4523 エーザイ 2021-03-26 15:30:00
2020年度「インフォメーション ミーティング」資料 [pdf]

インフォメーション ミーティング
     2021年3月26日
    エーザイ株式会社
                   将来見通しに関する注意事項

 本資料中の目標数値はあくまで中期的戦略、めざす方向性、ビジョン等を示すものであり正式な業績予想ではありません。
  正式な業績予想は東京証券取引所規則に基く年次決算短信での開示をご参照ください。

 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
  これらの文言は、現在における見込み、予測、リスクを伴う想定、実質的にこれらの文言とは異なる現実的な結論、結果を招き得る
  不確実性に基くものです。

 それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な
  経済状況が含まれます。リスクや不確実性は、特に製品に関連した見通し情報に存在します。製品のリスク、不確実性には、
  技術的進歩、特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全性ならびに効果に関するクレームや懸念、規制機関による
  審査期間や承認取得、国内外の保健関連改革、マネジドケア、健康管理コスト抑制への傾向、国内外の事業に影響を与える政府の
  法規制など、新製品開発に付随する課題などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。

 また、承認済み製品に関しては、製造およびマーケティングのリスクがあり、需要を満たす製造能力を構築する能力を欠く状況、
  原材料の入手困難、市場の受容が得られない場合などが含まれますが、これに限定されるものではありません。

 新しい情報、将来の出来事もしくはその他の事項より、見通し情報に更新もしくは改正が望ましい場合であっても、それを行う
  意図を有するものではなく、義務を負うものではありません。

 当社の連結財務諸表は国際会計基準(IFRS)にて開示しています。
               Plan ‘EWAY’


2016年度       2020年度   2021年度        2025年度   2026年度



  ‘EWAY CURRENT’         ‘EWAY FUTURE’       ‘EWAY BEYOND’




                                                             1
EWAY CURRENT
                                      EWAY Current Review
    定量的成果                                                                        連結業績目標                  2020年度目標値      2019年度実績

-   EWAY Current (2016-2019) においては、                                            営業利益                        1,020億円以上        1,255億円
    2020年度の利益目標、2025年度のROE                                                     親会社所有帰属
                                                                                                              740億円以上       1,225億円
    目標を前倒しで達成した                                                                当期利益

-   2019年度150円→160円に年間配当額を                                                                                     15%           18.6%
                                                                               ROE
    増加した                                                                                               (2025年度目標値) (5年間平均ROE10.1%)

    定性的成果
-   レンビマはMerck社*1との戦略的アライアンスを梃子とし、我が国発のブロックバスター ドラッグに
    成長した。今後LEAP*2試験の進捗により、更なる適応症の獲得と患者様貢献の拡大を企図している
-   神経領域においてもAducanumab*3・Lecanemab*3, 4が世界初のアルツハイマー病疾患修飾薬
    (AD-DMT*5)開発成功に向けて最終段階にある
-   一方、Elenbecestat*3は独立安全性データモニタリング委員会の勧告に基づき開発を中止した

                 様々な環境変化が起こりつつあるこのタイミングにおいて、
                新中期計画として EWAY Future & Beyond を始動する
*1 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A. *2 LEnvatinib And Pembrolizumab(レンビマとキイトルーダ®併用試験の総称) *3 バイオジェンとの共同開発品                  3
*4 開発名はBAN2401、バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体 *5 Alzheimer’s disease – Disease Modifying Treatment
                         「去年今年貫く棒の如きもの(虚子) 」                                                                     *1



 - hhc理念の実現を果たすべく、患者様と共同化し、その喜怒哀楽を知り、そのベネフィット向上に努めてきた。
   患者様の憂慮を知り、それを企業としていかに取り除くかを事業の目的としている。この理念経営を堅持する

 - エーザイは世界のアルツハイマー病(AD)治療をリードして来た。これからもその役割を続けていく

 - エーザイは世界のAD当事者・ご家族と交流してきた。これからも更に多くの人々と交流する

 - エーザイは自社創製でグローバル製品を生み出し成長してきた:Aricept, Pariet*2, Halaven, Fycompa,
   Lenvima, Dayvigo

