4526 理研ビタミン 2020-11-19 16:00:00
2021年3月期第2四半期 決算説明資料 [pdf]
証券コード:4526
2021年3月期第2四半期 決算説明資料
2020年11月19日
1. 不適切な会計処理に対する対応
2. 2021年3月期第2四半期業績
3. 2021年3月期通期見通し
2
⻘島福⽣⾷品におけるこれまでの経緯
⻘島福⽣⾷品有限公司(中国⼭東省):1994年に当社が買収
主要な事業は⽔産加⼯品、冷凍野菜の製造・販売
4〜7⽉ 新型コロナの影響、追加監査による決算発表の遅れ
7⽉27⽇ エビ取引についての特別調査委員会設置
9⽉23⽇ 調査報告書受領 取引の実在性の確認には⾄らず
9⽉30⽇ 過年度決算訂正、2020年3⽉期決算発表、 1回⽬の
2021年3⽉期第1四半期報告書延⻑承認 調査
10⽉1⽇ 棚卸資産の評価に関する疑義が発⽣ 2回⽬の
調査
10⽉7⽇ 再度の特別調査委員会設置
10⽉15⽇ 四半期報告書提出遅延開⽰、監理銘柄(確認中)指定
10⽉28⽇ 過年度決算訂正、2021年3⽉期第1四半期報告書提出 指定解除
11⽉13⽇ 第⼆次調査報告書受領
11⽉16⽇ 2021年3⽉期第2四半期報告書提出 結論の不表明
※第⼆次調査報告書の全⽂は、2020年11⽉13⽇適時開⽰「特別調査委員会の第⼆次調査報告書の受領に関するお知らせ」をご覧ください。
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調査報告書の提⾔の内容
⻘島福⽣⾷品と当社に対し多くの問題点を指摘、改善策を提⾔
9/23受領 調査報告書 11/13受領 第⼆次調査報告書
棚卸資産の評価に関する不適切な会計処理
調査項⽬ エビ取引の実在性に関する調査
の疑義についての調査
① 適切な証憑の作成および管理の徹底 ① 在庫に係る管理体制の改善
② IT管理の導⼊ ② 財務報告に係る意識の改⾰
⻘島福⽣
③ 内部管理体制の改善
⾷品
④ コミュニケーションルートの充実化
⑤ サクセッションプランの策定
⻘島福⽣⾷品に対するグループ・ガバナン ① 内部統制に係る改善
理研
ス体制の全体的な⾒直し ② グループ・ガバナンスの抜本的⾒直し
ビタミン
③ グループとしての責任の所在の明確化
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調査報告書を受けた再発防⽌策
再発防⽌に向けた改⾰に全⼒で取り組み、信頼回復に努める
経営責任の明確化 代表取締役・取締役の異動(辞任、降格)、役員報酬の減額
当社ガバナンス体制の (1)取締役会の機構改⾰
(2)監査等委員による監査機能の強化・内部監査体制の強化
⾒直し (3)経営幹部の職責に対する意識改⾰
⻘島福⽣⾷品における (1)経営幹部の刷新、コミュニケーションの強化
総経理を交代、副総経理に当社社員を任命
内部統制の不備の改善 (2)在庫管理体制の強化・その他の業務の⾒直し、従業員の意識改⾰
グループとしての (1)⼦会社に対する管理強化およびコミュニケーションの強化
(2)⻘島福⽣⾷品以外の⼦会社における管理体制・業務⼿順の再確認
⼦会社ガバナンスの強化 (3)コンプライアンス教育の徹底と内部通報制度の拡充
※詳しくは2020年11⽉19⽇適時開⽰「特別調査委員会の第⼆次調査報告書を受けた当社の対応に関するお知らせ」「代表取締役および取締
役の異動、ならびに役員報酬の減額に関するお知らせ」をご覧ください。 5
四半期レビュー報告書の結論の不表明について
当社は、監査法⼈が結論の不表明に⾄った事由を⾮常に重く受け⽌めており、
⻘島福⽣⾷品の全社的な内部統制の重要な不備を早急に改善する
監査法⼈による結論の不表明の根拠(四半期レビュー報告書より抜粋)
エビ取引
の実在性
棚卸資産
の評価
内部統制
の不備
結論
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⻘島福⽣⾷品関連 業績への主な影響
1. エビの加⼯販売の取引(1回⽬調査)特損計上は2Qまで 単位:百万円
取引の実在性が確認できなかった売上⾼を取り消し、対応する売上原価分を特別損失に計上
2019/3期 2020/3期 2021/3期2Q
売上⾼への影響 ▲863 ▲12,351 ▲1,500
特別損失の計上額 ▲853 ▲12,050 ▲1,478
2. 棚卸資産の評価(2回⽬調査)3Q以降の影響は軽微
棚卸資産の評価の修正→流動資産、売上原価に影響。売上⾼への影響は無し
2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期2Q
