4536 参天薬 2019-11-06 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年11月6日
上場会社名 参天製薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4536 URL https://www.santen.co.jp
代表者 (役職名)代表取締役会長兼CEO (氏名)黒川 明
問合せ先責任者(役職名)IR室 室長 (氏名)板垣 香里 TEL 06-4802-9360
四半期報告書提出予定日 2019年11月8日 配当支払開始予定日 2019年11月29日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計)
コアベース (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
売上収益 コア営業利益 コア四半期利益 帰属する
コア四半期利益 コア四半期利益
コア四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 118,775 3.9 25,639 6.2 18,794 5.6 18,814 5.7 47.14 47.00
2019年3月期第2四半期 114,344 3.2 24,135 △1.0 17,799 △0.6 17,803 △0.6 43.75 43.62
IFRS(フル)ベース
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益
帰属する四半期利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 118,775 3.9 19,011 △8.7 18,408 △7.0 13,129 △8.7 13,148 △8.6 7,725 △65.4
2019年3月期第2四半期 114,344 3.2 20,825 △1.0 19,790 △4.3 14,376 △5.7 14,380 △5.7 22,294 11.6
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 32.94 32.85
2019年3月期第2四半期 35.34 35.23
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 397,073 295,192 293,662 74.0 735.77
2019年3月期 391,186 292,572 290,900 74.4 728.97
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 13.00 26.00 - 13.00
2020年3月期 - 13.00
2020年3月期(予想) - 14.00 27.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
配当予想の修正については、本日(2019年11月6日)公表いたしました「配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
コアベース (%表示は、対前期増減率)
基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 コア当期利益
コア当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 248,000 6.0 51,000 5.7 37,700 4.5 95.29
IFRS(フル)ベース
基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前当期利益 当期利益
当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 248,000 6.0 34,500 △23.5 34,300 △20.4 23,200 △27.4 58.98
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
IFRS(フル)ベースの数値からコアベースの数値への調整内容は、添付資料P2「1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する
説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、添付資料P13「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の
変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 399,850,954株 2019年3月期 399,782,354株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 597,000株 2019年3月期 663,412株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 399,107,321株 2019年3月期2Q 406,937,690株
(注)期末自己株式数には、株式報酬制度に係る信託が保有する当社株式(2019年3月期末 5,642株、2020年3月期2Q 5,642株)が
含まれています。また、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいています。実際の業績は、事業環境変化、新薬の承認時期、為替レート変動、医薬
品行政の動向など様々な要因により大きく異なる結果となる可能性があります。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2019年11月7日(木)に証券アナリスト、機関投資家向けの第2四半期決算説明会を開催する予定で
す。この説明会で使用する資料は、開催後当社ホームページに掲載する予定です。
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 6
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………… 7
(1)要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書 ……………………………………… 7
(2)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 12
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 13