 - エーザイはパートナーシップ モデルで成長してきた。Aricept with Pfizer, Pariet with Johnson &
   Johnson, Aducanumab and Lecanemab*3 with Biogen, Lenvima with Merck*4

 - エーザイはHalaven, Lenvima, FycompaでグローバルにPAP(Patient Assistance Program)を実行してきた。
   その一つとしてTiered Pricing Policyを採用している。これからもChina NRDL*5 (National Reimbursement
   Drug List)収載等を通じて、アクセスの向上を図っていく


 - エーザイは世界のLF(lymphatic filariasis)患者様に治療薬を提供し顧みられない熱帯病の制圧に取り組んできた。
   これからも続けていく
*1 楠木 健 「逆・タイムマシン経営論」 より *2 米国での製品名AcipHex *3 開発名はBAN2401、バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体 *4 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.   4
*5 国家医療保険償還医薬品リスト
EWAY FUTURE & BEYOND
                                                  ヘルスケア産業には3つの変化が訪れる
                                   市場・産業構造                                                                                              競争力
                                                                                                                                      遺伝子解析/治療・再生医療等進展
                                                                                                                         サイエンス
                                                                                                                                      AI*1 / Data&Analysis / Cloud 等の
                                                                                                                         進化           Digital技術による効率化・高品質化

                                                                                                                         バリューチェーン グローバルスケールでの生産工程最適化
                                                                                                                         グローバル化   国境を超えた遠隔・高速コミュニケーション
The World
    x
超高齢社会                                                                                                                    働き方          リモートワーク・フレックス・
                                                                                                                         多様化          副業 / フリーランス進展

                                                                                                       水平分業              Diversity    女性・マイノリティの活躍促進
  先進国                         既存の
    x                         環境                                                                                         コーポレート       取締役会自体の進化
  高齢社会                                                                                                                   ガバナンス        独立性高く高度なガバナンス

                                                                             垂直統合                                        SDGs*2       持続可能な社会創造への貢献
                        Patient                  The People
                           x                         x
                         薬剤                       Solution                                                               理念経営         社会課題と経営方針の連動性

                                                                                                                                                     Block
                                             手段                                                               AI
                                                                                                                    Data &
                                                                                                                   Analysis
                                                                                                                              IoT*3   Cloud   VR*4   Chain    6G
                                                                                                                                                                   8
*1 Artificial Intelligence *2 Sustainable Development Goals *3 Internet of things *4 Virtual Reality                                                                   6
        貫く棒の芯にあるもの
          「憂慮のモデル」


   共感
(Empathy)                 憂慮の抽出・把握

     (全社員は持ち時間の1%を使う)



その戦略の実行                 憂慮の取り除きのための戦略




                                        7
        The Peopleへの視点転換
   EWAY CURRENT           EWAY FUTURE & BEYOND
       ~2020                      2021~

      「hhc 理念」             「hhc 理念+ecosystem」
                                 (hhceco)
 患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を考え       「The Peopleの“生ききる”を支える」
   そのべネフィット向上を第一義とし           我々は最も強みを持つ、
                          NeurologyとOncologyに立脚し、
世界のヘルスケアの多様なニーズを充足する
                         サイエンスに基くSolution創出を推進する
                              加えて、長年実践してきた、
                       顧客の憂慮を知り、解決するhhcプロセスを磨き上げ、
                         The People 一人ひとりの人生に寄り添う
                                    結果として、
                        The Peopleが健康な状態から最期の時まで、
                           その人らしく生ききることを叶え、支える
                                hhceco へと進化する
                                                    8
                  hhc 理念+ecosystem (hhceco)
   - Eisai Universal Platform(EUP)を幹とし、他産業・団体との共生により多様な憂慮の取り除きを拡大していくエコシステム -



                                People
            保険産業
         精度の高い保険商品
                                  Eisai                              企業健診
People
                                Universal
         の開発                                                   社員の健康増進と        People
                                                               医療コスト抑制




