2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月13日
上場会社名 日本新薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4516 URL http://www.nippon-shinyaku.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)前川 重信
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経理・財務部長 (氏名)櫻井 太郎 TEL 075-321-9114
定時株主総会開催予定日 2019年6月27日 配当支払開始予定日 2019年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月28日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の連結業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 114,716 13.1 20,644 20.9 21,540 23.4 16,302 25.9
2018年3月期 101,448 2.7 17,079 11.8 17,451 7.4 12,953 10.2
(注)包括利益 2019年3月期 13,215百万円 (△12.8%) 2018年3月期 15,163百万円 (15.7%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 242.04 - 12.5 13.3 18.0
2018年3月期 192.31 - 10.8 11.4 16.8
(参考)持分法投資損益 2019年3月期 -百万円 2018年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 168,763 135,190 80.0 2,003.39
2018年3月期 155,887 125,689 80.5 1,862.54
(参考)自己資本 2019年3月期 134,936百万円 2018年3月期 125,451百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 15,310 511 △3,708 39,632
2018年3月期 6,719 △11,342 △3,787 27,510
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当率
(合計) (連結) (連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 - 26.00 - 26.00 52.00 3,502 27.0 2.9
2019年3月期 - 29.00 - 41.00 70.00 4,714 28.9 3.6
2020年3月期(予想) - 43.00 - 43.00 86.00 35.1
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 57,000 6.5 10,000 32.1 10,700 30.5 8,200 35.8 121.74
通期 116,000 1.1 21,000 1.7 22,000 2.1 16,500 1.2 244.97
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 70,251,484株 2018年3月期 70,251,484株
② 期末自己株式数 2019年3月期 2,897,365株 2018年3月期 2,896,632株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 67,354,446株 2018年3月期 67,355,461株
(参考)個別業績の概要
1.2019年3月期の個別業績(2018年4月1日~2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 114,499 13.1 19,340 22.0 20,422 24.6 15,667 27.0
2018年3月期 101,221 2.7 15,854 11.8 16,396 7.1 12,338 10.4
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期 232.62 -
2018年3月期 183.19 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 159,849 131,666 82.4 1,954.84
2018年3月期 148,793 121,736 81.8 1,807.40
(参考)自己資本 2019年3月期 131,666百万円 2018年3月期 121,736百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要
因により大きく異なる可能性があります。連結業績予想に関する事項については、添付資料4ページ「1.経営成績等の
概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会を2019年5月15日に開催する予定です。この説明会で配布する資料
については、開催にあわせて当社ウェブサイトで開示する予定です。
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(6)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
4.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 17
(1)主力製品売上高 …………………………………………………………………………………………………… 17
(2)製品開発状況 ……………………………………………………………………………………………………… 18
(3)製品開発状況・補足資料 ………………………………………………………………………………………… 19
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①業績全般の概況
当連結会計年度のわが国経済は、雇用や所得環境は堅調に推移していますが、海外経済は英国のEU離脱問題や、
米中貿易摩擦による中国経済の減速など不透明な状況が続いています。
当企業集団を取り巻く医薬品業界においては、薬価制度の抜本改革、後発品の使用促進策等、医療費抑制策のた
めの諸施策が推進され、厳しい環境下にあります。
機能食品事業は、健康志向の高まりにより機能性食品へのニーズは強いものがありますが、節約志向による家計
消費の伸び悩みや、運送コストや人件費の上昇、企業間の競争の激化等、厳しい事業環境が続いています。
このような環境の中、当企業集団は、ヘルスケア分野になくてはならない事業体として社会から信頼される会
