4536 参天薬 2021-02-04 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年2月4日
上場会社名 参天製薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4536 URL https://www.santen.co.jp
代表者 (役職名)代表取締役社長兼CEO (氏名)谷内 樹生
問合せ先責任者(役職名)IR室 室長 (氏名)板垣 香里 TEL 06-7664-8621
四半期報告書提出予定日 2021年2月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計)
コアベース (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
売上収益 コア営業利益 コア四半期利益 帰属する
コア四半期利益 コア四半期利益
コア四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 181,786 △0.3 36,428 △4.1 28,339 4.2 28,370 4.2 71.02 70.84
2020年3月期第3四半期 182,326 5.3 37,980 8.3 27,206 6.0 27,229 6.1 68.22 68.02
IFRS(フル)ベース
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前四半期利益 四半期利益
帰属する四半期利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 181,786 △0.3 27,268 △5.8 26,963 △6.9 20,946 3.3 21,117 4.0 23,161 7.7
2020年3月期第3四半期 182,326 5.3 28,942 △14.0 28,964 △10.6 20,278 △13.2 20,301 △13.2 21,515 △1.0
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 52.86 52.74
2020年3月期第3四半期 50.86 50.71
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 413,087 314,730 315,221 76.3 789.11
2020年3月期 408,768 302,560 302,865 74.1 758.50
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 13.00 - 14.00 27.00
2021年3月期 - 14.00 -
2021年3月期(予想) 14.00 28.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
コアベース (%表示は、対前期増減率)
基本的1株当たり
売上収益 コア営業利益 コア当期利益
コア当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 235,000 △2.7 52,000 4.0 38,700 7.8 97.67
IFRS(フル)ベース
基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前当期利益 当期利益
当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 235,000 △2.7 35,000 4.4 34,000 5.9 23,000 5.9 58.35
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
上記の業績予想は、当社において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束時期を地域別に仮定を置いて見積もったものであり、実際の業
績等は状況により変動する可能性があります。今後、変動額が通期業績予想の修正をすべき水準となった場合には、速やかに開示します。
IFRS(フル)ベースの数値からコアベースの数値への調整内容は、添付資料P2「1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する
説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
なお、第2四半期連結会計期間において、Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.を買収したことにより、
同社および同社の子会社であるEyevance Pharmaceuticals LLCを新たに連結の範囲に含めています。
また、Verily Life Sciences LLCとの合弁会社であるTwenty Twenty Therapeutics LLCを設立したため、同社
を新たに持分法適用の範囲に含めています。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 400,198,354株 2020年3月期 400,028,254株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 549,844株 2020年3月期 608,065株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 399,413,902株 2020年3月期3Q 399,115,964株
(注)期末自己株式数には、株式報酬制度に係る信託が保有する当社株式(2020年3月期末 16,430株、2021年3月期3Q 18,230株)
が含まれています。また、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいています。実際の業績等は、様々な要因により異なる結果となる可能性がありま
す。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2021年2月4日(木)に証券アナリスト、機関投資家向けの第3四半期決算カンファレンスコールを開
催する予定です。この説明会で使用する資料は、開催後当社ホームページに掲載する予定です。
参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 7
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 7
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………… 8
(1)要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書 ……………………………………… 8
(2)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………… 9
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………… 11
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 13
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 14
(企業結合) ……………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 16
3.連結参考資料 ………………………………………………………………………………………… 18
(1)主要製品売上収益 ……………………………………………………………………………… 18
(2)開発状況 ………………………………………………………………………………………… 19
(3)設備投資、減価償却費及び償却費、製品に係る無形資産償却費ならびに研究開発費 … 21
(4)主要通貨為替レート …………………………………………………………………………… 21
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 当第3四半期連結累計期間の業績の状況
(ア)コアベース ※1(P4参照)
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 対前年同期増減率
売 上 収 益 182,326 181,786 △0.3%
コ ア 営 業 利 益 37,980 36,428 △4.1%
コ ア 四 半 期 利 益 27,206 28,339 4.2%
親会社の所有者に帰属する 27,229 28,370 4.2%
コ ア 四 半 期 利 益
[売上収益]
前年同期と比べ0.3%減少し、1,818億円となりました。