                                Platform
              食品産業
           食品による疾病予防
                                                                金融産業
           の可能性検討                                             認知機能に応じた
                                                              金融商品の開発・推奨
People
                                                                               People
                  フィットネス産業                                 通信産業
              疾患予防に関する新たな                               高齢者・患者様の
              運動プログラム開発
                                自動車産業        地方自治体      見守りサービスの開発
                              高齢者運転事故防止    疾病予防事業による
                              プログラムの開発     健康施策の推進


         People                                                       People
                             People          People                                9
                                  Eisai Universal Platform (EUP), (1)


                                               People

                                          Solution Delivery

                                          Solution Package
                                                 R&D
                                                 C&I
                                                                        10
C&I: Collaboration & Incubation
                                           Eisai Universal Platform (EUP) , (2)
                                                    日常領域                                                                                医療領域
       The              健常状態                         病気を発症される前後の状態・未病                                                           病気を発症された後の状態                                             The
      People           健康状態維持                  疾患啓発             予防治療              検査・病院検索                 確定診断                          治療                          アフターケア              HCP*1


                                                                                   “憂慮を取り除く”
      Solution                      Virtualで広くPeopleと“つながる”                                                                  RealとVirtualで深く“つながる”
                               , e-65.net, ソーシャルメディア, 等身大リアルタイム コミュニケーション                                , Medical.eisai.jp等のオウンドメディアを活用した個別オムニチャネル, AI*2による最適Delivery手段確立
      Delivery               コンシューマーヘルス製品との連動による新たなカスタマープールモデル開発                                    (MR, MSL*3, MSC*4, デジタルプロモーション等)による包括的情報提供、遠隔診療に資するオンラインサービス開発

                             健康状態の                                    疾患啓発/                                         正確な                   治療(薬物/非薬物)                      患者様・ご家族の
                             維持・支援                                 予防・検査・病院検索                                       診断                      ・効果確認                        QOLに寄与する施策
                          簡易バイオマーカー(血液検                                                                         簡便な     画像           新薬による治療            投薬効果

    Solution
                          査等による疾患予測)                    相談サイト・SNS               疾患予測情報                                                                                   高齢者施設の紹介
                                                                                                                検査      診断           予防                 可視化



    Package
                          コンシューマーヘルス製品                                                                                                                  画像               地域医療連携(診療が
                                               ×                                                           ×     血液              ×   DTx*5              診断補助         ×   受けやすい環境構築)
                                                        保険・金融機関・                                                        遺伝子
                                                        自治体に関する情報               疾患特異型アプリケーション                   バイオ
                                                                                                                        診断
                          ウェアラブル/ヘルスケア                                                                          マーカー                                    遠隔診断
                                                                                                                                     運動療法                                疾患状態把握アプリ
                          アプリ(PHR獲得)
                                                        セルフチェックソフト              支援マップ                          オンライン診療               保険による治療・生活補助
                          ヘルスケアポータルサイト                  健康診断                    音声ダイアログ
                                                                                                               地域医療連携・疾患ガイドライン・・・・


 EUP                        PHR・EHRデータ(                                     PHR・EHRデータ( ライフログ・健診等)                           EMRデータ(検査・治療・治験データ)                                             EUP
       R&D               EGAIL*2/デジタル ライフログ・健診          等)                                                                                                        EMRデータ(検査・治療・治験データ)


                                          データ サイエンス                                          EGAIL*8/デジタル                                                          創薬
                                                                                                                                                 AIドラッグデザイン/インシリコスクリーニング/
         R&D           自社
                        創薬
                       技術
                                             PHR/EHR/EMR*6                          遺伝子解析/画像解析/アプリ・IoT*9開発/オミックス                              分子モダリティ(低分子化合物・中分子ペプチド・抗体・
                                  高質な治験データ/ビッグデータ解析/ブレイン                      ×     解析/新規創薬ターゲット仮説創出/AIアルゴリズムを                         ×     ADC*10)/遺伝子・細胞モダリティ(核酸・ナノ粒子・ゲノム
                                   ヘルスパネル/ctDNA*7/ゲノムパネル                                     用いた解析                                                     編集)/非薬物療法(DTx)