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 13
3.連結参考資料 ………………………………………………………………………………………… 14
(1)主要製品売上収益 ……………………………………………………………………………… 14
(2)開発状況 ………………………………………………………………………………………… 15
(3)設備投資、減価償却費及び償却費、製品に係る無形資産償却費ならびに研究開発費 … 17
(4)主要通貨為替レート …………………………………………………………………………… 17
1
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 当第2四半期連結累計期間の業績の状況
(ア)コアベース ※1
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期 対前年同期増減率
売 上 収 益 114,344 118,775 3.9%
コ ア 営 業 利 益 24,135 25,639 6.2%
コ ア 四 半 期 利 益 17,799 18,794 5.6%
親会社の所有者に帰属する
17,803 18,814 5.7%
コ ア 四 半 期 利 益
[売上収益]
前年同期と比べ3.9%増加し、1,188億円となりました。
主力の医療用医薬品事業においては、日本では前年同期と比べ2.2%増加しました。EMEA(ヨー
ロッパ、中東およびアフリカ)、中国およびアジア地域では当社製品は順調に市場浸透し、成長を
維持しています。
売上収益の内訳は次のとおりです。
上段:金額
下段:対前年同期増減率 (単位:百万円)
日本 中国 アジア EMEA 米州 合計
医療用医薬品 68,502 13,676 8,570 18,182 552 109,482
2.2% 17.0% 5.9% 1.3% 206.5% 4.4%
一般用医薬品 6,556 - 154 - - 6,710
△11.6% - 4.0% - - △11.3%
医 療 機 器 1,620 - - 217 1 1,838
24.2% - - 637.0% - 37.8%
そ の 他 670 35 40 - - 745
39.7% 49.9% 42.7% - - 40.3%
合 計 77,347 13,711 8,764 18,399 552 118,775
1.5% 17.1% 6.0% 2.3% 206.8% 3.9%
(注)外部顧客に対する売上収益を表しています。
顧客の所在地をもとに国または地域に分類しています。なお、アジアには中国を含んでいません。
<医療用医薬品>
◇日本
前年同期と比べ2.2%増加し、685億円となりました。各疾患領域の主力製品の売上推移は次
のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「タプロス点眼液」 47億円 (対前年同期増減率 △ 2.4%)
「タプコム配合点眼液」 13億円 (対前年同期増減率 + 0.3%)
「コソプト配合点眼液」 38億円 (対前年同期増減率 △23.1%)
「エイベリス点眼液」 6億円 (対前年同期増減率 - )
・角結膜疾患治療剤領域
「ヒアレイン点眼液」 41億円 (対前年同期増減率 △ 9.0%)
「ジクアス点眼液」 78億円 (対前年同期増減率 +11.6%)
・抗アレルギー点眼剤領域
「アレジオン点眼液」 49億円 (対前年同期増減率 + 0.8%)
・網膜疾患治療剤領域
「アイリーア硝子体内注射液※2」 308億円 (対前年同期増減率 + 9.7%)
2
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
◇中国
円換算ベースで前年同期と比べ17.0%増加し、137億円となりました。主力製品の売上推移
は次のとおりです。
・角結膜疾患治療剤領域
「ヒアレイン点眼液」 49億円 (対前年同期増減率 +19.3%)
・眼感染症治療剤領域
「クラビット点眼液」 60億円 (対前年同期増減率 +23.3%)
◇アジア(中国除く)
円換算ベースで前年同期と比べ5.9%増加し、86億円となりました。主力製品の売上推移は
次のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「コソプト配合点眼液」 20億円 (対前年同期増減率 +12.9%)
・角結膜疾患治療剤領域
「ジクアス点眼液」 12億円 (対前年同期増減率 +62.3%)
◇EMEA
円換算ベースで前年同期と比べほぼ横ばいの182億円となりました。主力製品の売上推移は
次のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「タプロス点眼液」 32億円 (対前年同期増減率 △ 1.1%)
「タプコム配合点眼液」 11億円 (対前年同期増減率 +29.2%)
「コソプト配合点眼液」 46億円 (対前年同期増減率 △ 2.1%)
「トルソプト点眼液」 13億円 (対前年同期増減率 + 1.7%)
・角結膜疾患治療剤領域
「Ikervis(アイケルビス)」 14億円 (対前年同期増減率 + 3.4%)
<一般用医薬品>
前年同期と比べ11.3%減少し、67億円となりました。
「サンテボーティエシリーズ」、新「サンテメディカルシリーズ」、「ソフトサンティアシ
リーズ」などの高価格帯品に引き続き注力しています。
<医療機器>
前年同期と比べ37.8%増加し、18億円となりました。
これまでの主力品の「エタニティ」シリーズに加え、2019年4月に発売した眼内レンズ「レ
ンティス コンフォート」(Oculentis社(オランダ)から導入)の普及促進活動に注力して
います。
<その他>
その他の売上収益は7億円となりました。サプリメント製品の販売、株式会社クレール(連
結子会社)での無塵・無菌服のクリーニング業によるものです。
[コア営業利益]
売上総利益は、前年同期と比べ2.8%増加し、705億円となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期と比べほぼ横ばいの334億円となりました。
研究開発費は、前年同期と比べ4.1%増加し、114億円となりました。
以上により、コアベースでの営業利益は、前年同期と比べ6.2%増加し、256億円となりました。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(イ)IFRS(フル)ベース
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期 対前年同期増減率
売 上 収 益 114,344 118,775 3.9%
営 業 利 益 20,825 19,011 △8.7%
四 半 期 利 益 14,376 13,129 △8.7%
