4543 テルモ 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期 第3四半期 連結決算の概要 [pdf]
2020 年3月期 第3四半期
連結決算の概要
テルモ株式会社
代表者 代表取締役社長 CEO 佐藤 慎次郎
問合せ先責任者 広報室長 大曲 昌夫
TEL:03-6742-8550
E-mail:kouhou_terumo01@terumo.co.jp
URL:https://www.terumo.co.jp/
2020 年2月6日
2020年3⽉期 第3四半期
決算概要
テルモ株式会社
Chief Accounting and Financial Officer
武藤 直樹
2020年2⽉6⽇
売上と調整後営利がQ3累計として過去最⾼
(億円)
為替除く
18年度Q3累計 19年度Q3累計 増減率
増減率
売上収益 4,436 4,701 +6% +9%
売上総利益 2,422 (54.6%) 2,586 (55.0%) +7% +11%
⼀般管理費 1,320 (29.8%) 1,368 (29.1%) +4% +7%
研究開発費 360 ( 8.1%) 370 ( 7.9%) +3% +5%
その他収益費⽤ 44 15 - -
営業利益 785 (17.7%) 863 (18.3%) +10% +18%
調整後営業利益 912 (20.6%) 984 (20.9%) +8% +17%
税引前利益 750 (16.9%) 855 (18.2%) +14%
当期利益 565 (12.7%) 669 (14.2%) +18%
USD 111円 109円
期中平均レート
EUR 129円 121円
売上収益 ︓全カンパニーでプラス伸⻑を継続。TISとニューロが⼆桁伸⻑を継続し全体を牽引
調整後営業利益︓為替の影響を除くベースで⼆桁伸⻑を継続
税引前利益 ︓前年同期の為替差損32億円に対し、今年度は差損8億円と縮⼩
2/10
調整後営業利益増減分析
39 19
(億円)
60
価
売 格︵ 欧 73
上 州
総 ︶
-27 規 ⼀ 38 6
250 利 制 そ
薬 般 研 の 64
益 価 対 管
応 究 他
率 公 理 開
効 費 収 為
定 費 発 益 替
果 ︵ の 121
価 -10 費の 費 の
売 売 ︵ ︶ 増
や 増 ⽤ 影
127 上 上 加 加
総 増 響
︶
-12 984
利 に IT投
912 益 よ 資 863
の る ︵
785 増
加 -9
︶
18年度Q3 18年度Q3 19年度Q3 19年度Q3
営業利益 調整後 調整後 営業利益
営業利益 営業利益
3/10
地域別売上収益
19年度Q3累計
18年度Q3累計
売上収益 売上収益前年⽐較
⾦額(億円) 増減率 コメント
100%=4,701億円
( )内は為替影響除く
1,478 ⼼臓⾎管は⼀桁後半の安定伸⻑。ホスピタル
⽇本 +4%
31% 1,422 と⾎液は計画通りの堅調な推移
887 +1% 為替の影響⼤。為替の影響除くベースで
欧州 882 (+7%) ⼼臓⾎管が⼆桁伸⻑し全体を牽引
19%
1,416 +9% ⼆桁伸⻑したTISやニューロを中⼼に⼼臓⾎
⽶州 1,297 (+13%) 管が牽引し、ホスピタルのマイナス伸⻑をカバー
30%
中国 370 +13% 2割以上の伸⻑を継続したTISが牽引し、全
328 (+19%) 体で⼆桁伸⻑
8%
550 +8%
12% アジア他 508 (+12%)
⼼臓⾎管に加え⾎液も⼆桁伸⻑を継続
4/10
カンパニー別売上収益
19年度Q3累計
18年度Q3累計
売上収益 売上収益前年⽐較
100%=4,701億円 ⾦額(億円) 増減率 コメント
( )内は為替影響除く
2,635
⼼臓 +9% TISとニューロが⼆桁伸⻑を維持し
56% ⾎管 (+14%) 全体を牽引。CVもモメンタム向上
2,410
1,278 +2% アライアンスが⼆桁伸⻑を継続。
ホスピタル
1,259 (+2%) 全体で堅調維持
27%
⾎液 787
+3% 成分採⾎装置の新ソフトウェア導⼊が
17% システム 766 (+7%) 全体を牽引
5/10
⼼臓⾎管: 全事業がプラス伸⻑。⼆桁増益を継続
(億円)
18年度 19年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
2,635