        C&I                   他者                IoTテックカンパニー                  Pharma Companies                チャネルパートナー                   事業開発パートナー                     国・国際機関
        (Collaboration        技術                  バイオベンチャー                     デジタルヘルステック                   アプリ開発パートナー               自治体・アカデミア・病院 等                      外部コホート
        & Incubation)
*1 Health Care Professional *2 Artificial Intelligence *3 Medical Science Liaison *4 Medical Solution Creator, Real World Data を用いてシステムを開発し、最適な組み合わせでその便益を提供する専門組織 *5 Digital Therapeutics
*6 Personal Health Record, Electronic Health Record, Electronic Medical Record *7 circulating tumor DNA *8 Eisai Genomic AI Laboratory *9 Internet of things *10 antibody-drug conjugate      11
      EUPによる認知症におけるThe Peopleの憂慮取り除き 具体例(1)
                                           日常領域
                    健常状態                               MCI・AD発症前後の状態

                健康状態維持                 疾患啓発                                 認知機能チェック・病院検索

    自身の健康状態を正確に知り                  オンライン・オフラインで                             症状の進行により早く気づき、
      疾患予防を実践する                   正しい情報を知ることができる                           適切な医療機関にアクセスできる
     簡易バイオマーカーによる                     相談サイト                                     認知機能チェック
    発症リスクと疾患予測の情報
                              -   “e-65.net”を通じて、疾患に                  -   “のうKNOW”を用いて認知機能をオンライン
-   血液検査等による、将来のAD
                                  ついて正しい知識に触れる                            でセルフチェックできる
    発症リスクを知る
                              -   他者の経験談から学んだり、                       -   検診・健診で定期的なフォローが可能になる
-   生活習慣指導等を通じ、健康                 直接相談することで安心できる
    状態の維持と疾患予防ができる                                                                    https://nouknow.jp/



          ウェアラブルヘルスケアアプリ
                                                                             ヘルスケア アプリケーション
-    日々の活動はIoT*で記録され、
     エビデンスに基いた予防法を                                                    -   日々の活動記録や認知機能セルフチェック、疾患
     モチベーション高く継続的に実施                                                      情報の入手などを一元管理できる
                                             http://sodan.e-65.net/
     できる                                                              -   生活習慣の改善により、ブレインパフォーマンスを
                                                                          維持向上できる

                     ご自身の健康状態が可視化され、早期に予防アクションが出来る世界を作り上げる
    * Internet of things
                                                                                                            12
             EUPによる認知症におけるThe Peopleの憂慮取り除き 具体例(2)
                                                          医療領域
                                                MCI・AD発症後の状態
                確定診断                                        治療                   アフターケア
    MCI/早期ADのタイミングを逃さず                         様々な選択肢から自分の望む治療を、              ケア・介護の検討にあたり、
       早期に診断が受けられる                                安心な環境で受けられる                 望んでいた環境が見つかる
        **
             簡便・正確な認知機能検査                      病態生理学に基く神経変性関連                介護・施設に関する最新情報
    -        早期診断の簡便なツールに関する                   薬剤による治療                   -   地域における介護・施設の状況が
             情報によって短時間で正確な検査に              -   対症療法ではなく、病因に作用する最新            まとまっており、いつでも最新の情報
             アクセスできる                           の治療に関する情報を知ることにより、            にアクセスすることができる
                                               希望を持つことが出来る
             血液バイオマーカー                                                         地域医療・介護の連携
                                               効果・副作用のモニタリング
    -        脳内アミロイド蓄積の測定に関して、                                           -   病院と病院/介護施設との連携に
             大きな身体的負担を伴わない血液               -   薬物治療による効果や副作用に関する             ついて知ることよって、自分に合った
             検査が利用可能であることを知ること                 情報へのアクセスが可能となる                施設・介護スタイルを実現することが
             ができる                                                            できる
                                               非薬物療法による治療の情報
             診療ネットワーク                      -   薬物治療だけでなく、運動療法やアプリ等
    -        医療機関同士のネットワークや最適な                 によるデジタル テラピューティックス(DTx)
             医療機関の情報を得ることができる                  に関する情報を知ることによって、補助的
                                               治療も選択することが可能となる
    医療領域の診断から治療・ケアに至る課題を解決、どんな状況下においても「自分らしく生ききる」を支える
* 米国、欧州、オーストラリア、ニュージーランドで医療機器として販売されている認知機能テスト(日本では未承認)                                          13
                                                 EUPによるSolution創出の一例
                                                                                                                                         Solution
                                                  C&I/R&D                                                                                                             Solution Delivery
                                                                                                                                         Package
                    “データサイエンス                       EGAIL*1/デジタル”
                  easiit
              エーザイ臨床試験データ                                匿名加工
                                                         各国法令遵守                                  MCIリスク予測
R&D           MISSION AD          *2
                                                         データレイク格納                                  モデル                                                                                           The
 高質な                                                                                                                                       行動変容
                                                                                                                                                                                                People
        Inspection/Diagnostic value, Imaging
治験データ
                                                                                                                                           アドバイス
                    アリセプト                                                                       認知症発症予測
            Inspection/Diagnostic value                                                          アルゴリズム

