4530 久光薬 2021-09-17 13:00:00
「第7期中期経営方針」策定のお知らせ [pdf]
2021 年 9 月 17 日
各 位
会 社 名 久光製薬株式会社
代表者名 代表取締役社長 中冨 一榮
(コード番号:4530 東京、名古屋、福岡)
問合せ先 常務取締役執行役員
広報・IR 担当 髙尾 信一郎
(TEL 03-5293-1704)
「第 7 期中期経営方針」策定のお知らせ
久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、代表取締役社長 :中冨一榮、以下「当社」)は、
このたび、2022 年 2 月期(2021 年度)から 5 ヵ年の「第 7 期中期経営方針」を策定いたしました
ので、以下の通りお知らせいたします。
記
1.「第 7 期中期経営方針」策定の背景
当社は将来に渡る持続的な成長を遂げるため、第 6 期中期経営方針を策定し、実行しており
ます。一方、新型コロナウイルス感染症拡大に端を発した急激な外部環境の変化や競争の激化
などが発生した結果、進行中であった第 6 期中期経営方針の前提条件が大きく異なってまいりま
した。そのため、当社は新しく認識した課題の克服と、2022 年 2 月期(2021 年度)を起点とした 5
ヵ年最終年度(2025 年度)の目標を確実に達成すべく、このたび、新たな第 7 期中期経営方針の
策定に至りました。
2.新企業使命:「手当て」の文化を、世界へ。
当社は創業以来、貼付剤の研究開発、製造、販売を通して世界中の人々の QOL 向上を目指
してまいりました。その中には、大切な人に手を添え心を込めて癒す、「手当て」の思いが含まれ
ておりました。これからは貼付剤に留まらず、様々な商品、サービスなどを通じて世界中の人々
へ思いやりに溢れた「手当て」の文化を広げる活動を展開していく為、新たな企業使命、〜「手当
て」の文化を、世界へ。〜のもと企業活動を展開してまいります。
3.「第 7 期中期経営方針~Hisamitsu Transformation 2025~」の活動方針(3E)
(1)「Expand」:“拡大する”
サロンパスの海外展開(重点地域へのリソース集中、新サロンパスの拡大)
痛みのケア(ジクロフェナク貼付剤、飲まないがん疼痛治療)
新たな活動(手掌多汗症の疾患啓発、経営資源を活かした事業)
(2)「Exceed」:“超える”
Rx の海外展開(Noven の収益性改善、Rx の水平展開)
マイクロニードル(治療に留まらない用途開発、大量かつ安価な供給)
Eco 活動(CO2 排出削減、地球環境に配慮した商品開発)
(3)「Enhance」:“強化する”
研究開発力(製剤開発、研究体制の再構築)
製造力(国内工場の再編、海外生産体制の強化)
販売力(販促活動×デジタル、整形外科×ロコモ商品)
4.「第 7 期中期経営方針」の経営目標
5 ヵ年最終年度(2025 年度)における当社の経営目標は以下の通りです。
2025 年度
目標
売上高成長率*1 CAGR5.0%以上
ROE*2 8.0%以上
海外売上高比率 50.0%以上
株主還元 安定的な配当
*1
2020 年度の実績を基準とする
*2
ROE:Return on Equity(自己資本純利益率)
以上