4544 HUグループHD 2020-08-06 12:00:00
空港検疫所における新型コロナウイルスの検査機器・試薬等の提供について [pdf]

                                                   2020 年 8 月 6 日


各位
                           会 社 名     H.U.グループホールディングス株式会社
                           代 表 者 名   代 表 執 行 役 社 長   竹 内 成 和
                           コード番号     4 5 4 4 東証第 1 部




空港検疫所における新型コロナウイルスの検査機器・試薬等の提供について

当社の連結子会社である株式会社エスアールエル(代表取締役社長:東 俊一、本社:東京都新宿区、
以下「SRL」
      )は、成田国際空港、東京国際空港(羽田空港)
                           、関西国際空港の検疫所における新型コロ
ナウイルス(SARS-CoV-2)の検査で使用する検査機器および保守サービス、検査管理システム、検査
試薬等を提供することとなりましたのでお知らせいたします。


海外との人の往来については、経済活動の再開に向けて部分的・段階的に緩和する方針が示されてお
り、水際対策の一環として新型コロナウイルス感染症が流行している国・地域から入国する際には、空
港における検査等が求められています。これまでは、PCR 法が当該検査に用いられてきましたが、検査
時間が長く、また一定数の検体を一度に処理(バッチ処理)するため、検体採取から検査結果の報告ま
で時間を要しており、空港検疫所においてはより短時間で検査結果のわかる検査が求められてきまし
た。


この度は、当社の連結子会社である富士レビオ株式会社(代表取締役社長:藤田健、本社:東京都新
           )の高感度抗原検査である「ルミパルス® SARS-CoV-2 Ag」
宿区、以下「富士レビオ」                                 (以下、
                                                「本試
薬」)を提供いたします。本試薬は、全自動化学発光酵素免疫測定システムである「ルミパルス
G1200」(以下、
         「本機器」
             )の専用試薬であり、検体中に含まれる新型コロナウイルス抗原を測定し、
高感度かつ定量的な検査結果の提供が可能となります。検査に要する時間は 1 検体あたり 30 分以内と
短く、検体を逐次検査(ランダムアクセス)することから、検体採取から検査結果の報告まで短時間で
行うことができます。なお、PCR 検査と同様、本試薬は唾液検体を用いて無症状者の検査にも用いられ
ることが 2020 年 7 月 17 日より認められています。
今後につきましては、検査に必要な人員派遣や運用ノウハウの提供等、さらなるご支援を検討してま
いります。
また、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港の各空港検疫所には、富士レビオより本機器
および本試薬を販売しており、本機器の設置は完了しております。



本件による 2021 年 3 月期の当社連結業績への影響は精査中です。

当グループでは、今後も新型コロナウイルスに対する検査技術の向上に貢献してまいります。
                                                             以上
【本件に関してのお問い合わせ先】

  <メディア関連の方>
   コーポレートコミュニケーション部 広報課       TEL:03-6279-0884   e-mail:pr@hugp.com
  <投資家・アナリストの方>
   コーポレートコミュニケーション部 IR/SR 課   TEL:03-5909-3337   e-mail:ir@hugp.com