4541 日医工 2021-05-14 15:00:00
2021年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年5月14日
上場会社名 日医工株式会社 上場取引所 東
コード番号 4541 URL https://www.nichiiko.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)田村 友一
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員管理本部長 (氏名)石田 修二 TEL 076-432-2121
定時株主総会開催予定日 2021年6月18日 配当支払開始予定日 2021年6月21日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月18日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社の所有者に
売上収益 コア営業利益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 188,218 △1.0 977 △87.8 107 △96.3 1,068 △85.6 △4,273 - △4,179 -
2020年3月期 190,076 14.1 8,020 △39.8 2,873 △65.1 7,396 △16.9 4,917 △28.4 5,133 △25.2
親会社所有者
当期包括利益 基本的1株当たり 希薄化後 資産合計 売上収益
合計額 当期利益 1株当たり当期利益
帰属持分
税引前利益率 営業利益率
当期利益率
百万円 % 円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 △2,579 - △65.28 △65.28 △3.7 0.3 0.1
2020年3月期 2,169 △78.6 80.42 80.14 4.4 2.3 1.5
(参考)持分法による投資損益 2021年3月期 432百万円 2020年3月期 △19百万円
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益(非経常項目)を除いて算出しており、売上収益からも非経常的な要因は除外して
おります。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 363,572 112,435 111,167 30.6 1,733.58
2020年3月期 336,819 117,170 115,826 34.4 1,811.50
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 5,006 △29,334 10,867 29,142
2020年3月期 18,450 △18,228 1,002 42,944
2.配当の状況
年間配当金 親会社所有者
配当金総額 配当性向
帰属持分配当
(合計) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 率(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00 1,926 37.3 1.6
2021年3月期 - 15.00 - 10.00 25.00 1,605 - 1.4
2022年3月期(予想) - 10.00 - 10.00 20.00 -
(注)2021年3月期における1株当たり期末配当金については、15円から10円に変更しております。詳細については本日(2021年5月14日)公
表いたしました「剰余金の配当に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 195,000 3.6 2,500 155.8 - - - - -
(注)新型コロナウイルス感染症拡大による影響を見直すことが困難であるため、上記の業績予想には新型コロナウイルス感染拡大による影響を
織り込んでおりません。今後の状況により業績予想の修正が必要となった場合には速やかにお知らせします。
詳細は、5ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名)日医工岐阜工場株式会社、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 65,162,652株 2020年3月期 65,162,652株
② 期末自己株式数 2021年3月期 1,036,650株 2020年3月期 1,222,817株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 64,023,932株 2020年3月期 63,837,135株
(注)期末自己株式数には、従業員持株会専用信託が所有する株式が含まれております。
(参考)個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 178,643 △2.8 △9,106 - △8,599 - △13,269 -
2020年3月期 183,945 19.6 △889 - △2,537 - 1,406 △59.9
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 △207.25 -
2020年3月期 22.04 21.96
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 309,480 80,359 25.9 1,249.40
2020年3月期 304,336 95,198 31.2 1,484.58
(参考)自己資本 2021年3月期 80,118百万円 2020年3月期 94,923百万円
(注)個別業績における財務数値については、日本基準に基づいております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、2021年5月14日(金)に決算補足説明資料を当社ホームページに掲載します。
