4543 テルモ 2019-11-07 15:00:00
2020年3月期 第2四半期 連結決算の概要 [pdf]
2020 年3月期 上期
連結決算の概要
テルモ株式会社
代表者 代表取締役社長 CEO 佐藤 慎次郎
問合せ先責任者 広報室長 大曲 昌夫
TEL:03-6742-8550
E-mail:kouhou_terumo01@terumo.co.jp
URL:http://www.terumo.co.jp/
2019 年 11 月7日
2020年3⽉期 上期
決算概要
テルモ株式会社
Chief Accounting and Financial Officer
武藤 直樹
2019年11⽉7⽇
売上・利益ともに上期として過去最⾼
(億円)
為替除く
18年度上期 19年度上期 増減率
増減率
売上収益 2,850 3,073 +8% +11%
売上総利益 1,546 (54.2%) 1,715 (55.8%) +11% +14%
⼀般管理費 870 (30.5%) 896 (29.2%) +3% +6%
研究開発費 238 ( 8.3%) 243 ( 7.9%) +2% +5%
その他収益費⽤ 37 16 - -
営業利益 476 (16.7%) 592 (19.2%) +24% +29%
調整後営業利益 553 (19.4%) 670 (21.8%) +21% +27%
税引前利益 445 (15.6%) 581 (18.9%) +30%
当期利益 345 (12.1%) 457 (14.9%) +33%
USD 110円 109円
期中平均レート
EUR 130円 121円
売上収益 ︓全カンパニーがプラス伸⻑。TISが全地域で⼆桁伸⻑し全体を牽引
調整後営業利益︓⾼収益品の販売増。⼼臓⾎管において遅めの費⽤進捗
税引前利益 ︓前年同期の為替差損28億円に対し、今年度は差損11億円と縮⼩
2/10
調整後営業利益増減分析
(億円)
25 10
60
価 欧 41
格 州
売
上 規 ⼀ 28
総 制 般 23
管 研
185 利 対 究
応 理 為
益 開 替 78
率 ︵費 の費
増 発 の影
効 費の 響
果
-6
︶ 加
増
や 加 670
売 売
77 上 上 IT 投 592
553 総 増 資
利 に ︵
476 益 よ
の る -4
︶
増
18年度上期 18年度上期 加 19年度上期 19年度上期
営業利益 調整後 調整後 営業利益
営業利益 営業利益
3/10
地域別売上収益
19年度上期
18年度上期
売上収益 売上収益前年⽐較
⾦額(億円) 増減率 コメント
100%=3,073億円
( )内は為替影響除く
959 ホスピタルが堅調。
⽇本 +5%
31% 911 ⼼臓⾎管は⼆桁伸⻑へ。
583 +4% ⼆桁伸⻑したTIS中⼼に⼼臓⾎管が、
欧州 562 (+10%) ホスピタルや⾎液のマイナス伸⻑をカバー
19%
926 +10% TISやニューロを中⼼に⼼臓⾎管が牽引し、
⽶州 843 (+12%) 全体で⼆桁伸⻑達成
30%
中国 244 +17% ⼼臓⾎管が2割以上の伸⻑を継続し
209 (+24%) 全体を牽引
8%
361 +11% ⼼臓⾎管に加え⾎液が⼆桁伸⻑し
12% アジア他 325 (+15%) 全体を牽引
4/10
カンパニー別売上収益
19年度上期
18年度上期
売上収益 売上収益前年⽐較
100%=3,073億円 ⾦額(億円) 増減率 コメント
( )内は為替影響除く
1,726
⼼臓 +12% TISが全地域で⼆桁伸⻑しニューロと共
56% ⾎管 (+16%) に全体を牽引。全事業がプラス伸⻑へ
1,535
828
+2% アライアンス事業が⼆桁伸⻑を継続し
ホスピタル
812 (+3%) 全体を牽引
27%
⾎液 518
+3% ⾎液センター向け製品の⽇欧⽶での好調
17% システム 502 (+7%) に加え、新興国での⼊札獲得も貢献
5/10
⼼臓⾎管: 全事業がプラス伸⻑。⼤幅な増収増益
(億円)
