4541 日医工 2019-11-12 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信 〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年11月12日
上場会社名 日医工株式会社 上場取引所 東
コード番号 4541 URL https://www.nichiiko.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田村 友一
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員管理本部長 (氏名)石田 修二 TEL 076-432-2121
四半期報告書提出予定日 2019年11月13日 配当支払開始予定日 2019年12月6日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
売上収益 コア営業利益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 91,519 11.1 3,917 △20.7 3,777 △20.0 4,544 △20.7 2,940 △36.4 3,006 △34.9
2019年3月期第2四半期 82,346 △0.9 4,939 - 4,720 75.1 5,727 119.1 4,620 88.8 4,620 88.8
四半期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後1株
合計額 四半期利益 当たり四半期利益
百万円 % 円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 72 △99.3 47.14 46.90
2019年3月期第2四半期 10,342 130.8 80.93 79.79
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 316,789 116,132 115,359 36.4 1,806.75
2019年3月期 306,838 116,323 116,323 37.9 1,825.00
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2020年3月期 - 15.00
2020年3月期(予想) - 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 194,000 16.5 8,500 △36.2 8,500 3.4 6,000 △12.6 93.99
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
詳細は、添付資料4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、 除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 65,162,652株 2019年3月期 65,162,652株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 1,313,489株 2019年3月期 1,423,511株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 63,785,258株 2019年3月期2Q 57,088,597株
(注)期末自己株式数には、従業員持株会専用信託が所有する株式が含まれております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2019年11月12日(火)に決算補足説明資料を当社ホームページに掲載します。
日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しま
したが、米中貿易摩擦により輸出や生産に影響が見られるなど世界経済の不確実性が高まり、景気の先行きについ
ては不透明な状況が続いております。
後発医薬品業界におきましては、政府目標である「後発医薬品使用割合80%」に向け、後発医薬品使用割合は着
実に増加しております。一方で、2019年10月には消費税率の引き上げに伴う薬価改定が実施され、さらには、これ
まで概ね2年に一度実施されていた薬価改定が2020年4月以降、毎年改定となる予定であり、後発医薬品業界の収
益環境は厳しさを増すと見込まれます。
このような状況下で当社は、2019年5月に第8次中期経営計画「NEXUS∞」(2020年3月期~2022年3月期)を
策定し、グローバル総合ジェネリックメーカーへさらなる進化を遂げるべく、『事業領域のさらなる深化/進化』
『徹底したオペレーション最適化の追求』『グローバル水準の品質確保、競争力強化』『ESG活動を基盤としたラ
イフサイエンス企業としての信頼確保』の4つの基本戦略の取り組みを進めております。
2019年3月期 2020年3月期
(単位:百万円) 増減
第2四半期 第2四半期
売上収益 82,346 91,519 +9,173
コア営業利益 4,939 3,917 ▲1,022
税引前四半期利益 5,727 4,544 ▲1,183
親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,620 3,006 ▲1,613
希薄化後1株当たり四半期利益 79.79 46.90 ▲32.89
※ 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利
益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、Sagent グループにおいて減収となりましたが、エルメッド株式会社(以下、エルメッド)の連結
子会社化による売上増加などにより前年同期比91億73百万円の増収となりました。
コア営業利益は、日医工グループでの増収による粗利増があったものの、エルメッド統合等による販管費の増加
やSagent グループでの減収による粗利減がそれを上回り前年同期比10億22百万円の減益となりました。
税引前四半期利益は、持分法適用関連会社であるAprogen Inc. 株式の一部売却による売却益の計上があった一
方、為替差損益が前期4億43百万円の差益から当期は3億64百万円の差損と大きく変動したことや、前年は持分法
投資利益9億97百万円の計上があったことなどにより、前年同期比11億83百万円の減益となりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、上記要因などから前年同期比16億13百万円の減益となりました。
なお、当社は、第1四半期連結会計期間より報告セグメント区分を変更しており、前年同期比較においては、前
年同期の数値を変更後のセグメント区分に読み替えた数値を用いて比較しております。セグメント区分は、「日医
工グループ」「Sagent グループ」の2つのセグメント区分としており、「Sagent グループ」は、Sagent
Pharmaceuticals, Inc. (以下、Sagent)及びその連結子会社で構成され、「日医工グループ」は、「Sagent グ
ループ」を除いた会社にて構成されております。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント利益には「コア営業利益」を採用しておりま
