4527 ロート薬 2020-05-14 10:00:00
2020年3月期 決算説明会 [pdf]
2020年3月期 決算説明会
2020年5月14日
副社長 斉藤 雅也
2020年3月期の概況
概況・トピックス
売上、利益とも過去最高を更新
塩野義製薬㈱からの契約一時金がなくなったことや業務改革
費用の増加を増収により吸収
アジアは、ASEAN諸国好調により増収増益
新型コロナウイルスの影響は、当期は限定的
16期連続増配
国内市場
高付加価値品が好調持続
インバウンド需要は、第4四半期より減少傾向
海外子会社は、アジアが堅調
円高元安の影響はあったもののASEAN諸国が好調
2
連結損益
(単位 百万円,%)
2020年3月期 売上高比 2019年3月期 増減額 増減率
売上高 188,327 100.0 183,582 4,745 2.6
売上原価 74,087 73,958 128 0.2
原価率 39.3 40.3
販管費 91,154 48.4 88,812 2,342 2.6
販促費 23,533 12.5 23,086 446 1.9
広告費 24,394 13.0 24,593 △198 △0.8
研究費 7,050 3.7 6,831 219 3.2
その他 36,175 19.2 34,300 1,875 5.5
営業利益 23,085 12.3 20,812 2,273 10.9
経常利益 22,735 12.2 18,970 3,764 19.8
親会社株主に帰
属する純利益
15,410 8.2 9,799 5,610 57.3
為替レート:USドル=109.05円(前年同期 110.48円)
3
連結営業利益の増減
百万円
原価率
広告費
売上
販促費 研究開発費
その他
販管費
2019年3月 2020年3月
営業利益 営業利益
4
業績推移(5年)
売上高 営業利益 ROE
5年平均増収率 営業利益率
5年平均 8.7%
4.6% 12.2%
億円 億円
%
5
四半期別売上推移
6
四半期別 営業利益推移
7
中長期の投資を実施しながら、
フリーキャッシュ・フローはプラス
営業CF 投資CF 財務CF
百万円
キャッシュフローの推移
8
報告セグメント別売上
(単位:百万円、未満切捨,%)
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
売上高 171,742 100.0 183,582 100.0 188,327 100.0 4,745 2.6
日 本 105,242 61.3 112,166 61.1 115,767 61.5 3,601 3.2
報
告 ア ジ ア 47,396 27.6 51,664 28.1 52,971 28.1 1,306 2.5
セ
グ ア メ リ カ 8,750 5.1 9,293 5.1 9,121 4.8 △ 171 △ 1.8
メ
ン ヨ ー ロ ッ パ 8,277 4.8 8,555 4.7 8,740 4.6 185 2.2
ト
計 169,666 181,679 186,601
その他 2,076 1.2 1,903 1.0 1,726 0.9 △ 177 △ 9.3
為替レート
(USドル/円)
111円43銭 110円48銭 109円05銭
※ 売上高は外部顧客に対するものです
9
報告セグメント別営業利益
(単位:百万円、未満切捨,%)
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
営業利益 19,087 100.0 20,812 100.0 23,085 100.0 2,272 10.9
日 本 12,223 64.0 13,181 63.3 14,852 64.3 1,671 12.7
報
告 ア ジ ア 5,670 29.7 6,497 31.2 7,220 31.3 723 11.1
セ
グ ア メ リ カ 420 2.2 286 1.4 283 1.2 △2 △ 0.8
メ
ン ヨ ー ロ ッ パ 305 1.6 352 1.7 217 0.9 △ 135 △ 38.3
ト
計 18,619 20,317 22,573 2,255
その他 157 0.8 163 0.8 142 0.6 △ 21 △ 13.0
調整額 310 1.6 330 1.6 369 1.6 38
