4541 日医工 2019-08-09 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信 〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 日医工株式会社 上場取引所 東
コード番号 4541 URL https://www.nichiiko.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田村 友一
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員管理本部長 (氏名)石田 修二 TEL 076-432-2121
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
売上収益 コア営業利益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 46,523 10.0 1,871 △12.7 1,733 △14.9 2,868 △1.0 1,813 △26.3 1,813 △26.3
2019年3月期第1四半期 42,278 △1.5 2,144 - 2,036 △59.3 2,897 △42.1 2,461 △28.3 2,461 △28.3
四半期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後1株
合計額 四半期利益 当たり四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 △957 - 28.44 28.25
2019年3月期第1四半期 5,652 28.7 43.60 43.53
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第1四半期 312,848 114,243 114,243 36.5 1,791.66
2019年3月期 306,838 116,323 116,323 37.9 1,825.00
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 15.00 - 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 98,000 19.0 3,100 - 3,100 △34.3 3,200 △30.7 50.18
通期 201,000 20.7 8,500 △36.2 8,500 3.4 7,000 2.0 109.70
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、 除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 65,162,652株 2019年3月期 65,162,652株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 1,398,609株 2019年3月期 1,423,511株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 63,753,467株 2019年3月期1Q 56,462,794株
(注)期末自己株式数には、従業員持株会専用信託が所有する株式が含まれております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2019年8月9日(金)に決算補足説明資料を当社ホームページに掲載します。
日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 11
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善による緩やかな回復傾向が続く一
方、米中間の貿易摩擦問題や、日韓間の緊張等による影響も懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
後発医薬品業界におきましては、2017年6月に「2020年9月までに後発医薬品使用割合80%」との目標が閣議決
定されております。2019年2月における後発医薬品使用割合は77.5%(厚生労働省保健局発表 調剤医療費動向調
査)となり、使用割合は着実に増加しております。一方でこれまで概ね2年に一度行われていた薬価改定が2021年
4月以降は中間年においても実施され毎年改定となる予定であり、さらには2019年10月には消費税率の引き上げに
伴う薬価改定も予定されており、後発医薬品業界の収益環境は厳しさを増すものと見込まれます。
このような状況下で当社は、2019年4月にエルメッドエーザイ㈱(エルメッド㈱に商号変更。以下、エルメッ
ド)を株式取得により連結子会社化し、統合シナジー早期の実現と極大化を図るべく取り組みを進めております。
また、2019年5月に第8次中期経営計画「NEXUS∞」(2020年3月期~2022年3月期)を策定し、『無限大の連
繋力で今を超える』のテーマのもと、『領域/地域』『コスト』『人財』の3つのシナジーを最大化し、グローバ
ル総合ジェネリックメーカーへさらなる進化を遂げるべく、『事業領域のさらなる深化/進化』『徹底したオペレ
ーション最適化の追求』『グローバル水準の品質確保、競争力強化』『ESG活動を基盤としたライフサイエンス企
業の信頼確保』の4つの基本戦略の取り組みを進めております。
2019年3月期 2020年3月期
(単位:百万円) 増減
第1四半期 第1四半期
売上収益 42,278 46,523 +4,245
コア営業利益 2,144 1,871 ▲273
税引前四半期利益 2,897 2,868 ▲28
親会社の所有者に帰属する四半期利益 2,461 1,813 ▲648
希薄化後1株当たり四半期利益 43.53 28.25 ▲15.28
※ 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利
益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、Sagent グループにおいて減収となりましたが、エルメッドの連結子会社化や後発医薬品市場拡大
による販売数量増などにより前年同期比42億45百万円の増収となりました。
コア営業利益は、日医工グループでの増収による粗利増があったものの、Sagent グループでの減収による粗利
減がそれを上回り前年同期比2億73百万円の減益となりました。
税引前四半期利益は、持分法適用関連会社であるAprogen Inc. 株式の一部売却による売却益の計上があった一
