          減価償却累計額                      △18,037             △19,600
          機械装置及び運搬具(純額)                  5,379                 630
         土地                                929                 966
         リース資産                             141                  69
          減価償却累計額                         △70                 △62
          リース資産(純額)                         71                   6
         建設仮勘定                           1,753                 871
         その他                             5,922               5,133
          減価償却累計額                       △4,944             △5,056
          その他(純額)                          977                  76
         有形固定資産合計                       19,656               7,662
       無形固定資産                                                     
         のれん                                -                1,110
         その他                               577                 467
         無形固定資産合計                          577               1,577
       投資その他の資産                                                   
         投資有価証券                         24,114              17,472
         退職給付に係る資産                         127                  -
         その他                             1,379               1,348
         貸倒引当金                             △7                  △7
         投資その他の資産合計                     25,614              18,813
       固定資産合計                           45,848              28,053
     資産合計                               80,238              68,501
 




                          - 8 -
                                  生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

 
                                                   (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当連結会計年度
                          (2019年3月31日)        (2020年3月31日)
    負債の部                                                       
     流動負債                                                      
       買掛金                              721                 613
       短期借入金                            300                 376
       リース債務                             33                  39
       未払金                            3,136               3,913
       未払法人税等                            42                 426
       賞与引当金                            620                 637
       環境対策引当金                           -                   95
       その他                              503                 604
       流動負債合計                         5,357               6,707
     固定負債                                                      
       リース債務                             49                  69
       繰延税金負債                         1,166               1,447
       退職給付に係る負債                         -                   46
       資産除去債務                            39                  40
       その他                              589                 423
       固定負債合計                         1,844               2,027
     負債合計                             7,202               8,734
    純資産の部                                                      
     株主資本                                                      
       資本金                            3,840               3,840
       資本剰余金                          5,301               5,301
       利益剰余金                         60,566              48,254
       自己株式                           △647                △628
       株主資本合計                        69,060              56,768
     その他の包括利益累計額                                               
       その他有価証券評価差額金                   3,734               2,995
       繰延ヘッジ損益                          △3                    9
       為替換算調整勘定                         183                 114
       退職給付に係る調整累計額                      61               △120
       その他の包括利益累計額合計                  3,975               2,998
     純資産合計                           73,036              59,767
    負債純資産合計                          80,238              68,501
 




                       - 9 -
                                       生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
    (連結損益計算書)
                                                         (単位:百万円)
                                前連結会計年度             当連結会計年度
                              (自 2018年4月 1日        (自 2019年4月 1日
                               至 2019年3月31日)        至 2020年3月31日)
    売上高                                   28,384               28,642
    売上原価                                  13,114               12,513
    売上総利益                                 15,270               16,129
    販売費及び一般管理費                                                       
     販売手数料                                 1,449                1,312
     人件費                                   2,230                2,291
     賞与引当金繰入額                                172                  184
     退職給付費用                                  115                  103
     研究開発費                                 7,148                6,877
     その他                                   3,175                3,399
     販売費及び一般管理費合計                         14,292               14,169
    営業利益                                     977                1,960
    営業外収益                                                            
     受取利息                                    109                  131
     受取配当金                                   338                  409
     投資有価証券売却益                               739                   -
     受取ロイヤリティー                               740                1,936
     その他                                      56                   57
     営業外収益合計                               1,984                2,535
    営業外費用                                                            
     支払利息                                     22                   18
     為替差損                                     47                  150
     投資有価証券売却損                                -                   243
     投資有価証券評価損                                25                   -
     環境対策引当金繰入額                               -                    95
     その他                                       8                    6
     営業外費用合計                                 102                  514
    経常利益                                   2,859                3,981
    特別損失                                                             
     減損損失                                     -                13,524
     特別損失合計                                   -                13,524
    税金等調整前当期純利益又は
                                           2,859              △9,543
    税金等調整前当期純損失(△)
    法人税、住民税及び事業税                             515                 692
    法人税等調整額                                   99                 603
    法人税等合計                                   614               1,296
    当期純利益又は当期純損失(△)                        2,244             △10,839
    親会社株主に帰属する当期純利益又は
                                           2,244             △10,839
    親会社株主に帰属する当期純損失(△)
 




                            - 10 -
                                 生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (連結包括利益計算書)
                                                  (単位:百万円)
                          前連結会計年度             当連結会計年度
                        (自 2018年4月 1日        (自 2019年4月 1日
                         至 2019年3月31日)        至 2020年3月31日)
    当期純利益又は当期純損失(△)                 2,244              △10,839
    その他の包括利益                                                  
     その他有価証券評価差額金                  △1,248                △739
     繰延ヘッジ損益                          △3                    12
     為替換算調整勘定                       △145                  △68
     退職給付に係る調整額                        14                △182
     その他の包括利益合計                    △1,382                △977
    包括利益                              862              △11,817
    (内訳)                                                      
     親会社株主に係る包括利益                     862              △11,817
     非支配株主に係る包括利益                      -                    -
 




                      - 11 -
                                                                  生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (3)連結株主資本等変動計算書
            前連結会計年度(自 2018年4月1日           至 2019年3月31日)
                                                                                                   (単位:百万円)

