4523 エーザイ 2021-02-03 16:00:00
2020年度 第3四半期 決算説明会資料 [pdf]

        2020年度
     第3四半期 決算説明会


2021年2月3日
                将来見通しに関する注意事項

n 本資料中の目標数値はあくまで中期的戦略、めざす方向性、ビジョン等を示すものであり正式な業績予想ではありません。
 正式な業績予想は東京証券取引所規則に基く年次決算短信での開示をご参照ください。


n 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
 これらの文言は、現在における見込み、予測、リスクを伴う想定、実質的にこれらの文言とは異なる現実的な結論、
 結果を招き得る不確実性に基くものです。


n それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な
 経済状況が含まれます。リスクや不確実性は、特に製品に関連した見通し情報に存在します。製品のリスク、不確実性には、
 技術的進歩、特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全性ならびに効果に関するクレームや懸念、規制機関に
 よる審査期間や承認取得、国内外の保健関連改革、マネジドケア、健康管理コスト抑制への傾向、国内外の事業に影響を与える
 政府の法規制など、新製品開発に付随する課題などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。


n また、承認済み製品に関しては、製造およびマーケティングのリスクがあり、需要を満たす製造能力を構築する能力を欠く状況、
 原材料の入手困難、市場の受容が得られない場合などが含まれますが、これに限定されるものではありません。


n 新しい情報、将来の出来事もしくはその他の事項より、見通し情報に更新もしくは改正が望ましい場合であっても、
 それを行う意図を有するものではなく、義務を負うものではありません。


n 当社の連結財務諸表は国際会計基準(IFRS)にて開示しています。
                 2020年度第3四半期 連結業績(IFRS)
                    長期化するCOVID-19の影響下においても増収達成
                                                                                                   (億円、%)
                                                 2019年4-12月                      2020年4-12月
                                                実績          売上比           実績          売上比         前同比
    売上収益                                         4,861    100.0            4,983       100.0          103
     売上原価                                        1,272     26.2            1,202         24.1          94
    売上総利益                                        3,589     73.8            3,782         75.9         105
     研究開発費                                       1,030     21.2            1,082         21.7         105
       パートナー負担額を加味した研究開発費                        1,518     31.2            1,550         31.1         102
     販売管理費                                       1,884     38.8            2,114         42.4         112
     その他の損益                                         59      1.2              △9         △0.2            -
    営業利益                                           733     15.1              577         11.6          79
    当期利益                                           739     15.2              459          9.2          62
    当期利益(親会社所有者帰属)                                 733     15.1              452          9.1          62
    ROE(%)                                           15.3                              8.9
                                                2020年3月末実績                     2020年12月末実績
    Net DER*(倍)                                      △0.29                           △0.20
    親会社所有者帰属持分比率(%)                                  63.8                            65.4
    2020年度第3四半期期中平均レート 米ドル:106.11円(前期変動率-2.4%)、ユーロ:122.37円(同+1.1%)、英ポンド:136.24円(同-1.1%)、人民元:15.44円(同-1.0%)
    * Net DER: Net Debt Equity Ratio=(有利子負債(社債及び借入金)-現金及び現金同等物-3カ月超預金等-親会社保有投資有価証券)÷親会社の所有者に帰属する持分



1
                                   売上収益の増減要因分析
                      レンビマの拡大による揺るぎない収益力により増収達成
    (億円)
                                                                                                           前同差
    5,000                                                                                        +30      +123億円
                                                                    +24              -6
                                      +189             +9
    4,900
                            -122

    4,800
                                                                                                            4,983
    4,700
             4,861
                                                                               グローバルブランド増減金額
                                                                               •  レンビマ  232
    4,600                                                                      •  フィコンパ  13
                                                                               •  ハラヴェン -24

    4,500                                                                                 *1
              2019年         日本事業     アメリカス事業          中国事業          EMEA事業          ALA事業         その他        2020年
              4-12月                                                                                          4-12月
              売上収益                                                                                           売上収益
            <増加要因>             <増加要因>                <増加要因>       <増加要因>            <減少要因>     <増加要因>
             新医薬品の拡大*2         レンビマの拡大              レンビマ、       レンビマ/Kisplyx、    ヒュミラ契約    EZH2阻害剤タゼメトスタットの権利譲渡
                                血小板減少治療剤              Fycompa、     Fycompaの拡大        終了         (2020年度1Q)*4       115
            <減少要因>               avatrombopagの権利譲渡     ハラヴェンの                                   レンビマ2020年1-12月売上収益
             薬価改定               (2020年度3Q)*3          拡大         <減少要因>                         1,200百万米ドル達成 販売マイルストン
             COVID-19の影響                                          COVID-19の影響                  (2020年度3Q)         207
             リリカ後発医薬品発売       <減少要因>                                                          <減少要因>
                                BELVIQの販売中止                                                    EZH2阻害剤タゼメトスタットの権利譲渡
                                COVID-19の影響                                                     (2019年度3Q)*4       120
      増減要因の数値は概数                                                                                レンビマ2019年1-12月売上収益
      *1 アジア・ラテンアメリカ *2 フィコンパ、ケアラム、エクフィナ、デエビゴ、ジセレカ、グーフィス *3 マイルストンペイメント受領権の譲渡                    800百万米ドル達成 販売マイルストン
2     *4 日本以外の地域における売上ロイヤルティ受領の権利                                                                (2019年度3Q)         164
                                     営業利益の増減要因分析
                             パートナーシップモデルによる成長機会を捉えた
                                  継続的な積極投資を実行
(億円)
1,000
                     +239        -131
                                                                                                           (参考) パートナー負担額を
                                               -17        -108                                             加味した研究開発費(億円)
                                                                                                             パートナー負担額
 800
                                                                       -143                                  研究開発費
                                                                                              前同差
                                                                                                                    1,550
 600
                                                                                      +3     -156億円         1,518

                                                                                                             487     468

 400
          733
                                                                                                 577
 200                                                                                                        1,030   1,082