す。
日医工グループ Sagentグループ
(単位:百万円) 2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
増減 増減
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
売上収益 63,853 76,851 +12,998 18,493 14,668 ▲3,824
コア営業利益 4,455 4,664 +208 483 △747 ▲1,230
①日医工グループ
日医工グループにおいては、2019年4月に連結子会社としたエルメッドの付加価値型製品や、2019年6月新発売
の5成分10製品の追補品等により、引き続き製品ラインアップの拡充を図っております。2019年8月には、富山県
滑川市と包括連携協定を、千葉県松戸市と医療費適正化等に関する包括的連携協定をそれぞれ締結し、健康・生命
に関わる企業として社会・地域の課題解決に向けた取り組みを進めております。2019年9月には、エーザイ株式会
社との間で、中国におけるジェネリック医薬品事業に関する包括提携契約を締結し、世界第2位の医薬品市場規模
を有する中国市場参入に向けた準備作業を進めております。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間の日医工グループにおける業績は、エルメッド統合等による販管費増加などがあった
ものの、エルメッド連結子会社化などによる増収やそれによる粗利増により、セグメント利益は46億64百万円(前
年同期比2億8百万円増)となりました。
②Sagent グループ
Sagent グループにおいては、2019年9月にSagent の子会社であるOmega Laboratories Limited のモントリオ
ール工場が当社グループではSagent・ローリー工場に続く2番目のFDA認定工場となり、米国向け自社製造能力の
拡張、コスト競争力・安定供給能力の強化、グローバル水準の品質確保を図っております。また、引き続きインフ
リキシマブBSの米国での早期上市を目指し承認申請作業を進めております。
当第2四半期連結累計期間のSagent グループの業績は、一部製品において製造委託先からの製品供給が滞った
ことなどが影響し、セグメント損失は7億47百万円(前年同期比12億30百万円減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び資本の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ99億50百万円増加し、3,167億89
百万円となりました。これは主に以下の要因によるものであります。
・持分法適用関連会社であったエルメッドの株式を追加取得し連結子会社化したことによる、現金及び現金同等
物の減少58億32百万円、売上債権等の増加113億39百万円、棚卸資産の増加58億32百万円、持分法で会計処理
されている投資の減少58億63百万円
・持分法適用関連会社Aprogen Inc. の株式の一部売却を行ったことによる現金及び現金同等物の増加32億円
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ101億42百万円増加し、2,006億57百万円となりました。これは主
に以下の要因によるものであります。
・エルメッドを連結子会社化したことによる仕入債務等の増加100億51百万円
資本につきましては、前連結会計年度末に比べ1億91百万円減少し、1,161億32百万円となりました。これは主
に以下の要因によるものであります。
・親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による利益剰余金の増加30億6百万円
・前期末より円高ドル安になったことによる為替換算調整勘定の減少20億97百万円
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ76億84百万円減少し、
344億8百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況の詳細は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、当第2四半期連結累計期間において117億32百万円の収入超過となり
ました。これはエルメッドを連結子会社化したことなどによる棚卸資産の増加34億34百万円の支出超過要因があ
った一方で、売上債権及びその他の債権の減少71億77百万円、減価償却費及び償却費の計上54億98百万円、税引
前四半期利益の計上45億44百万円の収入超過要因があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、当第2四半期連結累計期間において133億70百万円の支出超過となり
ました。これは、持分法適用関連会社Aprogen Inc. の株式の一部売却を行ったことにより、持分法で会計処理
されている投資の売却による収入32億円の収入超過要因があった一方で、エルメッドの発行済株式の66.6%を取
得したことなどによる子会社の取得による支出63億41百万円、有形固定資産の取得による支出39億23百万円、無
形資産の取得による支出63億18百万円の支出超過要因があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、当第2四半期連結累計期間において61億20百万円の支出超過となりま
した。これは長期借入金の返済による支出42億88百万円、配当金の支払9億57百万円、リース負債の返済による
支出7億72百万円の支出超過要因があったことなどによるものであります。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期連結累計期間の業績、今後の業績見込みを踏まえ、2019年5月13日に発表いたしました2020年3月
期通期連結業績予想を下記のとおり修正いたします。
2020年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社の所有者に
売上収益 コア営業利益 営業利益 基本的1株当たり
帰属する当期利益
(百万円) (百万円) (百万円) 当期利益(円)
(百万円)
前回発表予想(A) 201,000 8,500 8,500 7,000 109.70
今回修正予想(B) 194,000 8,500 8,500 6,000 93.99
増減額(B-A) △7,000 - - △1,000
増減率(%) △3.5 - - △14.3
(参考)前期通期実績
166,592 13,320 8,223 6,864 115.46
(2019年3月期)
売上収益につきましては、第3四半期以降は当初予想通りの進捗を見込んでおりますが、第2四半期連結累計期
間の実績が当初予想を下回っていることを勘案し、前回発表予想から減収となる見通しです。
コア営業利益、営業利益につきましては、第2四半期連結累計期間の実績が当初予想を上回りましたが、第2四
半期までの販管費の未消化が期末までに消化される見込みであることなどから前回予想を据え置いております。
親会社の所有者に帰属する当期利益につきましては、円高による為替差損の発生が当初予想を上回っていること
