4528 小野薬 2019-10-31 12:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年10月31日
上 場 会 社 名 小野薬品工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4528 URL https://www.ono.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 相良 暁
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員広報部長(氏名) 谷 幸雄 (TEL) (06)6263-5670
四半期報告書提出予定日 2019年11月7日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・証券アナリスト向け )
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 帰属する四半期利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 149,008 3.2 41,878 19.1 43,042 16.6 32,915 14.0 32,816 13.8 33,354 △28.4
2019年3月期第2四半期 144,395 18.9 35,151 31.2 36,917 30.0 28,883 35.7 28,845 36.0 46,571 43.7
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 64.58 64.57
2019年3月期第2四半期 56.11 56.10
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 642,125 554,948 549,477 85.6
2019年3月期 655,056 562,736 557,350 85.1
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 22.50 - 22.50 45.00
2020年3月期 - 22.50
2020年3月期(予想) - 22.50 45.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益 帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 290,000 0.5 67,000 8.0 70,000 7.5 53,100 2.8 53,000 2.8 103.09
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 543,341,400株 2019年3月期 543,341,400株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 44,221,542株 2019年3月期 29,220,860株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 508,137,292株 2019年3月期2Q 514,121,317株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
●本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提
に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、上記業績予想に関する事項は、添付資料
5ページ「(4)今後の見通し」をご覧ください。
小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)当第2四半期の経営成績の概況 …………………………………………………………………… 2
(2)当第2四半期の財政状態の概況 …………………………………………………………………… 5
(3)当第2四半期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………… 5
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………… 5
3.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………13
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当第2四半期の経営成績の概況
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 対前年同期 対前年同期
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間 増減額 増減率
売上収益 144,395 149,008 4,613 3.2%
営業利益 35,151 41,878 6,727 19.1%
税引前四半期利益 36,917 43,042 6,125 16.6%
四半期利益
28,845 32,816 3,971 13.8%
(親会社の所有者帰属)
[売上収益]
売上収益は、前年同期比46億円(3.2%)増加の1,490億円となりました。
・抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、昨年11月の薬価見直しや競合他社製品との競争激化の影響を受けま
したが、腎細胞がん等での使用が拡大したことや消費税増税に伴う薬価改定による仮需要があったことなどに
より、前年同期比14億円(3.1%)増加の468億円となりました。
・その他の主要新製品では、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は133億円(前年同期比3.3%減)、関節リウ
マチ治療剤「オレンシア皮下注」は100億円(同16.0%増)、糖尿病治療剤「フォシーガ錠」は87億円(同
24.4%増)、抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐治療剤「イメンドカプセル」、「プロイメンド点滴静注用」
は合わせて59億円(同10.4%増)、アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」は44億円(同3.7
%減)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は35億円(同28.4%増)、
多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は29億円(同13.5%増)となりました。
