4543 テルモ 2019-02-07 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年2月7日
上場会社名 テルモ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4543 URL http://www.terumo.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名)佐藤 慎次郎
問合せ先責任者 (役職名) 広報室長 (氏名)大曲 昌夫 TEL 03-6742-8550
四半期報告書提出予定日 2019年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 443,609 1.5 78,474 △9.4 75,008 △12.4 56,395 △26.7 56,495 △26.6 76,119 △16.4
2018年3月期第3四半期 436,955 - 86,569 - 85,638 - 76,907 - 76,974 - 91,096 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 155.33 149.20
2018年3月期第3四半期 218.68 204.10
(参考)調整後営業利益 2019年3月期第3四半期 91,179百万円 2018年3月期第3四半期 97,571百万円
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 1,129,826 672,356 672,250 59.5
2018年3月期 1,078,981 550,435 550,307 51.0
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 23.00 - 27.00 50.00
2019年3月期 - 27.00 -
2019年3月期(予想) 27.00 54.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
調整後 親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益
営業利益
営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 597,000 1.6 122,000 △2.3 108,000 △0.5 78,500 △14.0 214.80
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
当社が発行した転換社債型新株予約権付社債について、2018年12月31日までに一部権利行使による株式への転換が行
われました。連結業績予想の「基本的1株当たり当期利益」については、この影響を考慮して計算しております。
・第4四半期想定レート:1ドル=105円、1ユーロ=130円
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、[添付資料]10ページ「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(4)要約四半期連結財務諸表
に関する注記事項(会計方針の変更)をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 379,760,520株 2018年3月期 379,760,520株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 9,053,575株 2018年3月期 26,066,214株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 363,711,986株 2018年3月期3Q 351,989,205株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がございます。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用
にあたっての注意事項は、[添付資料]4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
2.調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益です。
調整後営業利益は、セグメント利益と一致しており、当社グループの業績管理指標として用いているため、開示
しております。
テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 12
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日、以下「当第3四半期」)における医療市場で
は、各国で医療費抑制が進められる中、日本では4月に薬価・公定価改定が実施され、依然として先進国を中心
に、財源の重点的・効率的な配分に向けて医療経済性へのニーズが高まっています。
このような環境の下、当社グループでは、「日本発のグローバル企業」として、トータルクオリティー(製品・
供給・サービスなどを含めたトータルな質)においてワールドクラスの信頼を獲得し、世界の医療現場からトップ
ブランドとして信頼されるメーカーとなることを中長期ビジョンとして掲げ、経営を推進しております。
当第3四半期の業績は以下のとおりです。なお、2018年5月以降、一部の製品で愛鷹工場からの出荷遅延があり
ましたが、10月以降は出荷が安定し、販売も回復傾向にあります。
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 伸長率 為替影響除く
連結累計期間 連結累計期間 (%) 伸長率(%)
売上収益 436,955 443,609 1.5 2.3
売上総利益 238,649 242,159 1.5 2.2
調整後営業利益 97,571 91,179 △6.6 △6.2
営業利益 86,569 78,474 △9.4 △8.4
税引前四半期利益 85,638 75,008 △12.4 -
四半期利益 76,907 56,395 △26.7 -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 76,974 56,495 △26.6 -
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 伸長率 為替影響除く
地域別売上収益 連結累計期間 連結累計期間 (%) 伸長率(%)
日本 142,872 142,245 △0.4 △0.4
欧州 86,119 88,169 2.4 2.7
米州 126,290 129,677 2.7 4.1
アジア他 81,671 83,517 2.3 4.1
海外計 294,082 301,364 2.5 3.7
合計 436,955 443,609 1.5 2.3
<売上収益>
売上収益は、前年同期比1.5%増の4,436億円となりました。
日本では、ホスピタルカンパニーの外科領域、製薬企業との提携ビジネスであるアライアンス事業が好調に推移
しましたが、心臓血管カンパニーにおいて、公定価改定の影響に加え、愛鷹工場での出荷遅延があったことによ