営業利益への影響 ▲22 ▲241 ▲848 ▲470 ▲1,709 ▲279
2021年3⽉期第2四半期末における総資産への影響額 ▲2,858百万円
3. 輸⼊冷凍⽔産品の評価(新型コロナ影響)3Q以降、新型コロナの状況に影響を受ける
輸⼊冷凍⽔産品の中国国内向け販売が著しく低迷しており、販売の⾒通しが⽴たない冷凍⽔産品の評価損を計上
2021/3期2Q
営業利益への影響 ▲2,292
7
1. 不適切な会計処理に対する対応
2. 2021年3月期第2四半期業績
3. 2021年3月期通期見通し
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2021年3⽉期 第2四半期業績
新型コロナウイルスの感染拡⼤の影響を幅広く受け、減収
⻘島福⽣⾷品の棚卸資産評価損、特別損失の計上により⾚字
単位:百万円
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐ 業績予想との⽐較
第2四半期 第2四半期 増減額 増減率 予想 差額
売上⾼ 41,531 37,960 ▲3,571 ▲8.6% 38,000 ▲39
営業利益 3,032 ▲495 ▲3,527 - ▲400 ▲95
経常利益 2,728 ▲561 ▲3,290 - ▲500 ▲61
親会社株主に帰属する
四半期純利益 ▲5,479 ▲2,858 +2,620 - ▲2,800 ▲58
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セグメント別実績
全セグメントで減収減益 家庭⽤⾷品は好調に推移
単位:百万円
売上⾼ 営業利益
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐ 2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐
第2四半期 第2四半期 増減 増減率 第2四半期 第2四半期 増減 増減率
国内⾷品事業 28,917 27,090 ▲1,826 ▲6.3% 2,464 2,176 ▲288 ▲11.7%
家庭⽤⾷品 6,718 7,354 635 +9.5%
業務⽤⾷品 10,725 9,007 ▲1,717 ▲16.0%
加⼯⾷品⽤原料等 11,473 10,728 ▲744 ▲6.5%
国内化成品その他事業 3,279 2,955 ▲323 ▲9.9% 343 228 ▲114 ▲33.4%
海外事業 10,080 8,624 ▲1,456 ▲14.4% 430 ▲2,406 ▲2,836 -
海外改良剤 7,666 6,748 ▲918 ▲12.0% 477 254 ▲222 ▲46.6%
⻘島福⽣⾷品 2,413 1,876 ▲537 ▲22.3% ▲47 ▲2,661 ▲2,613 -
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連結貸借対照表
⾃⼰資本⽐率は44.4%(前期末⽐-1.1pt)
単位:百万円
2020年3⽉期 2021年3⽉期
差額 主な増減要因
期末 第2四半期
現⾦及び預⾦▲837
流動資産 52,515 49,179 ▲3,336
受取⼿形及び売掛⾦▲1,693
固定資産 49,337 51,510 +2,172 投資有価証券+2,200
資産合計 101,853 100,689 ▲1,163
⽀払⼿形及び買掛⾦▲916
流動負債 36,191 49,349 +13,157
短期借⼊⾦+13,254、仮受⾦+1,208
固定負債 18,872 6,119 ▲12,752 ⻑期借⼊⾦▲13,301
負債合計 55,064 55,469 +405
利益剰余⾦▲3,576
純資産合計 46,789 45,219 ▲1,569
その他有価証券評価差額⾦+1,692
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セグメント別ポイント
国内⾷品事業:家庭⽤は伸⻑も、業務⽤・加⼯⾷品⽤原料等をカバーできず
国内⾷品事業 (家庭⽤⾷品) (業務⽤⾷品) (加⼯⾷品⽤原料等)
前期 当期 前期 当期 前期 当期 前期 当期
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
通期売上⾼ 28,917 27,090 通期売上⾼ 6,718 7,354 通期売上⾼ 10,725 9,007 通期売上⾼ 11,473 10,728
四半期売上⾼