    0
         2019年       グローバル        デエビゴ         レンビマ    レンビマ    AD                    その他         2020年      2019年   2020年
         4-12月       ブランドの         上市          R&D費用 利益折半費用*2 関連費用                               4-12月      4-12月   4-12月
         営業利益         拡大*1        関連費用                                                           営業利益
                             <増加要因>
                              EZH2阻害剤タゼメトスタットの権利譲渡(2020年度1Q)*3                                     115
                              レンビマ2020年1-12月売上収益1,200百万米ドル達成 販売マイルストン(2020年度3Q)                    207
                              レンビマ甲状腺がん中国承認マイルストン(2020年度3Q)*4                                       10
                              血小板減少治療剤avatrombopagの権利譲渡(2020年度3Q)*5
                              希望退職の募集に伴う解雇給付の減少*6                                                     3
                             <減少要因>
                              エルメッドエーザイ譲渡益(2019年度1Q)                                                44
                              EZH2阻害剤タゼメトスタットの権利譲渡(2019年度3Q)*3                                     120
    増減要因の数値は概数                レンビマ2019年1-12月売上収益800百万米ドル達成 販売マイルストン(2019年度3Q)                      164
    *1 レンビマ、ハラヴェン、フィコンパの営業利益を表示 *2 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.との戦略的提携による利益折半費用
    *3 日本以外の地域における売上ロイヤルティ受領の権利 *4 共同開発への対価のため、開発活動の進捗に応じて研究開発費の戻入として計上
3   *5 マイルストンペイメント受領権の譲渡 *6 2019年度3Q実績(33億円)-2020度3Q実績(30億円)
                   2020年度 連結業績見通し(IFRS)
    将来の企業価値向上に向けた積極投資継続とバランスシートマネジメントによる安定配当
                                                                             (億円、%)
                                    2019年度                 2020年度              5月
                                 実績      売上比       見通し      売上比      前期比       開示
    売上収益                          6,956    100.0   6,470    100.0       93     7,190
     (参考) その他事業 売上収益              1,184     17.0     590       9.1      50     1,020
     売上原価                         1,757     25.3   1,580     24.4       90     1,715
    売上総利益                         5,199     74.7   4,890     75.6       94     5,475
     研究開発費                        1,401     20.1   1,520     23.5      108     1,655
     販売管理費                        2,563     36.8   2,840     43.9      111     2,945
     その他の損益                          20      0.3    △10      △0.2        -          5
    営業利益                          1,255     18.0     520       8.0      41       880
    当期利益*                         1,225     17.6     400       6.2      33       675
    当期利益(親会社所有者帰属)                1,218     17.5     395       6.1      32       670
    EPS(円)                           425.01                139.00             233.00
    ROE(%)                            18.6                  6.0                   9.7
    DOE(%)                             7.0                  6.8                   6.7
    配当金(円)                            160                   160                  160
    2019年度期中平均レート              米ドル:108.73円、ユーロ:120.81円、英ポンド:138.24円、人民元:15.60円
    2020年度第1~3四半期期中平均レート       米ドル:106.11円、ユーロ:122.37円、英ポンド:136.24円、人民元:15.44円
    2020年度第4四半期期中平均予想レート       米ドル:103.50円、ユーロ:125.50円、英ポンド:140.00円、人民元:15.80円
    * 2019年度には米国法人税に対する会計上の引当金を戻入したことに加え、当社グループにおける日米間の資金偏在を解消するために米国連結子会社から当社へ払込資本の払
    戻しを行った結果として当社に生じた法人所得税の減少などを反映
4
                                        認知症がもたらす社会への影響
                                           課題解決への使命
                    認知症に関する統計
         世界の死亡原因のトップ10の中で
          アルツハイマー病が唯一予防法、                                                        The Davos
                                                                                Agenda 2021
          治療法が確立されておらず
                                                                               (2021年1月25日)
          増え続けている
         2050年には世界の人口の6人に
                                                                                     患者様、一般生活者の参画
環境




          1人が65歳以上になり*1、認知症
          当事者が現在の3倍(1億5200万人)                                                     睡眠、食事、運動などの予防行動の推進
          になると予測されている*2                                                           ブレインパフォーマンスのチェック
         全世界で約60%の認知症当事者は
          低中所得国に住んでおり、十分な
                                                                                     デジタル技術を駆使し
          ケアが受けられていない*2                                                           グローバルでソリューションを追究
         医療費と比較してケア費用(社会的                                                       官民のデータを活用してイノベーションを加速
          ケア、家族などのケア)による負担が                                                      簡便な血液採取やデジタルを駆使した
コスト*3




          大きい                                                                     バイオマーカーによる早期診断の実現
         認知症にかかるコストは2015年に                                                      他産業の参画による認知症当事者を
                                                                                  支えるエコシステム構築
          グローバル計で約90兆円、2030年に
                                                                                 低中所得国も含めた政府のエンゲージメント
          約220兆円と推計されている
                                                                               Public-Private Partnershipの活用
        *1 World Population Ageing Report 2019 (United Nations Department of
        Economics and Social Affairs)*2 WHO Fact Sheets Dementia
5       *3 World Alzheimer Report 2015
                      aducanumab   *


     米国(FDA)、欧州(EMA)、日本(PMDA) 3つのリージョンで申請完了
               2020年11月6日に諮問委員会が終了
               バイオジェンは、FDAによる追加情報の要請に応え、
                追加の解析および臨床データを提出
     米国
               FDAによる審査期間が3カ月延長
                新たなPDUFAアクションデートは2021年6月7日
               バイオジェンは引き続きFDAと協議を継続
               2020年10月30日、欧州医薬品庁(EMA)への
     欧州         販売承認申請(MAA)が受理
               標準スケジュールに従い当局により審査中
               2020年12月10日に申請
     日本
               標準審査の対象として当局により審査中
           米国、欧州、日本以外の地域についても順次当局相談を実施
          登録資格のある患者様を、EMBARK再投与試験に登録継続中
           初のAD疾患修飾剤としての上市をめざす
      米国での上市準備は整い、米国以外での上市に向けて準備を強化
6   * バイオジェンとの共同開発品
抗Aβプロトフィブリル抗体 lecanemab                                        *
                                                                   (BAN2401)

                      フェーズⅢ試験 Clarity AD
                                    (Early AD)
 COVID-19の流行下においても在宅での治験薬投与や遠隔医療
  (telemedicine)を活用し、臨床試験に参加する患者様の安全を確保
  しながら試験を推進
 高質なデータを確保するためにFDAと協議を行い、200症例を追加し、
  COVID-19による通院困難により投与機会が一時的に失われた症例の
  データを補完することを決定。この変更は、何の臨床試験結果の情報も
  ない状態で実施
 2021年1月にスクリーニング登録を締め切り、間もなく患者様割り付けも
  完了予定
 200症例を追加する(計1,766症例)ものの、Primary endpointの
  Final readoutはこれまで通り2022年度2Qをめざす
                     COVID-19の影響を最小化し
                   高質なデータの確保に向けて試験を推進
7   * バイオジェンとの共同開発品。バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体
抗Aβプロトフィブリル抗体 lecanemab                                                                                                                    *1
                                                                                                                                                (BAN2401)
                                201 OLE(Open label extension)試験
     コア試験投与終了後から                                                                    OLE12カ月の脳内Aβ蓄積量の変化とARIA-E*5発生率について
OLEベースライン(平均約2年経過後)の変化                                                                     2020年11月 CTAD*6でデータを発表
コア試験18カ月投与で確認された脳内Aβ蓄積の低下は、                                                               OLE試験12カ月の脳内Aβ蓄積量の変化 (アミロイドPET SUVr値)
   投与終了後から平均約2年経過後まで維持
                                                                                                     OLE試験では全治験参加者に
                            アミロイドPET SUVr*2、3                                             1.38        10mg/kg biweekly投与                             コア試験で
Aβ蓄積低下(SUVr変化量)