18年度上期 19年度上期 増減率 主なトピック ⾦額
( )内は為替影響除く
1,726
1,535 TIS ︓全地域で⼆桁伸⻑ +153
ニューロ︓⽶国中⼼に⾼伸⻑継続 +35
売上 +12%
収益 (+16%) CV ︓⼈⼯肺を中⼼に堅調 +1
⾎管 ︓順調な国内直販移⾏。
海外は組織再編中 +2
472
調整後 345 TISの売上拡⼤による利益増に加え、⼼臓⾎管全体
営業 +37%
利益 (+42%) のミックスが⼤幅に改善。売上好調を背景に⼀部費⽤は
(率) 遅めの進捗
(22%) (27%)
6/10
ホスピタル: 売上・利益ともに計画通りの進捗
(億円)
18年度上期 19年度上期 増減率 主なトピック ⾦額
( )内は為替影響除く
医療器 : 為替影響を除き堅調に推移 ±0
812 828
+2% 医薬品 : 疼痛緩和や癒着防⽌材が⼆桁伸⻑ +4
売上 (+3%)
収益 DM・ヘルスケア: 糖尿病関連製品が堅調に推移 +1
アライアンス : 受注タイミングによる影響があるも
計画通りの進捗 +12
調整後 138 126
営業 -8%
費⽤が先⾏したQ1から戻し計画軌道線へ
利益 (-7%)
(率) (17%) (15%)
7/10
⾎液システム: 増収へ回帰。計画通りの収益性回復
(億円)
18年度上期 19年度上期 増減率 主なトピック ⾦額
( )内は為替影響除く
518
⾎液センター ︓期初の遅れは戻り平準化。
502
売上 +3% 新興国での⼊札獲得も寄与 +14
収益 (+7%)
アフェレシス治療︓後継装置への切替えの反動 ±0
細胞処理 ︓⽶国・アジアが牽引 +2
調整後 70 67
営業 -4% 為替の影響⼤。
利益 (+6%) 計画通りの収益性の回復
(率)
(14%) (13%)
8/10
主なトピックス
テルモの⽇本初「使い切り注射器」が「未来技術遺産」に登録(9⽉)
⽶国ベンチャーキャピタル2社のファンドに参画(8⽉)
全社
「テレワーク・デイズ2019」に特別協⼒団体として参加。本社地区で推進(7⽉)
⼿⾸からの治療をサポートする末梢動脈疾患⽤ステント
「Misago (R2Pシステム)」を⽶国で発売(9⽉)
テルモ⼭⼝D&D株式会社の薬剤充填済み注射器の⽣産設備増設を決定(9⽉)
事業
「PLAJEX」で受託製造する⾻粗鬆症治療剤が製造販売承認を取得(9⽉)
鎮痛剤の「フェンタニル注射液」を発売(9⽉)
ベルギーの⽣産設備(アライアンス、TIS)に2600万ユーロの投資を決定(7⽉)
9/10
19年度パイプライン製品のローンチ状況
領域 製品 地域 ローンチ 領域 製品 地域 ローンチ
アクセス ディスタルラジアル⽤⽌⾎デバイス ⽇ 医療器 次期シリンジポンプ ⽇
⼼臓 PTCAバルーン 欧亜 済み ⿇酔⽤鎮痛剤(フェンタニル注射液) ⽇ 済み
医薬品
ペリフェラル ステント (TRI) ⽇⽶ 済み 癒着防⽌材(アドスプレー・ミニ) ⽇ 済み
袋状塞栓デバイス (WEB) ⽶ 済み 持続⾎糖測定器 ⽇ 済み
中間カテーテル (Sofia EX) 欧⽶ ⾎糖測定システム ⽇
DM・
脳 ミニ・バルーン 欧⽶ ヘルス パッチ式インスリンポンプ ⽇ 済み
ケア
⾎栓吸引カテーテル ⽇ 済み 次期⾎圧計 ⽇
ステントリーバー ⽇ 済み 次期体温計 ⽇
細胞治療⽤充填・仕上げシステム
次世代⼈⼯肺 ⽇ ⾎液 グローバル 済み
(FINIA)
CV
⼈⼯⼼肺装置(再出荷) ⽇
⼤⼝径⼈⼯⾎管
⾎管 ⽇
(トリプレックス・アドバンスド)
10/10
2020年3月期 上期 連結決算 補足資料(IFRS)
セグメント別売上概況 (単位:百万円)
%=前年比
2019年3月期 上期累計 2020年3月期 上期累計
日本 海外 合計 日本 % 海外 % 合計 %
TIS 15,260 88,317 103,578 16,833 10.3% 102,038 15.5% 118,872 14.8%