親会社の所有者に帰属する
14,380 13,148 △8.6%
四 半 期 利 益
[売上収益]
コアベースからの調整はありません。
[営業利益]
売上総利益、販売費及び一般管理費、研究開発費について、コアベースからの調整はありませ
ん。
製品に係る無形資産償却費は、前年同期と比べ42.1%増加し、49億円となりました。これは主
に、米メルク社から2014年に譲受けた眼科製品に関する無形資産、2015年より欧州で販売を開始し
た「Ikervis(アイケルビス)」に関する無形資産、ならびに2016年のInnFocus,Inc.買収に伴い取
得したDE-128(PRESERFLO MicroShunt)に関する無形資産(2019年4月より償却開始)の償却によ
るものです。
その他の収益は、2億円となりました。
その他の費用は、19億円となりました。主に、2016年のInnFocus,Inc.買収に係る条件付対価の
公正価値の変動によるものです。
これらにより、IFRS(フル)ベースの営業利益は、前年同期と比べ8.7%減少し、190億円となり
ました。
[親会社の所有者に帰属する四半期利益]
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期と比べ8.6%減少し、131億円となりました。
売上収益に対するその比率は、11.1%となりました。
※1 参天製薬グループではIFRS適用を機に、IFRSによる業績(「IFRS(フル)ベース」)から一
部の収益および費用を控除した「コアベース」での財務情報を経常的な業績を示す指標とし
て開示しています。IFRS(フル)ベースによる業績からコアベースでの業績への調整におい
て控除する以下の収益および費用とそれらに係る法人所得税費用を調整し、コアベースを算
出しています。
・製品に係る無形資産償却費
・その他の収益
・その他の費用
・金融収益
・金融費用
・販売費及び一般管理費のうち企業買収に係る一過性費用
※2 製造販売元であるバイエル薬品株式会社とのコ・プロモーション製品です。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
② 研究開発活動
<緑内障・高眼圧症領域>
プロスタグランジンF2α誘導体およびβ遮断剤の配合剤DE-111(一般名:タフルプロスト/
チモロールマレイン酸塩)は、中国で2019年1月に第Ⅲ相試験を開始しました。
EP2受容体作動薬DE-117(一般名:オミデネパグ イソプロピル)は、米国で2018年9月に第
Ⅲ相試験を開始しました。日本では2018年11月に発売しました。アジアでは2019年4月より韓
国をはじめとして順次、販売承認を申請しています。
FP/EP3受容体デュアル作動薬DE-126(一般名:sepetaprost)は、米国および日本で2017年
7月より後期第Ⅱ相試験を実施しています。
緑内障用デバイスDE-128は、FDA承認取得に向け米国および欧州で第Ⅱ/Ⅲ相試験を実施し
ています(欧州にてCEマーク承認取得済み)。
プロスタグランジンF2α誘導体の乳化点眼剤DE-130A(一般名:ラタノプロスト)は、欧州お
よびアジアで2019年4月より第Ⅲ相試験を実施しています。
<角結膜疾患(ドライアイを含む)領域>
DE-076C(開発品名:Vekacia、一般名:シクロスポリン)は、2018年7月に欧州委員会より
医薬品販売承認を取得し、イギリスで2018年10月に発売しました。アジアでは、2019年8月に
台湾でIkervis(アイケルビス)の適応拡大として販売承認を取得しました。カナダでは、
2018年12月に販売承認を取得しました。
DE-114A(一般名:エピナスチン塩酸塩)は、日本で2019年9月に製造販売承認を取得しま
した。
<網膜・ぶどう膜疾患領域>
DE-109(一般名:シロリムス)は、米国で2018年12月よりぶどう膜炎を対象とした追加の第
Ⅲ相試験を実施しています。
DE-122(一般名:carotuximab)は、米国での開発を目指し、2017年7月より滲出型加齢黄
斑変性を対象とした前期第Ⅱ相試験を実施しています。
<その他疾患領域>
DE-127(一般名:アトロピン硫酸塩)は、アジアで2017年11月より近視を対象とする第Ⅱ相
試験を実施しています。日本で2019年8月に第Ⅱ/Ⅲ相試験を開始しました。
眼内レンズMD-16は、日本で2019年5月に製造販売承認を申請しました。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、資本及び負債の状況
当第2四半期末の資産は、3,971億円となりました。Santen Oyのタンペレ工場(フィンラン
ド)譲渡完了による有形固定資産ならびに棚卸資産の減少、無形資産および営業債権及びその他
の債権の減少などの一方、現金及び現金同等物およびIFRS第16号「リース」適用による有形固定
資産の増加などにより前期末と比べ59億円増加しました。
資本は、2,952億円となりました。その他の資本の構成要素の減少などの一方、利益剰余金の
増加などにより前期末と比べ26億円増加しました。
負債は、1,019億円となりました。IFRS第16号「リース」適用による金融負債の増加などによ
り前期末と比べ33億円増加しました。
以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は、前期末と比べ0.4ポイント減少し、74.0%となり
ました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは、236億円の収入(前年同期は、172億円
の収入)となりました。これは四半期利益が131億円、減価償却費及び償却費が82億円および営
業債権及びその他の債権の減少が54億円あったことなどの一方、法人所得税の支払いが74億円あ
ったことなどによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、19億円の支出(前年同期は、40億円の支出)となりま
した。これは有形固定資産および無形資産の取得による支出が44億円あったことなどの一方、投
資の売却による収入が17億円あったことなどによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、60億円の支出(前年同期は、79億円の支出)となりま
した。これは配当金の支払いが52億円およびリース債務の返済による支出が14億円あったことな
どによるものです。
以上の結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物残高は、前期末と比べ142億円増加し、850
億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期の業績は、概ね予定通り推移しており、2019年5月9日に公表した業績予想から