                                                                    Aβ蓄積低下(SUVr値)
                       投与期間              無投与期間                                                            コア試験のプラセボ群                              プラセボ被験者への
                                                                                                          コア試験の10mg/kg biweekly群
                                                                                                                                                    OLE試験での
                                                                                                                      アミロイド
                                                                                                                       陰性
                                                                                                                                                     10mg/kg
                                                                                         1.08                                                      biweekly投与
                     プラセボ                                                                                                           1.05
                    10mg/kg biweekly    Aβ蓄積低下が維持
                                                                                                                                                   により、速やかに
                    コア           18カ月               OLEベースライン
                                                                                                                                    1.04
                                                                                                                                                   アミロイド陰性に
                  ベースライン
                                            平均約2年
                                                                                      OLE
                                                                                    ベースライン           Visit (月)
                                                                                                                                                      達した
                                                                       カプラン・マイヤー法により推定されるOLE試験のARIA-E発生率 (コア試験の投与群別推定)
                     コア試験18カ月投与で確認された
                  プラセボ群と実薬投与群との臨床症状の差は、
                   投与終了後から平均約2年経過後まで維持                                                  OLE試験では全治験参加者に
                                                                                        10mg/kg biweekly投与                         コア試験でプラセボを投与された後に
                                                                ARIA-E発生確率




                                                                                                           コア試験の
                               CDR-SB*4                                                                               プラセボ群        OLE試験で10mg/kg biweeklyを
                                                                                                                                   投与された被験者では、
                     投与期間               無投与期間
                                                                                                                                   カプラン・マイヤー推定による
    臨床症状の悪化




                     プラセボ                              臨床症状                                                                        ARIA-E発生率は約10%であり、
                     10mg/kg biweekly                   の差が
                                                                                                                                   コア試験で観察された発生率9.9%と
                                                        維持
                                     臨床症状                                                                                          一致している
                                                                                      OLE 2 3    6    9    12    15    18     21
                                      の差                                            ベースライン           Visit (月)

       コアベースライン               18カ月               OLEベースライン                          OLE試験では、10mg/kg biweekly投与でのARIA-E発生率が
                                         平均約2年                                               約10%と低いことを再確認した
            *1    バイオジェンとの共同開発品。バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体 *2 Standard Uptake Value Ratio
            *3    PET SUVrの例数: コアベースラインのプラセボ群10例・実投与12例、コア18カ月のプラセボ群9例・実薬投与群11例、OLEベースラインのプラセボ群10例・実薬投与群12例
            *4    CDR-SBの例数: コアベースラインのプラセボ群37例・実薬投与群35例、コア18カ月のプラセボ群35例・実薬投与群33例、OLEベースラインのプラセボ群36例・実薬投与群35例
            *5    ARIA-E(amyloid-related imaging abnormality‒edema) アミロイド関連画像異常のうち、浮腫性変化
8           *6    第13回 アルツハイマー病臨床試験会議 The Clinical Trials on Alzheimer's Disease conference
    抗Aβプロトフィブリル抗体 lecanemab                                                                                   *1
                                                                                                                   (BAN2401)

      フェーズⅢ試験 AHEAD 3-45 (Preclinical AD)
                           ACTC*2と産官学協働で2020年9月に試験を開始
    米国に続き、2020年11月に日本で登録を開始 (米国ではA3, A45 いずれの集団もFPIを達成)
    米国、カナダ、日本、シンガポール、英国で治験実施施設の立ち上げが完了
     オーストラリア、スペイン、オランダでも施設立ち上げをめざし準備中
    治験参加者の安全を確保するために在宅での治験薬投与を検討
    合計1,400名の登録をめざす
      臨床試験デザインと初期のスクリーニング結果について2020年11月 CTAD*3で発表
 A3トライアルおよびA45トライアルにおける無作為化の共通プロトコル
            A3は脳内Aβ蓄積を遅らせることを目的に、脳内Aβ蓄積が境界域にある治験参加者を割り付ける
            A45は認知機能低下のリスクリダクションを目的に、脳内Aβ蓄積が陽性の治験参加者を割り付ける
            A3, A45それぞれに用量を設定
     全治験参加者に対して、ベースライン、2年、4年時に、アミロイドPETとタウPETを確認する
     探索的バイオマーカーパネルとしてCSF*4や血液中のバイオマーカーの変化を確認する
            CSF : Aβ1-42, Aβ1-40, t-タウ*5, p-タウ*6, neurogranin, NfL*7
     初期スクリーニングの結果では、スクリーニングによるA3, A45への割り付け比率は ほぼ予測通りであった

                        AD治療において、より早期段階への介入の意義を追究
    *1 バイオジェンとの共同開発品。バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られたアルツハイマー病に対する抗体
    *2 Alzheimer’s Clinical Trials Consortium: 世界のAD研究をリードするグループの1つであり、ADをはじめとする認知症治療薬の創出にむけた臨床試験の加速・拡大をめざし、NIHの資金
    拠出を受けて2017年12月に発足した米国における35の臨床試験施設からなる臨床試験ネットワーク
    *3 第13回 アルツハイマー病臨床試験会議 The Clinical Trials on Alzheimer's Disease conference *4 cerebrospinal fluid *5 total tau *6 phosphorylated tau
9   *7 neurofilament light chain
       AD Continuumを基軸とするプロジェクトが進行中
                  E2814, E2511
                                                  E2814 抗MTBR*1タウ抗体
                                                フェーズⅠ反復投与漸増試験(MAD) 進行中

               フェーズⅠ試験 単回投与試験(SAD)結果を2020年11月 CTAD*2で発表
    健康成人に対する単回投与の忍容性を確認
    血中およびCSFのE2814の薬物動態は一般的抗体薬と同等であった
    CSF中のMTBRタウを測定することでE2814が脳内で標的に直接作用したことが検証された
    これらの結果から、反復投与漸増試験(MAD)を開始
                                    2021年度のフェーズⅡ試験開始に向けて準備中

                                           E2511 TrkA*3結合シナプス再生剤
                                                   フェーズⅠ単回投与試験(SAD) 進行中