                                                            株主資本

                          資本金              資本剰余金           利益剰余金                 自己株式             株主資本合計

    当期首残高                       3,840              5,301           59,790           △344              68,587

    当期変動額                                                                                                   
    剰余金の配当                                                        △1,469                              △1,469
    親会社株主に帰属する当期
    純利益又は親会社株主に帰                                                   2,244                               2,244
    属する当期純損失(△)
    自己株式の取得                                                                         △302               △302

    自己株式の処分                                                                                                -

    自己株式処分差損の振替                                                                                            -

    株主資本以外の項目の当期
    変動額(純額)
                                                                                                            

    当期変動額合計                           -               -              775            △302                 472

    当期末残高                       3,840              5,301           60,566           △647              69,060

 
                                                                                                                
                                              その他の包括利益累計額
                                                                                                   純資産合計
                        その他有価証券                                   退職給付に係る        その他の包括利
                        評価差額金
                                      繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
                                                                  調整累計額          益累計額合計

    当期首残高                   4,982             -             328             46           5,357         73,945

    当期変動額                                                                                                   
    剰余金の配当                                                                                            △1,469
    親会社株主に帰属する当期
    純利益又は親会社株主に帰                                                                                        2,244
    属する当期純損失(△)
    自己株式の取得                                                                                             △302

    自己株式の処分                                                                                                -

    自己株式処分差損の振替                                                                                            -

    株主資本以外の項目の当期
                           △1,248             △3           △145             14          △1,382        △1,382
    変動額(純額)

    当期変動額合計                △1,248             △3           △145             14          △1,382          △909

    当期末残高                   3,734             △3            183             61           3,975         73,036

 




                                               - 12 -
                                                                 生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

            当連結会計年度(自 2019年4月1日           至 2020年3月31日)
                                                                                                   (単位:百万円)

                                                           株主資本

                          資本金              資本剰余金           利益剰余金                  自己株式            株主資本合計

    当期首残高                       3,840              5,301          60,566             △647              69,060

    当期変動額                                                                                                   
    剰余金の配当                                                       △1,466                               △1,466
    親会社株主に帰属する当期
    純利益又は親会社株主に帰                                                 △10,839                             △10,839
    属する当期純損失(△)
    自己株式の取得                                                                              △0              △0

    自己株式の処分                                         △4                                   19                15

    自己株式処分差損の振替                                        4             △4                                    -

    株主資本以外の項目の当期
    変動額(純額)
                                                                                                            

    当期変動額合計                           -               -          △12,311                 19          △12,291

    当期末残高                       3,840              5,301          48,254             △628              56,768

 
                                                                                                                 
                                              その他の包括利益累計額
                                                                                                   純資産合計
                        その他有価証券                                  退職給付に係る          その他の包括利
                        評価差額金
                                      繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
                                                                 調整累計額            益累計額合計

    当期首残高                   3,734             △3           183               61          3,975         73,036

    当期変動額                                                                                                    
    剰余金の配当                                                                                            △1,466
    親会社株主に帰属する当期
    純利益又は親会社株主に帰                                                                                      △10,839
    属する当期純損失(△)
    自己株式の取得                                                                                                △0

    自己株式の処分                                                                                                15

    自己株式処分差損の振替                                                                                            -

    株主資本以外の項目の当期
                            △739              12           △68             △182          △977           △977
    変動額(純額)

    当期変動額合計                 △739              12           △68             △182          △977         △13,268

    当期末残高                   2,995              9           114             △120          2,998         59,767

 




                                               - 13 -
                                         生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (4)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                           (単位:百万円)
                                  前連結会計年度             当連結会計年度
                                (自 2018年4月 1日        (自 2019年4月 1日
                                 至 2019年3月31日)        至 2020年3月31日)
    営業活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
                                            2,859               △9,543
     損失(△)
     減価償却費                                  2,902                 1,778
     減損損失                                      -                 13,524
     賞与引当金の増減額(△は減少)                          △8                     16
     退職給付に係る資産又は負債の増減額                         16                   174
     受取利息及び受取配当金                            △447                  △541
     支払利息                                      22                    18
     為替差損益(△は益)                                36                   126
     投資有価証券売却損益(△は益)                        △739                    243
     売上債権の増減額(△は増加)                           384                 2,298
     たな卸資産の増減額(△は増加)                          △5                  △160
     未収入金の増減額(△は増加)                           957                   192
     研究開発委託金の増減額(△は増加)                         67                   329
     仕入債務の増減額(△は減少)                        △1,058                 △147
     未払又は未収消費税等の増減額                         △246                    228
     未払金の増減額(△は減少)                          △924                    119
     その他                                      167                 △134
     小計                                     3,983                 8,522
     利息及び配当金の受取額                              442                   549
     利息の支払額                                  △22                   △18
     法人税等の支払額又は還付額(△は支払)                   △1,282                 △382
     営業活動によるキャッシュ・フロー                       3,121                 8,670
    投資活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     定期預金の預入による支出                          △2,821               △1,601
     定期預金の払戻による収入                           2,600                 1,710
     有価証券の取得による支出                          △3,731               △4,045
     有価証券の償還による収入                           4,803                 7,710
     有形固定資産の取得による支出                        △1,182               △1,668
     無形固定資産の取得による支出                          △33                  △306
     投資有価証券の取得による支出                        △3,453                 △596
     投資有価証券の売却による収入                         2,339                 2,547
     連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
                                                 -              △2,184
     支出
     子会社株式取得に係る預け金の払込による支出                     -                  △944
     その他                                      △1                      1
     投資活動によるキャッシュ・フロー                      △1,481                   623
    財務活動によるキャッシュ・フロー                                                   
     短期借入金の純増減額(△は減少)                         300                    76
     長期借入金の返済による支出                          △142                     -
     自己株式の取得による支出                           △302                    △0
     配当金の支払額                               △1,469               △1,466
     リース債務の返済による支出                           △43                   △38
     セールアンド割賦バック取引による支出                     △154                  △174
     その他                                      △0                      0
     財務活動によるキャッシュ・フロー                      △1,812               △1,603
    現金及び現金同等物に係る換算差額                         △25                   △11
    現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                     △198                  7,679
    現金及び現金同等物の期首残高                          7,511                 7,313
    現金及び現金同等物の期末残高                          7,313                14,992
 