の変更はございません。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 114,344 118,775
売上原価 △45,772 △48,302
売上総利益 68,573 70,473
販売費及び一般管理費 △33,474 △33,422
研究開発費 △10,964 △11,412
製品に係る無形資産償却費 △3,473 △4,937
その他の収益 259 160
その他の費用 △96 △1,851
営業利益 20,825 19,011
金融収益 547 518
金融費用 △1,581 △1,121
税引前四半期利益 19,790 18,408
法人所得税費用 △5,414 △5,279
四半期利益 14,376 13,129
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目:
確定給付制度の再測定 - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
3,907 △747
金融資産の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目:
在外営業活動体の換算差額 4,011 △4,658
その他の包括利益 7,918 △5,404
四半期包括利益合計 22,294 7,725
四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 14,380 13,148
非支配持分 △4 △19
四半期利益 14,376 13,129
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者持分 22,345 7,866
非支配持分 △51 △142
四半期包括利益合計 22,294 7,725
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 35.34 32.94
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 35.23 32.85
<コアベース>
売上収益 114,344 118,775
コア営業利益 24,135 25,639
コア四半期利益 17,799 18,794
基本的1株当たりコア四半期利益(円) 43.75 47.14
希薄化後1株当たりコア四半期利益(円) 43.62 47.00
コア四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 17,803 18,814
非支配持分 △4 △19
コア四半期利益 17,799 18,794
7
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産
非流動資産
有形固定資産 31,699 38,291
無形資産 131,110 125,090
金融資産 30,044 27,388
繰延税金資産 1,771 1,991
その他の非流動資産 1,819 1,886
非流動資産合計 196,444 194,645
流動資産
棚卸資産 35,235 33,652
営業債権及びその他の債権 84,618 78,342
その他の金融資産 267 429
その他の流動資産 3,826 5,033
現金及び現金同等物 70,796 84,972
流動資産合計 194,742 202,428
資産合計 391,186 397,073
8
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 8,252 8,287
資本剰余金 8,661 8,631
自己株式 △1,131 △1,011
利益剰余金 258,659 267,452
その他の資本の構成要素 16,461 10,303
親会社の所有者に帰属する持分合計 290,900 293,662
非支配持分 1,672 1,530
資本合計 292,572 295,192
負債
非流動負債
金融負債 23,520 30,296
退職給付に係る負債 1,992 2,325
引当金 1,255 600
繰延税金負債 9,389 7,746
その他の非流動負債 1,795 1,332
非流動負債合計 37,951 42,298
流動負債
営業債務及びその他の債務 32,079 31,411
その他の金融負債 12,116 14,010
未払法人所得税等 7,185 6,270
引当金 717 474
その他の流動負債 8,566 7,417
流動負債合計 60,663 59,583
負債合計 98,614 101,881
資本及び負債合計 391,186 397,073
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 確定給付制 利益を通じて
公正価値で測
度の再測定 定する金融資
産の純変動
2018年4月1日残高 8,032 8,657 △11 249,225 - 14,364
四半期包括利益
四半期利益 14,380
その他の包括利益 3,907
四半期包括利益合計 - - - 14,380 - 3,907
所有者との取引額
新株の発行 87 87
自己株式の取得 △1
配当金 △5,289
株式報酬取引 67 △55
所有者との取引額合計 154 31 △1 △5,289 - -
2018年9月30日残高 8,186 8,688 △12 258,316 - 18,270
その他の資本の構成要素
親会社の
在外営業 所有者に
帰属する 非支配持分 資本合計
活動体の 新株予約権 合計
換算差額 持分合計
2018年4月1日残高 4,583 975 19,921 285,823 1,734 287,557
四半期包括利益
四半期利益 - 14,380 △4 14,376
その他の包括利益 4,058 7,965 7,965 △47 7,918
四半期包括利益合計 4,058 - 7,965 22,345 △51 22,294
所有者との取引額
新株の発行 △150 △150 23 23
自己株式の取得 - △1 △1
配当金 - △5,289 △5,289
株式報酬取引 - 12 12
所有者との取引額合計 - △150 △150 △5,254 - △5,254
2018年9月30日残高 8,641 825 27,736 302,914 1,683 304,597
10
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 確定給付制 利益を通じて
公正価値で測
度の再測定
定する金融資
産の純変動
2019年4月1日残高 8,252 8,661 △1,131 258,659 - 10,230