             国内認知症コホートデータ
                                                                                                 Aβ陽陰性予測
                   臼杵コホート                                                                          モデル
                                                                                                                                                                                                 The
                 ウェアラブルデバイス,
         Medical Question, Life Style, Imaging                                                                                             AD
                                                                                                  AD自然経過
                 J-ADNI                                                                                                                 Continuum                                                HCP*7
                            *3

        Inspection/Diagnostic value, MRI                                                            モデル
                                                                                                                                          カーブ                                   PRO
C&I                                                                                          AD関連遺伝子多型
 外部          海外認知症コホートデータ
コホート                                                                                           アルゴリズム
 等
                   ADNI*4
          Inspection/Diagnostic value,
                                                        •     MCIリスク予測および認知症発症予測アルゴリズムにより、行動を変化させた場合の
              Genomics, Imaging                               未来像をシミュレーションし、自分らしく在り続けるために今選択すべき行動を促す
                   AIBL*5                               •     認知機能の推移曲線であるAD Continuumカーブにより、複雑なADの病勢進行の
          Inspection/Diagnostic value,
                Imaging, CBB*6                                予防と予知を視覚的に分かりやすく提示し、個別化された自然経過・治療効果を知る
               BioFINDER                                                   データに基くエーザイにしかできないSolutionをお届けする
          Inspection/Diagnostic value,              *1 Eisai Genomic AI Laboratory *2 ElenbecestatのフェーズⅢ試験 *3 Japanese Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative
              Genomics, Imaging                     *4 Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative *5 The Australian Imaging, Biomarkers & Lifestyle Flagship Study of Ageing *6 Cogstate Brief Battery
                                                    *7 Health Care Professional
                                                                                                                                                                                                          14
 我が国におけるアルツハイマー病(AD)による見えない社会負担を含めた疾病負担


                                                              日本のADにかかる費用(2018年)
                                      医療費(A)                                                          1兆 734億円

                                  公的介護費(B)                                                           4兆7,832億円

                                                                             家族介護による
                                                                                                                           家族介護による
                                                                            インフォーマルケア
                                                                                                                          生産性損失*(C2)
                                    見えない費用                                    コスト(C1)

                                                                               6兆7,718億円                                    1兆5,470億円                             本邦の医療費は43.4兆円(2018年国民医療費統計)
                                                                                                                                                                  介護費は10.4兆円(2018年介護保険事業)
                                                                                 (A)+(B)+(C1)                                  (A)+(B)+(C2)                       防衛関係費は5.2兆円(2018年度予算)
                                           合計                                12兆6,283億円                                     7兆4,036億円
                                                   ※ 生産性損失の一部はインフォーマルケアコストと重複することから、C1とC2は合算できない。



       ADにかかる社会負担には、膨大な見えない費用(C1,C2)が含まれている。家族介護によるインフォーマ
        ルケアコスト(C1)を算入した場合には、実際に支払われている費用(A+B)の2倍以上(A+B+C1)となる
       見えない費用のうち家族介護による生産性損失(C2)を見ても、その費用は医療費を上回る
Ikeda S, Mimura M, Ikeda M, Wada-Isoe K, Azuma M, Inoue S, Tomita K (2021) Economic burden of Alzheimer’s disease dementia in Japan. J Alzheimers Dis 81(1), doi: 10.3233/JAD-210075.
* 家族介護による生産性損失:就労している方が家族の介護のために就労時間を割くこと、家事労働の時間を家族の介護のために充てること、あるいは介護のために離職することなどにより失われた生産性損失                                                                                            15
World-wide Dementia Pandemicに対するグローバル官民連携の動き
              WEF を起点にDavos Alzheimer’s Collaborative (DAC) が誕生
                          *