日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(報告企業) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から経済活動の停滞が続き、感染再拡大
への懸念から景気の先行きは不透明な状況となっております。
後発医薬品業界におきましては、後発医薬品使用割合は政府目標である80%に近接するまで高まっておりますが、
一方で、今後は毎年の薬価改定が実施される予定となっていることから一層の収益力強化が求められる状況となって
おります。
このような状況下当社グループでは、富山第一工場製造品で試験方法や製造方法が適切でなかった製品についての
自主回収を実施し、2021年3月に富山県より「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法
律」に基づく行政処分を受けております。当社は今般の行政処分を重く受け止め、患者様とそのご家族及び医療関係
者の皆様をはじめとした当社の全てのステークホルダーの皆様に対して心よりお詫び申し上げるとともに、再発防止
に向けて外部弁護士による提言に従って業務改善策を着実に実行し、2020年7月に策定した新品質方針「安心と信頼
への約束」に則って、社員全員が引き続き品質を最重視する企業文化の醸成に努めております。
A.セグメント別の業績
日医工グループ Sagent グループ
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 増減 2020年3月期 2021年3月期 増減
売上収益 155,288 152,481 ▲2,807 35,163 36,289 +1,126
コア営業利益 6,980 2,995 ▲3,985 1,040 ▲2,017 ▲3,057
(注)1.セグメント区分は、「日医工グループ」「Sagent グループ」の2つのセグメント区分としており、
「Sagent グループ」は、Sagent Pharmaceuticals, Inc. 及びその連結子会社で構成され、「日医工
グループ」は、「Sagent グループ」を除いた会社にて構成されております。
2.当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しており、セグメント
利益にも「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利益」は営業利益から非経常的な要因に
よる損益を除いて算出しており、売上収益からも非経常的な要因は除外しております。
①日医工グループ
当連結会計年度においては下記の取り組みを行っております。
2020年7月には、グループ生産体制の最適化及び品質管理体制の強化を主目的として、武田テバファーマ株式会社
(以下、「武田テバ」)が保有するジェネリック医薬品及び高山工場に係る事業を譲り受けることを目的として新た
に設立された日医工岐阜工場株式会社(以下、「日医工岐阜工場」)の全株式を当社が取得することで、テバ・ファ
ーマスーティカル・インダストリーズ社、武田薬品工業株式会社及び武田テバとの間で合意し、2021年2月に、日医
工岐阜工場の全株式を取得し、当社の子会社といたしました。
2020年11月には、ベバシズマブバイオシミラーの国内における製造販売承認を申請し、2020年12月には、オーソラ
イズドジェネリック『プソフェキ®配合錠「SANIK」』、『ロレアス®配合錠「SANIK」』を発売するなど、引き続き製
品ラインアップの充実を図っております。
当連結会計年度の日医工グループにおける業績は、新製品や子会社化した日医工岐阜工場の売上への寄与があった
ものの、薬価改定による薬価引き下げや、新型コロナウイルス感染症拡大による受診抑制や営業活動の制限による影
響などから、売上収益は1,524億81百万円(前年同期比28億7百万円減)、セグメント利益は29億95百万円(前年同期
比39億85百万円減)と減収減益となりました。
②Sagent グループ
当連結会計年度においては下記の取り組みを行っております。
コスト競争力・安定供給能力の強化を目指した、Sagent・ローリー工場、Omega・モントリオール工場、SterRx に
おける内製化・自社製造能力の拡充に向けた体制強化を図っています。
また、バイオシミラー、オーファンドラッグの米国市場への早期上市、Sagent開発品の日本・東南アジア市場への
導出に向けた取り組みを進めております。
当連結会計年度のSagentグループの業績は、新型コロナウイルス感染症による受診抑制や手術延期による影響があ
りましたが、新型コロナウイルス関連製品やコンパウンド製剤の売上伸長や、カナダ市場での売上増により、売上収
益は362億89百万円(前年同期比11億26百万円増)と増収となりました。しかしながら、Sagent・ローリー工場で進め
る内製化に伴う製造移管費用の先行発生などにより、セグメント損失は20億17百万円(前年同期比30億57百万円減)
となりました。
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
B.グループ全体の業績
(単位:百万円) 2020年3月期 2021年3月期 増減
売上収益 190,076 188,218 ▲1,857
コア営業利益 8,020 977 ▲7,043
営業利益 2,873 107 ▲2,766
税引前利益 7,396 1,068 ▲6,328
親会社の所有者に帰属する当期利益 5,133 ▲4,179 ▲9,313
希薄化後1株当たり当期利益 80円14銭 ▲65円28銭 ▲145円42銭
※ 当社グループでは、経常的な収益性を示す指標として「コア営業利益」を採用しております。「コア営業利
益」は営業利益から非経常的な要因による損益を除いて算出しております。
売上収益は、Sagent グループは増収も、日医工グループの減収があり、前年同期比18億57百万円の減収となりまし
た。
コア営業利益は、日医工グループ、Sagent グループとも減益で、前年同期比70億43百万円の減益となりました。
営業利益は、株式取得に伴う割安購入益の計上(122億75百万円)がありましたが、減損損失の計上(日医工グルー
