4519 中外薬 2019-05-21 17:00:00
中外ライフサイエンスパーク横浜の設立ならびに研究拠点の再編についてのお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 21 日
各 位
上場会社名 中外製薬株式会社
コード番号 4519(東証1部)
本社所在地 東京都中央区日本橋室町 2-1-1
代 表 者 代表取締役社長 CEO 小坂 達朗
問い合せ先 責任者役職名 広報 IR 部長
氏 名 内田 誠彦
電 話 番 号 03(3273)0881
中外ライフサイエンスパーク横浜の設立ならびに研究拠点の再編についてのお知らせ
-グローバルで最高品質の革新的新薬の創出をめざして-
中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:小坂 達朗)は、神奈川県横浜市に所有す
る事業用地に中核的な研究施設として中外ライフサイエンスパーク横浜を新たに建設することを決定しました。また、
新研究所竣工後、静岡県御殿場市にある富士御殿場研究所と神奈川県鎌倉市にある鎌倉研究所の機能を
新研究所に速やかに集約し、両研究所は閉鎖することを決定しましたのでお知らせいたします。
新研究所は、近隣との調和を図ったデザインとし、省エネルギー対策や排出 CO2 削減など、環境へ配慮した施
設設計としています。また、社内外および国内外の研究者にとって魅力ある施設とし、グローバルで最高品質の革
新的新薬を創出していく拠点として整備します。竣工は 2022 年 8 月を予定しており、総投資額は 1,273 億円
の予定です。なお、本設備投資に伴う、2019 年 1 月 31 日に公表した 2019 年 12 月期連結業績予想への影
響は軽微です。
当社では、これまで富士御殿場研究所と鎌倉研究所を中心に、次世代抗体技術や中分子創薬技術の開発、
革新的新薬の創製の研究を行ってきました。近年、人工知能(AI)の活用やラボオートメーションが進展する中、
医薬品創製とその多面的な評価をより効率的に進めていくには、さまざまな研究機能のプラットフォームを統合し、
共有・活用していく必要があります。このため、2 拠点に分散していた研究機能を中外ライフサイエンスパーク横浜1
拠点に集約し、当社の研究開発機能を最大限に発揮できる体制を整えることにいたしました。
当社は、独自のサイエンス力と技術力を核として「患者中心の高度で持続可能な医療を実現する、ヘルスケア
産業のトップイノベーター」となることを目標に、画期的新薬の創製を中心としたイノベーション創出に取り組んでおり
ます。本年度を起点とする中期経営計画「IBI 21」においては、「治癒・疾患コントロールを目指した革新的創薬の
実現」をテーマとして掲げ、新たな次元での創薬に挑戦しております。
このたび新設する研究所においては、富士御殿場研究所および鎌倉研究所それぞれで磨き上げた強みを結集
し、創薬コア技術の強化に加えて病態のさらなる深い理解から独創的なターゲット同定につなげることで、創薬を加
速し、世界の患者さんに革新的な新薬をいち早くお届けすることを目指してまいります。
【中外ライフサイエンスパーク横浜 新設工事の概要】(予定)
1. 着 工:2019 年 8 月
2. 竣 工:2022 年 8 月
3. 正式稼働:2023 年 1 月
4. 建築面積:35,210m2
5. 延床面積:119,960m2
6. 総投資額:1,273 億円
【中外ライフサイエンスパーク横浜 イメージ図(西側全景)】
N
将来用地 グラウンド
将来用地
エントランス棟
以上
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