ニューロバスキュラー 1,561 16,988 18,549 1,824 16.9% 20,242 19.2% 22,067 19.0%
CV 4,716 16,967 21,683 4,804 1.9% 16,986 0.1% 21,790 0.5%
血管 788 8,864 9,653 1,290 63.7% 8,576 -3.3% 9,866 2.2%
心臓血管カンパニー 22,326 131,137 153,464 24,752 10.9% 147,844 12.7% 172,597 12.5%
医療器 25,270 13,098 38,369 25,807 2.1% 12,492 -4.6% 38,299 -0.2%
D&D 21,970 - 21,970 22,352 1.7% - - 22,352 1.7%
DM・ヘルスケア 10,290 1,470 11,760 10,371 0.8% 1,453 -1.2% 11,824 0.5%
ホスピタルシステム小計 57,530 14,568 72,099 58,531 1.7% 13,945 -4.3% 72,477 0.5%
アライアンス 5,303 3,825 9,128 6,450 21.6% 3,887 1.6% 10,337 13.2%
ホスピタルカンパニー 62,834 18,394 81,228 64,981 3.4% 17,833 -3.0% 82,815 2.0%
血液システムカンパニー 5,806 44,366 50,173 6,077 4.7% 45,678 3.0% 51,756 3.2%
その他 108 22 131 110 1.0% - - 110 -16.5%
計 91,076 193,921 284,997 95,921 5.3% 211,356 9.0% 307,278 7.8%
(期中平均為替レート) (USD1=\110.26) (USD1=\108.60)
(EUR1=\129.79) (EUR1=\121.40)
2019年3月期 2020年3月期
キャッシュ・フロー計算書(要約) 上期累計 上期累計
営業キャッシュ・フロー 39,107 49,696
投資キャッシュ・フロー △ 22,728 △ 39,709
フリーキャッシュ・フロー 16,378 9,986
財務キャッシュ・フロー △ 9,641 △ 12,754
現金及び現金同等物の換算差額 6,175 △ 2,809
現金及び現金同等物の増減 12,913 △ 5,577
現金及び現金同等物の期首残高 167,832 122,982
現金及び現金同等物の期末残高 180,746 117,405
参考情報
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
上期累計 上期累計 業績予想
研究開発費 23,761 24,345 50,000
設備投資額 23,242 43,211 75,000
減価償却費及び償却費 21,530 25,059 49,000
*1
基本的一株当たり当期利益(円) 47.82 61.44 108.55
*1 当社は、2019年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して「基
本的一株当たり当期利益」を算定しております。
当社が発行した転換社債型新株予約権付社債について、2019年9月30日までに一部権利行使による株式への転換が行われました。連結業績予想の
「基本的1株当たり当期利益」については、この影響を考慮して計算しております。
テルモの開示資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があ
ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、テルモの事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、
競争状況などがあります。