16,000 6,000 6,000 6,000
14,000 4,000 4,000 4,000
12,000 2,000 2,000 2,000
10,000 0 0 0
1Q 2Q 1Q 2Q 1Q 2Q 1Q 2Q
四半期営業利益
ノンオイルドレッシングは巣 緊急事態宣⾔下の4-5⽉を中 外出⾃粛に伴い⼟産菓⼦向け
2,000 ごもり消費に加えTVCM効果 ⼼に外⾷・学校給⾷向け需要 需要が激減、在宅勤務の増加
もあり前年を上回る が落ち込み、1Qは⼤幅減収 で⽸コーヒー等の嗜好飲料向
1,000 ふえるわかめ®、わかめスー 6⽉以降学校給⾷は回復する けやガム、タブレット菓⼦等
プなども軒並み伸⻑ も、外⾷は依然苦戦 の携帯⽤菓⼦向けも苦戦
特需は7⽉まで、8⽉以降は前 CVS向けも在宅勤務の定着な ⼀部好調な分野もあるが、マ
0
年並みで安定的に推移 どからビジネス需要の低迷が イナスをカバーできず
1Q 2Q ⻑期化 12
セグメント別ポイント
国内化成品その他事業:2Qに⼤幅減益 海外事業:改良剤の⼯場停⽌が影響
国内化成品その他事業 海外事業 (海外改良剤) (⻘島福⽣⾷品)
前期 当期 前期 当期 前期 当期 前期 当期
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計 2Q累計
通期売上⾼ 3,279 2,955 通期売上⾼ 10,080 8,624 通期売上⾼ 7,666 6,748 通期売上⾼ 2,413 1,876
四半期売上⾼ 四半期売上⾼
2,000 6,000
4,000 4,000
1,000 4,000
2,000 2,000
0 2,000
1Q 2Q
0 0
0
四半期営業利益 1Q 2Q 1Q 2Q
1Q 2Q
200
100
四半期営業利益
500 1Qはコロナ影響によるマレー 前期に続きエビ加⼯販売取引
0 シアの⼯場停⽌が⼤きく影響 の売上取消により売上規模縮
0
▲ 500
5⽉以降、供給⾯の不安は解 ⼩、コロナ影響により前期⽐
1Q 2Q 消されたが、化成品分野を中 でも減収
▲ 1,000
⼼に需要の低迷と営業活動の たな卸資産評価損2,292百万
⽶中貿易摩擦にコロナ影響が ▲ 1,500
制限による販売不振は続く 円を計上し、⼤幅な営業⾚字
加わり幅広い分野で需要減 ▲ 2,000 中国市場における⾷品改良剤
8⽉以降売上はゆるやかに回
1Q 2Q 需要は回復 13
復基調
連結キャッシュフロー計算書
東京⼯場再構築に係る固定資産取得費などで投資⽀出が増加
単位:百万円
2020年3⽉期 2021年3⽉期
前期⽐ 主な要因
第2四半期 第2四半期
税⾦等調整前四半期純損失▲2,281
⽔産加⼯品取引関連損失1,478
営業キャッシュ・フロー 1,499 2,164 +665 仮受⾦の受取額1,571
⽔産加⼯品取引関連損失に係る⽀払額
▲1,905
投資キャッシュ・フロー ▲1,926 ▲2,356 ▲430 有形固定資産の取得による⽀出2,537
⻑期借⼊⾦の返済による⽀出▲1,027
財務キャッシュ・フロー ▲1,746 ▲643 +1,103
配当⾦の⽀払額▲718
現⾦及び現⾦同等物の
12,921 12,684 ▲236
四半期末残⾼
14
1. 不適切な会計処理に対する対応
2. 2021年3月期第2四半期業績
3. 2021年3月期通期見通し
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2021年3⽉期 通期業績予想
2期連続の⾚字となる予想、⾚字幅は縮⼩
• 新型コロナウイルスの影響は下期も継続するが、上期よりマイナス影響は緩和すると予想
• 実在性が確認できなかった⻘島福⽣⾷品のエビ取引について、特別損失の計上は上期まで
• 通期予想に織り込んだ⻘島福⽣⾷品の棚卸資産評価損約22億円も、下期影響は軽微
• 営業利益および経常利益は通期で⿊字となる⾒込み
単位:百万円
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐ 中期計画との⽐較
通期 通期予想 増減額 増減率 当初予想 差
売上⾼ 82,974 78,000 ▲4,974 ▲6.0% 97,000 ▲19,000
営業利益 5,307 2,000 ▲3,307 ▲62.3% 8,000 ▲6,000
経常利益 5,045 1,800 ▲3,245 ▲64.3% 7,700 ▲5,900
親会社株主に帰属する
当期純利益 ▲8,933 ▲1,300 +7,633 - 5,400 ▲6,700
ROE ▲17.0% ▲2.5% 8.0% ▲10.5pt
