4530 久光薬 2021-04-08 15:00:00
2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月8日
上 場 会 社 名 久光製薬株式会社 上場取引所 東・名・福
コ ー ド 番 号 4530 URL https://www.hisamitsu.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 中冨 一榮
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役執行役員広報・IR担当 (氏名) 高尾 信一郎 (TEL) 03-5293-1704
定時株主総会開催予定日 2021年5月27日 配当支払開始予定日 2021年5月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年5月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 (機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期の連結業績(2020年3月1日~2021年2月28日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期 114,510 △18.8 10,671 △53.0 11,829 △53.8 9,250 △50.5
2020年2月期 140,992 △1.7 22,727 2.0 25,628 4.0 18,694 △2.7
(注) 包括利益 2021年2月期 9,926百万円( △26.3%) 2020年2月期 13,478百万円( △15.6%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年2月期 113.22 113.11 3.7 3.9 9.3
2020年2月期 227.58 227.30 7.5 8.5 16.1
(参考) 持分法投資損益
2021年2月期 133百万円 2020年2月期 786百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年2月期 299,861 253,809 84.1 3,083.98
2020年2月期 307,401 250,746 80.9 3,046.45
(参考) 自己資本 2021年2月期 252,066百万円 2020年2月期 248,784百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年2月期 5,289 7,815 △7,187 91,354
2020年2月期 27,395 △17,229 △11,726 86,996
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年2月期 ― 41.50 ― 41.50 83.00 6,809 36.5 2.8
2021年2月期 ― 41.75 ― 41.75 83.50 6,827 73.8 2.7
2022年2月期(予想) ― 42.00 ― 42.00 84.00 69.3
3.2022年2月期の連結業績予想(2021年3月1日~2022年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 122,900 7.3 10,700 0.3 12,700 7.4 9,900 7.0 121.16
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期 85,164,895株 2020年2月期 85,164,895株
② 期末自己株式数 2021年2月期 3,430,483株 2020年2月期 3,501,310株
③ 期中平均株式数 2021年2月期 81,707,440株 2020年2月期 82,143,061株
(注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、16ページ「1株当たり情報」をご覧く
ださい。
(参考) 個別業績の概要
1.2021年2月期の個別業績(2020年3月1日~2021年2月28日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期 86,694 △21.0 9,438 △53.5 10,372 △51.8 8,342 △44.7
2020年2月期 109,761 0.5 20,312 14.2 21,501 8.0 15,074 △5.5
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期 102.07 101.97
2020年2月期 183.45 183.23
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年2月期 264,138 231,247 87.5 2,825.43
2020年2月期 266,073 225,579 84.6 2,755.32
(参考) 自己資本
2021年2月期 231,015百万円 2020年2月期 225,087百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績
予想に関する事項等については、添付資料5ページ「経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
・当社は、2021年4月8日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。当日使用する資料に
ついては、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(追加情報) …………………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度は、新型コロナウイルス感染症の世界的感染拡大が社会経済に大きな影響を及ぼし、先行き不