 AD Continuumにおいて コリン作動性神経は非常に脆弱であることが広く知られている
 MCI due to ADの段階では、TrkAの発現の顕著な減少(軸索先端のシナプス数の低下)が見られる
  が、神経細胞体の顕著な減少は認められない(ダメージ神経)
 E2511は細胞膜上のTrkAに結合し、コリン作動性神経のサバイバルおよびシナプス再生シグナルを
  オンにすることで、ダメージを受けた神経の回復およびシナプス再形成を促し、神経変性による脳萎縮を
  抑制することが期待される
            TrkAに結合し、ダメージを受けたコリン作動性神経を機能性神経に回復させる
                        シナプス再生作用の可能性を追究
10   *1 Microtubule binding region *2 第13回 アルツハイマー病臨床試験会議 The Clinical Trials on Alzheimer's Disease conference *3 tropomyosin receptor kinase A
                                AD診断環境が着実に進展中
     医療領域におけるキャズム = 早期ADに対する簡便な診断ツールの浸透が課題
 認知機能診断デジタルツール
 Cogstate (CognigramTM) 米国・欧州・オーストラリア・ニュージーランドで医療機器承認済、
                        医療関係者によるMCIや認知症の診断に活用
 アミロイドPET
 米国・欧州・日本で複数トレーサーが承認済*1(日本ではMCI適応外)、米国では一部保険償還あり
 Aβ-CSF*2
 富士レビオ*3 (INNOTEST®)                        欧州CEマーク取得済、欧州の保険償還は国ごとに異なる
 富士レビオ*3 (Lumipulse®)                       欧州CEマーク取得済、日本申請済、米国申請済(BDD付与*5)
 ロシュ*4 (Elecsys®)                           欧州CEマーク取得済、米国FDAからBDD付与*6
 Aβ-血液*2
 島津製作所 (Amyloid MS)                                             「診断の参考情報となり得る生理学的パラメータを測定
                                                                する診断機器」として承認済(日本、2020年12月)
 C2N (PrecivityADTM)                                            欧州CEマーク取得済、米国FDAからBDD*7付与
 シスメックス (HISCLTM, Immunoassay)                                  開発中(全自動測定、高スループット)
 リスク診断遺伝子
 ApoE遺伝子などを含むSNPs解析を用いたポリジェニック リスク スコアによる発症・予後リスク診断が
 期待される
                      AD疾患修飾剤の上市に向け、環境整備を強力にサポート
     *1 米国・欧州では18F-Florbetapir, 18F-Flutemetamol, 18F-Florbetabenの3トレーサーが承認済み。日本では18F-Florbetapir, 18F-Flutemetamolの2トレーサーが承認済みで合成機
     器としては18F-Florbetabenを加えた3トレーサーが承認済み *2 各社開示情報に基づく *3 欧州はFujirebio Europe N.V. *4 Roche Diagnostics
11   *5 Aβ42/40比に対するBreakthrough Device Designation *6 Aβ40とp-tau181に対するBreakthrough Device Designation *7 Breakthrough Device Designation
     神経変性疾患の診断と治療概念変革への
          長期的コミットメント
      疾患概念を臨床症状ではなく病態生理学的変化に基づき再定義する

例えばアルツハイマー病はAβ凝集体を誘因
とする神経変性と定義され、複数のバイオ
マーカーによりサブクラスに分類される

              疾患ステージを症状の重症度ではなく
      バイオマーカー変化に基づき病態生理変化の連続体として再定義する

例えばアルツハイマー病では、Aβ、タウおよび
病態関連バイオマーカーの連続的変化により
病態の進行度が定義される

      治療選択肢を臨床症状ではなく根本原因の修飾を基に最適化する

例えばアルツハイマー病の治療薬は、
Aβ凝集、タウ凝集、およびシナプス機能低下
を正常化するよう最適に選択される

     神経変性疾患のリスクを持つ人々と患者様への医療・社会的貢献を拡大する
12
                                                          レンビマ
                                 4つの適応による患者様貢献を拡大
                                   アメリカス 622億円(前同比132%)
        レンビマ
     品目売上収益推移(億円)                        • 子宮内膜がん適応のキイトルーダ®との併用療法は承認取得後、継続的な成長
                                         • 免疫療法後のポジショニング確立による腎細胞がんのエベロリムス併用療法が拡大
  アメリカス
  中国
                  1,038億円                • 肝細胞がん、子宮内膜がん適応において、メルク社との活動を強化し集中的に展開
  EMEA
                   前同比129%                  中国           151億円(前同比141%)
  日本                                     • 肝細胞がん適応の新PAP*1による患者様アクセスが拡大
  アジア・ラテンアメリカ                            • 肝細胞がん適応の国家償還リスト収載によるさらなるアクセス拡大をめざす
  805億円                                  • 新たに取得した甲状腺がん適応により患者様貢献の拡大をめざす
                                          EMEA           118億円(前同比131%)
                         622            • 甲状腺がん、腎細胞がんの新規データの至適投与量提案により患者様ベネフィット拡大
                                        • MSD社*2との強固な活動により肝細胞がんのリーディングポジションを維持
                                        • Virtualプロモーション強化による継続したレンビマの成長
       471                                  日本           97億円(前同比95%)
                                         • 日本肝臓学会 肝癌診療マニュアル第4版においてBCLC-B*3のup-to-seven*4
                                           基準外などのTACE*5不適患者様への使用推奨により患者様貢献が拡大
                                         • 胸腺がんの適応追加に向けて準備中
                         151
       107                               アジア・ラテンアメリカ                    49億円(前同比141%)
                         118             • アジア横断Virtualプロモーションにより、肝細胞がん1Lポジショニング確立
         90                              • 新たに承認を取得した香港、タイを含むアジア7カ国で子宮内膜がんの患者様への貢献を
                                           拡大
       102                97
       35                 49                          BCLC-B肝細胞がん患者様へのグローバルでの貢献と
 2019年度4-12月実績 2020年度4-12月実績                          子宮内膜がん適応の拡大により、さらなる成長をめざす
      キイトルーダ®は Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標。共同開発によりレンビマとの併用による適応取得をめざす
      1L:ファーストライン、2L:セカンドライン *1 Patient Assistance Program: 患者様支援プログラム *2 Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.が米国とカナダ以外で事業を行う
      際に使用している名称 *3 バルセロナ臨床肝がん病期分類(Barcelona Clinic Liver Cancer) 中間期 *4 最も大きい腫瘍の径と腫瘍個数の和が7の肝細胞がん
13    *5 Transcatheter Arterial ChemoEmbolization
                   レンビマ
        陸続と拡大する適応症によりさらなる患者様貢献の追求
                                                                              承認申請準備中
            承認取得                                              腎細胞がん1L(キイトルーダ®との併用)
        甲状腺がん                               主要評価項目であるPFS*1と重要な副次評価項目であるOS*2とORR*3について
                                            対照薬のスニチニブに対する統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し
      (中国、単剤療法)                                    主要評価項目および重要な副次評価項目を達成
                                                          ASCO-GU*4で発表予定