社、すなわち「存在意義のある会社」になることを強く意識して、その実現を目指してまいりました。
その結果、当企業集団の業績は、国内医薬品新製品群の伸長に加え、共同販促収入や自社創薬品の肺動脈性肺高
血圧症治療剤「ウプトラビ」の海外売上に伴うロイヤリティ収入、マイルストン収入等が寄与し、売上高は1,147
億1千6百万円と対前期比13.1%の増収となりました。利益面では、導入契約一時金の支払および臨床試験の進展に
伴う研究開発費の増加、新製品群の販売促進費等が増加しましたが、増収によって営業利益は206億4千4百万円、
対前期比20.9%の増益、経常利益は215億4千万円、対前期比23.4%の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は163
億2百万円、対前期比25.9%と大幅な増益となりました。
②セグメント別の概況
<医薬品事業>
医薬品事業では、自社創薬品の肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤
「ザルティア」、ED治療剤「シアリス」、「ウプトラビ」の海外売上に伴うロイヤリティ収入および共同販促収入
等が伸長しました。加えて、昨年8月に中外製薬株式会社と共同で販売を開始したCD20陽性の濾胞性リンパ腫治療剤
「ガザイバ」の売上および「ウプトラビ」のマイルストン収入等が寄与し、売上高は1,002億2千3百万円と対前期比
14.6%の増収となりました。
<機能食品事業>
健康食品素材、プロテイン製剤、品質安定保存剤等の売上が増加し、売上高は144億9千2百万円と対前期比3.3%
の増収となりました。
③研究開発活動
注力する5領域(泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患、婦人科、耳鼻咽喉科)に対して、自社創薬、導入、
プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLCM)を3本柱に開発パイプラインの充実を図り、着実かつ継続的
な新製品の上市を目指しています。
当期末における研究開発活動の進捗は次のとおりです。
(国内開発状況)
・肝中心静脈閉塞症 (VOD) 治療剤「NS-73(一般名:デフィブロチドナトリウム)」については、2017年3月にジャ
ズ・ファーマシューティカルズ社(アイルランド)より導入し、昨年9月に厚生労働省より希少疾病用医薬品の指
定を受け、昨年10月17日に承認申請を行いました。また、昨年6月よりVODの予防を対象とした第三相試験を、ジ
ャズ・ファーマシューティカルズ社と共同で開始しました。
・「NS-304(一般名:セレキシパグ)」については、慢性血栓塞栓性肺高血圧症を対象とした第三相試験を、アクテ
リオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社と共同で実施中です。同効能・効果については、2016年6月
に厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けました。また閉塞性動脈硬化症を対象とした後期第二相試験
を、日本新薬が単独で実施中です。さらに腰部脊柱管狭窄を対象とした前期第二相試験を、日本新薬が単独で昨
年2月より開始しました。
・鉄欠乏性貧血治療剤「NS-32」については、2016年12月にファーマコスモス社(デンマーク)から導入し、本年3月
より、第三相試験を開始しました。
・難治てんかん(ドラベ症候群およびレノックス・ガストー症候群)治療剤「ZX008」については、本年3月にゾゲニ
クス社(米国)から導入し、ゾゲニクス社が第三相試験を実施中です。
・子宮内膜症治療剤「NS-580」については、2017年7月より前期第二相試験を実施中です。
・「NS-17(一般名:アザシチジン)」については、昨年1月より急性骨髄性白血病を対象とした第二相試験を開始し
ました。
2
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
・デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤「NS-065/NCNP-01(一般名:ビルトラルセン)」については、第一/二相
試験を終了しました。本剤は、2015年10月に厚生労働省より「先駆け審査指定制度」の対象品目として指定されま
した。
・再発・難治性急性骨髄性白血病治療剤「NS-917」については、2017年3月にデルタフライファーマ株式会社(徳島
市)より導入し、開発準備中です。
・二次性急性骨髄性白血病治療剤「NS-87」については、2017年3月にジャズ・ファーマシューティカルズ社から導入
し、開発準備中です。
(海外開発状況)
・合成抗菌剤「プルリフロキサシン」については、中国において導出先のリーズ・ファーマ社(香港)が第三相試験
を終了し、2017年9月に承認申請しました。
・「NS-304」については、慢性血栓塞栓性肺高血圧症を対象とした第三相試験を導出先のジョンソン&ジョンソン社
が本年3月より開始しました。
・「NS-065/NCNP-01(一般名:ビルトラルセン)」については、米国において第二相試験を実施し、本年2月より段
階的承認申請を開始しました。本剤は、FDAより2016年10月にファストトラック指定を受け、さらに2017年1月には
オーファンドラッグ指定および希少小児疾患指定を受けました。
・骨髄線維症治療剤「NS-018」については、米国において次試験を準備中です。
④設備投資
当期の設備投資額は12億4千2百万円で、主たる内容は小田原総合製剤工場生産設備の更新、本社地区整備、情報
システム関連への投資によるものです。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
流動資産は、前期末に比べ、有価証券、たな卸資産等は減少しましたが、現金及び預金、受取手形及び売掛金な
どが増加し、1,107億2千万円となりました。固定資産は前期末に比べ、投資有価証券、長期前払費用、有形固定資
産等が減少し、580億4千2百万円となりました。その結果、総資産は前期末に比べ128億7千6百万円増加し、1,687
億6千3百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前期末に比べ、支払手形及び買掛金は減少しましたが、未払法人税等が増加し、254億6百万円とな
りました。固定負債は前期末に比べ退職給付に係る負債等が増加し81億6千5百万円となりました。その結果、負債
合計は前期末に比べ、33億7千5百万円増加し、335億7千2百万円となりました。
(純資産)
株主資本は前期末に比べ、125億9千3百万円増加し、1,288億2千7百万円となりました。その他の包括利益累計額
は前期末に比べ31億7百万円減少し、61億9百万円となりました。その結果、純資産は前期末に比べ95億1百万円増