16
配当予想
「⻑期的な視野に⽴った安定的な配当の実施」が基本⽅針
業績が⼤幅に変動しているものの、⻘島福⽣⾷品を除く当社グループの収益⼒は
安定的なレベルを維持していることから、前期と同⽔準の配当を継続する予定
1株当たり年間配当⾦(円)
40.5
42 42 記念配当
40 35.5
33 33 普通配当
30
25 ご注意
18 当社は2020年4⽉1⽇を効⼒発⽣⽇と
20
して、普通株式1株につき2株の株式分
割を⾏っております。グラフに記載し
ている2013年3⽉期から2020年3⽉
期までの1株当たり年間配当⾦は、株
0 式分割後の⽔準で記載しています。
2013/3期 2014/3期 2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
(予想)
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2021年3⽉期セグメント予想
国内は減収減益、海外は⻘島福⽣⾷品で新型コロナウイルスの⼤きな影響
単位:百万円
売上⾼ 営業利益
2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐ 2020年3⽉期 2021年3⽉期 前期⽐
通期 通期予想 増減 増減率 通期 通期予想 増減 増減率
国内⾷品事業 57,546 55,000 ▲2,546 ▲4.4% 5,388 4,400 ▲988 ▲18.3%
家庭⽤⾷品 13,371 14,000 +628 +4.7%
業務⽤⾷品 21,020 19,000 ▲2,020 ▲9.6%
加⼯⾷品⽤原料等 23,154 22,000 ▲1,154 ▲5.0%
国内化成品その他事業 6,631 6,400 ▲231 ▲3.5% 670 350 ▲320 ▲47.8%
海外事業 20,373 18,300 ▲2,073 ▲10.2% ▲292 ▲2,100 ▲1,807 -
海外改良剤 15,521 14,300 ▲1,221 ▲7.9% 850 700 ▲150 ▲17.7%
⻘島福⽣⾷品 4,852 4,000 ▲852 ▲17.6% ▲1,143 ▲2,800 ▲1,656 -
18
国内⾷品事業の取組みと今後の⾒通し
家庭⽤は内⾷志向の⾼まりに合わせ、家庭での料理を楽しむ提案に注⼒
業務⽤・加⼯⾷品⽤はコロナ禍に配慮した営業活動で売上回復に努める
家庭⽤⾷品 業務⽤⾷品 加⼯⾷品⽤原料等
売上⾼:14,000百万円 売上⾼:19,000百万円 売上⾼:22,000百万円
前期⽐:+4.7% 前期⽐:▲9.6% 前期⽐:▲5.0%
TVCM、Web動画を通じて簡単・ コロナ影響の緩和に向けて粘り強く Web⾯談等を活⽤したソリュー
⼿軽なレシピを提案 営業活動を継続 ションビジネスを展開
• リケンのノンオイルは引き続きTVCM • コロナ禍に配慮し、販促動画を活⽤し • 試⾷や実演を伴う営業活動が困難な中、
を通じて売上拡⼤を図る た営業活動を実施 Web⾯談等で当社製剤の機能を伝える
• 素材⼒だし®は発売20周年を記念して • 刺⾝わかめ、わかめ唐揚げなど当社の ための技術資料等を整備
Web動画を公開。内⾷志向の⾼まりを 特⾊を出せる商材の提案を進める • ヘルスケア部⾨では機能性表⽰⾷品対
受け、いつもの料理を⼿軽においしく • 和⾵だしの素など、粉末調味料に注⼒ 応済みの「クロセチン」や現在届出中
変⾝させる商品特⻑を訴求 • ⾷品ロス削減につながる賞味期限延⻑、 の「パプリカロテン®」など、機能性
⼯程・品質改善のテーマに取り組む ⾷品原料の拡販を継続
新商品や調理法などの パプリカロテンとは…
情報を動画配信
トウガラシやパプリカ
などに含まれる⾊素成
分「β-クリプトキサ
ンチン」を含有する機
能性⾷品原料です。
⾻を強くする効果など
が期待されます。 19
国内化成品その他事業、海外事業の取組み
国内化成品はバイオマスプラや抗菌剤などの新領域への提案を強化
海外改良剤は⾼付加価値製剤の営業活動を徐々に再開
国内化成品その他事業 海外事業
【海外改良剤】
売上⾼:6,400百万円 売上⾼:18,300百万円
売上⾼:14,300百万円
前期⽐:▲3.5% 前期⽐:▲10.2%
前期⽐:▲7.9%
環境意識・衛⽣需要の⾼まりに伴う ■改良剤分野は国内改良剤部⾨と
新たな需要に対応 連携し付加価値製剤の拡売を図る 国内外研究開発拠点のシナジー強化
• レジ袋有料化を背景に注⽬が⾼まるバ • 引き続き中国・東南アジアを重点エリア A&Iセンター(⽇本)
イオマスプラスチック向け改良剤の提 として営業活動を推進