                                                      全身療法後子宮内膜がん(キイトルーダ®との併用)
          承認申請中                                   OSとPFSの2つの主要評価項目およびORRの副次評価項目を達成、
        胸腺がん                                      治験医師選択化学療法(ドキソルビシンまたはパクリタキセル)に対する
                                                         統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善
      (日本、単剤療法)                                                SGO*5で発表予定

                         キイトルーダ®との新たな適応拡大試験
                      胃がん1L(LEAP-015試験) フェーズⅢ試験                                                                           小児開発
                     バスケット型試験*6の承認申請用症例数拡大・                                                                                固形がん
                   膵臓がん2L/3L追加(LEAP-005試験) フェーズⅡ試験

             追加の適応取得により
     レンビマの標準治療としての強固なポジショニング確立へ
     キイトルーダ®は Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標。共同開発によりレンビマとの併用による適応取得をめざす
     1L:ファーストライン、2L:セカンドライン、3L:サードライン *1 Progression-Free Survival:無増悪生存期間 *2 Overall Survival:全生存期間
     *3 Objective Response Rate:奏効率 *4 American Society of Clinical Oncology Genitourinary Cancers Symposium 2021(2021年2月11日~13日開催)抄録番号269
14   *5 Society of Gynecologic Oncology 2021(2021年3月19日~25日開催)抄録番号10191 *6 トリプルネガティブ乳がん、胃がん、卵巣がん、大腸がん、膠芽腫、胆道がん
                                        レンビマ+キイトルーダ®
                           承認申請用比較対照試験の確実な進捗
     承認取得済み                                               フェーズⅢ試験
      の適応症                                                子宮内膜がん 1L(LEAP-001試験)
                                                          肝細胞がん 1L(LEAP-002試験) ・・・患者様登録完了
     今後承認取得                                               メラノーマ 1L(LEAP-003試験)
     予定の適応症                                               非小細胞肺がん 1L 化学療法との併用(LEAP-006試験)
                                                          非小細胞肺がん 1L PD-L1陽性(LEAP-007試験)
              ®
     キイトルーダ
                                                                                         ・・・患者様登録完了
      との併用
                                                          非小細胞肺がん 2L(LEAP-008試験)
                                    承認申請準備中
                                                          頭頸部がん 1L(LEAP-010試験)
                     BTD による
                         *1          全身療法後
                                     子宮内膜がん               膀胱がん 1L(LEAP-011試験)
                    早期の承認取得
                                                          肝細胞がん 1L TACE併用(LEAP-012試験)
                      全身療法後
                                                          胃がん1L(LEAP-015試験) ・・・新たな試験として開始
                      子宮内膜がん
     腎細胞がん2L                                              フェーズⅡ試験
 エベロリムスとの併用                                               メラノーマ 2L(LEAP-004試験)・・・患者様登録完了
                                       腎細胞がん1L            バスケット型試験*2(LEAP-005試験)
                     肝細胞がん1L                                  ・・・承認申請用症例数拡大・膵臓がん2L/3L追加
                                      承認申請準備中
     甲状腺がん
                        単剤療法                              頭頸部がん 2L(LEAP-009試験)
      単剤療法
                              COVID-19の影響を最小限に抑えながら臨床試験は順調に進行

     非小細胞肺がん、肝細胞がん、腎細胞がんなど
 2025年度の5,000億円レベルに資する試験が順調に進行
      キイトルーダ®は Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標。共同開発によりレンビマとの併用による適応取得をめざす
15    1L:ファーストライン、2L:セカンドライン *1 Breakthrough Therapy Designation *2 トリプルネガティブ乳がん、胃がん、卵巣がん、大腸がん、膠芽腫、胆道がん、膵臓がん
 ポスト レンビマを担うファーストインクラスのNME*1パイプラインの乳がんでの進展
                  ERα阻害剤H3B-6545、FGFR1,2,3阻害剤E7090
                    H3B-6545 (SERCA*2):アンメットニーズが高いホルモン療法耐性乳がんに
                      関与するといわれているエストロゲン受容体(ER)αの変異型への活性*3
                                                                        H3B-6545投与による
                             RECIST v1.1*4
                                                                      ERαの変異型Y537Sの変化
                                               ERαの変異型
     最大縮小腫瘍径




                                                                               患者様1           H3B-6545投与により




                                                                 ctDNA*5量(%)
                                              Y537Sを有する




                                                                  ERα Y537S
                                                                                             耐性に関与するERαの変異型
                                              患者様に対して                          患者様2            Y537Sの減少を確認
                               #
                   ■部分奏効      #                有効性を確認
                   ■部分奏効(未確定)                                                  患者様3
                   ■病勢安定                                                                           安全性
                   ■病勢進行  #部分奏効(未確定)                                                               10例のグレード3有害事象(倦怠感など)
                                                                                                   1例のグレード5有害事象(死亡)

                   アンメットニーズが高い変異型ERα乳がんに対する有効性を確認
                                E7090:アンメットニーズが高いホルモン療法耐性乳がんに
                                     関与する可能性のあるFGFシグナルの阻害
                              レンビマと同様のType V結合様式(素早い結合と遅い乖離による強力な結合)
                           別の試験(胆管がんや胃がんを対象とした試験)で確認された管理可能な安全性プロファイル
       FulvestrantやExemestaneとの併用療法を検討する
 ER(+)HER2*6(-)乳がんを対象としたフェーズⅠ試験を2020年10月開始
 IO*7療法の効果が限られるER陽性乳がん患者様に新たな治療法の提供をめざす
               *1 New Molecular Entity:新規化合物 *2 Selective ER Covalent Antagonist *3 サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS) 2020 抄録番号918, 1142
16             *4 固形がんの治療効果判定ガイドライン *5 循環腫瘍DNA *6 Human Epidermal Growth Receptor 2:ヒト上皮細胞増殖因子受容体2 *7 Immuno Oncology:がん免疫
                             がん領域 パイプライン                                                   フェーズⅠ         フェーズⅡ        フェーズⅢ          申請
                                              全身療法後子宮内膜がん 309試験                                                                   申請準備中
                                              子宮内膜がん 1L LEAP-001試験
                                              肝細胞がん 1L LEAP-002試験
                                              メラノーマ 1L LEAP-003試験
                                              非小細胞肺がん 1L*1 LEAP-006試験
                                              非小細胞肺がん 1L*2 LEAP-007試験
                      キイトルーダ®                 非小細胞肺がん 2L LEAP-008試験
                       との併用                   頭頸部がん 1L LEAP-010試験
     レンビマ                                     膀胱がん 1L LEAP-011試験
                                              肝細胞がん 1L TACE*3併用 LEAP-012試験
                                              胃がん 1L LEAP-015試験                            新たな承認申請用試験を開始
                                              メラノーマ 2L LEAP-004試験
                                              バスケット型試験*4 LEAP-005試験                        コホート拡大、膵臓がんパート追加