加し、1,351億9千万円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べ121億2千2百万円増加し、396億3千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
153億1千万円の収入となりました。主な内訳は、収入項目では税金等調整前当期純利益215億4千万円、減価償却
費34億1千8百万円、たな卸資産の減少9億7千2百万円、支出項目では、売上債権の増加額63億9千1百万円、法人税
等の支払額43億5千5百万円でした。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
5億1千1百万円の収入となりました。主な内訳は、有価証券の償還による収入44億2千万円、支出は有形固定資産
の取得による支出13億5千1百万円がありました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
37億8百万円の支出となりました。配当金の支払額等によるものです。
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率(%) 77.8 75.8 75.6 80.5 80.0
時価ベースの自己資本比率
(%) 227.2 219.0 253.1 307.6 321.7
キャッシュ・フロー対有利
子負債比率(年) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
インタレスト・カバレッ 1,610.9 2,292.5 5,206.1 1,932.2 4,402.7
ジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象として
おります。
(4)今後の見通し
医薬品事業においては、10月に予定されている薬価改定の影響はあるものの、「ウプトラビ」、「ガザイバ」、
「ザルティア」等新製品群の伸長、ウプトラビの海外売上に伴うロイヤリティ収入の伸長等によって、増収を見込
んでいます。
機能食品事業においては、新製品開発・投入に一層注力し重点品目への取組みを強化することで、増収を見込
んでいます。
以上を踏まえ、2020年3月期の連結予想につきましては、売上高1,160億円、営業利益210億円、経常利益220億
円、親会社株主に帰属する当期純利益165億円を見込んでいます。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、企業価値の最大化を目指す基本方針に基づき、研究開発体制を強化して開発パイプラインの充実に取り
組むとともに、激化する競争に耐え得る企業体制の整備を行うための投資と利益還元のバランスを考えながら、さ
らなる経営基盤の強化に努めます。
株主の皆様への適切な利益還元については、業績連動型の配当として第五次中期経営計画期間中(2014年4月~
2019年3月)は連結配当性向30%前後、第六次中期経営計画期間中(2019年4月~2024年3月)は連結配当性向を高
め35%前後の配当を行う方針です。配当性向の算定にあたっては、特別損益を除外する場合もあります。
当期の配当金につきましては、期末配当を1株当たり41円とし、先の中間配当1株当たり29円とあわせて、年間
70円を予定しております。
次期の配当予想額につきましては、中間配当1株当たり43円、期末配当1株当たり43円の年間で1株86円を予定
しております。
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(6)事業等のリスク
当企業集団の財政状況、経営成績に影響を及ぼす可能性のあるリスクとしては、以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、当期末において判断したものです。
① 法的規制等に関するリスク
当企業集団の主事業である医薬品事業と機能食品事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の
確保等に関する法律」あるいは「食品衛生法」等の関連法規による厳格な規制があります。これらの関連法規の
改正等が行われる場合、製品の回収や販売の中止を余儀なくされることがあり、経営成績に影響を及ぼす可能性
があります。
② 知的財産権に関するリスク
当企業集団では、知的財産権を適切に管理し、第三者からの侵害に注意を払っていますが、第三者から侵害を
受けた場合は、当企業集団の売上減少にもつながることもあるため、その保護のため訴訟を提起する場合があり
ます。また、当企業集団の事業活動が第三者の知的財産権に抵触することのないように注意を払っていますが、
万が一抵触した場合は、係争やこれによる損害賠償や当該事業の中止につながるリスクがあります。これらのリ
スクは、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 訴訟に関するリスク
当企業集団の事業活動に関連して、将来において、医薬品の副作用、製造物責任、環境、労務問題、公正取引
等に関する訴訟を提起される可能性があります。その動向によっては、経営成績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
④ 研究開発に関するリスク
医薬品の研究開発には、巨額の資金と長い期間を要します。しかし、それが成果として新製品発売や技術導出
として結実する確率は、決して高くありません。有用性が認められなかったり、安全性の問題により途中で研究
開発を断念する事態に至ったりした場合は、投下した資金が回収できず、場合によっては経営成績に影響を及ぼ
す可能性があります。
⑤ 副作用に関するリスク
医薬品は、十分な安全性試験と厳しい審査を経て販売が承認されます。しかし、市販後に予測されなかった副
作用が発現し、製品回収や販売中止を余儀なくされた場合は、当企業集団の経営成績に影響を及ぼす可能性があ
ります。
⑥ 医療費抑制策等の行政動向に関するリスク
医薬品事業は、薬事行政のもと様々な規制を受けています。その中の医療費抑制策の一環として、医療用医薬
品の薬価引き下げやジェネリック医薬品の使用促進等の政策が取られており、さらなる医療制度改革の議論が続
けられています。これら医療費抑制策を含めた医薬品の開発・製造・販売に関連する規制の厳格化など、医療制
度改革の動向によっては、当企業集団の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑦ 製造と仕入れに関するリスク
当企業集団は製造拠点を集約化し、生産効率を向上させております。その反面、自然災害等により製造拠点の
操業が停止した場合、製品の供給が停止して経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また商品や重要な原料には、特定の取引先から供給されているものがありますので、その仕入れが停止した場
合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧ 金融市況および為替の動向に関するリスク