プ 15億15百万円、Sagent グループ 44億35百万円)、インフリキシマブバイオシミラーの原薬在庫評価損の計上
(35億85百万円)、自主回収に係る費用の計上(21億58百万円)があったことなどにより、前年同期比27億66百万円
の減益となりました。
税引前利益は、前年同期にAprogen Inc. 株式売却による売却益の計上があったことなどにより、前年同期比63億28
百万円の減益となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益は、第3四半期末時点で計上していた繰延税金資産を取り崩した(41億83百万
円)ことなどにより、前年同期比93億13百万円の減益となりました。
(参考 個別経営成績)
当事業年度の売上高は、薬価改定による薬価引き下げや、新型コロナウイルス感染症拡大による受診抑制や営業活
動の制限による影響などから、前年同期比53億2百万円減収となりました。
利益面では、薬価改定影響による粗利率の低下や、インフリキシマブバイオシミラーの原薬在庫評価損の計上(35
億85百万円)、自主回収に係る費用の計上(21億58百万円)があったことなどにより、営業損失は91億6百万円(前
年同期比82億17百万円減)、経常損失は85億99百万円(前年同期比60億61百万円減)となりました。
当期純損失は、繰延税金資産の取り崩し(30億3百万円)を行ったことなどにより、132億69百万円(前年同期比
146億75百万円減)となりました。
(新型コロナウイルス感染症の影響について)
新型コロナウイルス感染症に関して、当社グループでは、在宅勤務、各部署の執務場所分散等を実施し、全社員が
感染拡大防止に努めております。これまでのところ全生産拠点においてほぼ通常通りの稼働を続けており、売上面に
おいても、新型コロナウイルス関連製品が伸長するなどのプラス面がある反面、患者様の受診抑制、手術延期、営業
活動制限による売上への影響や、Sagent においては一部製品について資材の不足により製造委託先からの製品供給が
滞るなどの影響もあり、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況次第では、業績へ大きな影響を及ぼす事象の発
生可能性も否定できないと認識しております。
別途新型コロナウイルス感染症に関連した治療薬候補として挙がっている当社の『注射用フサン®』の臨床試験が国
内外で行われており、さらには国内においてCOVID-19診療の手引きにデキサメタゾン(当社製品名『デカドロン
錠』)が治療薬として記載されております。
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ267億53百万円増加し、3,635億72百万円となり
ました。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額
主な要因
(百万円)
現金及び現金同等物 △13,801 日医工岐阜工場の株式取得など
棚卸資産 +17,982 日医工岐阜工場の連結子会社化など
有形固定資産 +9,741 日医工岐阜工場の連結子会社化など
当連結会計年度末の負債につきましては、前連結会計年度末に比べ314億88百万円増加し、2,511億36百万円となり
ました。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額
主な要因
(百万円)
借入金 +15,341 開発投資などへの資金需要増大
繰延税金負債 +10,190 割安購入益に係る繰延税金負債の計上など
当連結会計年度末の資本につきましては、前連結会計年度末に比べ47億34百万円減少し、1,124億35百万円となりま
した。これは主に以下の要因によるものであります。
増減額
主な要因
(百万円)
利益剰余金 △6,543 当期純損失の計上、配当金の支払など
(3)当期のキャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ138億1百万円減少し、291億42百万円
となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況の詳細は以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度において50億6百万円の収入超過となりました。これは主
に以下の要因によるものであります。
金額
内容
(百万円)
減価償却費及び償却費の計上 +13,217
割安購入益の計上 △12,275
仕入債務及びその他の債務の増加 +3,783
投資活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度において293億34百万円の支出超過となりました。これは主
に以下の要因によるものであります。
金額
内容
(百万円)
有形固定資産の取得による支出 △6,360
無形資産の取得による支出 △12,767
子会社の取得による支出 △7,039
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
財務活動によるキャッシュ・フローは、当連結会計年度において108億67百万円の収入超過となりました。これは主
に以下の要因によるものであります。
金額
内容
(百万円)
借入金の純増 +15,115
リース負債の返済による支出 △2,093
配当金の支払 △1,918
(4)今後の見通し
今後につきましては、2021年3月に受けた行政処分を重く受け止め、再発防止に向けて外部弁護士による提言に従
って業務改善策を着実に実行し、2020年7月に策定した新品質方針「安心と信頼への約束」に則って、社員全員が引
き続き品質を最重視する企業文化の醸成に努めてまいります。
2022年3月期の連結業績予想は売上収益1,950億円、コア営業利益25億円としております。セグメント別の売上収益
は、日医工グループが1,530億円、Sagent グループが420億円とし、コア営業利益は日医工グループが20億円、Sagent