り、減収となりました。
海外では、愛鷹工場での出荷遅延の影響がありましたが、心臓血管カンパニーのニューロバスキュラー事業、ホ
スピタルカンパニーのアライアンス事業が好調に推移し、増収となりました。
<売上総利益>
売上総利益は、売上収益の増加により、前年同期比1.5%増の2,422億円となりました。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
<調整後営業利益>
調整後営業利益は、販売費及び一般管理費、特に研究開発費が増加したことにより、前年同期比6.6%減の912億
円となりました。
なお、調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益
です。また、調整後営業利益は、セグメント利益と一致しており、当社グループの業績管理指標として用いていま
す。
<営業利益>
営業利益は、調整後営業利益の減少により、前年同期比9.4%減の785億円となりました。
<税引前四半期利益>
税引前四半期利益は、前年同期の為替差益に対し、当第3四半期は為替差損を計上したことにより、前年同期比
12.4%減の750億円となりました。
<親会社の所有者に帰属する四半期利益>
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の減少に加え、前年同期に米国税制改革による繰延
税金資産・負債の再評価で法人税の一過性の減少が発生していたことにより、前年同期比26.6%減の565億円とな
りました。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 伸長率 為替影響除く
報告セグメントの名称
連結累計期間 連結累計期間 (%) 伸長率(%)
売上収益 240,038 240,957 0.4 1.1
心臓血管カンパニー (日本) 40,548 35,373 △12.8 △12.8
(海外) 199,490 205,584 3.1 3.9
売上収益 120,231 125,869 4.7 5.0
ホスピタルカンパニー (日本) 93,793 97,753 4.2 4.2
(海外) 26,438 28,116 6.3 7.7
売上収益 76,510 76,591 0.1 2.1
血液システムカンパニー (日本) 8,368 8,950 7.0 7.0
(海外) 68,141 67,640 △0.7 1.5
<心臓血管カンパニー>
日本の公定価改定の影響に加え、一部の製品で愛鷹工場からの出荷遅延があったものの、ニューロバスキュラー
事業が好調に推移した結果、心臓血管カンパニーの売上収益は前年同期比0.4%増の2,410億円となりました。
<ホスピタルカンパニー>
ホスピタルシステム事業の輸液剤、スプレー式癒着防止材「アドスプレー」、解熱鎮痛剤「アセリオ」などが好
調に推移したほか、アライアンス事業の製薬企業との提携ビジネスが拡大した結果、ホスピタルカンパニーの売上
収益は前年同期比4.7%増の1,259億円となりました。
<血液システムカンパニー>
アフェレシス治療製品は前年同期に米国で特需があったため、減収でしたが、血液センター向け製品の販売が日
本と中南米で堅調に推移した結果、血液システムカンパニーの売上収益は前年同期比0.1%増の766億円となりまし
た。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産合計は、508億円増加して11,298億円となりました。これは主に、生産能力増強のための設備投資及び新IT
システムへの投資等により、有形固定資産、のれん及び無形資産が324億円増加したことや、前期末から為替相場
が米ドルに対して円安に推移した影響によるものです。
負債合計は、711億円減少して4,575億円となりました。これは主に転換社債型新株予約権付社債の転換により社
債及び借入金が605億円減少したことによるものです。
資本合計は、1,219億円増加して6,724億円となりました。これは主に、転換社債型新株予約権付社債の転換によ
る影響(転換に充当した自己株式の減少等)により651億円増加、為替相場の影響等により在外営業活動体の換算
差額が205億円増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2018年8月8日に発表した連結業績予想に変更はありません。医療機器・医薬品業界を取り巻く環境の変化や為
替レートの動向など、事業環境は不透明な状況が続くことが予想されますが、当社グループは目標の達成に向け
て、医療の質と効率の向上に貢献する高付加価値製品の開発及び販売拡大、継続的な原価改善、販売費及び一般管
理費の効果的な運用などに注力してまいります。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 167,832 161,063
営業債権及びその他の債権 121,402 125,768
その他の金融資産 659 408
棚卸資産 112,064 130,878
未収法人所得税等 530 564
その他の流動資産 8,421 10,806
流動資産合計 410,912 429,490
非流動資産
有形固定資産 179,196 187,048
のれん及び無形資産 442,660 467,257
持分法で会計処理されている投資 5,710 5,651
その他の金融資産 13,815 14,828
繰延税金資産 23,356 22,287
その他の非流動資産 3,328 3,262
非流動資産合計 668,068 700,336
資産合計 1,078,981 1,129,826
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 67,515 70,085
社債及び借入金 47,436 49,455
その他の金融負債 407 11,572
未払法人所得税等 15,970 5,750
引当金 198 180
その他の流動負債 47,483 45,151
流動負債合計 179,013 182,196
非流動負債
社債及び借入金 288,776 226,247
その他の金融負債 15,452 4,709
繰延税金負債 24,124 23,779
退職給付に係る負債 10,063 9,147
引当金 82 87
その他の非流動負債 11,032 11,301
非流動負債合計 349,532 275,274
負債合計 528,545 457,470
資本
資本金 38,716 38,716
資本剰余金 52,445 52,044
自己株式 △101,546 △35,281
利益剰余金 588,932 625,229
その他の資本の構成要素 △28,240 △8,458
親会社の所有者に帰属する持分合計 550,307 672,250
非支配持分 128 106
資本合計 550,435 672,356
負債及び資本合計 1,078,981 1,129,826
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上収益 436,955 443,609
売上原価 198,305 201,450
売上総利益 238,649 242,159
販売費及び一般管理費 154,103 168,037
その他の収益 3,316 6,629