主力の医療用医薬品事業は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の環境下でも堅調に推移
し、前年同期と比べ1.1%増加し、1,705億円となりました。地域別には、日本、アジアで継続的に
売上伸長しています。
売上収益の内訳は次のとおりです。
上段:金額
下段:対前年同期増減率 (単位:百万円)
日本 中国 アジア EMEA 米州 合計
医療用医薬品 110,145 18,270 13,012 27,778 1,311 170,516
2.1% △5.4% 5.1% △2.8% 119.2% 1.1%
一般用医薬品 7,130 - 256 - - 7,386
△25.9% - 11.8% - - △25.0%
医 療 機 器 2,120 1 - 667 - 2,788
△10.7% - - 111.8% △100.0% 3.7%
そ の 他 993 57 46 - - 1,096
1.2% 14.5% △10.5% - - 1.3%
合 計 120,388 18,328 13,314 28,446 1,311 181,786
△0.4% △5.4% 5.1% △1.5% 119.0% △0.3%
(注)外部顧客に対する売上収益を表しています。
顧客の所在地をもとに国または地域に分類しています。なお、アジアには中国を含んでいません。
EMEAは、ヨーロッパ、中東およびアフリカです。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
<医療用医薬品>
◇日本
前年同期と比べ2.1%増加し、1,101億円となりました。「アレジオン点眼液」については高
濃度で効果の持続性が長い「アレジオンLX点眼液」を2019年11月に上市したこと、同年9月に
田辺三菱製薬株式会社と締結した共同販売促進契約に基づく活動の効果により前年同期と比べ
増収になりました。また、第1四半期において、「アイリーア硝子体内注射液※2(P4参照)」
のプレフィルドシリンジ製剤である「アイリーア硝子体内注射用キット」を発売しました。な
お、主力製品の売上推移は次のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「タプロス点眼液」 70億円 (対前年同期増減率 △ 3.4%)
「タプコム配合点眼液」 21億円 (対前年同期増減率 + 2.9%)
「コソプト配合点眼液」 57億円 (対前年同期増減率 △ 5.6%)
「エイベリス点眼液」 19億円 (対前年同期増減率 +64.5%)
・角結膜疾患治療剤領域
「ジクアス点眼液」 96億円 (対前年同期増減率 △15.4%)
*2020年の薬価改定で市場拡大再算定を受け前年同期と比べ減少しましたが、数量ベースでは増加して
います。
・抗アレルギー点眼剤領域
「アレジオン点眼液※3(P4参照)」 127億円 (対前年同期増減率 +27.1%)
・網膜疾患治療剤領域
「アイリーア硝子体内注射液※2」 510億円 (対前年同期増減率 + 7.4%)
◇中国
円換算ベースで前年同期と比べ5.4%減少し(為替影響を除いた成長率は△3.7%)、183億
円となりました。なお、クラビット点眼液は、当第3四半期より集中購買による影響を受けつ
つも、私立病院や薬局など他のチャネルでの拡販に注力しています。なお、主力製品の売上推
移は次のとおりです。
・角結膜疾患治療剤領域
「ヒアレイン点眼液」 72億円 (対前年同期増減率 + 5.5%)
・眼感染症治療剤領域
「クラビット点眼液」 66億円 (対前年同期増減率 △21.3%)
◇アジア(中国除く)
円換算ベースで前年同期と比べ5.1%増加し(為替影響を除いた成長率は+7.6%)、130億
円となりました。主力製品の売上推移は次のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「タプロス点眼液」 14億円 (対前年同期増減率 △ 1.1%)
「タプコム配合点眼液」 4億円 (対前年同期増減率 +33.9%)
「コソプト配合点眼液」 33億円 (対前年同期増減率 + 7.4%)
◇EMEA
円換算ベースで前年同期と比べ2.8%減少し(為替影響を除いた成長率は△3.8%)、278億
円となりました。主力製品の売上推移は次のとおりです。
・緑内障・高眼圧症治療剤領域
「タプロス点眼液」 51億円 (対前年同期増減率 + 1.0%)
「タプコム配合点眼液」 22億円 (対前年同期増減率 +16.0%)
「コソプト配合点眼液」 72億円 (対前年同期増減率 △ 1.3%)
「トルソプト点眼液」 22億円 (対前年同期増減率 + 1.1%)
・角結膜疾患治療剤領域
「Ikervis(アイケルビス)」 27億円 (対前年同期増減率 +17.2%)
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
◇米州
円換算ベースで13億円となりました。なお、米州の売上収益に含まれる、第2四半期に買収
したEyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国)の売上収益は5億円です。
<一般用医薬品>
前年同期と比べ25.0%減少し、74億円となりました。
インバウンド需要の減退などにより減収となりましたが、「サンテボーティエシリーズ」、
新「サンテメディカルシリーズ」、「ソフトサンティアシリーズ」などの高価格帯品に引き続
き注力しています。なお、第2四半期においては、ヒアレイン点眼液0.1%のスイッチOTC医薬
品「ヒアレインS」を発売しました。
<医療機器>
前年同期と比べ3.7%増加し、28億円となりました。
眼内レンズの「レンティス コンフォート」と「エタニティ」シリーズの普及促進活動に注
力しています。
<その他>
その他の売上収益は11億円となりました。サプリメント製品の販売、株式会社クレール(連
結子会社)での無塵・無菌服のクリーニング業によるものです。
[コア営業利益]
売上総利益は、前年同期と比べ1.9%減少し、1,059億円となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期と比べ1.9%減少し、518億円となりました。
研究開発費は、前年同期と比べ2.9%増加し、177億円となりました。
以上により、コアベースでの営業利益は、前年同期と比べ4.1%減少し、364億円となりました。
※1 Santenグループでは2015年3月期のIFRS適用を機に、IFRSによる業績(「IFRS(フル)ベー
ス」)から一部の収益および費用を控除した「コアベース」での財務情報を経常的な業績を
示す指標として開示しています。IFRS(フル)ベースによる業績からコアベースでの業績へ
の調整において控除する以下の収益および費用とそれらに係る法人所得税費用を調整し、コ
アベースを算出しています。
・製品に係る無形資産償却費
・その他の収益
・その他の費用
・金融収益
・金融費用
・持分法による投資損益
・販売費及び一般管理費のうち企業買収などに係る一過性費用
※2 製造販売元であるバイエル薬品株式会社とのコ・プロモーション製品です。
※3 アレジオンLX点眼液を含みます。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(イ)IFRS(フル)ベース
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期 対前年同期増減率
売 上 収 益 182,326 181,786 △0.3%
営 業 利 益 28,942 27,268 △5.8%
四 半 期 利 益 20,278 20,946 3.3%
親会社の所有者に帰属する
20,301 21,117 4.0%
四 半 期 利 益
[売上収益]
コアベースからの調整はありません。
[営業利益]
売上総利益について、コアベースからの調整はありません。
IFRS(フル)ベースの販売費及び一般管理費は、前年同期と比べ微減の528億円となりました。
コアベースの販売費及び一般管理費に加え、Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国)の買
収に伴う一過性の費用等が10億円発生しました。
研究開発費は、コアベースからの調整はありません。
製品に係る無形資産償却費は、前年同期と比べ0.4%減少し、74億円となりました。これは主
に、Merck & Co., Inc.(米国)から2014年に譲受けた眼科製品に関する無形資産、2015年より欧
州で販売を開始した 「Ikervis(アイケルビス )」に関する無形資産、ならびに2016年の
InnFocus,Inc.(米国)買収に伴い取得した「DE-128(PRESERFLO MicroShunt)」に関する無形資
産(2019年4月より償却開始)の償却によるものです。
その他の収益は、5億円となりました。
その他の費用は、13億円となりました。これは主に、InnFocus,Inc.(米国)買収に伴う条件付
対価の公正価値変動額のうち時間的価値以外の変動によるものです。