グループが5億円としております。上記業績予想については、コロナウイルスの感染拡大による影響を織り込んでお
りません。今後のコロナウイルス感染拡大の状況により、業績予想の修正が必要となった場合は速やかにお知らせい
たします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性を目的として、国際会計基準(IFRS)を適用して
おります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 42,944 29,142
売上債権及びその他の債権 39,923 42,882
棚卸資産 78,127 96,110
未収法人所得税 - 55
その他の金融資産 425 3,715
その他の流動資産 3,287 3,195
流動資産合計 164,708 175,102
非流動資産
有形固定資産 59,201 68,943
のれん 44,322 45,661
無形資産 56,607 56,957
持分法で会計処理されている投資 2,066 2,202
その他の金融資産 7,925 6,968
繰延税金資産 10 12
その他の非流動資産 1,975 7,724
非流動資産合計 172,110 188,469
資産合計 336,819 363,572
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 61,750 65,359
借入金 46,747 63,113
その他の金融負債 1,722 1,615
未払法人所得税 214 937
返金負債 3,270 2,712
契約負債 116 127
その他の流動負債 8,868 9,707
流動負債合計 122,690 143,574
非流動負債
借入金 87,045 86,021
その他の金融負債 2,257 4,182
退職給付に係る負債 945 960
引当金 81 83
返金負債 95 98
契約負債 748 631
繰延税金負債 4,521 14,711
その他の非流動負債 1,262 874
非流動負債合計 96,958 107,562
負債合計 219,648 251,136
資本
資本金 23,360 23,360
資本剰余金 21,896 21,896
その他の資本性金融商品 9,918 9,918
自己株式 △2,562 △2,267
利益剰余金 57,365 50,822
その他の資本の構成要素 5,848 7,437
親会社の所有者に帰属する持分合計 115,826 111,167
非支配持分 1,343 1,268
資本合計 117,170 112,435
負債及び資本合計 336,819 363,572
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上収益 190,076 188,218
売上原価 152,756 166,973
売上総利益 37,319 21,245
販売費及び一般管理費 25,614 27,029
研究開発費 4,261 4,335
その他の営業収益 303 12,962
その他の営業費用 4,873 2,734
営業利益 2,873 107
金融収益 111 1,330
金融費用 1,809 801
その他の収益 6,426 -
その他の費用 185 -
持分法による投資損益 △19 432
税引前利益 7,396 1,068
法人所得税費用 2,479 5,342
当期利益(△は損失) 4,917 △4,273
当期利益の帰属
親会社の所有者 5,133 △4,179
非支配持分 △216 △93
当期利益(△は損失) 4,917 △4,273
1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益(円) 80.42 △65.28
希薄化後1株当たり当期利益(円) 80.14 △65.28
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期利益 4,917 △4,273
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
△1,010 △565
融資産
確定給付制度の再測定 △419 53
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
△11 △0
る持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 △1,440 △512
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △1,254 2,206
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対す
△53 -
る持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 △1,307 2,206
その他の包括利益(税引後) △2,748 1,693
当期包括利益 2,169 △2,579
当期包括利益の帰属
親会社の所有者 1,664 △2,504
非支配持分 504 △75
当期包括利益 2,169 △2,579
- 9 -
日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(3)連結持分変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2019年4月1日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,893 55,016 6,367 2,371
会計方針の変更による累積的影響額 △49
会計方針の変更を反映した当期首残
23,360 21,896 9,918 △2,893 54,967 6,367 2,371
高
当期利益(△は損失) 5,133
その他の包括利益 △2,028 △1,022
当期包括利益合計 - - - - 5,133 △2,028 △1,022
新株の発行に係る直接発行費用 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