透明な状況が続きました。
国内の医療用医薬品事業につきましては、継続的な医療費抑制策の推進による影響に加え、新型コロナウイル
ス感染症の拡大による受診抑制の影響を受け、一層厳しい環境下で推移しました。
このような状況の中で、当社は、重点商品の経皮吸収型貼付剤を中心に事業活動を行い、医療関係者のニーズ
に的確に対応した学術情報活動を展開しました。
国内の一般用医薬品事業につきましては、訪日外国人の大幅な減少等に加え、厳しい販売競争が続く中、新商
品を発売し、販売促進に努めました。
研究開発活動につきましては、全身性及び局所性の経皮吸収型貼付剤の開発に資源を集中し、国内及び海外向
けの医薬品開発に邁進しました。
また、海外子会社であるノーベン ファーマシューティカルス社(以下「ノーベン社」といいます。)との研究
開発活動において、人事交流を含めた連携を強化し、迅速化に努めました。
生産環境面につきましては、九州本社、宇都宮工場において、環境マネジメントシステムに関する国際規格で
ある「ISO14001」、労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO45001」の認証事業
所となり、地球環境の保全及び従業員の健康と安全に配慮した働きやすい職場環境づくりに取り組んでおりま
す。
宇都宮工場では、複数の事業所(3社7事業所)の電力と熱(蒸気と温水)を集約してエネルギーの効率的な
使用を目指す清原工業団地スマエネ事業の取り組みが評価され、一般財団法人コージェネレーション・エネルギ
ー高度利用センターより産業用部門の最高位のコージェネ大賞2020理事長賞を受賞しました。この事業は、需要
状況の異なる異業種複数事業所の電力と熱(蒸気と温水)の情報を集約し、清原スマートエネルギーセンターか
ら効率的に供給することで、経済性向上はもちろんのこと、単独事業所では実現が難しい約20%の省エネと約20
%のCO2排出量の削減を実現しました。
今後は、「ISO14001」と「ISO45001」の運用を統合し、EHS(環境・安全衛生)マネジメントシステム
として、継続的改善及び効率的な運用を推進してまいります。
社会貢献活動につきましては、企業と従業員が一体となって活動しており、歳末の海外たすけあい募金活動へ
の参加や、マッチングギフト制度「久光製薬株式会社ほっとハート倶楽部」を通じて34団体への活動支援などを
行いました。
また、新型コロナウイルス感染症の治療のために、医療現場の最前線で日々尽力されている医療従事者の方々
に感謝の気持ちを込めて、九州本社敷地内にある久光製薬ミュージアム及び渋谷スクランブル交差点前のサロン
パス看板をブルーにライトアップする取り組みを実施しました。
さらに、2020年に発生した令和2年7月豪雨災害に対して、日本赤十字社を通じて義援金及び当社商品の無償
提供による支援を行いました。
当社と女子バレーボールチーム「久光スプリングス」運営会社のSAGA久光スプリングス株式会社及び鳥栖
市は、バレーボール事業を通じた更なる地域・経済の活性化を目的とした連携協定を締結し、バレーボール教室
や公開練習の実施、ジュニア選手との交流、鳥栖市の情報発信等を通じて地域の活性化に貢献できるよう活動し
てまいります。
当社は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 オフィシャルパートナー(外用鎮痛消炎剤)として、
久光製薬オリジナル「ニッポンを元気に!」東京2020応援キャンペーンを2020年11月から3か月間実施しまし
た。本キャンペーンでは、応募いただいた方の中から抽選で合計2,020名様に当社オリジナルの全国特産品カタロ
グギフト等の賞品をプレゼントしました。また、本キャンペーンでは、公益財団法人日本オリンピック委員会(J
OC)ならびに公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)の活動を応援するた
め、応募1件につき10円を当社から各々の団体に寄付しました。
「東京2020大会」の成功に貢献することに加え、「東京2020大会」にかかわる選手、大会関係者、ボランティ
ア、観客の皆様といった全ての人々に「貼って手当てすることの良さ」をお伝えすることで、元気で、すこやか
な未来を作り出す社会の実現に取り組んでまいります。
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
当社は「医薬品事業」のみを報告セグメントとしており、業績は次のとおりです。
[医薬品事業]
当連結会計年度の国内の医療用医薬品事業につきましては、継続的な医療費抑制策が推進される中、新型コロ
ナウイルスによる受診抑制の影響もあり、先行きが不透明な環境下で推移しました。
このような状況の中、当社は、経皮吸収型貼付剤を中心として、医療関係者への適正かつ、きめ細やかな学術
情報活動、すなわち有効性・安全性に関する情報の提供・収集活動を展開するとともに、ケトプロフェン含有の
経皮鎮痛消炎剤「モーラスⓇテープ」及び「モーラスⓇパップXR」、「モーラスⓇパップ」、経皮吸収型エストラ
ジオール製剤「エストラーナⓇテープ」、鎮痛効果の高いフェンタニルクエン酸塩含有の経皮吸収型持続性疼痛治
療剤「フェントスⓇテープ」、オキシブチニン塩酸塩含有の経皮吸収型過活動膀胱治療剤「ネオキシⓇテープ」、
エメダスチンフマル酸塩含有の経皮吸収型アレルギー性鼻炎治療剤「アレサガⓇテープ」などの適正使用促進活動
に努めました。
2020年12月には、経皮吸収型アルツハイマー型認知症治療剤『リバスチグミンテープ「久光」』の販売を開始
しました。
次に、国内の一般用医薬品事業につきましては、訪日外国人の大幅な減少等の影響を受ける中、経皮鎮痛消炎
剤などの販売に加えて、新商品を投入し、新規顧客創造活動に努めました。
2020年3月には「ブテナロックⓇ薬用ソープ150g」、同年6月には、ジクロフェナクナトリウム配合のスプレ
ー式鎮痛消炎剤の「エアー Ⓡ サロンパス Ⓡ Z」、同年8月には、家庭用医療機器の「温熱用具 直貼 Ⓡ 温感プラ