方、持分法投資利益が前年の9億32百万円から46百万円に減少したことなどにより、前年同期比28百万円の減益と
なりました。
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、上記持分法投資利益の減少により税引前四半期利益に対する法人所得
税費用の比率が上がったため、前年同期比6億48百万円の減益となりました。
なお、当社は、当第1四半期連結累計期間より報告セグメント区分を変更しており、前年同期比較においては、
前年同期の数値を変更後のセグメント区分に読み替えた数値を用いて比較しております。セグメント区分は、「日
医工グループ」「Sagent グループ」の2つのセグメント区分としており、「Sagent グループ」は、Sagent
Pharmaceuticals, Inc. 及びその連結子会社で構成され、「日医工グループ」は、「Sagent グループ」を除いた
会社にて構成されております。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント利益には「コア営業利益」を採用しておりま
す。
①日医工グループ
日医工グループにおいては、2019年4月にエルメッドを連結子会社としエルメッドの付加価値型製品を製品ライ
ンアップに加え、また2019年4月には、『注射用フサン®10・50』の製造販売承認を承継、2019年6月には、『シ
ロドシン錠「日医工」』を含む5成分10製品の新製品を発売し、製品ラインアップの拡充を図っております。加え
て2019年4月には、エーザイ株式会社(以下、エーザイ)との間で、当社が販売する『カペシタビン錠300mg「日
医工」』を含む4成分5製品についての共同販促(コ・プロモーション)及び、エーザイが進める「統合パッケー
ジ戦略」についての協業を開始し、患者様とそのご家族、地域医療への貢献を目指し取り組みを進めております。
当第1四半期連結累計期間の日医工グループにおける業績は、上記取り組みによる売上寄与や、後発医薬品市場
拡大による販売数量増などにより、売上収益は397億61百万円(前年同期比72億43百万円増)、セグメント利益は
24億96百万円(前年同期比4億65百万円増)となりました。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
②Sagent グループ
Sagent グループにおいては、引き続きインフリキシマブBSの米国での承認申請に向けた作業を進めておりま
す。また、2019年2月に取得したローリー工場における内製化やインフリキシマブBS製造に向けた取り組みを行い
自社製造体制の充実を図っております。
当第1四半期連結累計期間のSagent グループの業績は、一部製品において製造委託先からの製品供給が滞った
ことなどが影響し、売上収益は67億61百万円(前年同期比29億97百万円減)、セグメント損失は6億25百万円(前
年同期比7億38百万円減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び資本の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ60億9百万円増加し、3,128億48
百万円となりました。これは持分法適用会社であったエルメッドを連結子会社化したことや、持分法適用会社
Aprogen Inc. の株式の一部売却を行ったことによる持分割合の減少などにより持分法で会計処理されている投資
が87億84百万円減少、また、エルメッドの株式取得等により現金及び現金同等物が48億28百万円減少した一方、棚
卸資産の増加65億39百万円、売上債権及びその他の債権の増加47億44百万円、無形資産の増加38億43百万円、有形
固定資産の増加23億31百万円、エルメッド連結子会社化などによるのれんの増加16億8百万円、売却目的で保有す
る資産の増加14億30百万円があったことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ80億89百万円増加し、1,986億4百万円となりました。これは仕
入債務及びその他の債務が85億86百万円増加したことなどによるものであります。
資本につきましては、前連結会計年度末に比べ20億80百万円減少し、1,142億43百万円となりました。これは為
替換算調整勘定の減少などでその他の資本の構成要素が28億85百万円減少したことなどによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ48億28百万円減少し、
372億65百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況の詳細は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、当第1四半期連結累計期間において76億59百万円の収入超過となりま
した。これは関連会社株式売却益17億62百万円の計上があったことや、仕入債務及びその他の債務の減少10億31
百万円の支出超過要因があった一方で、売上債権及びその他の債権の減少64億55百万円、税引前四半期利益の計
上28億68百万円、減価償却費及び償却費の計上28億44百万円の収入超過要因があったことなどによるものであり
ます。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、当第1四半期連結累計期間において85億73百万円の支出超過となりま
した。これは、持分法で会計処理されている投資の売却による収入32億円があった一方で、エルメッドの発行済
株式の66.6%を取得したことによる子会社の取得による支出58億32百万円、有形固定資産の取得による支出24億
11百万円、無形資産の取得による支出35億49百万円の支出超過要因があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、当第1四半期連結累計期間において37億41百万円の支出超過となりま
した。これは長期借入金の返済による支出15億71百万円、配当金の支払8億80百万円、短期借入金の減少6億99
百万円の支出超過要因があったことなどによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月13日に公表いたしました連結業績予想から修正を行っておりません。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 42,093 37,265
売上債権及びその他の債権 30,035 34,779
棚卸資産 66,783 73,323
未収法人所得税 72 52
その他の金融資産 447 1,091
その他の流動資産 3,290 2,819
小計 142,722 149,330
