4543 テルモ 2019-02-07 15:00:00
2019年3月期第3四半期 連結決算の概要 [pdf]
2019 年3月期第3四半期
連結決算の概要
テルモ株式会社
代表者 代表取締役社長 CEO 佐藤 慎次郎
問合せ先責任者 広報室長 大曲 昌夫
TEL:03-6742-8550
E-mail:kouhou_terumo01@terumo.co.jp
URL:http://www.terumo.co.jp/
2019 年2月7日
2019年3⽉期 第3四半期
決算概要
テルモ株式会社
常務執⾏役員
北畠 ⼀明
2019年2⽉7⽇
出荷遅延の正常化により、業績は回復基調
(億円)
(億円)
為替除く
17年度Q3累計 18年度Q3累計 増減率
増減率
売上収益 4,370 4,436 +2% +2%
売上総利益 2,386 (54.6%) 2,422 (54.6%) +1% +2%
⼀般管理費 1,252 (28.7%) 1,320 (29.8%) +5% +6%
研究開発費 289 ( 6.6%) 360 ( 8.1%) +25% +25%
その他収益費⽤ 20 44 - -
営業利益 866 (19.8%) 785 (17.7%) -9% - 8%
調整後営業利益 976 (22.3%) 912 (20.6%) -7% - 6%
税引前利益 856 (19.6%) 750 (16.9%) -12%
当期利益 770 (17.6%) 565 (12.7%) -27%
USD 112円 111円
期中平均レート
EUR 129円 129円
売上収益 ︓全カンパニーでプラス伸⻑。⼼臓⾎管は出荷遅延から回復、ホスピタルは堅調に推移
調整後営業利益︓売上収益の回復に伴い、減益幅が縮⼩
税引前利益 ︓前年同期の為替差益(2億)に対し、今年度は差損(-32億)
当期利益 ︓前年同期は⽶国税制改⾰による⼀過性のプラス要因(151億)
2/13
四半期として過去最⾼を更新
(億円)
四半期 18年度 18年度 18年度
過去最⾼ Q1 Q2 Q3
1,586
売上収益 1,523 1,430
1,420
309
294 259
営業利益
217
359
調整後 328 305
営業利益 248
四半期 USD 109円 111円 113円
平均レート EUR 130円 130円 129円
3/13
下期業績予想通りの進捗
(億円)
18年度 18年度
進捗率
下期業績予想 Q3実績
売上収益 3,150 1,586 50%
営業利益 600 309 51%
調整後営業利益 670 359 54%
当期利益 440 220 50%
USD 105円 113円
為替レート
EUR 130円 129円
4/13
調整後営業利益︓調整額
(億円)
17年度Q3累計 18年度Q3累計
①買収無形資産の償却費 105 110
②⼀時的な損益 ※ 5 17
調整額 110 127
※調整項⽬ 調整項⽬ 調整額
買収関連費⽤ 損害保険収⼊ ニューロWEB マイルストーン⽀払い引当計上(-20) +20
訴訟関連損益 災害による損失 和解⾦受取(+23) -23
減損損失 その他⼀時的な プエルトリコ⼯場災害保険⾦受取(+11) -11
事業再編費⽤ 損益 ベンチャー開発投資除却(-10) +10
固定資産除却損等(-6) +6
買収アドバイザリー費⽤等(-4) +4
5/13
調整後営業利益増減分析(IFRS)
6 (億円)
売 41
81
上 価
総 格
利 ︵ 64
売 売 益
上 上 率 -11
︶
110 効 販 47
薬 10 9
総 増 管
利 に 果 価 研 そ 為
費
益 よ 公 の 究 の 替
の る 定 増 開 他 の 127
976
増 価 加 発 影
加 ︵ 費 響
の 912
866 ︶
-30 増
加 785
17年度Q3 17年度Q3 18年度Q3 18年度Q3
営業利益 調整後 調整後 営業利益
営業利益 営業利益
6/13
地域別売上収益
18年度Q3累計
17年度Q3累計
売上収益 売上収益前年⽐較
100%=4,436億円 ⾦額(億円) 増減率 コメント
( )内は為替影響除く
⼼臓⾎管は公定価改定や出荷遅延の影響
1,422 -0% を受けマイナス伸⻑。ホスピタルおよび⾎液シス
⽇本
32% 1,429 テムは好調を維持
882 +2% ⼼臓⾎管はプラス伸⻑へ回帰。ホスピタルは⼆
欧州 (+3%)
861 桁伸⻑継続。⾎液システムも堅調に推移