などから、前回発表予想から減益となる見通しです。
なお、この業績予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の
様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 42,093 34,408
売上債権及びその他の債権 30,035 34,083
棚卸資産 66,783 75,922
未収法人所得税 72 -
その他の金融資産 447 425
その他の流動資産 3,290 3,292
小計 142,722 148,132
売却目的で保有する資産 - 1,430
流動資産合計 142,722 149,563
非流動資産
有形固定資産 55,710 58,483
のれん 42,892 44,172
無形資産 46,721 56,615
持分法で会計処理されている投資 12,993 3,154
その他の金融資産 5,724 4,689
繰延税金資産 9 11
その他の非流動資産 64 98
非流動資産合計 164,115 167,226
資産合計 306,838 316,789
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 44,172 54,698
借入金 37,435 37,119
その他の金融負債 956 1,653
未払法人所得税 74 518
返金負債 2,196 2,199
契約負債 116 116
その他の流動負債 6,884 8,216
流動負債合計 91,837 104,522
非流動負債
借入金 90,739 86,594
その他の金融負債 1,589 2,399
退職給付に係る負債 173 407
引当金 57 81
返金負債 75 121
契約負債 865 806
繰延税金負債 3,329 4,274
その他の非流動負債 1,847 1,450
非流動負債合計 98,677 96,135
負債合計 190,514 200,657
資本
資本金 23,360 23,360
資本剰余金 21,896 21,866
その他の資本性金融商品 9,918 9,918
自己株式 △2,893 △2,706
利益剰余金 55,016 56,873
その他の資本の構成要素 9,025 6,047
親会社の所有者に帰属する持分合計 116,323 115,359
非支配持分 0 773
資本合計 116,323 116,132
負債及び資本合計 306,838 316,789
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 82,346 91,519
売上原価 64,166 72,509
売上総利益 18,179 19,009
販売費及び一般管理費 11,615 12,980
研究開発費 1,915 2,100
その他の営業収益 273 168
その他の営業費用 202 318
営業利益 4,720 3,777
金融収益 484 44
金融費用 474 789
持分法による投資損益 997 △31
その他の収益 - 2,166
その他の費用 - 624
税引前四半期利益 5,727 4,544
法人所得税費用 1,107 1,604
四半期利益 4,620 2,940
四半期利益の帰属
親会社の所有者 4,620 3,006
非支配持分 △0 △66
四半期利益 4,620 2,940
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 80.93 47.14
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 79.79 46.90
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(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益 4,620 2,940
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
665 △690
融資産
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
△109 △80
る持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 555 △770
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 5,070 △1,981
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
96 △115
る持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 5,167 △2,097
その他の包括利益(税引後) 5,722 △2,867
四半期包括利益 10,342 72
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 10,343 137
非支配持分 △0 △65
四半期包括利益 10,342 72
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2018年4月1日時点の残高 19,976 18,827 - △9,046 51,912 3,448 2,165
会計方針の変更 △480
修正再表示後の残高 19,976 18,827 - △9,046 51,431 3,448 2,165
四半期利益(△は損失) 4,620
その他の包括利益 5,167 565
四半期包括利益合計 - - - - 4,620 5,167 565
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 △1,996 6,044
自己株式処分差損の振替 1,681 △1,681
新株予約権の失効 13
配当 △846
株式に基づく報酬取引
その他の資本の構成要素からの振替 △10
所有者との取引額合計 - △315 - 6,043 △2,524 - -
2018年9月30日時点の残高 19,976 18,511 - △3,002 53,527 8,615 2,731
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2018年4月1日時点の残高 - 258 5,872 87,542 0 87,542
会計方針の変更 △480 △480
修正再表示後の残高 - 258 5,872 87,062 0 87,062
四半期利益(△は損失) 4,620 △0 4,620
その他の包括利益 △10 5,722 5,722 △0 5,722
四半期包括利益合計 △10 - 5,722 10,343 △0 10,342
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △3 △3 4,043 4,043
自己株式処分差損の振替 - -
新株予約権の失効 △13 △13 - -
配当 △846 △846
株式に基づく報酬取引 44 44 44 44
その他の資本の構成要素からの振替 10 10 - -
所有者との取引額合計 10 27 37 3,240 - 3,240
2018年9月30日時点の残高 - 285 11,633 100,646 0 100,646