これらにより、IFRS(フル)ベースの営業利益は、前年同期と比べ5.8%減少し、273億円となり
ました。
[四半期利益]
金融収益は、10億円となりました。これは主に、保有する投資有価証券に係る受取配当金による
ものです。
金融費用は、11億円となりました。これは主に、為替差損とInnFocus,Inc.(米国)買収に伴う
条件付対価の公正価値変動額のうち時間的価値の変動によるものです。
持分法による投資損失は、2億円となりました。
法人所得税費用は、60億円となりました。グループ内の法人の利益構成比の変動等により、税負
担率が、前年同期より減少しました。
これらにより、四半期利益は前年同期と比べ3.3%増加し、209億円となりました。
[親会社の所有者に帰属する四半期利益]
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期と比べ4.0%増加し、211億円となりました。
売上収益に対するその比率は、11.6%となりました。
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② 研究開発活動
<緑内障・高眼圧症領域>
プロスタグランジンF₂α誘導体およびβ遮断剤の配合剤STN1011101(DE-111A、一般名:タ
フルプロスト/チモロールマレイン酸塩)は、中国で2019年1月に第Ⅲ相試験を開始しまし
た。
EP2受容体作動薬STN1011700(DE-117、一般名:オミデネパグ イソプロピル)は、米国で
2020年11月に販売承認を申請しました。日本では2018年11月に発売しました。アジアでは、順
次販売承認を申請しており、2019年12月以降韓国などで販売承認を取得しています。韓国で
2021年2月に上市しました。
FP/EP3受容体デュアル作動薬STN1012600(DE-126、一般名:sepetaprost)は、米国で2020
年12月に追加の第Ⅱ相試験を開始しました。日本では、後期第Ⅱ相試験を完了しています。
緑内障用デバイスSTN2000100(DE-128)は、米国で2020年6月に市販前承認(PMA)の段階
的申請を完了しました。欧州では、2019年4月に発売しました。韓国で2020年3月に販売承認
を申請以降、アジアで順次申請しています。カナダで、2020年10月に販売承認を申請しまし
た。
プロスタグランジンF₂α誘導体の乳化点眼剤STN1013001(DE-130A、一般名:ラタノプロス
ト)は、欧州およびアジアで2019年4月に第Ⅲ相試験を開始しました。
ROCK阻害剤STN1013900(AR-13324、一般名:netarsudil dimesylate)は、日本で2020年11
月に第Ⅲ相試験を開始しました。
<角結膜疾患(ドライアイを含む)領域>
ドライアイを対象とするSTN1008903(DE-089C、一般名:ジクアホソルナトリウム)は、日
本で2020年3月に第Ⅲ相試験を開始しました。
<網膜・ぶどう膜疾患領域>
ぶどう膜炎を対象とするSTN1010900(DE-109、一般名:シロリムス)は、米国で2018年12月
に追加の第Ⅲ相試験を開始しました。
<その他疾患領域>
近視を対象とするSTN1012700(DE-127、一般名:アトロピン硫酸塩)は、アジアで2020年4
月に第Ⅱ相試験を終了しました。日本では、2019年8月に第Ⅱ/Ⅲ相試験を開始しました。
白内障手術後無水晶体眼に挿入する乱視用(トーリック)眼内レンズMD-16は、日本で2020
年11月に発売しました。
※開発コードの附番方法変更に伴い、既存開発コード(DE-XXX)および新開発コード
(STNXXXXXXX)を併記しています。
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(2)財政状態に関する説明
① 資産、資本及び負債の状況
当第3四半期末の資産は、4,131億円となりました。現金及び現金同等物の減少などがあった
一方、Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国)の買収等に伴う無形資産の増加などに
より前期末と比べ43億円増加しました。
資本は、3,147億円となりました。利益剰余金の増加などにより前期末と比べ122億円増加しま
した。
負債は、984億円となりました。InnFocus,Inc.(米国)買収に伴う条件付対価の公正価値の変
動および支払による金融負債および未払法人所得税等の減少などにより前期末と比べ79億円減少
しました。
以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は、前期末と比べ2.2ポイント増加し、76.3%となり
ました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは、238億円の収入(前年同期は、274億円
の収入)となりました。主に四半期利益が209億円、減価償却費及び償却費124億円、法人所得税
の支払124億円、法人所得税費用60億円によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、503億円の支出(前年同期は、35億円の支出)となり
ました。主にEyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国)の買収に伴う子会社株式の取得
による支出239億円およびjCyte,Inc.(米国)とのライセンス契約に伴う無形資産の取得による
支出55億円、Aerie Pharmaceuticals, Inc.(米国)とのライセンス契約に伴う無形資産の取得
による支出52億円などの無形資産の取得による支出183億円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、130億円の支出(前年同期は、115億円の支出)となり
ました。主に配当金の支払い111億円によるものです。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第3四半期末残高は、前期末と比べ385億円減少し、529
億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期の業績は、概ね予定通り推移しており、2020年5月8日に公表した業績予想から
の変更はございません。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 182,326 181,786
売上原価 △74,357 △75,897
売上総利益 107,968 105,889
販売費及び一般管理費 △52,835 △52,821
研究開発費 △17,153 △17,653
製品に係る無形資産償却費 △7,412 △7,381
その他の収益 289 524
その他の費用 △1,915 △1,290
営業利益 28,942 27,268
金融収益 874 1,017
金融費用 △853 △1,147
持分法による投資損失 - △175
税引前四半期利益 28,964 26,963
法人所得税費用 △8,686 △6,017
四半期利益 20,278 20,946
その他の包括利益
純損益に振り替えられない項目:
確定給付制度の再測定 - -
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融
3,303 1,619
資産の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目:
在外営業活動体の換算差額 △2,066 597
その他の包括利益 1,237 2,215
四半期包括利益合計 21,515 23,161
四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 20,301 21,117
非支配持分 △23 △171
四半期利益 20,278 20,946
四半期包括利益合計の帰属
親会社の所有者持分 21,622 23,348
非支配持分 △107 △186
四半期包括利益合計 21,515 23,161
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 50.86 52.86
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 50.71 52.74
<コアベース>
売上収益 182,326 181,786
コア営業利益 37,980 36,428
コア四半期利益 27,206 28,339
基本的1株当たりコア四半期利益(円) 68.22 71.02
希薄化後1株当たりコア四半期利益(円) 68.02 70.84
コア四半期利益の帰属
親会社の所有者持分 27,229 28,370
非支配持分 △23 △30
コア四半期利益 27,206 28,339
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産