為替レート
(USドル/円) 111円43銭 110円48銭 109円05銭
10
日本 増収増益
高付加価値品好調 億円
高額目薬
オバジCセラム
話題の商品が好調
インバウンド需要
は減少
医薬品開発・製造
受託子会社が増収
増益に寄与
11
高付加価値商品 堅調
C25を中心にCシリーズが好調
Vロート プレミアムシリーズ
オバジC25
セラム ネオ
エピステーム 越境ECだけでなく、
百貨店売り場への展開を強化
12
話題の商品群
SNSで「デオコおじさん」で話題となり
新聞等メディアでも多数取り上げられた「デオコ」
高額目薬との連動した店頭展開で
好調持続する「ロートV5粒」
「デオコボディクレンズ石けん」
13
インバウンド売上 約28億円
新型コロナウイルスの影響で、スローダウン。
インバウンド関連四半期売上の推移
14
アジア 増収増益
ASEAN諸国 堅調
億円 530
マレーシア 30%増収 517
474
ベトナム 15%増収
419
インドネシア 10%増収
中国・香港 減収
香港デモの影響
元安円高の影響
台湾は堅調
ECが伸長
15
中国でのECへの取り組み
中国 Eコマース
オンライン強化で、売上比率30%へ
1月以降も、増加傾向で出荷ベース
では30%超
越境ECの強化
メラノCC
エピステーム
ケアセラ 等
16
アメリカ・ヨーロッパ 他
アメリカ 売上91億21百万円 前期比△1.8%減
営業利益 2億83百万円 同△0.8%減
目薬競争激化
ロートクールマックス
ヨーロッパ 売上 87億40百万円 前期比 2.2%増
営業利益 2億17百万円 同△38.3%減
ディープリリーフ好調
販促広告費増で減益
DAX堅調
DeepRelief シリーズ Perfecta シリーズ
17
18
2021年3月期
通期見通し
2020年5月14日
代表取締役会長 山田 邦雄
代表取締役社長 杉本 雅史
1
次期見通し ポイント
新型コロナウイルスの影響により減収減益見込
新型コロナウイルスの影響と対応
中長期の持続的成長への取組
コアビジネスの強化
消費者の生活行動変化への対応
再生医療・眼科医療用医薬品の取組
17期 連続増配予定
2
次期 業績見通し
(単位:百万円、未満切捨,%)
2021年3月期
2019年3月期 売上比 2020年3月期 売上比 売上比 増減額 前期比
予想
売 上 高 183,582 100.0 188,327 100.0 183,000 100.0 △ 5,328 △ 2.8
営 業 利 益 20,812 11.3 23,085 12.3 21,800 11.9 △ 1,286 △ 5.6
経 常 利 益 18,970 10.3 22,735 12.1 22,100 12.1 △ 636 △ 2.8
親 会 社株 主に 帰属
する当 期純 利益 9,799 5.3 15,410 8.2 14,000 7.7 △ 1,411 △ 9.2
1株当たり
当期純利益(円) 86.00 135.13 122.73
為替レート 110円48銭 109円05銭 107円
USドル/円
3
報告セグメント別売上予想
(単位:百万円、未満切捨,%)
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期予想
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
売上高 183,582 100.0 188,327 100.0 183,000 100.0 △ 5,328 △ 2.8
日 本 112,166 61.1 115,767 61.5 114,100 62.3 △ 1,668 △ 1.4
報
告 ア ジ ア 51,664 28.1 52,971 28.1 50,700 27.7 △ 2,272 △ 4.3
セ
グ ア メ リ カ 9,293 5.1 9,121 4.8 8,500 4.6 △ 622 △ 6.8
メ
ン ヨ ー ロ ッ パ 8,555 4.7 8,740 4.6 8,100 4.4 △ 641 △ 7.3
ト
計 181,679 186,601 181,400
その他 1,903 1.0 1,726 0.9 1,600 0.9 △ 127 △ 7.4
為替レート
(USドル/円)
110円48銭 109円05銭 107円