20%
1,297 +3% TIS事業が出荷遅延の影響を受けるもプラス
⽶州 1,263 (+4%) 伸⻑へ回帰。ホスピタルは好調維持
29%
中国 328 +5% 全カンパニーにおいてプラス伸⻑を継続
312 (+5%)
7% +1% ⼼臓⾎管が出荷遅延からの回復傾向をみせ、
508
11% アジア他 (+3%) 全体でプラス伸⻑へ
504
7/13
カンパニー別売上収益
18年度Q3累計
17年度Q3累計
売上収益 売上収益前年⽐較
100%=4,436億円 ⾦額(億円) 増減率 コメント
( )内は為替影響除く
⼼臓
2,410 +0% 公定価改定や出荷遅延の影響を
54% (+1%) 乗り越えプラス伸⻑へ回帰
⾎管 2,400
1,259 +5% 全セグメント堅調に推移。アライアンス
ホスピタル
1,202 (+5%) 事業はグローバルで3割以上の伸⻑
29%
⾎液 766
+0% ⾎液センター向け製品が堅調に推移
17% システム 765 (+2%)
8/13
⼼臓⾎管: 売上収益はプラス伸⻑へ回帰
(億円)
17年度 18年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
2,400 2,410
TIS ︓国内の公定価改定の影響
+0% 出荷遅延から回復傾向 -20
売上
収益 (+1%) ニューロ︓⼆桁伸⻑を継続 +32
CV ︓次期⾎液モニターへの切り替え遅れ -2
⾎管 ︓国内における直販移⾏に向けた調整 -1
634
調整後 580
営業
-8% 研究開発費を増加させながらも販管費をコントロール。
利益
(-8%) 売上収益の回復に伴い、減益幅を縮⼩
(率)
(26%) (24%)
9/13
ホスピタル: 堅調に推移し、増収増益を達成
(億円)
17年度 18年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
医療器 : 国内で輸液ラインや閉鎖式抗がん剤
1,202 1,259 投与システム等が堅調に推移 +9
+5%
売上 医薬品 : 輸液剤や疼痛緩和が⼆桁伸⻑。
(+5%)
収益 癒着防⽌材の拡販 +10
DM・ヘルスケア: DM事業が堅調に推移 +1
アライアンス : 国内外で3割超の伸⻑ +38
調整後 212 223
営業 +5% 研究開発費が増加する中、⾼付加価値製品の
利益 (+5%) 売上伸⻑により増益
(率)
(18%) (18%)
10/13
⾎液システム: 計画に沿った堅調な推移
(億円)
17年度 18年度
増減率 主なトピック ⾦額
Q3累計 Q3累計
( )内は為替影響除く
765 766 ⾎液センター ︓グローバルで⾎液⾃動
売上 +0% 製剤化装置などが牽引 +13
収益 (+2%)
アフェレシス治療︓昨年度の特需の影響を受け
マイナス伸⻑ -14
調整後
営業 122 109 -11%
(-8%) 販管費および研究開発費の増加に伴い減益
利益
(率)
(16%) (14%)
11/13
主なトピックス
5製品がグッドデザイン賞を受賞。テルモとして23年連続の受賞(10⽉)
全社
⼿⾸⾎管からの
癒着防⽌吸収性バリア 粘度可変型流動⾷ ポータブルインスリン⽤輸液ポンプ グルコース分析装置 下肢⾎管治療システム
「アドスプレー」 「マーメッドワン」 「メディセーフウィズ」 「メディセーフフィットプロII」 「R2P」
⽶FDAよりプレミックス製剤のGMP適合認定を取得(11⽉)
PTCAバルーン「Ryurei」を⽇本で発売(12⽉)
薬剤充填⽤注射器「PLAJEX」採⽤のバイオシミラー、欧州で市場導⼊(12⽉)
事業 脳梗塞⽤・⾎栓吸引カテーテル「SOFIAFLOW Plus」、
国内における製造販売承認を取得(12⽉)
脳梗塞⽤・ステント型⾎栓除去デバイス「Tron FX」、国内独占販売契約締結(12⽉)
脳動脈瘤治療⽤の袋状塞栓デバイス「WEB」、⽶PMA承認を取得(12⽉)
12/13
18年度パイプライン製品のローンチ状況
領域 製品 地域 ローンチ 領域 製品 地域 ローンチ
欧⽶ Q4
アクセス ディスタルラジアル⽤⽌⾎デバイス ⽇ FY19 次世代⼈⼯肺
⽇ FY19
CV
PTCAバルーン ⽶ 済み 次期・⾎液モニター 欧⽶亜 済み
⽇ 済み
⼼臓 PTCAバルーン 胸部⽤ステントグラフト (低プロファイル) 欧 済み
欧亜 FY19Q1
⾎管