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2019年4月1日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,893 55,016 6,367 2,371
会計方針の変更 △49
修正再表示後の残高 23,360 21,896 9,918 △2,893 54,967 6,367 2,371
四半期利益(△は損失) 3,006
その他の包括利益 △2,097 △770
四半期包括利益合計 - - - - 3,006 △2,097 △770
新株の発行に係る直接発行費用 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
△243
対する分配
自己株式の処分 △38 187
自己株式処分差損の振替 8 △8
配当 △956
株式に基づく報酬取引
非支配持分との資本取引及びその他
利益剰余金から資本剰余金への振替 5 △5
その他の資本の構成要素からの振替 113 △114
所有者との取引額合計 - △29 - 187 △1,100 - △114
2019年9月30日時点の残高 23,360 21,866 9,918 △2,706 56,873 4,269 1,487
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2019年4月1日時点の残高 - 285
9,025 116,323 0 116,323
会計方針の変更 △49 △49
修正再表示後の残高 - 285 9,025 116,274 0 116,274
四半期利益(△は損失) 3,006 △66 2,940
その他の包括利益 △0 △2,868 △2,868 0 △2,867
四半期包括利益合計 △0 - △2,868 137 △65 72
新株の発行に係る直接発行費用 △5 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
△243 △243
対する分配
自己株式の処分 △37 △37 111 111
自己株式処分差損の振替 - -
配当 △956 △956
株式に基づく報酬取引 41 41 41 41
非支配持分との資本取引及びその他 - 838 838
利益剰余金から資本剰余金への振替 - -
その他の資本の構成要素からの振替 0 △113 - -
所有者との取引額合計 0 4 △109 △1,052 838 △213
2019年9月30日時点の残高 - 289 6,047 115,359 773 116,132
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 5,727 4,544
減価償却費及び償却費 4,601 5,498
減損損失(又は戻入れ) 111 0
受取利息及び受取配当金 △40 △44
支払利息 345 294
持分法による投資損益(△は益) △997 31
関連会社株式売却損益(△は益) - △1,762
売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 5,859 7,177
棚卸資産の増減額(△は増加) 6,556 △3,434
仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △7,933 47
引当金の増減額(△は減少) △506 △100
その他 △108 △216
小計 13,615 12,036
配当金の受取額 59 86
利息の受取額 16 4
利息の支払額 △340 △293
法人所得税の支払額 △1,294 △331
法人所得税の還付額 7 229
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,064 11,732
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,066 △3,923
無形資産の取得による支出 △3,853 △6,318
投資の取得による支出 △994 △4
持分法で会計処理されている投資の取得による支出 △3,400 -
持分法で会計処理されている投資の売却による収入 - 3,200
貸付金の回収による収入 598 71
国際的権利の戻入による収入 999 -
子会社の取得による支出 - △6,341
その他 △68 △54
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,785 △13,370
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 91 55
長期借入れによる収入 5,000 -
長期借入金の返済による支出 △3,918 △4,288
自己株式の売却による収入 4,031 106
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △469 -
リース負債の返済による支出 - △772
配当金の支払額 △847 △957
その他の資本性金融商品の所有者に対する分配額 - △243
その他 40 △19
財務活動によるキャッシュ・フロー 3,927 △6,120
現金及び現金同等物に係る換算差額 △128 73
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,077 △7,684
現金及び現金同等物の期首残高 18,529 42,093
現金及び現金同等物の四半期末残高 22,606 34,408
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、第1四半期連結会計期間において、エルメッドエーザイ株
式会社の株式を追加取得し、当社の連結子会社としました。また、エルメッドエーザイ株式会社は、同日付でエル
メッド株式会社に商号を変更いたしました。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連結
会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。なお、当四半期連結累計期間の法人所得
税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)を適用しております。
この新しい基準は、IAS第17号「リース」を置き換えたものです。IFRS第16号の適用による変更後の会計方針は
以下のとおりです。
当社グループは、契約の開始時に当該契約にリースが含まれているか否かを判断しております。リース負債
は、リース開始日における未払のリース料総額を借手の追加借入利子率で割り引いた現在価値で測定しておりま
す。使用権資産は、リース負債の当初測定額から当初直接コスト、前払リース料等のコストを調整し、リース契
約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初測定しております。
使用権資産は、リースの開始日からリース期間の終了時又は使用権資産の耐用年数のいずれか短い期間にわた
り定額法により減価償却を行っております。なお、リース負債の測定に際しては、未払のリース料の現在価値で
測定しております。
当社グループは、連結財政状態計算書において、使用権資産を「有形固定資産」に、リース負債を「その他の