ス」、経皮鎮痛消炎プラスター剤の「サロンパスⓇツボコリⓇパッチ」、同年9月には、「HisamitsuⓇBODYCAREシ
リ ー ズ 」 と し て 「Hisamitsu Ⓡ マ ッ サ ー ジ ロ ー ラ ー ジ ェ ル 」、「Hisamitsu Ⓡ マ ッ サ ー ジ オ イ ル ス プ レ ー 」、
「HisamitsuⓇリフレッシュボディシート」、同年12月には、「HisamitsuⓇ除菌抗菌消臭スプレー」を新発売しま
した。
また、2021年1月には、フェルビナク配合の経皮鎮痛消炎テープ剤「フェイタスⓇ5.0温感」、同年2月には
「フェイタスⓇ5.0、同大判サイズ」をリニューアル発売しました。今回のリニューアルではESG推進の一環とし
て、従来のパッケージのサイズを縮小し、紙の使用量を低減するとともに、薬袋の開封口を広げて使いやすくし
ております。さらに容量を変更して、お買い求めになりやすい価格に変更しました。
海外の一般用医薬品事業につきましては、販売促進活動に努め、米国のOTC医薬品(一般用医薬品)市場の鎮痛
消炎貼付剤市場においてサロンパスⓇブランドが販売額シェア1位(2020年1月から12月累計販売金額)を獲得し
ています(Information Resources,Inc.)。
また、ユーロモニター社より、「SalonpasⓇ」がOTC医薬品(一般用医薬品)市場の鎮痛消炎貼付剤カテゴリー
において、4年連続で販売シェア世界No1ブランドの認定を受け、また、同カテゴリーにおいて「久光製薬」が
3年連続で販売シェア世界No1企業の認定を受け、2020年5月18日に認定証を授与されました。
海外の医療用医薬品につきましては、2020年3月に海外子会社のノーベン社が経皮吸収型統合失調症治療剤
「SECUADOⓇ」の販売を開始しました。
このような営業活動の結果、当社グループの当期の売上高は1,145億1千万円 (前年同期比18.8%減、264億8
千1百万円減)となり、当期の営業利益は106億7千1百万円(前年同期比53.0%減、120億5千6百万円減)、経常
利益は118億2千9百万円(前年同期比53.8%減、137億9千9百万円減)、親会社株主に帰属する当期純利益は92
億5千万円(前年同期比50.5%減、94億4千3百万円減)となりました。
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は2,998億6千1百万円となり、前連結会計年度末と比べて75億3千9百万円減少し
ました。主な増減は、現金及び預金(72億2百万円増)、有価証券(131億3千5百万円減)、受取手形及び売掛金
(96億8千6百万円減)及び投資有価証券(62億2千3百万円増)です。
当連結会計年度末の負債合計は460億5千1百万円となり、前連結会計年度末と比べて106億2百万円減少しま
した。主な増減は、未払法人税等(51億3千6百万円減)及び支払手形及び買掛金(28億1千6百万円減)です。当
連結会計年度末の純資産合計は2,538億9百万円となり、前連結会計年度末と比べて30億6千2百万円増加しまし
た。主な増減は、利益剰余金(24億4千7百万円増)、有価証券評価差額金(41億1千8百万円増)及び為替換算調
整勘定(38億7千3百万円減)です。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して43億5千7百万円増加
し、913億5千4百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは52億8千9百万円の収入(前連結会計年度は273億9千5百万円の収入)と
なりました。これは主に、税金等調整前当期純利益(121億9千7百万円)、売上債権の減少額(89億5千5百万
円)、たな卸資産の増加額(43億2千5百万円)、法人税等の支払額(73億2千万円)などによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは78億1千5百万円の収入(前連結会計年度は172億2千9百万円の支出)と
なりました。これは主に、有価証券の減少額(97億1千5百万円)、有形固定資産の取得による支出(33億4千1百
万円)などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは71億8千7百万円の支出(前連結会計年度は117億2千6百万円の支出)と
なりました。これは主に、配当金の支払額(68億6百万円)によるものです。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
自己資本比率 82.6 82.3 83.5 80.9 84.1
時価ベースの自己資本比率 182.7 218.4 153.7 128.4 181.0
キャッシュ・フロー対有利子
0.11 0.07 0.12 0.06 0.30
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
499.5 935.7 800.5 1,387.1 531.8
レシオ
自己資本比率(%) : 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率(%) : 株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しています。
3.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを
使用しています。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全
ての負債を対象としています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支
払額を使用しています。
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(4)今後の見通し