非流動資産
有形固定資産 35,601 35,648
無形資産 119,850 150,786
金融資産 30,848 33,170
持分法で会計処理されている投資 - 5,004
繰延税金資産 2,100 2,802
その他の非流動資産 1,813 1,786
非流動資産合計 190,212 229,195
流動資産
棚卸資産 35,282 37,913
営業債権及びその他の債権 86,999 86,334
その他の金融資産 452 579
その他の流動資産 4,392 6,154
現金及び現金同等物 91,430 52,913
流動資産合計 218,556 183,892
資産合計 408,768 413,087
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 8,366 8,446
資本剰余金 8,746 8,842
自己株式 △1,033 △934
利益剰余金 273,422 284,558
その他の資本の構成要素 13,364 14,310
親会社の所有者に帰属する持分合計 302,865 315,221
非支配持分 △305 △491
資本合計 302,560 314,730
負債
非流動負債
金融負債 27,592 25,281
退職給付に係る負債 1,738 2,014
引当金 570 597
繰延税金負債 7,228 7,244
その他の非流動負債 1,483 1,202
非流動負債合計 38,611 36,338
流動負債
営業債務及びその他の債務 32,578 30,192
その他の金融負債 18,777 20,166
未払法人所得税等 6,848 2,444
引当金 633 681
その他の流動負債 8,761 8,537
流動負債合計 67,597 62,020
負債合計 106,208 98,357
資本及び負債合計 408,768 413,087
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 確定給付制 利益を通じて
公正価値で測
度の再測定 定する金融資
産の純変動
2019年4月1日残高 8,252 8,661 △1,131 258,659 - 10,230
四半期包括利益
四半期利益 20,301
その他の包括利益 3,303
四半期包括利益合計 - - - 20,301 - 3,303
所有者との取引額
新株の発行 45 45
自己株式の取得 △22
自己株式の処分 △99 121
配当金 △10,379
株式報酬取引 76
その他 1,326 △1,326
所有者との取引額合計 45 22 99 △9,053 - △1,326
2019年12月31日残高 8,296 8,683 △1,033 269,907 - 12,207
その他の資本の構成要素
親会社の
在外営業 所有者に 非支配持分 資本合計
活動体の 新株予約権 合計 帰属する
換算差額 持分合計
2019年4月1日残高 5,428 802 16,461 290,900 1,672 292,572
四半期包括利益
四半期利益 - 20,301 △23 20,278
その他の包括利益 △1,981 1,322 1,322 △84 1,237
四半期包括利益合計 △1,981 - 1,322 21,622 △107 21,515
所有者との取引額
新株の発行 △62 △62 28 28
自己株式の取得 - △22 △22
自己株式の処分 - 22 22
配当金 - △10,379 △10,379
株式報酬取引 - 76 76
その他 △1,326 - -
所有者との取引額合計 - △62 △1,388 △10,275 - △10,275
2019年12月31日残高 3,447 740 16,394 302,248 1,565 303,813
- 11 -
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当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 確定給付制 利益を通じて
公正価値で測
度の再測定
定する金融資
産の純変動
2020年4月1日残高 8,366 8,746 △1,033 273,422 - 11,150
四半期包括利益
四半期利益 21,117
その他の包括利益 1,619
四半期包括利益合計 - - - 21,117 - 1,619
所有者との取引額
新株の発行 80 80
自己株式の取得 △3
自己株式の処分 △43 102
配当金 △11,187
株式報酬取引 59
その他 1,206 △1,206
所有者との取引額合計 80 96 98 △9,981 - △1,206
2020年12月31日残高 8,446 8,842 △934 284,558 - 11,563
その他の資本の構成要素
親会社の
在外営業 所有者に
帰属する 非支配持分 資本合計
活動体の 新株予約権 合計
換算差額 持分合計
2020年4月1日残高 1,529 686 13,364 302,865 △305 302,560
四半期包括利益
四半期利益 - 21,117 △171 20,946
その他の包括利益 612 2,231 2,231 △16 2,215
四半期包括利益合計 612 - 2,231 23,348 △186 23,161
所有者との取引額
新株の発行 △79 △79 80 80
自己株式の取得 - △3 △3
自己株式の処分 - 59 59
配当金 - △11,187 △11,187
株式報酬取引 - 59 59
その他 △1,206 - -
所有者との取引額合計 - △79 △1,285 △10,992 - △10,992
2020年12月31日残高 2,141 606 14,310 315,221 △491 314,730
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 20,278 20,946
減価償却費及び償却費 12,344 12,393
減損損失 - 287
持分法による投資損益(△は益) - 175
金融収益及び金融費用(△は益) △578 △538
法人所得税費用 8,686 6,017
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) △2,856 1,597
棚卸資産の増減(△は増加) 1,560 △1,560
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △1,337 △2,796
引当金及び退職給付に係る負債の増減(△は減少) △405 237
その他 2,607 △984
小計 40,299 35,773
利息の受取額 128 101
配当金の受取額 578 487
利息の支払額 △129 △119
法人所得税の支払額 △13,513 △12,418
営業活動によるキャッシュ・フロー 27,362 23,824
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資の取得による支出 △149 △2,728
投資の売却による収入 2,616 2,595
子会社株式の取得による支出 - △23,893
持分法で会計処理されている投資の取得による支出 - △5,349
有形固定資産の取得による支出 △4,653 △2,645
無形資産の取得による支出 △2,300 △18,275
その他 959 △16
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,528 △50,311
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 917 254
配当金の支払額 △10,309 △11,124
リース負債の返済による支出 △2,129 △2,164
その他 6 77
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,514 △12,956
現金及び現金同等物の増減額 12,320 △39,443
現金及び現金同等物の期首残高 70,796 91,430
現金及び現金同等物の為替変動による影響 △521 926
現金及び現金同等物の四半期末残高 82,595 52,913
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(企業結合)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(1)企業結合
(Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.およびEyevance Pharmaceuticals LLCの取得)
① 企業結合の概要
(a)被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称: Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.