四半期包括利益
四半期利益 13,148
その他の包括利益 △747
四半期包括利益合計 - - - 13,148 - △747
所有者との取引額
新株の発行 35 35
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 △112 121
配当金 △5,189
株式報酬取引 47
その他 833 △833
所有者との取引額合計 35 △30 121 △4,356 - △833
2019年9月30日残高 8,287 8,631 △1,011 267,452 - 8,651
その他の資本の構成要素
親会社の
在外営業 所有者に
帰属する 非支配持分 資本合計
活動体の 新株予約権 合計
換算差額 持分合計
2019年4月1日残高 5,428 802 16,461 290,900 1,672 292,572
四半期包括利益
四半期利益 - 13,148 △19 13,129
その他の包括利益 △4,535 △5,282 △5,282 △122 △5,404
四半期包括利益合計 △4,535 - △5,282 7,866 △142 7,725
所有者との取引額
新株の発行 △43 △43 28 28
自己株式の取得 - △0 △0
自己株式の処分 - 9 9
配当金 - △5,189 △5,189
株式報酬取引 - 47 47
その他 △833 - -
所有者との取引額合計 - △43 △876 △5,105 - △5,105
2019年9月30日残高 893 760 10,303 293,662 1,530 295,192
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 14,376 13,129
減価償却費及び償却費 5,510 8,202
金融収益及び金融費用(△は益) △11 △268
法人所得税費用 5,414 5,279
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) 2,477 5,449
棚卸資産の増減(△は増加) △1,158 558
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △1,341 △864
引当金及び退職給付に係る負債の増減(△は減少) △445 △474
その他 △338 △226
小計 24,486 30,786
利息の受取額 103 52
配当金の受取額 259 260
利息の支払額 △6 △92
法人所得税の支払額 △7,594 △7,419
営業活動によるキャッシュ・フロー 17,249 23,588
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資の取得による支出 △210 △121
投資の売却による収入 - 1,671
有形固定資産の取得による支出 △2,863 △2,792
無形資産の取得による支出 △750 △1,633
その他 △147 967
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,971 △1,908
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 245 588
長期借入金の返済による支出 △2,908 -
配当金の支払額 △5,288 △5,182
リース債務の返済による支出 △2 △1,396
その他 23 28
財務活動によるキャッシュ・フロー △7,930 △5,962
現金及び現金同等物の増減額 5,348 15,717
現金及び現金同等物の期首残高 69,283 70,796
現金及び現金同等物の為替変動による影響 606 △1,542
現金及び現金同等物の四半期末残高 75,237 84,972
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を
除き、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。
参天製薬グループでは、第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しています。
強制適用時期 参天製薬グループ
基準書 新設・改訂の概要
(以降開始年度) 適用時期
IFRS第16号 リース 2019年1月1日 2020年3月期 リースの認識に関する会計処理の改訂
IFRS第16号「リース」
参天製薬グループでは、これまでIAS第17号「リース」(以下「IAS第17号」という。)を適用して
きましたが、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号を適用しています。
前連結会計年度において、参天製薬グループは、実質的にすべてのリスクおよび経済的便益を享受
するリース契約をファイナンス・リースとして分類しています。リース資産は公正価値または最低支
払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で当初認識しています。ファイナンス・リース以外の
リース契約はオペレーティング・リースに分類しており、参天製薬グループの連結財政状態計算書に
は計上されていません。オペレーティング・リースの支払リース料は、費用としてリース期間にわた
って定額法で認識しています。
当第2四半期連結累計期間において、参天製薬グループは、IFRS第16号に基づき、契約の締結時に
契約がリースであるかまたはリースを含んでいるかを判定しています。契約が特定された資産の使用
を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合には、当該契約はリースであるかまた
はリースを含んでいると判定しています。
契約がリースであるかまたはリースを含んでいると判定した場合、リースの開始日に使用権資産と
リース負債を認識しています。リース負債は、リース開始日における未決済のリース料の割引現在価
値として当初測定しています。使用権資産は、リース負債の当初測定額に当初直接コスト、前払リー
ス料等を調整した取得原価で当初測定し、リースの開始日から経済的耐用年数またはリース期間のい
ずれか短い期間にわたり規則的に償却しています。なお、参天製薬グループは、リース期間が12ヶ月
以内のリースおよび原資産が少額であるリースについては使用権資産とリース負債を認識せず、リー
ス期間にわたり定額法により費用として認識しています。
参天製薬グループでは、経過措置に従ってIFRS第16号を遡及適用し、適用開始の累積的影響額を適
用開始日(2019年4月1日)に認識しています。IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含まれ
ているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を選択し、IAS第17号およびIFRIC第4号
「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでいます。
参天製薬グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類したリースに
ついて、IFRS第16号の適用開始日に、リース負債を認識しています。
適用開始日において要約四半期連結財政状態計算書に認識した使用権資産は7,696百万円、リース
負債は8,564百万円です。使用権資産は「有形固定資産」に含まれており、リース負債は「金融負
債」または「その他の金融負債」に含まれています。
また、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示していた「リース債務の
返済による支出」について、金額的重要性が増したことから、当第2四半期連結累計期間より独立掲
記し、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書を組み替えています。
この結果、前第2四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「財
務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた△2百万円は「財務活動によるキャッ
シュ・フロー」の「リース債務の返済による支出」として独立掲記しています。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
13
参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
3.連結参考資料
(1)主要製品売上収益
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
品目名
薬効成分 地域 第2四半期 対前年 通期 対前年 第2四半期 対前年 通期 対前年
(有効成分・剤形)
累計実績 伸長率 実績 伸長率 累計実績 伸長率 見込 伸長率
合計 8,076 5.4% 15,028 0.6% 8,997 11.4% 15,733 4.7%
クラビット点眼液 日本 1,754 △24.3% 3,175 △22.7% 1,430 △18.5% 2,528 △20.4%
合成抗菌 点眼剤 中国 4,830 22.9% 8,860 10.9% 5,953 23.3% 9,924 12.0%
(レボフロキサシン点眼液)
アジア 725 15.1% 1,524 23.5% 855 18.0% 1,873 22.9%
EMEA 766 △1.7% 1,468 △9.0% 757 △1.2% 1,407 △4.2%
合計 795 △9.9% 1,445 △8.6% 781 △1.7% 1,472 1.9%
タリビッド点眼液 日本 266 △6.1% 482 △5.2% 230 △13.4% 364 △24.5%
合成抗菌 点眼剤
(オフロキサシン点眼液) 中国 345 △8.5% 599 △13.8% 363 5.2% 581 △3.0%
アジア 184 △17.2% 364 △3.7% 188 2.2% 527 44.9%
合計 2,307 23.0% 4,788 23.0% 2,613 13.3% 5,708 19.2%
タプコム配合点眼液
日本 1,282 1.3% 2,549 2.8% 1,286 0.3% 2,724 6.9%
(タフルプロスト/ 緑 内 障 治 療 剤
アジア 142 122.8% 308 94.9% 186 30.7% 400 29.7%
チモロールマレイン酸塩点眼液)
EMEA 883 61.6% 1,930 53.9% 1,142 29.2% 2,583 33.8%
合計 9,094 1.5% 18,014 1.0% 9,025 △0.8% 18,645 3.5%
タプロス点眼液 日本 4,828 △2.2% 9,554 △0.6% 4,712 △2.4% 9,135 △4.4%
緑 内 障 治 療 剤 中国 89 63.7% 228 54.8% 165 86.1% 370 62.3%
(タフルプロスト点眼液)
アジア 954 15.6% 1,857 11.9% 961 0.7% 1,992 7.2%
EMEA 3,223 2.5% 6,375 △0.8% 3,186 △1.1% 7,149 12.1%
合計 11,473 △5.7% 21,985 △9.2% 10,462 △8.8% 20,341 △7.5%
コソプト配合点眼液
日本 4,933 △16.6% 8,919 △21.8% 3,792 △23.1% 7,608 △14.7%
(ドルゾラミド塩酸塩/ 緑 内 障 治 療 剤
アジア 1,801 13.8% 3,675 14.9% 2,033 12.9% 3,745 1.9%
チモロールマレイン酸塩点眼液)
EMEA 4,739 1.6% 9,392 △2.2% 4,637 △2.1% 8,988 △4.3%
合計 1,510 △22.4% 2,874 △21.7% 1,284 △15.0% 2,756 △4.1%
チモプトール点眼液
(チモロールマレイン酸塩点眼液) 緑 内 障 治 療 剤 日本 879 △26.2% 1,645 △25.0% 711 △19.1% 1,561 △5.1%
(* チモプトールXE点眼液を含む) アジア 109 △2.7% 221 △0.2% 117 8.2% 231 4.7%
EMEA 523 △18.7% 1,008 △19.8% 456 △12.8% 963 △4.4%
合計 2,293 0.8% 4,586 △1.9% 2,279 △0.6% 4,530 △1.2%
トルソプト点眼液 日本 769 △11.2% 1,474 △10.2% 702 △8.7% 1,359 △7.8%
緑 内 障 治 療 剤
(ドルゾラミド塩酸塩点眼液) アジア 198 30.3% 415 26.9% 228 14.9% 526 26.6%
EMEA 1,327 5.4% 2,697 △0.4% 1,349 1.7% 2,645 △1.9%
エイベリス点眼液 合計 - - 431 - 637 - 2,366 449.0%
緑 内 障 治 療 剤
(オミデネパグ イソプロピル点眼液) 日本 - - 431 - 637 - 2,366 449.0%
アレジオン点眼液 合計 4,893 △3.8% 19,445 15.4% 4,933 0.8% 21,865 12.4%
抗アレルギー点眼剤
(エピナスチン塩酸塩点眼液) 日本 4,893 △3.8% 19,445 15.4% 4,933 0.8% 21,865 12.4%