(単位:百万円)
当連結会計年度 翌連結会計年度
(2021年2月期) (2022年2月期)
増減率
金額 構成比 金額 構成比
売上高 114,510 100.0% 122,900 100.0% 7.3%
営業利益 10,671 9.3% 10,700 8.7% 0.3%
経常利益 11,829 10.3% 12,700 10.3% 7.4%
親会社株主に帰属する
9,250 8.1% 9,900 8.1% 7.0%
当期純利益
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期等を予測することは困難な状況にありま
す。国内需要の減少は段階的に回復するものと想定していますが、訪日外国人の大幅な減少、医療費抑制策の影
響、企業間競争の激化など引き続き厳しい事業環境が続くと想定しており、当社グループでは次のように取り組
んでいきます。
医療関係者への学術情報活動を一段と強化するとともに、医療関係者や患者さんのニーズに合致した新しい全
身性及び局所性の貼付剤開発を目指します。また、営業、生産及び研究開発の機能を強化するとともに、収益の
一層の向上を目指し、更なる成長に努めます。
国内の一般用医薬品事業につきましては、市場の低迷が長期化し企業間競争が激化する中で、当社は、外用鎮
痛消炎剤の売上伸長を図るとともに、お客様のニーズにお応えできるよう既存商品の改良及び新商品の開発を行
います。
海外の事業展開につきましては、知的財産、製造技術及び品質管理技術を含めた当社ブランドの確立を図ると
ともに、海外生産工場の一層の充実と海外における臨床試験の強化を図ります。
特に、米国の医療用医薬品事業においては、ノーベン社を拠点とし、双方の得意な技術を融合させることで、
研究開発の機能を高めるとともに製造を強化してまいります。
当社は、引き続き製薬企業としての使命と責任を自覚し、営業基盤の強化及び生産体制の拡充を図るとともに、
研究開発につきましては、得意とする経皮吸収型貼付剤分野により多くの資源を集中し、新商品開発の迅速化を
図ります。
当社グループは、医薬品などの創製・育薬・製造・販売を通じて「世界の人々のQOL(クオリティ・オブ・
ライフ:生活の質)向上を目指す」を経営理念と定めています。また、当社は非連続的な変化に適応し、多様化
するお客様のニーズに応えるべく企業使命を『「手当て」の文化を、世界へ。』と発展的に変更し、当社が培っ
てきた貼付剤技術をベースに事業活動を積極的に展開してまいります。この経営理念及び企業使命のもと、国内
外において、お客様のニーズに的確に応える商品を提供するとともに、活発な「顧客創造」活動を展開し、ES
G(環境・社会・ガバナンス)及びSDGs(持続可能な開発目標)を重視しながらCSR(企業の社会的責
任)を一層積極的に推進していくことで、企業価値の向上と、持続可能な社会の発展に向けて取り組んでまいり
ます。
これらの取り組みにより、2022年2月期の通期連結業績予想は売上高1,229億円(当期比7.3%増)、営業利益
107億円(当期比0.3%増)、経常利益127億円(当期比7.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益99億円(当
期比7.0%増)としています。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの国際財務報告基準(IFRS)適用時期等については、諸情勢を考慮しながら検討を進めています。
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 107,051 114,254
受取手形及び売掛金 49,232 39,546
有価証券 34,878 21,743
商品及び製品 8,816 11,359
仕掛品 505 465
原材料及び貯蔵品 6,137 6,744
その他 2,952 4,290
貸倒引当金 △325 △343
流動資産合計 209,251 198,061
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 45,764 46,059
減価償却累計額 △30,824 △31,879
建物及び構築物(純額) 14,939 14,180
機械装置及び運搬具 41,251 41,798
減価償却累計額 △34,617 △35,636
機械装置及び運搬具(純額) 6,633 6,162
工具、器具及び備品 11,774 11,838
減価償却累計額 △9,796 △9,761
工具、器具及び備品(純額) 1,978 2,077
土地 12,340 11,897
リース資産 498 598
減価償却累計額 △314 △384
リース資産(純額) 184 214
建設仮勘定 2,520 2,822
有形固定資産合計 38,596 37,354
無形固定資産
販売権 48 27
ソフトウエア 113 206
その他 1,308 944
無形固定資産合計 1,469 1,178
投資その他の資産
投資有価証券 48,379 54,602
退職給付に係る資産 3,653 3,895
繰延税金資産 1,287 1,047
その他 4,976 3,935
貸倒引当金 △214 △214
投資その他の資産合計 58,083 63,267
固定資産合計 98,150 101,800
資産合計 307,401 299,861
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,488 7,672
電子記録債務 8,536 7,127
短期借入金 1,209 1,111
リース債務 68 101
未払金 7,865 6,634
未払法人税等 5,745 608
返品調整引当金 127 103
賞与引当金 1,558 1,350
その他 5,456 5,346
流動負債合計 41,055 30,057
固定負債
長期借入金 368 296
リース債務 130 94
再評価に係る繰延税金負債 1,660 1,660
繰延税金負債 1,318 3,465