・長期収載品は、後発品使用促進策の影響を受け、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は45億円(前年同期比
19.2%減)、骨粗鬆症治療剤「リカルボン錠」は26億円(同41.1%減)となりました。
・ロイヤルティ・その他は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社およびメルク社からのロイヤルティ収入など
が増加したことにより、前年同期比29億円(7.3%)増加の422億円となりました。
[営業利益]
営業利益は、前年同期比67億円(19.1%)増加の419億円となりました。
・売上原価は、前年同期とほぼ同額の417億円となりました。
・研究開発費は、創薬提携に係るライセンス料などが減少したことにより、前年同期比21億円(6.4%)減少の
309億円となりました。
・販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、営業経費が減少したことなどにより、前年同期比5億円(1.4
%)減少の337億円となりました。
[四半期利益](親会社所有者帰属)
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加に伴い、前年同期比40億円(13.8%)増加の
328億円となりました。
2
小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(研究開発活動)
当社グループは、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、これまで克服されていな
い病気や、いまだ患者さんの治療満足度が低く、医療ニーズの高い疾患領域に挑戦し、独創的かつ画期的な医薬品
の創製に向けて努力を積み重ねています。
現在、開発パイプラインには、オプジーボに加えて、抗体医薬品を含む抗がん剤の新薬候補化合物をはじめ、変
形性関節症の治療薬候補などがあり、早期の上市に向けて開発を進めています。なかでも、がん治療の領域はアン
メット・メディカル・ニーズが高いことから、重要な戦略分野と位置づけています。
創薬研究においては、特長のある生理活性や独自の標的分子に着目して画期的な新薬候補化合物の創製を目指す
創薬手法「化合物オリエント」をベースに、新たに重点領域毎に設置した「オンコロジー研究センター」、「イム
ノロジー研究センター」、「ニューロロジー研究センター」、「スペシャリティ研究センター」で、それぞれの疾
患ノウハウを蓄積し、医療ニーズを適切に捉えることで、医療インパクトのある画期的新薬の創製につなげること
に取り組んでいます。さらに、オープン・イノベーションをグローバルで積極的に展開し、世界最先端の技術や情
報を取り入れ、世界トップクラスの研究者とのネットワークを構築するとともに、従来の低分子創薬に加え、抗体
や細胞、ウイルスなどの生物製剤も利用することで、医療現場に革新をもたらす新薬の創製を目指します。また、
ライセンス活動による有望な新薬候補化合物の導入にも努め、研究開発活動の一層の強化に取り組んでいます。
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の主な成果(本年10月25日までのものを含む)は、以下のとお
りです。
[開発品の主な進捗状況]
<がん領域>
「オプジーボ/ニボルマブ」(他剤との併用療法を含む)
悪性黒色腫
・本年5月、台湾で「根治切除後のリンパ節転移を伴うまたは転移性悪性黒色腫患者の術後補助療法」を効能・
効果とした承認を取得しました。
・本年7月、IDO1阻害薬「ONO-7701」との併用療法について、悪性黒色腫を対象としたフェーズⅢ試験を実施し
ておりましたが、類薬のIDO1阻害剤と抗PD-1抗体の併用試験の結果を踏まえ、ONO-7701とオプジーボの併用
療法の開発計画を見直したことにより中止しました。
ホジキンリンパ腫
・本年5月、台湾で「自家造血幹細胞移植(自家HSCT)およびブレンツキシマブベドチンによる治療後、または
自家HSCTを含む3レジメン以上の全身療法後に再発または進行した古典的ホジキンリンパ腫」を効能・効果と
した承認を取得しました。
結腸・直腸がん
・本年5月、台湾でオプジーボ単剤または「ヤーボイ」との併用療法について、「フルオロピリミジン、オキサ
リプラチンおよびイリノテカンによる治療後に病勢進行した高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)ま
たはDNAミスマッチ修復機構欠損(dMMR)の転移性結腸・直腸がん」を効能・効果とした承認を取得しまし
た。
・本年7月、国内で「ヤーボイ」との併用療法について、「高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)又は
ミスマッチ修復機構欠損(dMMR)を有する転移性結腸・直腸がん」を対象としたフェーズⅢ試験を開始しま
した。
食道がん
・本年5月、国内で「切除不能な進行または再発食道がん」を効能・効果とした承認申請を行いました。
肝細胞がん
・本年9月、日本、韓国および台湾で「ヤーボイ」との併用療法について、「肝細胞がん」を対象としたフェー
ズⅢ試験を開始しました。
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
固形がん
・本年6月、国内でエーザイ株式会社とともに、「ハラヴェン」のリポソーム製剤との併用療法において、固形
がんを対象としたフェーズⅠ/Ⅱ試験を開始しました。
・本年7月、抗CD137抗体「ONO-4481」との併用療法において、固形がんを対象としたフェーズⅠ試験を実施し
ておりましたが、戦略上の理由により開発を中止しました。
「ONO-4059/チラブルチニブ」
・本年8月、ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬「ONO-4059/チラブルチニブ」について、国内で「再発又は難
治性の中枢神経系原発リンパ腫」を効能・効果とした承認申請を行いました。
<がん領域以外>
「オノアクト/ランジオロール塩酸塩」
・本年8月、β1遮断剤(短時間作用型)「オノアクト」について、国内で「敗血症に伴う頻脈性不整脈(心房
細動、心房粗動、洞性頻脈)」を効能・効果とした承認申請を行いました。
「コララン/ONO-1162/イバブラジン」
・本年9月、HCNチャネル阻害薬「コララン/ ONO-1162/イバブラジン」について、国内で「洞調律かつ投与開
始時の安静時心拍数が75回/分以上の慢性心不全」を効能・効果とした承認を取得しました。
「ONO-4685」
・本年6月、PD-1×CD3二重特異性抗体「ONO-4685」は、国内で自己免疫疾患を対象としたフェーズⅠ試験を開
始しました。
[ライセンス活動の状況]
・本年6月、米国のラファエル社と、同社が開発中のがん代謝阻害剤であるCPI-613(devimistat)について、
日本、韓国、台湾およびASEAN諸国で独占的に開発および商業化するライセンス契約を締結しました。