△464
対する分配
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 △63 331
自己株式処分差損の振替 9 △9
新株予約権の失効 14
配当 △1,913
株式に基づく報酬取引
非支配持分との資本取引及びその他
利益剰余金から資本剰余金への振替 58 △58
その他の資本の構成要素からの振替 △303 △114
所有者との取引額合計 - - - 331 △2,735 - △114
2020年3月31日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,562 57,365 4,339 1,235
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2019年4月1日時点の残高 - 285 9,025 116,323 0 116,323
会計方針の変更による累積的影響額 - △49 △49
会計方針の変更を反映した当期首残
- 285 9,025 116,274 0 116,274
高
当期利益(△は損失) - 5,133 △216 4,917
その他の包括利益 △417 △3,469 △3,469 720 △2,748
当期包括利益合計 △417 - △3,469 1,664 504 2,169
新株の発行に係る直接発行費用 - △5 △5
その他の資本性金融商品の所有者に
- △464 △464
対する分配
自己株式の取得 - △0 △0
自己株式の処分 △38 △38 230 230
自己株式処分差損の振替 - - -
新株予約権の失効 △14 △14 - -
配当 - △1,913 △1,913
株式に基づく報酬取引 41 41 41 41
非支配持分との資本取引及びその他 - - 838 838
利益剰余金から資本剰余金への振替 - - -
その他の資本の構成要素からの振替 417 303 - -
所有者との取引額合計 417 △11 292 △2,112 838 △1,273
2020年3月31日時点の残高 - 274 5,848 115,826 1,343 117,170
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
- 10 -
日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
その他の資本
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 在外営業活 括利益を通
性金融商品
動体の換算 じて公正価
差額 値で測定す
る金融資産
2020年4月1日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,562 57,365 4,339 1,235
当期利益(△は損失) △4,179
その他の包括利益 2,187 △565
当期包括利益合計 - - - - △4,179 2,187 △565
その他の資本性金融商品の所有者に
△440
対する分配
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 △85 289
自己株式処分差損の振替 86 △86
新株予約権の行使 △1 6
新株予約権の失効 29
配当 △1,919
その他の資本の構成要素からの振替 53
所有者との取引額合計 - - - 295 △2,363 - -
2021年3月31日時点の残高 23,360 21,896 9,918 △2,267 50,822 6,526 669
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
合計
確定給付制
度の再測定
その他 合計
2020年4月1日時点の残高 - 274 5,848 115,826 1,343 117,170
当期利益(△は損失) - △4,179 △93 △4,273
その他の包括利益 53 1,675 1,675 18 1,693
当期包括利益合計 53 - 1,675 △2,504 △75 △2,579
その他の資本性金融商品の所有者に
- △440 △440
対する分配
自己株式の取得
- △0 △0
自己株式の処分
- 204 204
自己株式処分差損の振替
- - -
新株予約権の行使
△4 △4 0 0
新株予約権の失効
△29 △29 - -
配当
- △1,919 △1,919
その他の資本の構成要素からの振替 △53 △53 - -
所有者との取引額合計 △53 △34 △87 △2,155 - △2,155
2021年3月31日時点の残高 - 240 7,437 111,167 1,268 112,435
(注)配当の金額には従業員持株会専用信託への配当金額を含めておりません。
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前利益 7,396 1,068
減価償却費及び償却費 11,871 13,217
減損損失 1,961 5,950
有形固定資産及び無形資産除売却損益(△は益) 1,163 31
受取利息及び受取配当金 △111 △124
支払利息 677 543
為替差損益(△は益) 610 △755
割安購入益 △379 △12,275
持分法による投資損益(△は益) 19 △432
関連会社株式売却損益(△は益) △3,611 -
投資有価証券評価損益(△は益) △2,389 -
売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 1,800 △2,769
棚卸資産の増減額(△は増加) △5,821 △1,739
仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) 6,602 3,783
返金負債の増減額(△は減少) 1,112 △650
その他 △947 △496
小計 19,955 5,351
配当金の受取額 106 81
利息の受取額 58 15
利息の支払額 △671 △535
法人所得税の支払額 △1,229 △423
法人所得税の還付額 229 518