退職給付に係る負債 7,600 7,928
その他 4,521 2,548
固定負債合計 15,598 15,994
負債合計 56,654 46,051
純資産の部
株主資本
資本金 8,473 8,473
資本剰余金 2,272 2,352
利益剰余金 230,929 233,376
自己株式 △11,730 △11,495
株主資本合計 229,945 232,707
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 12,047 16,165
土地再評価差額金 3,790 3,790
為替換算調整勘定 2,700 △1,173
退職給付に係る調整累計額 299 575
その他の包括利益累計額合計 18,838 19,359
新株予約権 491 232
非支配株主持分 1,470 1,510
純資産合計 250,746 253,809
負債純資産合計 307,401 299,861
― 7 ―
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
売上高 140,992 114,510
売上原価 53,388 45,337
売上総利益 87,603 69,173
販売費及び一般管理費 64,875 58,501
営業利益 22,727 10,671
営業外収益
受取利息 1,142 563
受取配当金 811 843
持分法による投資利益 786 133
その他 425 520
営業外収益合計 3,165 2,061
営業外費用
支払利息 19 10
為替差損 149 542
保険解約損 ― 244
その他 95 106
営業外費用合計 264 903
経常利益 25,628 11,829
特別利益
固定資産処分益 74 218
投資有価証券売却益 ― 188
国庫補助金 ― 2
受取和解金 1,611 ―
特別利益合計 1,685 408
特別損失
固定資産処分損 28 40
投資有価証券評価損 176 ―
減損損失 953 ―
特別損失合計 1,159 40
税金等調整前当期純利益 26,155 12,197
法人税、住民税及び事業税 7,999 2,382
法人税等調整額 △755 381
法人税等合計 7,244 2,764
当期純利益 18,911 9,433
非支配株主に帰属する当期純利益 217 182
親会社株主に帰属する当期純利益 18,694 9,250
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
当期純利益 18,911 9,433
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,993 4,070
為替換算調整勘定 △867 △3,901
退職給付に係る調整額 398 277
持分法適用会社に対する持分相当額 30 46
その他の包括利益合計 △5,432 492
包括利益 13,478 9,926
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 13,248 9,771
非支配株主に係る包括利益 230 154
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 8,473 5,914 249,156 △40,886 222,657
会計方針の変更による
△55 △55
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
8,473 5,914 249,100 △40,886 222,602
た当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,830 △6,830
親会社株主に帰属する
18,694 18,694
当期純利益
自己株式の取得 △4,520 △4,520
自己株式の処分 ―
自己株式の消却 △33,675 33,675 ―
利益剰余金から資本剰
30,034 △30,034 ―
余金への振替
株主資本以外の項目の
―
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― △3,641 △18,170 29,155 7,343
当期末残高 8,473 2,272 230,929 △11,730 229,945
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持 純資産合計
その他有価証 土地再評価差 為替換算調整 退職給付に係 分
利益累計額合
券評価差額金 額金 勘定 る調整累計額
計
当期首残高 17,009 3,790 3,581 △97 24,284 392 1,295 248,629
会計方針の変更による
△55
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
17,009 3,790 3,581 △97 24,284 392 1,295 248,574
た当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,830
親会社株主に帰属する
18,694
当期純利益
自己株式の取得 △4,520
自己株式の処分 ―
自己株式の消却 ―
利益剰余金から資本剰
―
余金への振替
株主資本以外の項目の
△4,961 ― △880 396 △5,445 99 175 △5,170
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △4,961 ― △880 396 △5,445 99 175 2,172
当期末残高 12,047 3,790 2,700 299 18,838 491 1,470 250,746
― 10 ―
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 8,473 2,272 230,929 △11,730 229,945