                          GAVI                              CEPI                                 DAC
              Gavi, the Vaccine Alliance         Coalition for Epidemic Preparedness    Davos Alzheimer’s Collaborative
                                                              Innovations

                         GAVIアライアンス             感染症流行対策イノベーション連合                       ダボス アルツハイマー病共同研究


                                           World Economic Forumの年次総会で発足
                                                                                         1    Global Cohort
       ワクチンの購入と公平な普及促進                             ワクチン研究開発支援                                 Development

                                                                                         2    Global Clinical
                                                                                              Trial
                 $750M at launch                    $460M at launch                           Healthcare System
                                                                                         3
                 $20B to date                       $780M to date                             Preparedness

                                                                                       $700M over 6 years
                          政府やビル&メリンダ ゲイツ財団などからのFundingにより運営



            2000年設立                                     2017年設立                                2021年設立
* World Economic Forum                                                                                                    16
顧みられない熱帯病
                 リンパ系フィラリア症(LF)制圧に取り組んだ10年
                       PPP*1の活用によりSDGs*2達成に貢献
        パートナーシップの進展                             DEC*4錠によるLFへの貢献
2010年 WHOと顧みられない熱帯病(NTDs*3)に関する   2013年
      日本初のパートナーシップが成立             •DEC錠が顧みられない熱帯病の治療薬として
2012年 10のNTDs制圧に向けたロンドン宣言に唯一の      世界で初めてWHO事前認定を取得
      日本企業として参画                   •インドのバイザッグ工場にてDEC錠を製造し
      WHO、世界銀行、米国・英国政府、NTDs蔓延国     WHOへの無償提供を開始
      政府、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、製薬企業13社
                                  社内のDECマネージャーを中心にLFの疾病啓発、集団投与
 国際保健分野で過去最大の国際官民パートナーシップ         への参加
2020年 •COVID-19ならびに将来のパンデミック
      への治療薬、ワクチン創出に向けビル&                             28か国へ20.1億錠提供
      メリンダ・ゲイツ財団、製薬企業等と協働                                         (2021年3月現在)
     •WHOがNTD Roadmap 2030を承認
      蔓延国のオーナーシップ、疾患統合的な               WHOのLF制圧プログラム(GPELF*5)を通して
      アプローチ、セクターを超えたパートナー              72か国中17か国でLF制圧を達成
      シップが成功の鍵となる                      カンボジア、クック諸島、マーシャル諸島、ニウエ、トンガ、バヌアツ、
                                       パラオ、ベトナム、ウォリス・フツナ、キリバス、モルディブ、スリランカ、
      LF、マイセトーマ等20NTDs全てが対象            タイ、トーゴ、エジプト、イエメン、マラウィ
      疾患に
                                   2030年のLF制圧に向けDEC錠の無償提供を継続
2021年 NTDコミュニティの300を超えるパートナーと      パートナーシップを活用し、NTDs制圧にコミットする
     World NTD Dayに制圧の啓発(1月30日)     *1 Public private partnership *2 Sustainable Development Goals *3 Neglected Tropical Diseases
                                    *4 Diethylcarbamazine *5 Global Programme to Eliminate LF                                       18
                                           パートナーシップでNTDs の世界を変える                                                     *1


                                    GHIT Fund, LFで築いたネットワークを梃子とする研究開発
       GHIT Fundで支えられる研究開発ポートフォリオ                                                                                          DNDi NTDs 共同研究の進展
             Global Health Innovative Technology Fund                                                                      Drugs for Neglected Diseases initiative