金融負債」に含めて表示しております。
IFRS第16号の適用に当たっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始
日に利益剰余金の修正として認識する方法を採用しております。当該方法の採用により、比較情報の修正再表示
はしておりません。
IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法
を選択し、IAS第17号「リース」(以下、「IAS第17号」という。)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれてい
るか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでおります。
当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類したリースについて、IFRS第
16号の適用開始日に、リース負債を認識しております。当該リース負債は、開始日時点で支払われていないリー
ス料を追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で当初測定しております。適用開始日現在の連結財政状態計
算書に認識されているリース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は、0.40%であります。
また、使用権資産は、以下のいずれかの方法で測定しております。
・リース開始時点からIFRS第16号を適用していたと仮定して算定した帳簿価額。ただし、割引率については、
適用開始日における借手の追加借入利子率を用いる。
・リース負債と同額。ただし、前払リース料又は未払リース料を調整した金額。
前連結会計年度末現在でIAS第17号を適用して開示したオペレーティング・リース契約と連結財政状態計算書
に認識した適用開始日のリース負債の調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
2019年3月31日で開示したオペレーティング・リース契約 295
2019年4月1日現在リースの追加借入利子率で割引したリース契約 295
2019年3月31日現在で開示したファイナンス・リース契約 2,524
解約可能オペレーティング・リース契約 1,451
2019年4月1日現在のリース負債 4,271
IFRS第16号の適用により、従前の会計基準を適用した場合と比べて、第1四半期連結会計期間の期首におい
て、使用権資産が1,617百万円増加、リース負債が1,746百万円増加、利益剰余金が49百万円減少しております。
なお、当社グループは、IFRS第16号を適用するにあたり、以下の実務上の便法を使用しております。
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外
・延長又は解約オプションが含まれている契約について、リース期間を算定する際などに、事後的判断を使用
・減損レビューを実施することの代替として、リースが適用開始日直前においてIAS第37号「引当金、偶発債務
及び偶発資産」を適用して不利であるかどうかの評価に依拠
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
あります。
当社グループは、当連結会計年度より2022年3月期を最終年度とする第8次中期経営計画「NEXUS∞」を策
定いたしました。「NEXUS∞」では『無限大の連繁力で今を超える』をテーマとして3つのシナジー(「領域/
地域」「コスト」「人財」)を最大化し、4つの基本戦略「事業領域のさらなる深化/進化」「徹底したオペ
レーション最適化の追求」「グローバル水準の品質確保、競争力強化」「ESG活動を基盤としたライフサイエ
ンス企業の信頼確保」を取り組むことによって、グローバル総合ジェネリックメーカーへとさらなる進化を遂
げることを目指しており、目標値の一つとして2022年3月期の海外売上高600億円を設定しております。その
進捗状況を明確に表示するため、従来の医薬品事業の単一セグメントから、医薬品事業を構成する「日医工グ
ループ」「Sagent グループ」の2つの報告セグメントに変更しております。「Sagent グループ」は、Sagent
Pharmaceuticals, Inc. 及びその連結子会社で構成されています。「日医工グループ」は、「Sagent グルー
プ」を除いた会社にて構成されています。
報告セグメントの売上収益、利益及び損失は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 63,853 18,493 82,346 - 82,346
セグメント間収益 - - - - -
合計 63,853 18,493 82,346 - 82,346
セグメント利益又は損失(△)
4,455 483 4,939 - 4,939
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いております。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 76,851 14,668 91,519 - 91,519
セグメント間収益 - - - - -
合計 76,851 14,668 91,519 - 91,519
セグメント利益又は損失(△)
4,664 △747 3,917 - 3,917
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いております。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第2四半期決算短信
セグメント利益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
セグメント利益 4,939 3,917
統合関連費用 107 138
その他 111 0
営業利益 4,720 3,777
金融収益 484 44
金融費用 474 789
持分法による投資損益 997 △31
その他の収益 - 2,166
その他の費用 - 624
税引前四半期利益 5,727 4,544
(2)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスごとの売上収益は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
循環器官用薬 12,925 17,431
血液及び体液用薬 13,576 13,906
抗生物質 12,111 9,799
神経系用薬 6,259 8,695
消化器官用薬 7,389 8,361
アレルギー用薬 4,573 6,740
化学療法剤 6,721 6,431
その他 18,789 20,152
合計 82,346 91,519
(3)地域別に関する情報
売上収益の地域別内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
日本 63,782 76,686
アメリカ 16,638 12,786
その他 1,925 2,046
合計 82,346 91,519
(注)売上収益は、販売仕向先の所在地によっています。
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