売却目的で保有する資産 - 1,430
流動資産合計 142,722 150,761
非流動資産
有形固定資産 55,710 58,041
のれん 42,892 44,501
無形資産 46,721 50,565
持分法で会計処理されている投資 12,993 4,208
その他の金融資産 5,724 4,708
繰延税金資産 9 6
その他の非流動資産 64 54
非流動資産合計 164,115 162,086
資産合計 306,838 312,848
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 44,172 52,759
借入金 37,435 36,231
その他の金融負債 956 1,754
未払法人所得税 74 59
返金負債 2,196 2,374
契約負債 116 116
その他の流動負債 6,884 6,869
流動負債合計 91,837 100,164
非流動負債
借入金 90,739 89,446
その他の金融負債 1,589 2,324
退職給付に係る負債 173 372
引当金 57 80
返金負債 75 30
契約負債 865 835
繰延税金負債 3,329 3,905
その他の非流動負債 1,847 1,443
非流動負債合計 98,677 98,439
負債合計 190,514 198,604
資本
資本金 23,360 23,360
資本剰余金 21,896 21,890
その他の資本性金融商品 9,918 9,918
自己株式 △2,893 △2,854
利益剰余金 55,016 55,787
その他の資本の構成要素 9,025 6,140
親会社の所有者に帰属する持分合計 116,323 114,243
非支配持分 0 0
資本合計 116,323 114,243
負債及び資本合計 306,838 312,848
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上収益 42,278 46,523
売上原価 33,359 36,830
売上総利益 8,918 9,693
販売費及び一般管理費 5,869 6,698
研究開発費 1,220 1,288
その他の営業収益 224 223
その他の営業費用 16 195
営業利益 2,036 1,733
金融収益 113 35
金融費用 186 524
持分法による投資損益 932 46
その他の収益 - 1,762
その他の費用 - 185
税引前四半期利益 2,897 2,868
法人所得税費用 435 1,055
四半期利益 2,461 1,813
四半期利益の帰属
親会社の所有者 2,461 1,813
非支配持分 △0 △0
四半期利益 2,461 1,813
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 43.60 28.44
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 43.53 28.25
- 6 -
日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期利益 2,461 1,813
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
584 △711
融資産
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
△117 △49
る持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 466 △761
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 2,755 △1,943
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
△31 △66
る持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 2,723 △2,009
その他の包括利益(税引後) 3,190 △2,770
四半期包括利益 5,652 △957
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 5,652 △957
非支配持分 △0 0
四半期包括利益 5,652 △957
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2018年4月1日時点の残高 19,976 18,827 - △9,046 51,912 3,448 2,165
会計方針の変更 △480
修正再表示後の残高 19,976 18,827 - △9,046 51,431 3,448 2,165
四半期利益(△は損失) 2,461
その他の包括利益 2,723 472
四半期包括利益合計 - - - - 2,461 2,723 472
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 1 25
配当 △846
株式に基づく報酬取引
その他の資本の構成要素からの振替 △6
所有者との取引額合計 - 1 - 25 △852 - -
2018年6月30日時点の残高 19,976 18,828 - △9,020 53,040 6,172 2,637
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2018年4月1日時点の残高 - 258 5,872 87,542 0 87,542
会計方針の変更 △480 △480
修正再表示後の残高 - 258 5,872 87,062 0 87,062
四半期利益(△は損失) 2,461 △0 2,461
その他の包括利益 △6 3,190 3,190 △0 3,190
四半期包括利益合計 △6 - 3,190 5,652 △0 5,652
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △3 △3 23 23
配当 △846 △846
株式に基づく報酬取引 4 4 4 4
その他の資本の構成要素からの振替 6 6 - -
所有者との取引額合計 6 1 7 △818 - △818
2018年6月30日時点の残高 - 260 9,070 91,895 0 91,895
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
- 8 -
日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2019年4月1日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,893 55,016 6,367 2,371