会計方針の変更による
―
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
8,473 2,272 230,929 △11,730 229,945
た当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,803 △6,803
親会社株主に帰属する
9,250 9,250
当期純利益
自己株式の取得 △5 △5
自己株式の処分 79 240 320
自己株式の消却 ―
利益剰余金から資本剰
―
余金への振替
株主資本以外の項目の
―
当期変動額(純額)
当期変動額合計 ― 79 2,447 234 2,762
当期末残高 8,473 2,352 233,376 △11,495 232,707
その他の包括利益累計額
その他の包括 新株予約権 非支配株主持 純資産合計
その他有価証 土地再評価差 為替換算調整 退職給付に係 分
利益累計額合
券評価差額金 額金 勘定 る調整累計額
計
当期首残高 12,047 3,790 2,700 299 18,838 491 1,470 250,746
会計方針の変更による
―
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
12,047 3,790 2,700 299 18,838 491 1,470 250,746
た当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,803
親会社株主に帰属する
9,250
当期純利益
自己株式の取得 △5
自己株式の処分 320
自己株式の消却 ―
利益剰余金から資本剰
―
余金への振替
株主資本以外の項目の
4,118 ― △3,873 276 520 △259 39 300
当期変動額(純額)
当期変動額合計 4,118 ― △3,873 276 520 △259 39 3,062
当期末残高 16,165 3,790 △1,173 575 19,359 232 1,510 253,809
― 11 ―
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 26,155 12,197
減価償却費 4,251 4,079
減損損失 953 ―
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 119 336
賞与引当金の増減額(△は減少) △62 △182
貸倒引当金の増減額(△は減少) 26 28
返品調整引当金の増減額(△は減少) 25 △24
受取利息及び受取配当金 △1,954 △1,406
保険解約損益(△は益) ― 244
支払利息 19 10
為替差損益(△は益) △40 84
持分法による投資損益(△は益) △786 △133
投資有価証券売却損益(△は益) ― △188
投資有価証券評価損益(△は益) 176 ―
固定資産処分損益(△は益) △45 △177
補助金収入 ― △2
売上債権の増減額(△は増加) △9,422 8,955
たな卸資産の増減額(△は増加) 232 △4,325
その他の流動資産の増減額(△は増加) 1,742 △1,507
仕入債務の増減額(△は減少) 4,944 △3,812
その他の流動負債の増減額(△は減少) 1,008 △1,864
その他 970 △701
小計 28,315 11,609
利息及び配当金の受取額 2,041 1,734
利息の支払額 △19 △9
法人税等の支払額 △2,941 △7,320
役員退職慰労金の支払額 ― △724
営業活動によるキャッシュ・フロー 27,395 5,289
― 12 ―
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △3,128 △178
長期性預金の増減額(△は増加) 676 ―
有形固定資産の取得による支出 △3,698 △3,341
有形固定資産の売却による収入 74 642
無形固定資産の取得による支出 △28 △47
有価証券の増減額(△は増加) △9,514 9,715
投資有価証券の取得による支出 △1,615 △191
投資有価証券の売却及び償還による収入 ― 258
貸付金の回収による収入 6 2
保険積立金の解約による収入 ― 953
補助金の受取額 ― 2
投資活動によるキャッシュ・フロー △17,229 7,815
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) △150 △100
長期借入金の返済による支出 △67 △69
非支配株主への配当金の支払額 △54 △115
自己株式の取得による支出 △4,520 △2
配当金の支払額 △6,836 △6,806
その他 △97 △94
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,726 △7,187
現金及び現金同等物に係る換算差額 △225 △1,559
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,786 4,357
現金及び現金同等物の期首残高 88,782 86,996
現金及び現金同等物の期末残高 86,996 91,354
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関する会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う入国制限、政府より発令された緊急事態宣言による外出やイベント等の
自粛によって経済活動が停滞することにより、営業収益等の減少の影響を受けています。
新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあります
が、各地域での感染拡大の収束、経済活動再開に伴い当社グループの需要は徐々に回復していくものと想定してい
ます。