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                                                            生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (5)連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
        該当事項はありません。
         

    (セグメント情報)
        1.報告セグメントの概要
             当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であ
            り、取締役会等が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている
            ものであります。
             当社のグループ各社は、事業内容別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しておりま
            す。したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした「医薬品」及び「LAL」の2つを報告セグメン
            トとしております。
             「医薬品」は医薬品、医療機器及び医薬品原体等の研究開発、製造・仕入及び販売を行っております。
            「LAL」はエンドトキシン測定用試薬等の研究開発、製造・仕入及び販売を行っております。
 
        2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
             報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針
            に準拠した方法であります。
             報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
 
        3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産の金額に関する情報
         前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
                                                                                    (単位:百万円)
                                       報告セグメント                                      連結財務諸表
                                                                          調整額        計上額
                             医薬品           LAL              計                        (注)

     売上高                                                                                        
      外部顧客への売上高               21,893          6,491         28,384              -       28,384
      セグメント間の内部売上高
                                   -                -            -              -             -
      又は振替高
                計             21,893          6,491         28,384              -       28,384

     セグメント利益又は損失(△)           △238            1,215             977             -            977
     セグメント資産                  72,811          7,426         80,238              -       80,238
      (注)セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は、
            連結財務諸表の資産合計と一致しております。
 
            当連結会計年度(自 2019年4月1日    至 2020年3月31日)
                                                                                    (単位:百万円)
                                       報告セグメント                                      連結財務諸表
                                                                          調整額        計上額
                             医薬品           LAL              計                        (注)

     売上高                                                                                        
      外部顧客への売上高               22,166          6,476         28,642              -       28,642
      セグメント間の内部売上高
                                   -                -            -              -             -
      又は振替高
                計             22,166          6,476         28,642              -       28,642

     セグメント利益                  1,132             827          1,960              -        1,960

     セグメント資産                  60,435          8,066         68,501              -       68,501
      (注)セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は、連結財務諸表
         の資産合計と一致しております。
 

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                                                 生化学工業株式会社(4548) 2020年3月期 決算短信

    (1株当たり情報)
                 前連結会計年度                              当連結会計年度
               (自 2018年4月 1日                        (自 2019年4月 1日
                至 2019年3月31日)                        至 2020年3月31日)
                                           
 1株当たり純資産額                      1,294円88銭 1株当たり純資産額                   1,059円40銭

    1株当たり当期純利益金額                 39円76銭 1株当たり当期純損失金額(△)               △192円15銭

    潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
                                     -   潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
    (注)1                                                                       -
                                         (注)1
 
                                
    (注)1.「潜在株式調整後1株当たり当期純利益額」につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりませ
          ん。
       2.1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
                                           前連結会計年度              当連結会計年度
                                         (自 2018年4月 1日        (自 2019年4月 1日
                                          至 2019年3月31日)        至 2020年3月31日)
    1株当たり当期純利益金額又は
                                                                                
    1株当たり当期純損失金額(△)額
     親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主
                                                    2,244              △10,839
     に帰属する当期純損失(△) (百万円)
     普通株主に帰属しない金額       (百万円)                             -                    -
     普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
     又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)                           2,244              △10,839
     (百万円)
     普通株式の期中平均株式数(千株)                               56,451               56,412
        
       3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
                                          前連結会計年度末             当連結会計年度末
                     
                                          (2019年3月31日)         (2020年3月31日)

     純資産の部の合計額(百万円)                                 73,036               59,767

     純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)                               -                    -

     普通株式に係る期末の純資産額(百万円)                            73,036               59,767
     1株当たり純資産額の算定に用いられた
                                                    56,403               56,416
     期末の普通株式の数(千株)
 
 
    (重要な後発事象)
           該当事項はありません。
            
            
            
 




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