                                              頭頸部がん 2L LEAP-009試験
                                   ®
                        キイトルーダ 、
                       エベロリムスとの併用
                                              腎細胞がん 1L        307試験                                                               申請準備中

                      単剤療法                    胸腺がん 日本、NCCH1508試験
                ニボルマブとの併用*5                   肝細胞がん 117試験
     E7438(タゼメトスタット)*6 EZH2阻害剤                B細胞性非ホジキンリンパ腫                                                                       承認申請中
     E7777 インターロイキン2受容体結合部分                   末梢性T細胞リンパ腫
                                                                                                                                  承認申請中
              とジフテリア毒素の融合タンパク                 皮膚T細胞性リンパ腫
     E7090 FGFR1,2,3阻害剤                        胆道がん、乳がん                                    乳がん フェーズⅠ試験開始
     H3B-6545 ERα阻害剤                          乳がん                                          フェーズⅠ/Ⅱ試験
     E7389-LF*5 リポソーム製剤                       固形がん ニボルマブとの併用                               フェーズⅠb/Ⅱ試験
     E7386*7 CBP/βカテニン阻害剤                     固形がん レンビマとの併用
     H3B-6527 FGFR4阻害剤                        肝細胞がん                                                                 2020年11月以降の進捗
     E7130*8 次世代がん微小環境改善薬                     固形がん
     MORAb-202 ADC*9                          葉酸受容体α (FRA) 陽性の固形がん                         フェーズⅠ/Ⅱ試験          厚生労働省より先駆け審査
     H3B-8800 SF3B1モジュレーター                                                                                    指定制度対象品目の指定受領
                                              血液がん
     E7766 STING作動薬                           固形がん
     キイトルーダ®は Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., USAの子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標、キイトルーダ®との併用療法:Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J.,
     U.S.A.の子会社であるMSD International GmbHとの提携による臨床試験に基づき適応取得をめざす。1L:ファーストライン、2L:セカンドライン *1 非扁平上皮がん、化学療法との併用
     *2 PD-L1陽性 *3 Transcatheter Arterial ChemoEmbolization *4 トリプルネガティブ乳がん、胃がん、卵巣がん、大腸がん、膠芽腫、胆道がん、膵臓がん
17   *5 小野薬品工業株式会社との共同開発 *6 Epizyme Inc. との共同開発品 *7 株式会社 PRISM BioLabとの共同開発品 *8 ハーバード大学との共同創出品 *9 抗体薬物複合体
        Cancer Continuumに基く患者様価値創造
それぞれの患者様の想いに応える情報と治療法のご提供をめざす

                                  Cancer Continuum
     患者様の                                      不安なくがん治療を受けたい
      憂慮          がんになりたくない
                                              がんになっても普通に生活したい
                    超早期診断                         がんゲノム診断
             プレシジョン・プリベンション                    適切な治療法の選択、提供


      ・臨床試験サンプルから得られるゲノム情報の創薬への活用
      ・遺伝子パネル検査キットの開発(PGDx社と提携)
      ・リキッドバイオプシーとしてctDNA*を測定し、Cancer Continuumの解析

             Wnt                                   ESR1
                          FGFR        タンパク質                 ネオアンチゲン
        (CBP/β-Catenin)
                          E7090       分解誘導剤      H3B-6545     誘導剤
            E7386

                    ケミストリー力:Make Undruggable Druggable

         Cancer Continuumのフェーズに合わせた適切な治療法をお届けし
                がんの治癒に向けたソリューションをご提供する
18    * 循環腫瘍DNA
                   企業価値向上に向けた機会への
                     積極的資源投入を継続

                     AD-DMT
                   LEAP study
           Business Transformation (DX)

         財務の健全性(Strong B/S)に依拠し、
          適切なキャピタルアロケーションで
         前向きな積極投資、安定配当を両立し、
        将来の患者様貢献、企業価値最大化を図る

     AD-DMT:アルツハイマー病に対する次世代疾患修飾剤
     LEAP study:レンビマとキイトルーダ®との併用療法試験
     キイトルーダ®は Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の子会社であるMerck Sharp & Dohme Corpの登録商標。共同開発によりレンビマとの併用による適応取得をめざす
19
     参考資料



20
                                セグメント売上収益
                                                                               (億円、%)

                                  2019年度4-12月                    2020年度4-12月

                                売上収益         構成比        売上収益         構成比       前同比

               日本                  1,932        39.7      1,809       36.3        94

            アメリカス*1                  920        18.9      1,109       22.3       121

               中国                    656        13.5           664    13.3       101

             EMEA*2                  392         8.1           416     8.3       106

      アジア・ラテンアメリカ*3                  353         7.3           347     7.0        98

      一般用医薬品等(日本)                    200         4.1           199     4.0       100

          医薬品事業計                   4,453        91.6      4,545       91.2       102

           その他事業*4                   408         8.4           438     8.8       107

          連結売上収益                   4,861      100.0       4,983      100.0       103
     *1 北米 *2 欧州、中東、アフリカ、ロシア、オセアニア *3 韓国、台湾、香港、インド、アセアン、中南米等
     *4 親会社のライセンス収入及び医薬品原料などに係る事業

21
                                             セグメント利益
                                                                                                        (億円、%)
                                         2019年度4-12月                               2020年度4-12月

                                  セグメント                               セグメント
                                               構成比        利益率                      構成比        利益率         前同比
                                   利益                                  利益

                日本                    765        33.9        39.6         703        30.0       38.9           92
            アメリカス*1                   498        22.1        54.2         525        22.4       47.3         105
                中国                    311        13.8        47.4         339        14.5       51.1         109
              EMEA*2                  176          7.8       44.9         200         8.5       48.1         113
       アジア・ラテンアメリカ*3                  129          5.7       36.5         148         6.3       42.7         115
      一般用医薬品等(日本)                      43          1.9       21.7           47        2.0       23.5         108
           医薬品事業計                   1,923        85.3        43.2       1,962        83.8       43.2         102
            その他事業*4                   331        14.7        81.0         379        16.2       86.4         115
          セグメント利益計                  2,254      100.0         46.4       2,341      100.0        47.0         104
         研究開発費および
                                 △1,520              -           -    △1,764             -          -           -
       親会社の本社管理費等*5