・本年7月、米国のフォーティ セブン社と、同社が開発中の抗CD47抗体である「5F9」について、日本、韓国、
台湾およびASEAN諸国で独占的に開発および商業化するライセンス契約を締結しました。
[開発提携活動の状況]
・本年7月、バイエル社、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社および当社は、転移性大腸がんで最も発現頻度
が高いマイクロサテライト安定性の転移性大腸がん患者を対象に、バイエル社のマルチキナーゼ阻害剤であ
るスチバーガ(レゴラフェニブ)とブリストル・マイヤーズ スクイブ社/小野薬品の抗PD-1免疫チェックポ
イント阻害剤であるオプジーボ(ニボルマブ)との併用療法を評価する開発提携契約を3社間で締結しまし
た。
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)当第2四半期の財政状態の概況
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 対前連結会計年度末
連結会計年度末 第2四半期連結会計期間末 増減額
資産合計 655,056 642,125 △12,932
親会社の所有者に帰属する持分 557,350 549,477 △7,873
親会社所有者帰属持分比率 85.1% 85.6%
1株当たり親会社所有者帰属持分 1,084.08円 1,100.89円
資産合計は、前期末に比べ129億円減少の6,421億円となりました。
流動資産は、現金及び現金同等物の減少などがあったものの、その他の金融資産の増加などから153億円増加の
2,099億円となりました。
非流動資産は、IFRS第16号適用に伴い使用権資産を計上したことによる有形固定資産の増加などがあったものの、
その他の金融資産の減少などから282億円減少の4,322億円となりました。
負債は、IFRS第16号適用に伴うリース負債の増加や引当金の増加などがあった一方で、仕入債務及びその他の債
務や未払法人所得税の減少などから51億円減少の872億円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分は、利益剰余金の増加などがあったものの、自己株式の取得などから79億円減少
の5,495億円となりました。
(3)当第2四半期のキャッシュ・フローの概況
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 対前年同期
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間 増減額
現金及び現金同等物の期首残高 65,273 59,981
営業活動によるキャッシュ・フロー 35,591 34,875 △716
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,952 2,681 14,633
財務活動によるキャッシュ・フロー △10,514 △42,218 △31,704
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,125 △4,662
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響額 129 △247
現金及び現金同等物の四半期末残高 78,527 55,072
当第2四半期の現金及び現金同等物の増減額は、47億円の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税等の支払額156億円などがあった一方で、税引前四半期利益
430億円や減価償却費及び償却費68億円などがあった結果、349億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出102億円、無形資産の取得による支出90億円、
有形固定資産の取得による支出49億円などがあったものの、定期預金の払戻による収入252億円などがあった結果、
27億円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出296億円や配当金の支払額116億円などがあっ
た結果、422億円の支出となりました。
(4)今後の見通し
通期の業績につきましては、2019年5月9日に発表いたしました業績予想から変更はございません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際的なスタンダードに基づく財務情報の開示により比較可能性を向上させ、株主、投資家や取
引先など様々なステークホルダーの皆さまの利便性をはかることを目的として、2014年3月期から国際会計基準
(IFRS)を適用しております。
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
3.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 59,981 55,072
売上債権及びその他の債権 76,285 78,939
有価証券 687 622
その他の金融資産 10,800 30,800
棚卸資産 32,821 30,954
その他の流動資産 14,042 13,547
流動資産合計 194,617 209,933
非流動資産
有形固定資産 108,870 115,326
無形資産 63,059 65,169
投資有価証券 171,476 170,493
持分法で会計処理されている投資 113 110
その他の金融資産 91,672 56,639
繰延税金資産 21,079 20,669
その他の非流動資産 4,171 3,786
非流動資産合計 460,439 432,191
資産合計 655,056 642,125
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債及び資本
流動負債
仕入債務及びその他の債務 36,833 28,123
借入金 435 -
リース負債 - 2,171
その他の金融負債 515 496
未払法人所得税 15,980 10,412
引当金 17,206 20,720
その他の流動負債 12,181 11,189
流動負債合計 83,150 73,111
非流動負債
借入金 1,765 -
リース負債 - 6,620
その他の金融負債 5 4
退職給付に係る負債 5,515 5,589
繰延税金負債 1,053 1,054
その他の非流動負債 832 798
非流動負債合計 9,171 14,065
負債合計 92,321 87,176
資本
資本金 17,358 17,358
資本剰余金 17,202 17,215
自己株式 △38,151 △67,735
その他の資本の構成要素 61,852 61,841
利益剰余金 499,088 520,797
親会社の所有者に帰属する持分 557,350 549,477