案を強化 • 移動制限の緩和に合わせ海外APC※1に
• 消毒⽤アルコール製剤向け抗菌剤、 おける⾼付加価値製剤の提案を再開、
フェイスシールド向け防曇剤など、コ ⽇本国内のA&Iセンター※2と連携し、
ロナ禍に対応した提案にも注⼒ 質の⾼いソリューション提案を⾏う
※1:アプリケーションセンター
※2:アプリケーション&イノベーションセンター
■⻘島福⽣⾷品は内部統制の改善を
最優先に進める
植物由来を表す アルコール製剤⽤ 抗菌剤
「バイオマスマーク」 (⾷品素材を使⽤) シンガポールAPC 上海APC 20
理研ビタミンのCSR
〜CO2排出量削減の中⻑期⽬標※〜 ※理研ビタミン単体としての⽬標
⽇本のCO2削減の中期⽬標である「2030年度までに26%削減」を踏まえ、
当社独⾃のマイルストーンとして2023年度までのCO2削減⽬標を策定
【再⽣可能エネルギーの利⽤】
CO2削減の⼀環として、2019年開設のA&Iセンターには太陽光発電システムを導⼊
発電した電⼒は、エントランスに設置したモニターでリアルタイムに確認でき、
A&Iセンターで使⽤される A&Iセンター屋上 太陽光発電パネル
〜事業を通じた社会的課題の解決〜
「三陸産わかめ唐揚げ」
揚げるだけで簡単に提供可能な、味付け済みのわかめの唐揚げ。
従来、味噌汁や酢の物、サラダなどに⽤途が限られていたわかめの
新たな価値を創造し、東北漁業の復興⽀援に寄与した点が評価され、
第24回「外⾷産業貢献賞」(主催:⽇本⾷糧新聞社)を受賞。
コロナ禍で苦戦する外⾷業界にも貢献。
<調理例>
21
今後の予定
12⽉1⽇ 決算説明動画公開(当社ホームページにて)
12⽉17⽇ 臨時株主総会
【報告事項】
第84期(2019年4⽉1⽇から2020年3⽉ 31 ⽇まで)事業報告の内容、
連結計算書類の内容ならびに会計監査⼈および監査等委員会の連結計算
書類監査結果報告の件
【決議事項】
第1号議案:第84期(2019年4⽉1⽇から2020年3⽉ 31 ⽇まで)
計算書類承認の件
第2号議案:第85期剰余⾦処分の件
12⽉18⽇ 中間配当⽀払開始予定⽇
22
この資料には、当社の現在の計画や業績⾒通しなどが含まれます。
それら将来の計画や予想数値などは、現在⼊⼿可能な情報をもとに
当社が計画・予測したものです。
実際の業績などは今後の様々な条件・要素により、この計画などとは異なる
場合があり、この資料はその実現を確約したり、保証するものではありません。
お問い合わせ先
経営企画部 広報・IR室 井上・清⽔
TEL:03-5362-1315
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補足資料
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連結業績推移
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
(百万円) 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期 3⽉期予想
売上⾼ 75,398 77,568 85,419 85,603 88,072 87,181 89,515 89,024 82,974 78,000
前期⽐増減率 ▲ 3.2% 2.9% 10.1% 0.2% 2.9% ▲ 1.0% 2.7% ▲ 0.5% ▲ 6.8% ▲ 6.0%
営業利益 2,567 3,600 5,027 4,610 6,007 6,820 5,424 4,580 5,307 2,000
前期⽐増減率 ▲ 54.1% 40.3% 39.6% ▲ 8.3% 30.3% 13.5% ▲ 20.5% ▲ 15.6% 15.9% ▲ 62.3%
売上⾼営業利益率 3.4% 4.6% 5.9% 5.4% 6.8% 7.8% 6.1% 5.1% 6.4% 2.6%
経常利益 2,836 3,741 5,294 4,645 5,321 6,248 4,587 4,388 5,045 1,800
売上⾼経常利益率 3.8% 4.8% 6.2% 5.4% 6.0% 7.2% 5.1% 4.9% 6.1% 2.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,415 2,406 3,590 3,755 4,107 4,089 4,800 2,623 ▲8,933 ▲1,300
売上⾼当期純利益率 1.9% 3.1% 4.2% 4.4% 4.7% 4.7% 5.4% 2.9% ー ー