固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可能性については、上記の想定のもと新型コロナウイルス感染症の影響
を考慮して見積り及び判断を行っています。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社は、医薬品の研究開発・製造・仕入・販売等を中心に事業活動を展開しており、「医薬品事業」を報告セグ
メントとしています。
「医薬品事業」は、医療用医薬品及び一般用医薬品等に関する事業を国内及び海外で行っています。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
(関連情報)
前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略
しています。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 米国 その他 合計
97,402 24,365 19,223 140,992
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
― 14 ―
久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 米国 その他 合計
28,884 6,285 3,426 38,596
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
㈱メディパルホールディングス 19,718 医薬品事業
アルフレッサホールディングス㈱ 17,401 医薬品事業
大木ヘルスケアホールディングス㈱ 14,185 医薬品事業
当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日)
1 製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略
しています。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 米国 その他 合計
75,169 22,257 17,083 114,510
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 米国 その他 合計
28,406 5,358 3,589 37,354
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
㈱メディパルホールディングス 15,928 医薬品事業
アルフレッサホールディングス㈱ 14,535 医薬品事業
(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
(報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報)
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
(報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報)
当社の報告セグメントは「医薬品事業」のみであるため、記載を省略しています。
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久光製薬㈱(4530) 2021年2月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり純資産額 3,046.45円 3,083.98円
1株当たり当期純利益金額 227.58円 113.22円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 227.30円 113.11円
(注) 1.1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおり
です。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2020年2月29日) 至 2021年2月28日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 18,694 9,250
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
18,694 9,250
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 82,143 81,707
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(千株) 102 79
(うち新株予約権(千株)) (102) (79)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
― ―
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2020年2月29日) (2021年2月28日)
純資産の部の合計額(百万円) 250,746 253,809
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 1,962 1,742
(うち新株予約権(百万円)) (491) (232)
(うち非支配株主持分(百万円)) (1,470) (1,510)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 248,784 252,066
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
81,663 81,734
の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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