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,450 5,006
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △6,799 △6,360
無形資産の取得による支出 △11,750 △12,767
持分法で会計処理されている投資の売却による収入 3,200 -
投資の売却及び償還による収入 3,279 1
貸付金の回収による収入 112 255
預託金の預入による支出 - △3,290
子会社の取得による支出 △6,341 △7,039
その他 70 △131
投資活動によるキャッシュ・フロー △18,228 △29,334
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 7,758 15,394
長期借入れによる収入 5,674 9,200
長期借入金の返済による支出 △8,571 △9,479
自己株式の売却による収入 225 204
リース負債の返済による支出 △1,679 △2,093
配当金の支払額 △1,915 △1,918
その他の資本性金融商品の所有者に対する分配額 △464 △440
その他 △23 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,002 10,867
現金及び現金同等物に係る換算差額 △373 △341
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 850 △13,801
現金及び現金同等物の期首残高 42,093 42,944
現金及び現金同等物の期末残高 42,944 29,142
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(報告企業)
日医工株式会社(以下、当社)は日本に所在する企業であります。当社及びその子会社(以下、当社グループ)の
連結財務諸表は2021年3月31日を期末日とし、当社、子会社及び関連会社に対する持分により構成されております。
当社グループの主な事業は医薬品の製造販売であります。
(作成の基礎)
1.IFRSに準拠している旨
当社グループの連結財務諸表は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第
28号。以下、連結財務諸表規則)第1条の2に規定する「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすこと
から、連結財務諸表規則第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。
2.測定の基礎
連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品等及び確定給付債務の現在価値から制度資産の公正価値を
控除して算定されている確定給付制度に係る負債または資産を除き、取得原価を基礎として作成しております。
3.表示通貨
当社グループの連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を切り捨てして
表示しております。
4.会計上の判断、見積り及び仮定
連結財務諸表の作成にあたり、経営者は会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼ
す判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場
合があります。
主な会計上の判断、見積り及び仮定は以下のとおりであります。
会計上の判断
・開発から生じた無形資産の認識
見積り及び仮定
・インフリキシマブBSの販売計画に用いた重要な仮定
・有形固定資産、のれん、無形資産の減損テストにおける割引キャッシュ・フロー予測の計算に用いた重要な仮
定
・繰延税金資産の回収可能性
・数理計算上の仮定
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(セグメント情報等)
4.事業セグメント
(1)報告セグメント
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社は医薬品事業を構成する「日医工グループ」「Sagent グループ」の2つの報告セグメントにしておりま
す。「Sagent グループ」は、Sagent Pharmaceuticals,Inc. 及びその連結子会社で構成されています。「日医工
グループ」は、「Sagent グループ」を除いた会社にて構成されています。
報告セグメントの売上収益及びセグメント利益は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 155,288 35,163 190,452 - 190,452
セグメント間収益 - - - - -
合計 155,288 35,163 190,452 - 190,452
セグメント利益
6,980 1,040 8,020 - 8,020
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いており、売上収益からも非経常的な要因は除
外しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
売上収益
外部収益 152,481 36,289 188,770 - 188,770
セグメント間収益 - - - - -
合計 152,481 36,289 188,770 - 188,770
セグメント利益
2,995 △2,017 977 - 977
(コア営業利益)(注)
(注)コア営業利益は、営業利益から非経常的な要因による損益を除いており、売上収益からも非経常的な要因は除
外しております。
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
報告セグメントの合計額と連結財務諸表計上額の差異の調整は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上収益計 190,452 188,770