                                        探索研究                      前臨床研究                         臨床研究               2009年 シャーガス病治療薬開発の協力契約
                                                                                                                          E1224単剤 フェーズⅡ試験 ボリビア (~2013年)
                                 NTD Drug Discovery
                                 Booster -
                                                                                                                          E1224併用 フェーズⅡ試験 ボリビア (~2018年)
                                  シャーガス病&                                                E1224 -                          古くから使用されている既存薬の効果と安全性を確認
              シャーガス病&                               シャーガス病ワクチン
                                  リーシュマニア症                                                シャーガス病
              リーシュマニア症                              (アジュバント: E6020)                                                       し、新たなレジメンにつながる知見を得た
                                                                                          (フェーズⅡ試験完了)
                                 新規PDE*2阻害剤 -
 顧みられ
ない熱帯病
                                  シャーガス病
                                                                                                                   2015年 リーシュマニア症とシャーガス病の新薬開発をめざした
(NTDs)            リンパ系
                 フィラリア症
                                                            AWZ1066S -                                                   コンソーシアム(NTD Drug Discovery Booster)
                                                              抗ボルバキア菌剤
                   (LF)                                                                                                  に参画
                                                                                         E1224 -                          マイセトーマ新薬開発に向けた契約
                 マイセトーマ
                                                                                          (フェーズⅡ試験継続中)
                                                                                                                          E1224単剤 フェーズⅡ試験 スーダン (実施中)
                                 新規DHODH*3阻害剤
                                                            BRD5018 -                    SJ733 -                          マイセトーマに対する世界で唯一の臨床試験
                                                             tRNA合成酵素阻害剤                  ATP4ase阻害剤
                  マラリア           新規ASO*4予防薬
                                 探索スクリーニング
                                                            E1511 - GWT1阻害剤               (経口剤、フェーズⅡ               2020年 COVID-19への対応として、
世界三大                                                        SJ733 - (注射剤)                 試験準備完了)
                                                                                                                         共同でアフリカの感染症
 感染症
                                                                                                                         研究基幹病院に防護具提供
                                 新規トリプトファン合成
                 結核(TB)
                                 酵素阻害剤
                                                                                                                    臨床試験データのさらなる活用、現地との連携を強化し、
                                                                                                                    NTDsの簡易な診断法、新たな治療法の開発につなげる
     日本発GHITのFunding、DNDi のNTDs新薬開発Expertise、エーザイの創薬Knowledgeによる
        アプローチにより、最新のサイエンスを活用しエビデンスを生み出し、NTDsの世界に貢献する
                                                                                                                                                                     19
*1 Neglected Tropical Diseases *2 phosphodiesterase *3 Dihydroorotate dehydrogenase *4 antisense oligonucleotide
Message
        屋久杉的経営 (Long-termism)




  屋久杉は樹齢 約2,000年、幹回り 15メートル近くと巨大である。しかしながら その年輪幅は約1mmと細かい
樹海の上に顔を出し、高い所に様々な植物を共生させ、それを目当とする昆虫や小動物も加わり一大共生群を造り出す
            根には豊かな苔をむす。「苔のむすまで」は長期に亘る繁栄の象徴である
  いわば屋久杉は樹上と樹下の双方に長期的成長を実現する、エコシステムを形成するプラットフォーマーである
                                                            21
     EWAY Future & Beyond Aspiration
             EWAY Future & Beyondにおいて
         エーザイは、The Peopleの「生ききる」を支える
         Eisai hhc ecosystem(hhceco)を構築する

       そのコアとなるEisai Universal Platform(EUP) は
自社技術の粋を結集したR&Dと、他者技術とのシナジーを引き出すC&Iをベースとし
           自社と他者の技術をシンクロさせることにより
    The People一人ひとりに対する多様な“Solution”を創製する
     そして、日常領域から医療領域の様々なお相手にフィットした
     Solutionを組み合わせるSolution Packageを生み出し
             Solution Deliveryとしてお届けする

                   hhcecoを通じ、
        エーザイは様々な産業のプレーヤーと共生していく
      屋久杉が多様な生命を育む一大共生群を形成するように、
          産業横断的hhc ecosystemを実現する

 結果として、The Peopleの憂慮を大きく取り除き「生ききる」を力強く支えていく     22