Eyevance Pharmaceuticals LLC
事業の内容 : 最適な視力とより高いQOL(生活の質)実現に向けた、革新的で
インパクトのある点眼用眼科製品の開発・販売
(b)企業結合を行った理由
Eyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.(米国)およびEyevance Pharmaceuticals
LLC(米国)は、眼表面および前眼部の領域において、点眼薬の開発・販売を行ってお
り、現在は、抗炎症、抗アレルギー、抗真菌、涙液の潤滑のための点眼薬、および抗菌
と抗炎症の配合点眼薬を提供しています。また、米国全土の眼科医、検眼医、アレルギ
ーを専門とする医師を対象とした同社のナショナルセールスチームが、その販売活動を
担っています。
Santenグループは、本買収を通じて、米国での事業基盤を早期に確立し、より多くの
患者さんのニーズに真摯に向き合い、さらなる価値を提供します。同時に、米国へのア
クセス、そしてプレゼンスを獲得することで、グローバルにおける事業展開を加速さ
せ、眼科医療への一層の貢献とさらなる企業成長を目指します。
(c)取得日
2020年9月16日(米国時間)
(d)被取得企業の支配の獲得方法
現金を対価としてEyevance Pharmaceuticals Holdings Inc.の発行済株式の100%を取
得しています。
(e)取得した議決権付資本持分割合
100%
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
② 取得資産及び負債の公正価値、取得対価の内訳
(単位:百万円)
暫定的な公正価値
非流動資産 4,433
流動資産 838
現金及び現金同等物 1,099
非流動負債 △203
流動負債 △564
のれん 19,390
合計 24,992
現金 24,992
取得対価合計 24,992
これらの金額は、要約四半期連結財務諸表の作成時点において、評価検証が未了のた
め、暫定的な金額で報告しています。
当該企業結合に係る取得関連費用として853百万円を「販売費及び一般管理費」に計上し
ています。
③ キャッシュ・フロー情報
(単位:百万円)
金額
支払対価の公正価値の合計 24,992
被取得企業が保有する現金及び現金同等物 △1,099
子会社株式の取得による支出 23,893
④ Santenグループの業績に与える影響
要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書に含まれる取得日以降にEyevance
Pharmaceuticals Holdings Inc.およびEyevance Pharmaceuticals LLCから生じた損益は
以下のとおりです。
売上収益 : 499百万円
四半期利益: △489百万円
なお、当該企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の当第3四半期連結累計期間
の要約四半期連結純損益及びその他の包括利益計算書に与える影響額は以下のとおりで
す。(非レビュー情報)
売上収益 : 1,251百万円
四半期利益: △2,170百万円
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(1)単独株式移転による持株会社体制への移行に関する準備開始
当社は、2021年2月4日開催の取締役会において、2022年4月1日(予定)を目途に持株
会社体制に移行するため、その準備を開始することを決議しました。なお、持株会社体制へ
の移行は、2021年12月21日に開催予定の臨時株主総会における承認が得られることを条件に
実施する予定です。
① 持株会社体制への移行の背景
当社は、2010年策定の長期ビジョン「Vision2020」における「世界で存在感のあるスペ
シャリティ・カンパニー」の実現を目指し、事業のグローバル化を推進してきました。現
在、連結子会社は国内外合わせて31社、製品の販売国および地域は60以上、売上収益は
2,416億円、その規模は過去十年間で約二倍となり、策定当初の想定を上回る成長を遂げま
した。※1とりわけ、海外事業については売上比率が32%に達し、地域軸での事業の広がり
が当社成長の大きな原動力となりました。※1また、事業領域においても、眼科デジタルデ
バイスの開発・商業化を目指した合弁会社設立や遺伝子治療・細胞治療の最先端技術活用
に着手する等、これまでの基盤事業である医療用医薬品以外へのポートフォリオの拡大を
通じて、事業軸での多様化を行ってきました。昨年策定した2030年とその先を見据えた長
期ビジョン「Santen2030」では、製薬の枠を越え、目の疾患や不具合の解消に必要な製
品、サービスを幅広く提供できるSocial Innovatorとして革新的な価値を世界中の人々に
お届けすることを標榜しています。この当社のビジョンを着実に実行すべく、地域軸・事
業軸ともに広がりつつある事業群を機動的に束ね、スピーディで効率的な戦略実行を可能
とする経営・組織体制の構築・強化を目的に、このたび持株会社体制への移行を決定しま
した。
② 持株会社体制への移行の目的
・グローバル視点のコーポレート本社機能強化
・迅速な意思決定の促進および地域・事業間での有機的な連携強化
・グループガバナンス機能強化・全社戦略の浸透促進
③ 持株会社体制への移行方法とスケジュール
当社を株式移転完全子会社とする単独株式移転により持株会社を設立することで、持株
会社体制に移行する予定です。この結果、当社普通株式は上場廃止となりますが、当社の
株主の皆様に新たに交付される持株会社の普通株式については、東京証券取引所第一部に
テクニカル上場を申請し、引き続き同市場第一部に上場することを予定しているため、実
質的には株式の上場を維持する方針です。※2
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
<スケジュール>
2021年9月1日(予定) 持株会社体制への移行に関する取締役会
2021年9月30日(予定) 持株会社体制への移行に関する臨時株主総会基準日
2021年12月21日(予定) 持株会社体制への移行に関する臨時株主総会
2022年4月1日(予定) 持株会社体制への移行
④ 今後の見通し
持株会社体制への移行に関する詳細については現時点で未定であり、今後、具体的に検
討していく予定です。また、第110期業績見通しについては、2021年5月に開示予定の
「2021年3月期決算短信」で公表する予定です。
※1 2019年度実績
※2 現時点の市場区分に基づく
(2)決算期(事業年度の末日)変更に関する準備開始
当社は、2021年2月4日開催の取締役会において、2021年6月25日に開催予定の第109期定