非支配持分 5,386 5,471
資本合計 562,736 554,948
負債及び資本合計 655,056 642,125
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 144,395 149,008
売上原価 △41,628 △41,668
売上総利益 102,767 107,340
販売費及び一般管理費 △34,206 △33,734
研究開発費 △33,048 △30,935
その他の収益 543 420
その他の費用 △906 △1,213
営業利益 35,151 41,878
金融収益 1,805 1,586
金融費用 △40 △425
持分法による投資損益 1 3
税引前四半期利益 36,917 43,042
法人所得税 △8,034 △10,126
四半期利益 28,883 32,915
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 28,845 32,816
非支配持分 37 99
四半期利益 28,883 32,915
1株当たり四半期利益:
基本的1株当たり四半期利益(円) 56.11 64.58
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 56.10 64.57
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益 28,883 32,915
その他の包括利益:
純損益に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて測定する
17,076 580
金融資産の公正価値の純変動
確定給付制度の再測定 380 137
持分法適用会社のその他の包括利益を
通じて測定する金融資産の公正価値の 5 △5
純変動に対する持分
純損益に振り替えられることのない
17,461 712
項目合計
純損益にその後に振り替えられる
可能性のある項目:
在外営業活動体の換算差額 227 △273
純損益にその後に振り替えられる
227 △273
可能性のある項目合計
その他の包括利益合計 17,688 439
四半期包括利益合計 46,571 33,354
四半期包括利益合計の帰属:
親会社の所有者 46,523 33,266
非支配持分 48 89
四半期包括利益合計 46,571 33,354
9
小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
親会社の
その他の
資本 利益 所有者に 非支配
資本金 自己株式 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 帰属する 持分
構成要素
持分
2018年4月1日残高 17,358 17,175 △38,148 68,021 459,985 524,390 5,228 529,619
会計方針の変更 4,127 4,127 4,127
修正再表示後の残高 17,358 17,175 △38,148 68,021 464,112 528,517 5,228 533,746
四半期利益 28,845 28,845 37 28,883
その他の包括利益 17,678 17,678 11 17,688
四半期包括利益合計 - - - 17,678 28,845 46,523 48 46,571
自己株式の取得 △2 △2 △2
剰余金の配当 △10,282 △10,282 △5 △10,288
株式報酬取引 13 13 13
その他の資本の構成要素
△380 380 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 13 △2 △380 △9,902 △10,271 △5 △10,276
2018年9月30日残高 17,358 17,188 △38,149 85,318 483,055 564,769 5,271 570,040
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
親会社の
その他の
資本 利益 所有者に 非支配
資本金 自己株式 資本の 資本合計
剰余金 剰余金 帰属する 持分
構成要素
持分
2019年4月1日残高 17,358 17,202 △38,151 61,852 499,088 557,350 5,386 562,736
四半期利益 32,816 32,816 99 32,915
その他の包括利益 450 450 △11 439
四半期包括利益合計 - - - 450 32,816 33,266 89 33,354
自己株式の取得 △29,584 △29,584 △29,584
剰余金の配当 △11,568 △11,568 △3 △11,571
株式報酬取引 14 14 14
その他の資本の構成要素
△460 460 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 14 △29,584 △460 △11,107 △41,138 △3 △41,142
2019年9月30日残高 17,358 17,215 △67,735 61,841 520,797 549,477 5,471 554,948
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 36,917 43,042
減価償却費及び償却費 5,123 6,756
減損損失 24 85
受取利息及び受取配当金 △1,687 △1,579
支払利息 7 38
棚卸資産の増減額(△は増加) △956 1,746
売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △1,145 △2,909
仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △1,387 △1,996
引当金の増減額(△は減少) 3,040 3,514
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 235 277
その他 2,114 △57
小計 42,285 48,917
利息の受取額 41 49
配当金の受取額 1,650 1,531
利息の支払額 △7 △38
法人所得税等の支払額 △8,378 △15,584
営業活動によるキャッシュ・フロー 35,591 34,875
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △14,347 △4,919
無形資産の取得による支出 △1,890 △8,977
投資の売却及び償還による収入 4,060 1,837
定期預金の預入による支出 △10,200 △10,200
定期預金の払戻による収入 10,200 25,200
その他 226 △260