DES (Ultimaster Tansei) ⽇欧亜 済み 腹部⽤ステントグラフト (アナコンダ細径) 欧 済み
ステント (TRI) ⽇⽶ FY19 医療器 静脈可視装置 ⽇ 済み
PTAバルーン (TRI) ⽇⽶ 済み DM パッチ式・インスリンポンプ ⽇ FY19上期
ペリ
フェラル
PTAガイディングシース (TRI) ⽇⽶ 済み 次期・成分採⾎装置ソフトウェア 欧⽶亜 済み
⾎液
薬剤塗布バルーン 欧 FY19 ⾃動製剤化装置・新ディスポ 欧⽶亜 済み
中間カテーテル (Sofia EX) 欧⽶ FY19上期
脳
ミニ・バルーン 欧⽶ FY19上期
13/13
2019年3月期 第3四半期決算 補足資料(IFRS)
セグメント別売上概況 (単位:百万円)
%=前年比
2018年3月期 第3四半期累計 2019年3月期 第3四半期累計
日本 海外 合計 日本 % 海外 % 合計 %
TIS 28,755 136,871 165,626 24,176 -15.9% 139,400 1.8% 163,577 -1.2%
ニューロバスキュラー 2,210 24,163 26,373 2,419 9.5% 27,186 12.5% 29,606 12.3%
CV 7,577 25,659 33,236 7,487 -1.2% 25,550 -0.4% 33,037 -0.6%
血管 2,005 12,795 14,801 1,289 -35.7% 13,446 5.1% 14,735 -0.4%
心臓血管カンパニー 40,548 199,490 240,038 35,373 -12.8% 205,584 3.1% 240,957 0.4%
医療器 38,240 19,552 57,793 38,864 1.6% 19,822 1.4% 58,686 1.5%
D&D 33,103 - 33,103 33,967 2.6% - - 33,967 2.6%
DM・ヘルスケア 15,890 2,270 18,160 15,954 0.4% 2,312 1.9% 18,266 0.6%
ホスピタルシステム小計 87,234 21,822 109,057 88,785 1.8% 22,135 1.4% 110,921 1.7%
アライアンス 6,558 4,615 11,174 8,967 36.7% 5,980 29.6% 14,947 33.8%
ホスピタルカンパニー 93,793 26,438 120,231 97,753 4.2% 28,116 6.3% 125,869 4.7%
血液システムカンパニー 8,368 68,141 76,510 8,950 7.0% 67,640 -0.7% 76,591 0.1%
その他 162 12 174 168 3.5% 22 84.6% 190 9.2%
計 142,872 294,082 436,955 142,245 -0.4% 301,364 2.5% 443,609 1.5%
(期中平均為替レート) (USD1=\111.69) (USD1=\111.14)
(EUR1=\128.55) (EUR1=\129.47)
2018年3月期 2019年3月期
キャッシュ・フロー計算書(要約) 第3四半期累計 第3四半期累計
営業キャッシュ・フロー 73,160 57,475
投資キャッシュ・フロー 31,022 48,242
フリーキャッシュ・フロー 42,137 9,233
財務キャッシュ・フロー 3,625 19,735
現金及び現金同等物の換算差額 3,087 3,733
現金及び現金同等物の増減 48,850 6,769
現金及び現金同等物の期首残高 105,046 167,832
現金及び現金同等物の期末残高 153,897 161,063
参考情報
2018年3月期 2019年3月期 2019年3月期
第3四半期累計 第3四半期累計 見通し
研究開発費 28,932 36,040 47,500
設備投資額 30,447 35,707 60,000
減価償却費及び償却費 30,805 32,649 43,000
基本的一株当たり当期利益(円) 218.68 155.33 214.80
テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があ
ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、
競争状況などがあります。