時株主総会で「定款一部変更の件」が承認されることを条件として、決算期(事業年度の末
日)を3月31日から12月31日に変更することを決議しました。
① 目的
1月‐12月期への決算期変更によるグローバル化のさらなる推進
② 決算期変更の内容
現在 :毎年3月31日
変更後:毎年12月31日
決算期変更の経過期間となる第110期は、2021年4月1日から2021年12月31日までの9カ
月決算となる予定です。また、現在、決算期が12月31日以外の連結子会社についても同様
の変更を行う予定です。
③ 定款の一部変更について
上述の決算期変更に伴い、定款の変更を行う予定です。2021年5月開催予定の取締役会
において、2021年6月25日に開催予定の第109期定時株主総会の議案として「定款一部変更
の件」を決議した後、速やかに開示する予定です。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
3.連結参考資料
(1)主要製品売上収益
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
品目名
薬効領域 地域 第3四半期 対前年 通期 対前年 第3四半期 対前年 通期 対前年
(有効成分・剤形)
累計実績 伸長率 実績 伸長率 累計実績 伸長率 見込 伸長率
合計 12,844 11.6% 15,181 1.0% 10,450 △18.6% 12,093 △20.3%
日本 2,101 △18.2% 2,571 △19.0% 1,607 △23.5% 1,872 △27.2%
クラビット点眼液
合成抗菌 点眼剤 中国 8,390 25.3% 9,509 7.3% 6,607 △21.3% 7,273 △23.5%
(レボフロキサシン点眼液)
アジア 1,262 15.0% 1,726 13.3% 1,411 11.8% 1,946 12.7%
EMEA 1,092 △5.0% 1,375 △6.3% 826 △24.3% 1,001 △27.2%
合計 1,158 2.5% 1,472 1.9% 1,205 4.1% 1,367 △7.1%
タリビッド点眼液 日本 339 △13.1% 414 △14.0% 276 △18.5% 290 △29.9%
合成抗菌 点眼剤
(オフロキサシン点眼液) 中国 502 6.9% 585 △2.4% 507 1.0% 554 △5.3%
アジア 317 17.3% 473 30.0% 421 33.1% 523 10.5%
合計 4,185 15.8% 5,405 12.9% 4,642 10.9% 5,665 4.8%
タプコム配合点眼液
(タフルプロスト/ 緑 内 障 治 療 剤 日本 2,008 0.3% 2,521 △1.1% 2,065 2.9% 2,294 △9.0%
チモロールマレイン酸塩点眼液) アジア 292 32.0% 383 24.2% 391 33.9% 515 34.4%
EMEA 1,885 35.7% 2,501 29.6% 2,186 16.0% 2,856 14.2%
合計 14,057 0.8% 17,901 △0.6% 13,922 △1.0% 17,306 △3.3%
日本 7,268 △3.4% 9,123 △4.5% 7,022 △3.4% 8,476 △7.1%
タプロス点眼液
緑 内 障 治 療 剤 中国 311 99.2% 395 73.5% 387 24.3% 704 78.1%
(タフルプロスト点眼液)
アジア 1,439 1.7% 1,892 1.9% 1,422 △1.1% 1,940 2.5%
EMEA 5,040 4.0% 6,491 1.8% 5,090 1.0% 6,187 △4.7%
合計 16,361 △3.5% 21,045 △4.3% 16,152 △1.3% 20,636 △1.9%
コソプト配合点眼液
(ドルゾラミド塩酸塩/ 緑 内 障 治 療 剤 日本 6,006 △17.1% 7,723 △13.4% 5,669 △5.6% 7,002 △9.3%
チモロールマレイン酸塩点眼液) アジア 3,032 9.5% 4,052 10.3% 3,257 7.4% 3,975 △1.9%
EMEA 7,323 5.5% 9,270 △1.3% 7,227 △1.3% 9,659 4.2%
合計 1,967 △13.2% 2,504 △12.9% 1,723 △12.4% 2,039 △18.6%
チモプトール点眼液
(チモロールマレイン酸塩点眼液) 緑 内 障 治 療 剤 日本 1,097 △16.9% 1,349 △18.0% 927 △15.5% 948 △29.7%
(* チモプトールXE点眼液を含む) アジア 169 △0.5% 226 2.2% 192 13.6% 260 15.3%
EMEA 701 △9.6% 929 △7.8% 604 △13.8% 831 △10.5%
合計 3,551 3.3% 4,424 △3.5% 3,429 △3.4% 3,889 △12.1%
トルソプト点眼液 日本 1,075 △8.5% 1,350 △8.4% 1,001 △6.9% 1,054 △21.9%
緑 内 障 治 療 剤
(ドルゾラミド塩酸塩点眼液) アジア 330 9.7% 411 △1.0% 258 △21.7% 301 △26.8%
EMEA 2,146 9.5% 2,663 △1.3% 2,170 1.1% 2,534 △4.9%
エイベリス点眼液 合計 1,181 337.8% 1,629 278.1% 1,943 64.5% 2,716 66.7%
緑 内 障 治 療 剤
(オミデネパグ イソプロピル点眼液) 日本 1,181 337.8% 1,629 278.1% 1,943 64.5% 2,716 66.7%
アレジオン点眼液 合計 9,968 29.4% 24,916 28.1% 12,672 27.1% 28,761 15.4%
(エピナスチン塩酸塩点眼液) 抗アレルギー点眼剤 日本 9,968 29.4% 24,916 28.1% 12,672 27.1% 28,741 15.4%
(* アレジオンLX点眼液を含む) アジア - - - - - - 20 -
合計 2,381 △0.8% 2,996 △9.3% 2,121 △10.9% 2,713 △9.5%
フルメトロン点眼液 日本 942 △16.8% 1,272 △22.5% 744 △21.0% 1,003 △21.1%
抗 炎 症 点 眼 剤
(フルオロメトロン点眼液) 中国 1,030 10.1% 1,243 0.9% 1,073 4.2% 1,357 9.2%
アジア 409 23.5% 482 11.9% 304 △25.7% 353 △26.6%
合計 3,218 0.6% 4,056 △0.5% 3,097 △3.8% 3,543 △12.7%