合計 1,747 △5.2% 3,302 △5.6% 1,786 2.2% 3,293 △0.3%
フルメトロン点眼液
抗 炎 症 点 眼 剤 日本 769 △27.4% 1,640 △22.4% 624 △18.8% 1,432 △12.7%
(フルオロメトロン点眼液) 中国 747 22.1% 1,231 16.2% 827 10.7% 1,309 6.3%
アジア 231 34.1% 430 32.6% 335 45.1% 552 28.3%
合計 2,117 △12.8% 4,076 △7.6% 2,110 △0.3% 4,122 1.1%
カリーユニ点眼液
老人性白内障治療剤 日本 1,343 △7.1% 2,604 △5.0% 1,327 △1.1% 2,597 △0.2%
(ピレノキシン点眼液) 中国 422 △14.1% 760 △14.1% 370 △12.2% 756 △0.5%
アジア 352 △28.3% 713 △9.5% 413 17.3% 768 7.8%
OftanCatachrom(オフタンカタクロム) 合計 1,177 △18.7% 2,397 △11.1% 1,233 4.7% 2,445 2.0%
(チトクロームC/アデノシン/ 老人性白内障治療剤
ニコチンアミド含有点眼液) EMEA 1,177 △18.7% 2,397 △11.1% 1,233 4.7% 2,445 2.0%
オペガンハイ眼粘弾剤 合計 1,065 △10.7% 2,154 △6.5% 1,183 11.2% 2,011 △6.7%
眼科手術 補助剤
(ヒアルロン酸ナトリウム眼科手術補助剤) 日本 1,065 △10.7% 2,154 △6.5% 1,183 11.2% 2,011 △6.7%
アイリーア硝子体内注射液 合計 28,020 7.6% 56,157 9.0% 30,750 9.7% 58,363 3.9%
(アフリベルセプト(遺伝子組換え) 眼科用VEGF阻害剤
硝子体内注射液) 日本 28,020 7.6% 56,157 9.0% 30,750 9.7% 58,363 3.9%
合計 10,445 10.5% 18,902 4.0% 10,070 △3.6% 19,207 1.6%
ヒアレイン点眼液 日本 4,518 △21.3% 8,763 △18.7% 4,111 △9.0% 7,152 △18.4%
角結膜疾患治療剤
(ヒアルロン酸ナトリウム点眼液) 中国 4,083 41.6% 7,567 31.3% 4,872 19.3% 9,792 29.4%
アジア 1,844 121.8% 2,572 57.3% 1,086 △41.1% 2,263 △12.0%
合計 7,679 7.0% 15,367 7.6% 9,016 17.4% 16,866 9.8%
ジクアス点眼液 日本 6,963 8.0% 13,932 8.7% 7,773 11.6% 15,082 8.3%
角結膜疾患治療剤
(ジクアホソルナトリウム点眼液) 中国 0 - 25 - 81 - 235 829.7%
アジア 716 △2.2% 1,409 △3.7% 1,162 62.3% 1,549 10.0%
合計 1,561 54.2% 3,391 65.5% 1,771 13.5% 4,091 20.7%
Ikervis(アイケルビス)
角結膜疾患治療剤 アジア 195 - 459 570.3% 360 84.4% 917 99.7%
(シクロスポリン点眼液)
EMEA 1,366 35.1% 2,932 48.0% 1,412 3.4% 3,174 8.3%
合計 1,153 22.9% 2,512 20.1% 1,588 37.7% 3,486 38.7%
Cationorm(カチオノーム) 角結膜疾患治療剤 アジア 79 △9.9% 168 △15.8% 121 51.9% 322 91.8%
EMEA 977 22.5% 1,989 19.1% 1,008 3.2% 2,634 32.4%
米州 97 84.4% 355 59.1% 460 375.9% 530 49.1%
白 内 障 治 療 用 合計 - - 129 - 474 - 2,910 -
レンティス コンフォート
眼 内 レ ン ズ 日本 - - 129 - 474 - 2,910 -
合計 7,566 △1.9% 14,223 △2.5% 6,710 △11.3% 15,128 6.4%
一般用医薬品 日本 7,418 △1.9% 13,930 △2.6% 6,556 △11.6% 14,707 5.6%
アジア 148 △3.4% 293 △0.1% 154 4.0% 421 43.5%
※上記の予想等は、現在において入手可能な情報に基づいて作成しています。実際の業績等は、事業環境変化などにより、大きく結果が異なる
可能性があります。通期見込については当初想定為替レートで換算して表示しています。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)開発状況
2019年10月時点
■開発状況一覧表(臨床段階)
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国
日本
シロリムス DE-109 ぶどう膜炎 自社
欧州
アジア 2015年4月
免疫抑制作用、血管新生抑制作用などを有する硝子体内注射剤。米国で、2018年12月に追加のフェーズ3試験を開始。
アジアで、2015年4月に販売承認を申請。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
タフルプロスト/
DE-111 緑内障・高眼圧症 AGCと共同開発 中国
チモロールマレイン酸塩
プロスタグランジンF2α誘導体およびβ遮断剤の配合剤。2014年11月、日本で発売。2015年1月以降、欧州で順次発
売。2016年4月以降、アジアで順次発売。中国で、2019年1月にフェーズ3試験を開始。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
日本ベーリンガー
エピナスチン塩酸塩 DE-114A アレルギー性結膜炎 日本 2019年9月
インゲルハイム
H₁拮抗作用と膜安定化作用を併せ持つアレルギー性結膜炎治療剤。高用量製剤。日本で、2019年9月に製造販売承認を
取得。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国
オミデネパグ 宇部興産と
DE-117 緑内障・高眼圧症 日本 2018年11月
イソプロピル 共同開発
アジア 2019年4月
新規メカニズムのEP2受容体作動薬。米国で、2018年9月にフェーズ3試験を開始。日本で、2018年11月に発売。アジ