2,410 TIS ︓海外で⼆桁伸⻑を継続 +156
ニューロ︓グローバルで「WEB」やストローク製品が
売上 +9%
収益 (+14%) 牽引し⼆桁伸⻑を継続 +51
CV ︓⼈⼯肺が牽引しモメンタム向上 +12
⾎管 ︓国内直販移⾏や海外の組織再編は順調 +6
調整後 688 TISやニューロの売上拡⼤による利益増。
580
営業 +18%
利益 (+28%) TIS全般とニューロの「WEB」が売上好調な為
(率) ⼀部費⽤は遅めの進捗
(24%) (26%)
6/10
ホスピタル: 計画通りの売上・利益進捗
(億円)
18年度 19年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
医療器 : インドネシア皆保険財政難等 -7
1,259 1,278
+2% 医薬品 : 疼痛緩和や癒着防⽌材が
売上 (+2%)
収益 ⼆桁伸⻑を継続 +11
アライアンス : 計画通りの進捗 +15
223 198
調整後
営業 -11%
計画通りの推移
利益 (-9%)
(率)
(18%) (16%)
7/10
⾎液システム: 為替の影響を除くベースで堅調な推移
(億円)
18年度 19年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
⾎液センター ︓成分採⾎装置の
766 787
売上 +3% 新ソフトウェアが牽引 +21
収益 (+7%)
アフェレシス治療︓先進国は後継装置への切替の
反動。アジアや南⽶は⼆桁伸⻑ +2
109 104
調整後
営業 -4% 為替の影響⼤。
利益 (+11%) 計画通りの利益進捗
(率)
(14%) (13%)
8/10
主なトピックス
24年連続でグッドデザイン賞を受賞(10⽉)
全社 台⾵第19号被災地⽀援として⽇本⾚⼗字社
閉鎖式 パルス⽅式キセノン 経⼝栄養補助⾷品
を通じ義援⾦を寄付(10⽉) 薬剤移注システム
「ケモセーフロック」
紫外線照射ロボット
「LIGHTSTRIKE」
「テルミール
アップリードmini」
「テルモグループ⼈権⽅針」を制定(12⽉)
スプレー式癒着防⽌材「アドスプレー」の⼩容量品を発売(10⽉)
細胞製剤の充填・仕上げシステム「FINIA」を発売(10⽉) 充填・仕上げシステム「FINIA」
カスタムメイド・ステントグラフトの設計ソフト技術を持つ⽶アオルティカ社買収(11⽉)
事業 旭化成ファーマ社から「PLAJEX」使⽤の
⾻粗鬆症治療剤が発売(12⽉) 「テリボン ⽪下注28.2㎍オートインジェクター」
脳動脈瘤治療⽤ステント「FRED」、⽶国で販売承認取得(12⽉)
袋状脳動脈瘤塞栓デバイス「Woven EndoBridgeデバイス」が
袋状脳動脈瘤塞栓デバイス
⽇本で製造販売承認取得(12⽉) 「Woven EndoBridgeデバイス」
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19年度パイプライン製品のローンチ状況
領域 製品 地域 ローンチ 領域 製品 地域 ローンチ
アクセス ディスタルラジアル⽤⽌⾎デバイス ⽇ FY20 医療器 次期シリンジポンプ ⽇ Q4
⼼臓 PTCAバルーン 欧亜 済み ⿇酔⽤鎮痛剤(フェンタニル注射液) ⽇ 済み
医薬品
ペリフェラル ステント (TRI) ⽇⽶ 済み 癒着防⽌材(アドスプレー・ミニ) ⽇ 済み
袋状塞栓デバイス (WEB) ⽶ 済み 持続⾎糖測定器 ⽇ 済み
中間カテーテル (Sofia EX) 欧⽶ 済み ⾎糖測定システム ⽇ Q4
DM・
脳 ミニ・バルーン 欧⽶ 済み ヘルス パッチ式インスリンポンプ ⽇ 済み
ケア
⾎栓吸引カテーテル ⽇ 済み 次期⾎圧計 ⽇ 済み
ステントリーバー ⽇ 済み 次期体温計 ⽇ Q4
細胞治療⽤充填・仕上げシステム
次世代⼈⼯肺 ⽇ FY20 ⾎液 グローバル 済み
(FINIA)
CV
⼈⼯⼼肺装置(再出荷) ⽇ FY20
⼤⼝径⼈⼯⾎管
⾎管 ⽇ Q4
(トリプレックス・アドバンスド)
10/10
2020年3月期 第3四半期決算 補足資料(IFRS)
セグメント別売上概況 (単位:百万円)
%=前年比
2019年3月期 第3四半期累計 2020年3月期 第3四半期累計
日本 海外 合計 日本 % 海外 % 合計 %
TIS 24,176 139,400 163,577 25,652 6.1% 153,559 10.2% 179,212 9.6%