ピレノキシン懸濁性点眼液
(旧販売名:カリーユニ点眼液) 老人性白内障治療剤 日本 2,003 △3.2% 2,501 △4.0% 1,910 △4.6% 2,200 △12.0%
(ピレノキシン点眼液) 中国 593 △0.1% 704 △7.4% 581 △2.1% 531 △24.6%
アジア 622 16.2% 852 19.6% 605 △2.7% 812 △4.7%
Oftan Catachrom(オフタンカタクロム) 合計 1,946 △0.0% 2,241 △6.5% 1,385 △28.8% 1,903 △15.1%
(チトクロームC/アデノシン/ 老人性白内障治療剤
ニコチンアミド含有点眼液) EMEA 1,946 △0.0% 2,241 △6.5% 1,385 △28.8% 1,903 △15.1%
ヒアルロン酸Na眼粘弾剤 合計 2,093 24.3% 2,672 24.0% 1,750 △16.4% 2,096 △21.5%
(旧販売名:オペガンハイ眼粘弾剤) 眼科手術 補助剤
(ヒアルロン酸ナトリウム眼科手術補助剤) 日本 2,093 24.3% 2,672 24.0% 1,750 △16.4% 2,096 △21.5%
アイリーア硝子体内注射液 合計 47,425 8.3% 60,138 7.1% 50,955 7.4% 60,815 1.1%
(アフリベルセプト(遺伝子組換え) 眼科用VEGF阻害剤
硝子体内注射液) 日本 47,425 8.3% 60,138 7.1% 50,955 7.4% 60,815 1.1%
合計 14,607 △2.3% 17,609 △6.8% 14,731 0.9% 17,601 △0.0%
ヒアレイン点眼液 日本 6,300 △9.2% 7,849 △10.4% 5,576 △11.5% 6,227 △20.7%
角結膜疾患治療剤
(ヒアルロン酸ナトリウム点眼液) 中国 6,827 18.1% 7,856 3.8% 7,205 5.5% 9,201 17.1%
アジア 1,481 △33.4% 1,904 △26.0% 1,951 31.7% 2,174 14.2%
合計 12,896 9.6% 15,970 3.9% 11,112 △13.8% 14,288 △10.5%
ジクアス点眼液 日本 11,378 5.5% 14,257 2.3% 9,620 △15.4% 12,209 △14.4%
角結膜疾患治療剤
(ジクアホソルナトリウム点眼液) 中国 139 964.1% 167 561.1% 410 194.6% 558 233.9%
アジア 1,378 42.8% 1,546 9.7% 1,082 △21.5% 1,521 △1.6%
合計 2,855 18.2% 3,851 13.6% 3,336 16.9% 4,617 19.9%
Ikervis(アイケルビス)
角結膜疾患治療剤 アジア 561 72.9% 738 60.9% 647 15.5% 965 30.8%
(シクロスポリン点眼液)
EMEA 2,294 9.7% 3,113 6.2% 2,689 17.2% 3,652 17.3%
合計 2,225 18.8% 2,912 15.9% 2,366 6.3% 3,419 17.4%
Cationorm(カチオノーム) 角結膜疾患治療剤 アジア 220 85.4% 265 57.7% 199 △9.4% 293 10.7%
EMEA 1,547 2.9% 2,092 5.2% 1,494 △3.4% 2,324 11.1%
米州 459 82.8% 555 56.3% 673 46.7% 802 44.4%
白 内 障 治 療 用 合計 773 - 1,065 728.6% 829 7.1% 1,138 6.8%
レンティス コンフォート
眼 内 レ ン ズ 日本 773 - 1,065 728.6% 829 7.1% 1,138 6.8%
合計 9,845 △12.3% 12,034 △15.4% 7,386 △25.0% 9,300 △22.7%
一般用医薬品 日本 9,616 △12.7% 11,722 △15.8% 7,130 △25.9% 9,000 △23.2%
アジア 229 5.9% 312 6.5% 256 11.8% 300 △3.9%
※上記の予想等は、現在において入手可能な情報に基づいて作成しています。実際の業績等は、事業環境変化などにより、大きく結果が異なる
可能性があります。通期見込については当初想定為替レートで換算して表示しています。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)開発状況
2021年1月時点
■開発状況一覧表(臨床段階)
一般名 開発コード 効能・効果
自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
Merck Sharp &
STN1008903
ジクアホソルナトリウム ドライアイ Dohme Corp. (米 日本
/ DE-089C
国)
角結膜上皮からムチンや水分の分泌を促すドライアイ治療剤。持続製剤。日本で、2020年3月にフェーズ3試験を開
始。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国
STN1010900 日本
シロリムス ぶどう膜炎 自社
/ DE-109 欧州
アジア 2015年4月
免疫抑制作用、血管新生抑制作用などを有する硝子体内注射剤。米国で、2018年12月に追加のフェーズ3試験を開始。
アジアで、2015年4月に販売承認を申請。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
タフルプロスト/ STN1011101
緑内障・高眼圧症 AGCと共同開発 中国
チモロールマレイン酸塩 / DE-111A
プロスタグランジンF₂α誘導体およびβ遮断剤の配合剤。2014年11月、日本で発売。2015年1月以降、欧州で順次発
売。2016年4月以降、アジアで順次発売。中国で、2019年1月にフェーズ3試験を開始。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国 2020年11月
オミデネパグ STN1011700 宇部興産と
緑内障・高眼圧症 日本 2018年11月
イソプロピル / DE-117 共同開発
アジア 2019年12月
新規メカニズムのEP2受容体作動薬。米国で、2020年11月に販売承認を申請。日本で、2018年11月に発売。アジアでは
順次販売承認を申請しており、韓国などで2019年12月以降、順次販売承認を取得。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
STN1012600 米国
sepetaprost 緑内障・高眼圧症 小野薬品工業