※ 売上高は外部顧客に対するものです
4
報告セグメント別営業利益予想
(単位:百万円、未満切捨,%)
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期予想
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
営業利益 20,812 100.0 23,085 100.0 21,800 100.0 △ 1,286 △ 5.6
日 本 13,181 63.3 14,852 64.3 14,300 65.6 △ 553 △ 3.7
報
告 ア ジ ア 6,497 31.2 7,220 31.3 6,700 30.7 △ 521 △ 7.2
セ
グ ア メ リ カ 286 1.4 283 1.2 200 0.9 △ 84 △ 29.5
メ
ン ヨ ー ロ ッ パ 352 1.7 217 0.9 100 0.5 △ 118 △ 54.0
ト
計 20,317 22,573 21,300
その他 163 0.8 142 0.6 100 0.5 △ 43 △ 29.8
調整額 330 1.6 369 1.6 400 1.8
為替レート
(USドル/円) 110円48銭 110円48銭 107円
5
新型コロナウイルスの影響と対応
6
新型コロナウイルスの影響と対応
1. 短期的な事業への影響
外出自粛の影響により、日焼け止めなどスキンケア関連品への
影響が懸念される
インバウンド需要の低迷
2. 生産の状況
主力の日本・中国は通常どおり
欧米においては、回復傾向
3. 社内体制について
卒煙など健康経営の推進
時差出勤・テレワークの推進
4. 支援について
新型コロナ対応医療機関支援室を新設
7
短期的な事業への影響
【国内の販売状況】 【海外の販売状況】
ドラッグストアや、コンビニは ロックダウンの影響は
営業しており影響は限定的。 あるが、回復段階の
アマゾンなどECは堅調。 地域が出てきている。
マスク着用による肌荒れ対策 ベトナム・インドネシア
によるスキンケアにはニーズ は堅調
中国回復傾向
GMSは、減収傾向 欧米は不透明
外出自粛に伴う影響として、
日焼け止めなど影響が懸念 ECによる販売が、各
される。 エリアとも増加傾向。
インバウンド需要の減少。
8
生産・流通面への影響
生産面への影響
中国は2月中旬から稼働
日本は特に問題なし
欧米は、ロックダウンの影響があるものの、基本的に医薬品メー
カーのため規制対象でない部分もある。
調達・流通面への影響
主力の日本、中国とも原材料や製品在庫については大きな問題
はない。
日本では、抗菌など新型コロナ特需となるような商品の扱いは少
なく、調達不安も少ない。
米国においては、メンソレータムが風邪に伴う諸症状の緩和に効
果があると好調に推移しておりますが、容器不足の可能性も考え
られる。
9
感染拡大防止と事業継続の体制維持
従業員の健康・安全確保の取組
日頃の健康維持に向けた活動【健康経営の推進】
• 喫煙していない社員比率 99.9%達成
• 新型コロナウイルス対応のための社内への情報発信の徹底
毎朝、体温など体調の変化をシステムを通じて報告
時差出勤・テレワークの推進
• 在宅勤務を基本とし、出社頻度も3割以下とする。
• 生産部門、物流、情報システムなどへ部外者入室禁止。
新型コロナ対応医療機関支援室を新設
最前線の医療機関や従事者の方をサポートするため、医療用グレ
ードのマスクや防護服を医療機関へ寄付。さらに、ハンドクリーム
など自社製品も提供。
NGO団体 ジャパンハーツソーシャルネットワークに協賛
10
中長期の持続的成長への取組
~消費者の生活行動に変化~
11
中長期の持続的成長への取組
コアビジネスの強化
業務改革の深化と自走化
生産設備の増強
コーポレートガバナンスの強化
消費者の生活行動変化への対応
未病・予防対策への取組
テレワークなどの浸透への対応
持続的成長への取組
再生医療の進捗
医療用医薬品への展開
エマージング市場への展開
12
コアビジネスの強化
業務改革の深化と自走化
原価率の改善
返品率の低減
自社製造比率の向上
原材料や商品調達の見直し
販管費の効率的活用
デジタル化に伴い、広告費比率の低減
ブランド・アイテムの集約
外部の知見に頼らず、業務改革を推進する体制を構築!