自主回収返品引当 376 552
連結財務諸表上の売上収益 190,076 188,218
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
セグメント利益計 8,020 977
統合関連費用 140 196
減損損失 1,961 5,950
自主回収費用 1,580 2,158
開発費譲渡損 1,464 -
仕掛品廃棄損 - 1,253
割安購入益 - △12,275
インフリキシマブ評価損 - 3,585
営業利益 2,873 107
金融収益 111 1,330
金融費用 1,809 801
持分法による投資損益 △19 432
その他の収益 6,426 -
その他の費用 185 -
連結財務諸表上の税引前利益 7,396 1,068
(2)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスごとの売上収益は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
循環器官用薬 33,546 - 33,546
血液及び体液用薬 28,176 - 28,176
抗生物質 9,745 11,445 21,190
神経系用薬 17,158 - 17,158
消化器官用薬 16,770 - 16,770
化学療法剤 2,459 13,221 15,681
アレルギー用薬 15,632 - 15,632
救急救命用薬 - 9,320 9,320
その他 31,798 1,175 32,974
合計 155,288 35,163 190,452
- 16 -
日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
循環器官用薬 28,932 - 28,932
血液及び体液用薬 27,217 - 27,217
神経系用薬 18,397 - 18,397
抗生物質 8,400 8,972 17,372
消化器官用薬 16,063 - 16,063
救急救命用薬 - 15,950 15,950
アレルギー用薬 14,341 - 14,341
化学療法剤 2,429 10,322 12,752
その他 36,698 1,045 37,743
合計 152,481 36,289 188,770
(注)コア営業利益と同様に、売上収益から非経常的な要因は除外しております。
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(3)地域別に関する情報
① 売上収益
売上収益の地域別内訳は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
日本 155,012 - 155,012
米国 - 31,256 31,256
その他 275 3,907 4,182
合計 155,288 35,163 190,452
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日医工 Sagent
合計
グループ グループ
日本 152,284 - 152,284
米国 - 31,647 31,647
その他 196 4,642 4,838
合計 152,481 36,289 188,770
(注)1.売上収益は、販売仕向先の所在地によっています。
2.コア営業利益と同様に、売上収益から非経常的な要因は除外しております。
② 非流動資産
非流動資産(金融資産、繰延税金資産を除く)の帳簿価額の地域別内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
日本 80,379 95,501
米国 71,289 71,915
カナダ 12,498 14,066
その他 6 5
合計 164,174 181,488
(4)主要な顧客に関する情報
売上収益の10%以上を占める外部顧客に対する売上収益は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
顧客の名称又は氏名 関連するセグメント名 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
(株)メディセオ 日医工グループ 40,182 39,831
アルフレッサ(株) 日医工グループ 27,844 26,186
(株)スズケン 日医工グループ 27,361 22,559
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日医工株式会社(4541) 2021年3月期決算短信
(1株当たり情報)
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定基礎は以下のとおり
であります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社の所有者に帰属する当期利益(△は損失)
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 5,133 △4,179
親会社の普通株主に帰属しない当期利益
- -
(百万円)
1株当たり当期利益の算定に使用する
5,133 △4,179
当期利益(百万円)
普通株式の加重平均株式数(株) 63,837,135 64,023,932
ストック・オプションによる希薄化効果の影響(株) 227,134 -
希薄化効果の影響調整後(株) 64,064,269 64,023,932
1株当たり当期利益(△は損失)
基本的1株当たり当期利益(円) 80.42 △65.28
希薄化後1株当たり当期利益(円) 80.14 △65.28
当連結会計年度において、ストック・オプションは逆希薄化効果を有するため、希薄化後1株当たり当期
損失の計算に含まれておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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