/ DE-126 日本 (フェーズ2b)
FP受容体およびEP3受容体への作動作用(デュアル作動薬)を有する新規メカニズムのプロスタグランジン誘導体の緑
内障・高眼圧症治療剤。米国で2020年12月に追加フェーズ2試験を開始。日本で、フェーズ2b試験を完了。
一般名 開発コード 効能・効果
自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
Singapore Health 日本 (フェーズ2/3)
STN1012700
アトロピン硫酸塩 近視 Services社、
/ DE-127 アジア
南洋理工大学
小児における近視の進行を抑制するムスカリン受容体拮抗薬。日本で、2019年8月にフェーズ2/3試験を開始。アジ
アで、2020年4月にフェーズ2試験を終了。
― 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
米国 2020年6月
STN2000100 欧州 2019年4月
緑内障用デバイス 緑内障 自社
/ DE-128 アジア 2020年3月
その他 2020年10月
原発開放隅角緑内障における眼圧下降を目的とし、房水の流出を促すインプラント手術用デバイス。米国で、2020年6
月に市販前承認(PMA)の段階的申請を完了。欧州にて2019年4月に発売。韓国で2020年3月に販売承認を申請以降、
アジアで順次申請。カナダで、2020年10月に販売承認を申請。
一般名 開発コード 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
STN1013001 欧州
ラタノプロスト / DE-130A 緑内障・高眼圧症 自社
(Catioprost) アジア
プロスタグランジンF2α誘導体の緑内障・高眼圧症治療用乳化点眼剤。欧州およびアジアで、2019年4月にフェーズ3
試験を開始。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
一般名 開発品名 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
STN1013900
netarsudil dimesylate 緑内障・高眼圧症 Aerie社 日本
/AR-13324
ROCK(Rhoキナーゼ)阻害剤。米国では、Aerie社が開発し販売中。日本で、2020年11月にフェーズ3試験を開始。
― 開発品名 効能・効果 自社/導入等 地域 フェ-ズ1 フェ-ズ2 フェ-ズ3 申請 承認 発売
眼内レンズ MD-16 白内障 Oculentis社 日本 2020年11月
白内障手術後無水晶体眼に挿入する、乱視用(トーリック)眼内レンズ。日本で、2020年11月に発売。
■2020年度第2四半期決算発表時(2020年11月6日)からの変更点
開発コード 変更点
STN1011700 / DE-117 米国で、2020年11月に販売承認を申請。
STN1012600 / DE-126 米国で、2020年12月に追加のフェーズ2試験を開始。
STN2000100 / DE-128 カナダで、2020年10月に販売承認を申請。
STN1013900 / AR-13324 日本で、2020年11月にフェーズ3試験を開始。
MD-16 日本で、2020年11月に発売。
開発コードの附番方法変更に伴い、既存開発コード(DE-XXX)および新開発コード(STNXXXXXXX)を併記しています。
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参天製薬(株)(4536) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)設備投資、減価償却費及び償却費、製品に係る無形資産償却費ならびに研究開発費
■設備投資
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
第3四半期 第3四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
設 備 投 資 額 6,650 8,971 5,747 10,000
(注) 使用権資産の増加は除いています。
■減価償却費及び償却費
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
第3四半期 第3四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
総 額 3,170 4,267 3,206 4,710
製 造 経 費 1,585 2,144 1,643 2,310
販 売 管 理 費 1,100 1,462 1,107 1,720
研 究 開 発 費 485 661 456 680
(注) 製品に係る無形資産償却費、長期前払費用の償却費および使用権資産の償却費は除いています。
■製品に係る無形資産償却費
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
第3四半期 第3四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
総 額 7,412 9,898 7,381 9,700
メ ル ク 無 形 資 産 償 却 費 4,356 5,808 4,356 5,740
D E - 1 2 8 * 無 形 資 産 償 却 費 2,091 2,798 2,044 2,830
Ikervis(アイケルビス)無形資産償却費 514 684 520 710
そ の 他 452 608 462 420
*DE-128(PRESERFLO MicroShunt)
■研究開発費
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期
第3四半期 第3四半期
通期実績 通期見込
累計実績 累計実績
研 究 開 発 費 17,153 23,341 17,653 23,000
対 売 上 収 益 比 9.4% 9.7% 9.7% 9.8%
(4)主要通貨為替レート
(単位:円)
2020年3月期 2021年3月期 2021年3月期
通貨 2020年3月期
第3四半期 第3四半期 (予想)
米ドル 108.87 108.81 105.96 110.00
ユーロ 121.06 120.80 122.34 120.00
中国元 15.66 15.64 15.38 15.00
※上記の見込等は、現在において入手可能な情報に基づいて作成しています。実際の業績等は、事業環境変化などによ
り、大きく結果が異なる可能性があります。
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