           連結営業利益                     733            -       15.1         577            -      11.6           79
     *1 北米 *2 欧州、中東、アフリカ、ロシア、オセアニア *3 韓国、台湾、香港、インド、アセアン、中南米等
     *4 親会社のライセンス収入及び医薬品原料などに係る事業
     *5 パートナーとの戦略的提携に伴う利益及び費用の折半金額、子会社株式売却益を含む
        当社グループがMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.に支払う抗がん剤「レンビマ」の折半利益を含む (2019年4-12月期:362億円、2020年4-12月期:470億円)

22
                   主要製品 売上収益
                                                             (億円、%)
                   2019年度4-12月             2020年度4-12月
                   実績     売上比      実績       売上比        前同比
     レンビマ           805    100.0   1,038    100.0      129   [131]
     日本             102     12.7      97      9.4       95    [95]
     アメリカス          471     58.5     622     59.9      132   [135]
     中国             107     13.3     151     14.6      141   [143]
     EMEA            90     11.1     118     11.4      131   [133]
     アジア・ラテンアメリカ     35      4.3      49      4.8      141   [143]
     ハラヴェン          306    100.0    281     100.0       92    [94]
     日本              73     23.9     62      22.2       85    [85]
     アメリカス          112     36.7     95      33.6       84    [87]
     中国               1      0.4     12       4.3      938   [948]
     EMEA           104     34.2     92      32.8       88    [90]
     アジア・ラテンアメリカ     15      4.8     20       7.1      137   [140]
     フィコンパ          187    100.0    201     100.0     107 [108]
     日本              30     16.0     38      19.2     128 [128]
     アメリカス           98     52.1     93      46.5      96   [98]
     中国               0      0.0      4       2.1    6828 [6898]
     EMEA            52     27.6     55      27.6     107 [107]
     アジア・ラテンアメリカ      8      4.3      9       4.7     118 [119]
23                                                  [ ]内は現地通貨ベース
                                日本医薬品事業の業績
                                                                                        (億円、%)
                                     2019年度4-12月                     2020年度4-12月
                                    実績          売上比            実績          売上比         前同比
       売上収益 (医療用医薬品)                  1,932        100.0        1,809        100.0          94
          ヒュミラ                          393         20.3          385         21.3          98
          リリカ*1                         221         11.4          205         11.3          93
          ルネスタ                           98          5.1          104          5.8         106
          レンビマ                          102          5.3           97          5.4          95
          メチコバール                        111          5.7           93          5.2          84
          アリセプト                         110          5.7           74          4.1          67
          パリエット*2,3                      85          4.4           63          3.5          75
          ハラヴェン                          73          3.8           62          3.5          85
          ケアラム                           49          2.5           57          3.1         116
          トレアキシン                         61          3.2           53          2.9          87
          エレンタール*2                       50          2.6           51          2.8         102
          フィコンパ                          30          1.6           38          2.1         128
          グーフィス*2                        26          1.4           37          2.1         143
       セグメント利益                          765         39.6          703         38.9          92
     *1 アライアンス収入 *2 EAファーマの取り扱い製品 *3 ヘリコバクター・ピロリ除菌用3剤組み合わせパック製剤「ラベキュア400/800」および「ラベファイン」の売上収益を含む


24
                        *
               アメリカス 医薬品事業の業績

                                                           (億円、%)

                 2019年度4-12月                2020年度4-12月

                 実績         売上比     実績      売上比        前同比

     売上収益         920       100.0   1,109    100.0   121   [123]

     レンビマ         471        51.2    622      56.1   132   [135]

     Banzel       170        18.5    150      13.5    88     [90]

     ハラヴェン        112        12.2     95       8.5    84     [87]

     Fycompa       98        10.6     93       8.4    96     [98]

     アシフェックス       30         3.3     23       2.1    76     [78]

     セグメント利益      498        54.2    525      47.3   105   [108]

                                                     [ ]内は現地通貨ベース


      * 北米




25
                     中国医薬品事業の業績
                                                                       (億円、%)

                           2019年度4-12月               2020年度4-12月

                           実績       売上比     実績       売上比           前同比

     売上収益                   656     100.0    664      100.0      101    [102]

     レンビマ                   107      16.3    151       22.7      141    [143]

     メチコバール                 179      27.2    141       21.3       79     [80]

     強力ネオミノファーゲンシー/グリチロン     80      12.3     79       12.0       99    [100]

     パリエット                   47       7.2     47        7.1      101    [102]

     アリセプト                   86      13.1     45        6.8       52     [53]

     ハラヴェン                      1     0.2     12        1.8      938    [948]

     Fycompa                    0     0.0        4      0.6     6828 [6898]

     セグメント利益                311      47.4    339       51.1      109    [110]
                                                              [ ]内は現地通貨ベース


26
                              EMEA 医薬品事業の業績
                                 *




                                                                       (億円、%)

                               2019年度4-12月            2020年度4-12月

                               実績     売上比      実績     売上比         前同比

     売上収益                       392    100.0    416    100.0     106    [107]

      レンビマ/Kisplyx               90     22.9    118     28.4     131    [133]

      ハラヴェン                     104     26.6     92     22.2      88     [90]

      Fycompa                    52     13.2     55     13.3     107    [107]

      Zebinix                    47     12.1     48     11.7     102    [102]

      ゾネグラン                      29      7.4     29      7.0     101    [101]

      イノベロン                      18      4.6     19      4.5     105    [105]

     セグメント利益                    176     44.9    200     48.1     113    [112]
                                                               [ ]内は現地通貨ベース


     * 欧州、中東、アフリカ、ロシア、オセアニア


27
               アジア・ラテンアメリカ 医薬品事業の業績           *




                                                                          (億円、%)

                            2019年度4-12月                    2020年度4-12月

                            実績        売上比         実績       売上比        前同比

     売上収益                       353   100.0        347      100.0    98   [100]

     アリセプト                       82    23.2         82       23.5   100   [101]

     ヒュミラ                        75    21.3         63       18.1    83     [85]

     レンビマ                        35     9.9         49       14.2   141   [143]

     パリエット                       31     8.8         32        9.3   104   [107]

     メチコバール                      22     6.3         23        6.5   100   [103]

     ハラヴェン                       15     4.2         20        5.8   137   [140]

     Fycompa                      8     2.3            9      2.7   118   [119]

     セグメント利益                    129    36.5        148       42.7   115   [115]
                                                                    [ ]内は現地通貨ベース
     * 韓国、台湾、香港、インド、アセアン、中南米等


28
               一般用医薬品等事業(日本)の業績

                                                         (億円、%)