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,952 2,681
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △10,275 △11,554
非支配持分への配当金の支払額 △5 △3
長期借入金の返済による支出 △205 -
リース負債の返済による支出 - △1,077
短期借入金の純増減額 △28 -
自己株式の取得による支出 △1 △29,583
財務活動によるキャッシュ・フロー △10,514 △42,218
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,125 △4,662
現金及び現金同等物の期首残高 65,273 59,981
現金及び現金同等物に係る
129 △247
為替変動による影響額
現金及び現金同等物の四半期末残高 78,527 55,072
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)(以下「IFRS第16号」)を
適用しております。
この基準の適用により、過去にIAS第17号「リース」(以下「IAS第17号」)を適用してオペレーティング・リースに
分類したリースについて、IFRS第16号の適用開始日(2019年4月1日)に、使用権資産およびリース負債を認識してお
ります。
また、当第2四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書においては、従前の会計基準を適用した場合に発生時
に費用処理していたオペレーティング・リース料が、使用権資産に係る減価償却費およびリース負債に係る利息費用と
して計上され、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書においては、営業活動によるキャッシュ・フローの減額項目
から財務活動によるキャッシュ・フローの減額項目に計上区分が変更されております。
IFRS第16号の適用に伴い、当社グループは、借手としてのリース取引について、リース開始日に、使用権資産を取得
原価で、リース負債を未払リース料総額の現在価値として測定しております。
使用権資産は、耐用年数とリース期間のいずれか短い年数にわたって、定額法で減価償却を行っております。
リース料は、利息法に基づき金融費用とリース負債の返済額に配分し、金融費用は要約四半期連結損益計算書におい
て認識しております。
ただし、無形資産に係るリース、原資産が少額であるリースおよびリース期間が12ヵ月以内の短期リースについては、
使用権資産およびリース負債を認識しておりません。少額リースおよび短期リースに係るリース料は、リース料総額を
リース期間にわたって、定額法または他の規則的な基礎のいずれかにより費用として認識しております。
当社グループでは、経過措置に従ってIFRS第16号を遡及適用し、適用開始の累積的影響を当第2四半期連結累計期間
の利益剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しております。IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含
まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を選択し、IAS第17号およびIFRIC第4号「契約にリース
が含まれているか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでおります。
リース負債は、適用開始日時点で支払われていないリース料を適用開始日現在の借手の追加借入利子率を用いて割り
引いた現在価値で測定しております。適用開始日現在の連結財政状態計算書に認識されているリース負債に適用してい
る借手の追加借入利子率の加重平均は、0.9%であります。使用権資産は、リース負債の測定額に前払リース料または未
払リース料を調整した額で測定しております。
IAS第17号を適用してファイナンス・リースに分類したリースについての使用権資産とリース負債については、前連結
会計年度末時点におけるリース資産とリース負債の帳簿価額で測定しております。
この結果、従前の会計基準を適用した場合と比較して、当第2四半期連結累計期間の期首において、有形固定資産お
よびリース負債がそれぞれ6,245百万円増加しております。適用開始日現在の使用権資産は、リース負債の測定額に前払
リース料または未払リース料を調整した額で測定しているため、期首利益剰余金への影響はありません。
前連結会計年度末現在でIAS第17号を適用して開示したオペレーティング・リース契約と要約四半期連結財政状態計算
書に認識した適用開始日のリース負債の調整表は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
金額
2019年3月31日現在で開示したオペレーティング・リース契約 499
2019年4月1日現在の追加借入利子率で割り引いたオペレーティング・リース契約 499
2019年3月31日で開示したファイナンス・リース契約 2,200
解約可能オペレーティング・リース契約 5,757
その他 △11
2019年4月1日現在のリース負債 8,445
なお、当社グループは、IFRS第16号を適用するにあたり、以下に示すIFRS第16号C10項の実務上の便法を使用しており
ます。
・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用しております。
・適用開始日から12ヵ月以内にリース期間が終了するリースについて、短期リースと同じ方法で会計処理しておりま
す。
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外しております。
・延長または解約オプションが含まれている契約について、リース期間を算定する際などに、事後的判断を使用して
おります。
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小野薬品工業株式会社(4528) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
当社グループの事業は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
(重要な後発事象)
当社は、2019年5月30日付取締役会の決議に替わる書面決議において決議した会社法第178条の規定に基づく自己株
式の消却を2019年10月31日付で完了しました。
(1)消却した株式の種類 普通株式
(2)消却した株式の数 15,000,000株
(3)消却日 2019年10月31日
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
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