アでは2019年4月より韓国をはじめとして順次販売承認を申請。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
carotuximab DE-122 滲出型加齢黄斑変性 TRACON社 米国 (フェーズ2a)
抗エンドグリン抗体の硝子体内注射剤。米国での開発を目指し、2017年7月にフェーズ2a試験を開始。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国 (フェーズ2b)
sepetaprost DE-126 緑内障・高眼圧症 小野薬品工業
日本 (フェーズ2b)
FP受容体およびEP3受容体への作動作用(デュアル作動薬)を有する新規メカニズムのプロスタグランジン誘導体の緑
内障・高眼圧症治療剤。米国および日本で、2017年7月にフェーズ2b試験を開始。
一般名 開発コード 効能・効果
自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
Singapore Health 日本 (フェーズ2/3)
アトロピン硫酸塩 DE-127 近視 Services社、
南洋理工大学 アジア
小児における近視の進行を抑制するムスカリン受容体拮抗薬。日本で、2019年8月にフェーズ2/3試験を開始。アジ
アで、2017年11月にフェーズ2試験を開始。
― 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国 (フェーズ2/3)
緑内障用デバイス DE-128 緑内障 自社
欧州
原発開放隅角緑内障における眼圧下降を目的とし、房水の流出を促すインプラント手術用デバイス。FDA承認取得に向
け米国および欧州にて、フェーズ2/3試験を実施中。欧州にてCEマークの承認を取得済み。
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
欧州 2018年10月
DE-076C
シクロスポリン 春季カタル 自社 アジア 2019年8月
(Vekacia)
その他 2018年12月
免疫抑制作用により、春季カタルの症状を改善する乳化点眼剤。カチオニック製剤技術により組織移行性を高めた製
剤。2018年7月に欧州委員会より医薬品販売承認を取得し、イギリスで、2018年10月に発売。台湾で、2019年8月に
Ikervis(アイケルビス)の適応拡大として承認を取得。カナダで、2018年12月に販売承認を取得。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
DE-130A 欧州
ラタノプロスト 緑内障・高眼圧症 自社
(Catioprost) アジア
プロスタグランジンF2α誘導体の緑内障・高眼圧症治療用乳化点眼剤。欧州およびアジアで、2019年4月にフェーズ3
試験を開始。
― 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
眼内レンズ MD-16 白内障 Oculentis社 日本 2019年5月
白内障手術後無水晶体に挿入する、乱視用(トーリック)眼内レンズ。日本で、2019年5月に製造販売承認を申請。
■2019年度第1四半期決算発表時(2019年8月1日)からの変更点
開発コード 変更点
DE-114A 日本で、2019年9月に製造販売承認を取得
DE-127 日本で、2019年8月にフェーズ2/3試験を開始
DE-076C 台湾で、2019年8月に販売承認を取得
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参天製薬(株)(4536) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)設備投資、減価償却費及び償却費、製品に係る無形資産償却費ならびに研究開発費
■設備投資
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期 第2四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
設 備 投 資 額 3,233 7,220 4,694 10,000
(注) 使用権資産の増加は除いています。
■減価償却費及び償却費
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期 第2四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
総 額 2,037 3,981 2,098 4,760
製 造 経 費 946 1,872 1,049 2,140
販 売 管 理 費 765 1,478 727 1,860
研 究 開 発 費 326 631 322 760
(注) 製品に係る無形資産償却費、長期前払費用の償却費および使用権資産の償却費は除いています。
■製品に係る無形資産償却費
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期 第2四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
総 額 3,473 6,988 4,937 9,900
メ ル ク 無 形 資 産 償 却 費 2,904 5,808 2,904 5,810
D E - 1 2 8 * 無 形 資 産 償 却 費 - - 1,394 2,830
Ikervis(アイケルビス)無形資産償却費 368 727 343 740
そ の 他 201 453 295 520
*DE-128(PRESERFLO MicroShunt)
■研究開発費
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
第2四半期 第2四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
研 究 開 発 費 10,964 23,759 11,412 28,000
対 売 上 収 益 比 9.6% 10.2% 9.6% 11.3%
(4)主要通貨為替レート
(単位:円)
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
通貨 2019年3月期
第2四半期 第2四半期 (予想)
米ドル 110.21 110.82 108.82 110.00
ユーロ 129.81 128.38 121.28 120.00
中国元 16.70 16.52 15.77 16.00
※上記の見込等は、現在において入手可能な情報に基づいて作成しています。実際の業績等は、事業環境変化などによ
り、大きく結果が異なる可能性があります。
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