13
生産設備の増強
三重県の上野テクノセンターにおいて人と環境に配慮した
スマート工場を増設(2022年竣工予定)。
グローバル
GMP
既存工場比で、年間20%以上のエネルギー削減を目指す
14
コーポレートガバナンスの強化
経営体制の強化
取締役会 社内6名、社外3名体制へ
執行役員制度の導入
監督と執行の分離
社外取締役・社外監査役の強化
補欠監査役に関する規定を新設
投資有価証券の削減
日本点眼薬研究所取得費用の一部として、投資有価
証券を売却
15
消費者の生活行動変化への対応
人々の健康に貢献できるヘルスケア企業として
商品や情報提供を強化
生活行動の変化への対応
テレワークの浸透
• PCやタブレット、スマートフォンの利用拡大による目の酷使
セルフメディケーションの広がり
• 感染リスクを避けるため、手洗いによる肌荒れなどはOTC薬
で対応するケースが増加
未病・予防領域での取組み強化
健康経営の推進
16
再生医療・医療用医薬品の取組
再生医療の進捗
心不全の医師主導治験の開始
培地・細胞受託加工ビジネスの進展
ヒューマンライフコードとの提携
眼科領域での医療用医薬品への取組
日本点眼薬研究所の活用
わかもと製薬との業務提携
17
再生医療の進捗
18
心不全 細胞スプレー治療
阪大病院の澤芳樹教授らの研究グループは、細胞を心
臓表面に直接投与する「細胞スプレー法」を開発
2019年11月から、虚血性心筋症患者を対象に「ADR‐
002K」の医師主導治験(第I相試験)を開始。
ロート製薬と2016年に共同
研究講座を設立し共同研
究することによって、均質
性と品質を担保した同種脂
肪組織由来間葉系幹細胞
を利用して、用時調製可能
で簡便な投与技術の開発
に成功!
19
積極的な業務提携
【培地・細胞受託加工ビジネスの進展】
ヒューマンライフコード、アルフレッサと提携
ヒューマンライフコードが開発を進めている臍帯を原材料
とする間葉系細胞の医薬品化に向け業務提携し、アルフ
レッサとも連携して本格的な検討を進めていく。
【医療用医薬品への展開】
日本点眼薬研究所の活用
わかもと製薬との業務提携
医療用眼科医薬品の共同開発ならびに販売
わかもと製薬が有する乳酸菌を活用した OTC 医薬品や
健康食品の共同開発販売
20
エマージング市場への展開
東欧・ロシアでの布石
DAX社を拠点に東欧諸国へ展開予定
ロシア現地法人の設立
中東
トルコ レブル社への出資
新型コロナウイルスの感染拡大で、トルコ伝統の香水「コロンヤ」の需
要が急増。トルコ版のオーデコロンで、エタノールが主成分になってい
ることから消毒に効果があるとして見直された模様。
南米
ブラジル子会社の再編
インド・バングラデシュの縮小
21
17期連続増配予定
円
22
新型コロナ危機に際して
2020年3月期 2021年3月期
過去最高の売上・利益 減収減益の見通し
を達成 ~事業環境の激変!
• 日本・アジアで増収増益 • 新型コロナの影響
• 新型コロナの影響は限定的 世界的な消費の落ち込み
生活行動の変化
• 消費税増税の影響
• 米中摩擦拡大の懸念 • 長期視点での経営
経営基盤の強化
• 暖冬など天候要因
財務基盤は良好
• インバウンド需要の減少 消費者の変化に対応
健康寿命延伸に向けた投資
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