その他の費用 1,293 2,277
営業利益 86,569 78,474
金融収益 931 1,621
金融費用 1,611 4,985
持分法による投資損益(△は損失) △250 △101
税引前四半期利益 85,638 75,008
法人所得税費用 8,731 18,613
四半期利益 76,907 56,395
四半期利益の帰属
親会社の所有者 76,974 56,495
非支配持分 △67 △100
四半期利益 76,907 56,395
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 218.68 155.33
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 204.10 149.20
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 76,907 56,395
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
714 △433
測定する金融資産
確定給付制度の再測定 △918 -
純損益に振り替えられることのない項目
△204 △433
合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 14,015 20,475
キャッシュ・フロー・ヘッジ △58 △258
ヘッジコスト 435 △58
持分法適用会社におけるその他の包括利益
1 -
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目
14,393 20,158
合計
その他の包括利益 14,189 19,724
四半期包括利益 91,096 76,119
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 91,169 76,224
非支配持分 △72 △104
四半期包括利益 91,096 76,119
(注)上記の計算書の項目は、税引後で開示しております。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 非支配持分 合計
資本 利益
資本金 剰余金 自己株式 剰余金 資本の 合計
構成要素
2017年4月1日時点の残高 38,716 52,478 △108,225 513,578 △5,126 491,421 101 491,522
四半期利益 - - - 76,974 - 76,974 △67 76,907
その他の包括利益 - - - - 14,194 14,194 △5 14,189
四半期包括利益合計 - - - 76,974 14,194 91,169 △72 91,096
自己株式の取得 - - △4 - - △4 - △4
自己株式の処分 - - 75 △5 △69 0 - 0
剰余金の配当 - - - △15,839 - △15,839 - △15,839
その他の資本の構成要素から
- - - △922 922 - - -
利益剰余金への振替
子会社の増資に伴う持分の
- - - - - - 136 136
変動
株式報酬取引 - - - - 447 447 - 447
所有者との取引額合計 - - 71 △16,767 1,299 △15,396 136 △15,259
2017年12月31日時点の残高 38,716 52,478 △108,154 573,785 10,368 567,194 165 567,360
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 非支配持分 合計
資本 利益
資本金 剰余金 自己株式 剰余金 資本の 合計
構成要素
2018年4月1日時点の残高 38,716 52,445 △101,546 588,932 △28,240 550,307 128 550,435
会計方針の変更 - - - 54 - 54 - 54
修正再表示後の残高 38,716 52,445 △101,546 588,986 △28,240 550,361 128 550,490
四半期利益 - - - 56,495 - 56,495 △100 56,395
その他の包括利益 - - - - 19,728 19,728 △4 19,724
四半期包括利益合計 - - - 56,495 19,728 76,224 △104 76,119
自己株式の取得 - - △6 - - △6 - △6
自己株式の処分 - - 155 △47 △107 0 - 0
剰余金の配当 - - - △19,555 - △19,555 - △19,555
その他の資本の構成要素から
- - - 1 △1 - - -
利益剰余金への振替
子会社の増資に伴う持分の
- - - - - - 81 81
変動
株式報酬取引 - - - - 162 162 - 162
転換社債型新株予約権付社債
- △401 66,116 △650 - 65,064 - 65,064
の転換
所有者との取引額合計 - △401 66,264 △20,252 53 45,664 81 45,746
2018年12月31日時点の残高 38,716 52,044 △35,281 625,229 △8,458 672,250 106 672,356
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き前連結会計年度に
係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一です。
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公
表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下、「IFRS第15号」)を適用しております。
IFRS第15号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日
に認識する方法を採用しております。
IFRS第15号の適用に伴い、下記の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:企業が履行義務の充足時に収益を認識する
当社グループの製品販売は、製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得することから、履行
義務が充足されると判断しており、当該製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は、顧客との契
約において約束された対価から、値引き、リベート及び返品などを控除した金額で測定しております。
なお、本要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微です。
当社グループは、上記基準書以外に第1四半期連結会計期間より、国際財務報告解釈指針委員会(IFRIC)第
22号「外貨建取引と前払・前受対価」を適用しております。IFRIC第22号は、企業が外貨建ての契約について対
価の前払又は前受を行う場合に適用すべき換算レートを定めたものです。この解釈指針の適用が、本要約四半期