ニューロバスキュラー 2,419 27,186 29,606 2,887 19.3% 31,847 17.1% 34,735 17.3%
カーディオバスキュラー 7,487 25,550 33,037 7,624 1.8% 26,614 4.2% 34,239 3.6%
血管 1,289 13,446 14,735 2,013 56.2% 13,272 -1.3% 15,286 3.7%
心臓血管カンパニー 35,373 205,584 240,957 38,178 7.9% 225,294 9.6% 263,473 9.3%
医療器 38,864 19,822 58,686 38,929 0.2% 19,070 -3.8% 58,000 -1.2%
D&D 33,967 - 33,967 35,212 3.7% - - 35,212 3.7%
DM・ヘルスケア 15,954 2,312 18,266 15,848 -0.7% 2,269 -1.9% 18,118 -0.8%
ホスピタルシステム小計 88,785 22,135 110,921 89,991 1.4% 21,340 -3.6% 111,331 0.4%
アライアンス 8,967 5,980 14,947 10,482 16.9% 5,971 -0.1% 16,454 10.1%
ホスピタルカンパニー 97,753 28,116 125,869 100,474 2.8% 27,311 -2.9% 127,786 1.5%
血液システムカンパニー 8,950 67,640 76,591 9,022 0.8% 69,695 3.0% 78,717 2.8%
その他 168 22 190 168 -0.2% - - 168 -12.0%
計 142,245 301,364 443,609 147,842 3.9% 322,302 6.9% 470,144 6.0%
(期中平均為替レート) (USD1=\111.14) (USD1=\108.65)
(EUR1=\129.47) (EUR1=\121.04)
2019年3月期 2020年3月期
キャッシュ・フロー計算書(要約) 第3四半期累計 第3四半期累計
営業キャッシュ・フロー 57,475 73,324
投資キャッシュ・フロー △ 48,242 △ 57,119
フリーキャッシュ・フロー 9,233 16,205
財務キャッシュ・フロー △ 19,735 △ 24,409
現金及び現金同等物の換算差額 3,733 △ 1,822
現金及び現金同等物の増減 △ 6,769 △ 10,027
現金及び現金同等物の期首残高 167,832 122,982
現金及び現金同等物の期末残高 161,063 112,955
参考情報
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
第3四半期累計 第3四半期累計 業績予想
研究開発費 36,040 37,037 50,000
設備投資額 35,707 63,081 75,000
*1
減価償却費及び償却費 32,649 38,240 49,000
*2
基本的一株当たり当期利益(円) 77.67 89.64 108.34
*1 2020年3月期業績予想にはIFRS第16号「リース」の適用による償却費の組み替えは含めておりません。
2020年3月期第3四半期累計には当該影響を含んでおります。当該影響を含まない場合、2020年3月期第3四半期累計は34,894百万円になります。
*2 当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して「基
本的一株当たり当期利益」を算定しております。
当社が発行した転換社債型新株予約権付社債について、当四半期末までに一部権利行使による株式への転換が行われました。「基本的1株当たり
当期利益」の業績予想については、この影響を考慮して計算しております。
テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に
基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承
知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあり
ます。