総資産額 86,524 94,257 102,345 114,049 109,030 109,342 110,994 109,706 101,853
純資産額 56,363 60,728 67,253 76,036 74,341 53,611 58,919 59,229 46,789
⾃⼰資本⽐率 64.8% 63.9% 65.1% 66.1% 67.7% 48.5% 52.7% 53.5% 45.5%
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,537 3,064 6,908 5,941 8,377 8,126 5,753 6,689 5,850
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲4,376 ▲5,697 ▲3,578 ▲5,690 ▲6,389 ▲3,080 ▲1,617 ▲3,388 ▲4,282
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲179 ▲1,334 ▲861 ▲1,222 ▲3,140 ▲1,881 ▲5,869 ▲2,490 ▲3,051
ROE 2.6% 4.1% 5.7% 5.3% 5.5% 6.4% 8.6% 4.5% ▲ 17.0% ▲2.5%
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セグメント別四半期業績推移
2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期
1Q前期⽐ 2Q前期⽐
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 増減率 増減率
売上⾼ 国内⾷品事業計 14,860 14,605 15,875 13,254 14,560 14,356 15,164 13,464 13,498 13,592 ▲ 7.3% ▲ 5.3%
家庭⽤⾷品 3,878 3,542 3,550 2,967 3,514 3,204 3,379 3,273 3,992 3,361 13.6% 4.9%
業務⽤⾷品 5,463 5,418 5,842 5,008 5,393 5,332 5,455 4,839 4,299 4,708 ▲ 20.3% ▲ 11.7%
加⼯⾷品⽤原料等 5,518 5,645 6,482 5,278 5,653 5,819 6,329 5,351 5,206 5,522 ▲ 7.9% ▲ 5.1%
国内化成品その他事業 1,600 1,719 1,785 1,581 1,576 1,702 1,844 1,507 1,460 1,495 ▲ 7.4% ▲ 12.2%
海外事業計 6,013 5,672 6,234 7,329 4,717 5,363 5,014 5,278 3,914 4,709 ▲ 17.0% ▲ 12.2%
海外改良剤 3,590 3,807 4,067 4,075 3,616 4,050 4,044 3,810 3,049 3,698 ▲ 15.7% ▲ 8.7%
⻘島福⽣⾷品 2,422 1,865 2,166 3,253 1,101 1,312 970 1,467 864 1,011 ▲ 21.4% ▲ 23.0%
調整額(セグメント間消去) ▲366 ▲303 ▲460 ▲377 ▲361 ▲384 ▲452 ▲379 ▲416 ▲294 15.2% ▲ 23.4%
連結合計 22,108 21,693 23,435 21,787 20,493 21,038 21,570 19,871 18,457 19,502 ▲ 9.9% ▲ 7.3%
営業利益 国内⾷品事業 1,461 1,413 2,016 883 1,315 1,149 1,784 1,138 1,286 890 ▲ 2.2% ▲ 22.5%
国内化成品その他事業 165 195 207 163 188 155 195 131 167 61 ▲ 11.2% ▲ 60.3%
海外事業 ▲177 ▲578 ▲253 ▲531 ▲7 437 311 ▲1,034 ▲1,881 ▲525 - -
調整額(セグメント間消去) ▲153 ▲88 ▲112 ▲31 ▲40 ▲164 ▲74 ▲178 ▲295 ▲199 - -
連結合計 1,295 942 1,858 484 1,455 1,576 2,217 57 ▲722 227 - -
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