会計方針の変更 △66
修正再表示後の残高 23,360 21,896 9,918 △2,893 54,950 6,367 2,371
四半期利益(△は損失) 1,813
その他の包括利益 △2,009 △761
四半期包括利益合計 - - - - 1,813 △2,009 △761
新株の発行に係る直接発行費用 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
△130
対する分配
自己株式の処分 △5 39
配当 △956
利益剰余金から資本剰余金への振替 4 △4
その他の資本の構成要素からの振替 114 △114
所有者との取引額合計 - △5 - 39 △977 - △114
2019年6月30日時点の残高 23,360 21,890 9,918 △2,854 55,787 4,358 1,496
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2019年4月1日時点の残高 - 285
9,025 116,323 0 116,323
会計方針の変更 △66 △66
修正再表示後の残高 - 285 9,025 116,257 0 116,257
四半期利益(△は損失) 1,813 △0 1,813
その他の包括利益 0 △2,770 △2,770 0 △2,770
四半期包括利益合計 0 - △2,770 △957 0 △957
新株の発行に係る直接発行費用 △5 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
△130 △130
対する分配
自己株式の処分 33 33
配当 △956 △956
利益剰余金から資本剰余金への振替 - -
その他の資本の構成要素からの振替 △0 △114 - -
所有者との取引額合計 △0 - △114 △1,057 - △1,057
2019年6月30日時点の残高 - 285 6,140 114,243 0 114,243
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 2,897 2,868
減価償却費及び償却費 2,266 2,844
受取利息及び受取配当金 △37 △35
支払利息 173 147
持分法による投資損益(△は益) △932 △46
関連会社株式売却損益(△は益) - △1,762
売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 4,517 6,455
棚卸資産の増減額(△は増加) 3,629 △957
仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △7,542 △1,031
その他 1,039 △442
小計 6,011 8,038
配当金の受取額 55 83
利息の受取額 18 0
利息の支払額 △172 △141
法人所得税の支払額 △1,295 △331
法人所得税の還付額 7 10
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,625 7,659
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △3,791 △2,411
無形資産の取得による支出 △1,693 △3,549
持分法で会計処理されている投資の売却による収入 - 3,200
持分法で会計処理されている投資の取得による支出 △3,400 -
貸付金の回収による収入 549 17
国際的権利の戻入による収入 999 -
子会社の取得による支出 - △5,832
その他 △7 2
投資活動によるキャッシュ・フロー △7,344 △8,573
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △2,350 △699
長期借入れによる収入 5,000 -
長期借入金の返済による支出 △2,062 △1,571
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △233 -
リース負債の返済による支出 - △488
配当金の支払額 △794 △880
その他 76 △102
財務活動によるキャッシュ・フロー △364 △3,741
現金及び現金同等物に係る換算差額 △87 △172
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,170 △4,828
現金及び現金同等物の期首残高 18,529 42,093
現金及び現金同等物の四半期末残高 15,358 37,265
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
該当事項はありません。
なお、特定子会社の異動には該当しておりませんが、当第1四半期連結会計期間において、エルメッドエーザイ
株式会社の株式を追加取得し、当社の連結子会社としました。また、エルメッドエーザイ株式会社は、同日付でエ
ルメッド株式会社に商号を変更いたしました。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連結
会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。なお、当四半期連結累計期間の法人所得
税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
当第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
当社グループは、当第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)を適用しておりま
す。この新しい基準は、IAS第17号「リース」を置き換えたものです。IFRS第16号の適用による変更後の会計方
針は以下のとおりです。
当社グループは、契約の開始時に当該契約にリースが含まれているか否かを判断しております。リース負債
は、リース開始日における未払のリース料総額を借手の追加借入利子率で割り引いた現在価値で測定しておりま
す。使用権資産は、リース負債の当初測定額から当初直接コスト、前払リース料等のコストを調整し、リース契
約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初測定しております。
使用権資産は、リースの開始日からリース期間の終了時又は使用権資産の耐用年数のいずれか短い期間にわた
り定額法により減価償却を行っております。なお、リース負債の測定に際しては、未払のリース料の現在価値で