                  2019年度4-12月              2020年度4-12月

                  実績        売上比      実績        売上比       前同比

     売上収益          200       100.0    199       100.0      100

     チョコラBBグループ    128        63.8    104        52.5        82

     セグメント利益           43     21.7        47     23.5      108




29
                                     抗Aβ抗体 試験デザイン概要
      化合物                                       対象患者様
                           試験名(フェーズ)                              用量                           組み入れ条件(抜粋)                             主要評価項目
   (試験スポンサー)                                   (目標症例数)
      BAN2401*1                                                                MCI due to AD および 軽度AD (NIA-AA)、CDR: 0.5、
                              Clarity AD         早期AD        10mg/kg 2週間                                                                CDR-SB
      (lecanemab)                                                              CDR memory box ≧0.5、 アミロイド陽性、MMSE≧22、
                             (フェーズ III)          (1766)         プラセボ                                                                    (18カ月)
     (Eisai、Biogen)                                                               WMS-IV LMII: 1 SD below age-adjusted mean

      BAN2401*1                                                                        CDR: 0, MMSE≧27、WMS-R LM II≧6              A3:アミロイドPET SUVr
                             AHEAD 3-45       プレクリニカルAD     5mg/kg+10mg/kg、            A3:脳内アミロイド蓄積が境界域にある                             (216 週)
      (lecanemab)            (フェーズ III)         (1400)           プラセボ                        A45:脳内アミロイド陽性                        A45:PACC5(216週)
(Eisai、Biogen、ACTC、NIA)
                          ENGAGE (フェーズ III)   早期AD (1605)        低用量                       MCI due to AD または 軽度AD、
      aducanumab                                                                                                                        CDR-SB
                                                                 高用量                    CDR-Global Score:0.5、MMSE≧24、
     (Biogen、Eisai)       EMERGE (フェーズ III)   早期AD (1605)                                                                               (78週)
                                                                 プラセボ                               アミロイド陽性
                           Marguerite RoAD                                             Clinical diagnosis of probable mild AD    ADAS-Cog13 (104週)
                                              軽度AD (389)
                            (フェーズ III)                                               (NINCDS/ADRDA)、CSF中のアミロイドβ陽性                 ADCS-ADL (104週)
     gantenerumab            Graduate I                       gantenerumab、
                                              早期AD (1016)
       (Roche)              (フェーズ III)                           プラセボ         Probable AD dementia または プロドローマルAD (NIA-AA)、
                                                                                                                                    CDR-SB (116週)
                             Graduate II                                         アミロイド陽性、MMSE≧22、CDR-GS:0.5または1.0
                                              早期AD (982)
                            (フェーズ III)
                                                                                                                                   API ADAD Composite
                                              プレクルニカルAD       crenezumab、             プレセニリン1変異(E280A)保因の家系、
                              フェーズ II                                                                                           Cognitive Test Total Score
                                                 (252)           プラセボ                  MMSE≧24 (9年以上の教育年数)、
     crenezumab                                                                                                                          (260週)
                                                                                     または MMSE≧26 (9年以下の教育年数)、
 (Roche、Genentech)                                            crenezumab、             dementia due to ADやMCI due to ADの         [18F]GTP1 タウPETスキャン
                                              プレクルニカルAD
                              フェーズ II                       プラセボ、PETリガンド                    クライテリアを満たさない                           SUVRによるタウ分布
                                                 (150)
                                                              ([18F]GTP1)                                                                (416週)
      solanezumab               A4            プレクリニカルAD*2      solanezumab                     MMSE≧25、CDR:0、                             PACC
        (Eli Lilly)          (フェーズ III)          (1150)          プラセボ               Logical Memory II スコア 6-18、アミロイド陽性                (240、366週)
     gantenerumab、                                                                    アルツハイマー病の要因となる変異を保有、
                                                              gantenerumab                                                         DIAN-TU cognitive
      solanezumab             DIAN-TU*3       プレクリニカルAD*4                           または遺伝子の状態を自覚しておらずADAD変異の
                                                              solanezumab                                                           composite score
 (Washington University     (フェーズ II/III)        (490)                             可能性を50%保有、認知機能正常または MCI または
                                                                プラセボ                                                             (52、104、156、208週)
  School of Medicine)                                                                      軽度認知症、CDR:0-1
                                                                                                                                  Integrated Alzheimer‘s
                          TRAILBLAZER-ALZ     プロドローマルから        donanemab、                         MMSE: 20-28、
     LY3002813/                                                               18              18                                   Disease Rating Scale
                             (フェーズ II)         軽度AD(266)         プラセボ           F flortaucipir と F florbetapir PETのクライテリアに合致
      donanemab                                                                                                                      (iADRS) (18カ月)
       (Eli Lilly)        TRAILBLAZER-ALZ 2                    donanemab、                          MMSE: 20- 28、
                                               早期AD(500)                      18                18
                                                                                F flortaucipir と F florbetapir PETのクライテリアに合致         CDR-SB (76週)
                              (フェーズ II)                          プラセボ
           上記の主なフェーズII試験以降の試験デザインは、2021年2月3日時点のClinicalTrials.govの情報をもとにエーザイが作成。OLE試験は除く。
           *1 バイオアークティックとエーザイの共同研究から得られた、アルツハイマー病に対する抗体
           *2 試験の対象集団は記憶力の喪失リスクのある高齢者
           *3 Washington University School of Medicineは、2020年2月10日付プレスリリースでDIAN-TUのトップライン結果において、両剤共に主要評価項目を達成しなかったことを発表
30         *4 試験の対象集団はリスクがある、または遺伝子変異によるアルツハイマー病早期発症タイプを持つ患者様
            Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.との
                    コラボレーションによるマイルストン
                                                 2020年度に未受領の
                                                   販売マイルストンは
                                               2021年度以降に受領見込み
         販売マイルストン
       売上収益1000百万米ドル達成時
                            販売マイルストン
          200百万米ドル
           (218億円)

         販売マイルストン           販売マイルストン
                              2020年1-12月
      売上収益750百万米ドル達成時
                          売上収益1200百万米ドル達成時   2020年度に未受領の
          150百万米ドル          200百万米ドル           販売マイルストン
           (164億円)           (207億円)
         販売マイルストン           承認マイルストン
         2019年1-12月         中国 甲状腺がん承認
      売上収益800百万米ドル達成時        10百万米ドル         販売マイルストンを見込む
          150百万米ドル            (10億円)
           (164億円)          研究開発費へ戻し入れ

       特定のオプション権に          特定のオプション権に
         対する一時金              対する一時金          承認マイルストンを見込む
        200百万米ドル            125百万米ドル
         (216億円)             (131億円*)

     2019年度           2020年度
                                             2021年度見込み
 700百万米ドル(762億円) 335百万米ドル(348*億円)

31   * 1ドル=105円換算