連結財務諸表に与える影響は軽微です。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメントに関する基礎
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
す。
当社グループは、製品群別に分類された社内カンパニー制を採用しており、各社内カンパニー本部は、取り
扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、社内カンパニー制を基礎とした製品群別のセグメントから構成された「心臓血管カン
パニー」、「ホスピタルカンパニー」及び「血液システムカンパニー」の3つを報告セグメントとしておりま
す。
(2)報告セグメントに関する情報
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
調整額
連結財務諸表
心臓血管 ホスピタル 血液システム (注)
合計 計上額
カンパニー カンパニー カンパニー
売上収益
外部顧客への売上収益 240,038 120,231 76,510 436,780 174 436,955
セグメント利益
63,352 21,168 12,215 96,736 835 97,571
(調整後営業利益)
(調整項目)
買収無形資産の償却費 △4,227 - △6,280 △10,507 - △10,507
一時的な損益 △494
営業利益 86,569
金融収益 931
金融費用 △1,611
持分法による投資損益 △250
税引前四半期利益 85,638
(注)調整額は以下のとおりです。
1)外部顧客への売上収益の調整額174百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入
等です。
2)セグメント利益の調整額835百万円には、棚卸資産の調整額183百万円、その他651百万円が含まれており
ます。
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
要約四半期
調整額
連結財務諸表
心臓血管 ホスピタル 血液システム (注)
合計 計上額
カンパニー カンパニー カンパニー
売上収益
外部顧客への売上収益 240,957 125,869 76,591 443,418 190 443,609
セグメント利益
58,015 22,328 10,895 91,240 △60 91,179
(調整後営業利益)
(調整項目)
買収無形資産の償却費 △4,839 - △6,294 △11,134 99 △11,034
一時的な損益 △1,670
営業利益 78,474
金融収益 1,621
金融費用 △4,985
持分法による投資損益 △101
税引前四半期利益 75,008
(注)1.調整額は以下のとおりです。
1)外部顧客への売上収益の調整額190百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入
等です。
2)セグメント利益の調整額△60百万円には、棚卸資産の調整額△874百万円、その他813百万円が含まれてお
ります。
2.一時的な損益△1,670百万円には、昨年度のプエルトリコにおけるハリケーン被害に関する保険金収入1,111
百万円、米国シークエントメディカル, Inc.の株式取得に伴う条件付対価の公正価値変動△2,039百万円等
が含まれております。
(重要な後発事象)
(株式分割)
当社は、2019年2月7日開催の取締役会において、以下のとおり、株式分割と株式分割に伴う定款の一部変更を
行うことについて決議いたしました。
1.株式分割の目的
投資単位を引き下げることにより、投資家の皆様に投資しやすい環境を整えることを目的としています。
2.株式分割の概要
(1)分割の方法
2019年3月31日を基準日として、同日(実質的には3月29日)最終の株主名簿に記録された株主の所有す
る普通株式1株につき、2株の割合をもって分割いたします。
(2)分割により増加する株式数
① 株式分割前の発行済株式総数 379,760,520株
② 今回の分割により増加する株式数 379,760,520株
③ 株式分割後の発行済株式総数 759,521,040株
④ 株式分割後の発行可能株式総数 3,038,000,000株
(注)上記株式数は、2019年2月7日時点での発行済株式総数に基づくものです。
(3)株式分割の日程
① 基準日公告日 2019年2月14日
② 基準日 2019年3月31日
※同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には3月29日です。
③ 効力発生日 2019年4月1日
④ 新規記録日 2019年4月1日
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テルモ株式会社(4543)2019年3月期 第3四半期決算短信
3.資本金の額の変更
今回の株式分割に際して、資本金の増加はありません。
4.株式分割に伴う定款の一部変更
(1)定款変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づく取締役会決議により、2019年4月1日をもっ
て当社定款第6条で定める発行可能株式総数を変更いたします。
(2)定款変更の内容
変更の内容は以下のとおりです。
(下線は変更部分)
現行定款 変更後定款
(発行可能株式総数) (発行可能株式総数)
第6条 当会社の発行可能株式総数は、15億1,900万株 第6条 当会社の発行可能株式総数は、30億3,800万株
とする。 とする。
(3)定款変更の日程
① 取締役会決議日 2019年2月7日
② 効力発生日 2019年4月1日
5.転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整
今回の株式分割に伴い、当社発行の2019年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債及び2021年満期ユー
ロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額を、2019年4月1日以降、次のとおり調整いたします。
銘柄 調整前転換価額 調整後転換価額
2019年満期ユーロ円建
3,853.2円 1,926.6円
転換社債型新株予約権付社債
2021年満期ユーロ円建
3,853.2円 1,926.6円
転換社債型新株予約権付社債
6.配当
今回の株式分割は、2019年4月1日を効力発生日としていますので、配当基準日を2019年3月31日とする
2019年3月期の期末配当金につきましては、株式分割前の株式数を基準に実施いたします。
7.その他
当該株式分割が前連結会計年度の開始の日に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は、以下のとおりで
す。
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
基本的1株当たり四半期利益(円) 109.34 77.67
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 102.05 74.60
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