測定しております。
当社グループは、連結財政状態計算書において、使用権資産を「有形固定資産」に、リース負債を「その他の
金融負債」に含めて表示しております。
IFRS第16号の適用に当たっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始
日に利益剰余金の修正として認識する方法を採用しております。当該方法の採用により、比較情報の修正再表示
はしておりません。
IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法
を選択し、IAS第17号「リース」(以下、「IAS第17号」という。)及びIFRIC第4号「契約にリースが含まれてい
るか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでおります。
当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類したリースについて、IFRS第
16号の適用開始日に、リース負債を認識しております。当該リース負債は、開始日時点で支払われていないリー
ス料を追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で当初測定しております。適用開始日現在の連結財政状態計
算書に認識されているリース負債に適用している借手の追加借入利子率の加重平均は、0.40%であります。
また、使用権資産は、以下のいずれかの方法で測定しております。
・リース開始時点からIFRS第16号を適用していたと仮定して算定した帳簿価額。ただし、割引率については、
適用開始日における借手の追加借入利子率を用いる。
・リース負債と同額。ただし、前払リース料又は未払リース料を調整した金額。
前連結会計年度末現在でIAS第17号を適用して開示したオペレーティング・リース契約と連結財政状態計算書
に認識した適用開始日のリース負債の調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
2019年3月31日で開示したオペレーティング・リース契約 295
2019年4月1日現在リースの追加借入利子率で割引したリース契約 295
2019年3月31日現在で開示したファイナンス・リース契約 2,524
解約可能オペレーティング・リース契約 1,451
2019年4月1日現在のリース負債 4,271
IFRS第16号の適用により、従前の会計基準を適用した場合と比べて、当第1四半期連結会計期間の期首におい
て、使用権資産が1,617百万円増加、リース負債が1,746百万円増加、利益剰余金が66百万円減少しております。
なお、当社グループは、IFRS第16号を適用するにあたり、以下の実務上の便法を使用しております。
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外
・延長又は解約オプションが含まれている契約について、リース期間を算定する際などに、事後的判断を使用
・減損レビューを実施することの代替として、リースが適用開始日直前においてIAS第37号「引当金、偶発債務
及び偶発資産」を適用して不利であるかどうかの評価に依拠
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、当連結会計年度より2022年3月期を最終年度とする第8次中期経営計画「Nexus∞」を策定い
たしました。「Nexus∞」では『無限大の連繁力で今を超える』をテーマとして3つのシナジー(「領域/地域」
「コスト」「人財」)を最大化し、4つの基本戦略「事業領域のさらなる深化/進化」「徹底したオペレーション
最適化の追求」「グローバル水準の品質確保、競争力強化」「ESG活動を基盤としたライフサイエンス企業の信頼
確保」を取り組むことによって、グローバル総合ジェネリックメーカーへとさらなる進化を遂げることを目指して
おり、目標値の一つとして2022年3月期の海外売上高600億円を設定しております。その進捗状況を明確に表示す
るため、従来の医薬品事業の単一セグメントから、医薬品事業を構成する「日医工グループ」「Sagent グルー
プ」の2つの報告セグメントに変更しております。「Sagent グループ」は、Sagent Pharmaceuticals, Inc. 及び
その連結子会社で構成されています。「日医工グループ」は、「Sagent グループ」を除いた会社にて構成されて
います。
報告セグメントの売上収益、利益及び損失は以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent 調整額 連結
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 32,518 9,759 42,278 - 42,278
セグメント間収益 - - - - -
合計 32,518 9,759 42,278 - 42,278
セグメント利益又は損失(△)
2,031 113 2,144 - 2,144
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いております。
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent 調整額 連結
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 39,761 6,761 46,523 - 46,523
セグメント間収益 - - - - -
合計 39,761 6,761 46,523 - 46,523
セグメント利益又は損失(△)
2,496 △625 1,871 - 1,871
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いております。
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日医工株式会社(4541) 2020年3月期 第1四半期決算短信
セグメント利益から税引前四半期利益への調整は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
セグメント利益 2,144 1,871
統合関連費用 107 137
その他 - 0
営業利益 2,036 1,733
金融収益 113 35
金融費用 186 524
持分法による投資損益 932 46
その他の収益 - 1,762
その他の費用 - 185
税引前四半期利益 2,897 2,868
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