株価・金利・外国為替等の金融市場の変動によって、保有する資産や年金資産の時価の下落や、外貨建ての取
引における為替リスク等があります。これらの動向によっては、当企業集団の経営成績に影響を及ぼす可能性が
あります。
⑨ ITセキュリティおよび情報管理に関するリスク
当企業集団では、各種情報システムを使用しており、システム障害やサイバー攻撃等により業務が阻害される
可能性があります。また、個人情報を含め多くの機密情報を保有しており、これらが事故等により社外に流出し
た場合には、損害賠償や社会的信用の毀損等により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当企業集団は、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準に基づき連
結財務諸表を作成する方針であります。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情
勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 21,067 31,519
受取手形及び売掛金 39,593 45,982
電子記録債権 571 573
有価証券 11,819 10,619
商品及び製品 14,337 14,064
半製品 1,341 1,050
仕掛品 330 311
原材料及び貯蔵品 4,337 3,946
その他 1,777 2,651
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 95,176 110,720
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 27,178 27,428
減価償却累計額 △17,670 △18,221
建物及び構築物(純額) 9,508 9,206
機械装置及び運搬具 12,330 12,277
減価償却累計額 △9,578 △9,905
機械装置及び運搬具(純額) 2,752 2,372
工具、器具及び備品 8,679 8,842
減価償却累計額 △7,367 △7,508
工具、器具及び備品(純額) 1,311 1,334
土地 7,463 7,463
建設仮勘定 67 199
有形固定資産合計 21,102 20,575
無形固定資産 484 412
投資その他の資産
投資有価証券 26,309 23,460
繰延税金資産 517 2,330
長期前払費用 9,621 8,765
その他 2,676 2,497
投資その他の資産合計 39,124 37,054
固定資産合計 60,710 58,042
資産合計 155,887 168,763
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,639 7,986
未払金 6,718 7,449
未払費用 1,354 1,452
未払法人税等 2,115 3,597
未払消費税等 188 1,243
賞与引当金 2,873 2,929
その他 563 748
流動負債合計 22,454 25,406
固定負債
繰延税金負債 - 2
退職給付に係る負債 7,422 7,843
その他 321 320
固定負債合計 7,743 8,165
負債合計 30,197 33,572
純資産の部
株主資本
資本金 5,174 5,174
資本剰余金 4,445 4,445
利益剰余金 109,078 121,677
自己株式 △2,464 △2,469
株主資本合計 116,234 128,827
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 11,469 9,440
繰延ヘッジ損益 △5 △5
為替換算調整勘定 4 0
退職給付に係る調整累計額 △2,252 △3,326
その他の包括利益累計額合計 9,216 6,109
非支配株主持分 237 253
純資産合計 125,689 135,190
負債純資産合計 155,887 168,763
7
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 101,448 114,716
売上原価 46,929 50,952
売上総利益 54,519 63,764
販売費及び一般管理費
給料及び手当 8,345 8,635
賞与引当金繰入額 1,965 2,004
退職給付費用 735 707
減価償却費 458 349
研究開発費 13,221 16,701
販売促進費 3,901 4,970
その他 8,811 9,751
販売費及び一般管理費合計 37,439 43,119
営業利益 17,079 20,644
営業外収益
受取利息 26 16
受取配当金 459 525
受取賃貸料 461 462
為替差益 - 210
その他 175 220
営業外収益合計 1,122 1,435
営業外費用
支払利息 3 3
寄付金 224 247
為替差損 243 -
賃貸費用 180 141
その他 99 147
営業外費用合計 751 539
経常利益 17,451 21,540
税金等調整前当期純利益 17,451 21,540
法人税、住民税及び事業税 4,622 5,674
法人税等調整額 △140 △457
法人税等合計 4,482 5,217
当期純利益 12,969 16,323
非支配株主に帰属する当期純利益 15 20
親会社株主に帰属する当期純利益 12,953 16,302
8
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 12,969 16,323
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,234 △2,028
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 △6 △4
退職給付に係る調整額 △34 △1,074
その他の包括利益合計 2,194 △3,107
包括利益 15,163 13,215
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 15,147 13,195
非支配株主に係る包括利益 15 20
9
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,174 4,445 99,897 △2,450 107,067
当期変動額
剰余金の配当 △3,771 △3,771
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,953 12,953
自己株式の取得 △14 △14
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 9,181 △14 9,167
当期末残高 5,174 4,445 109,078 △2,464 116,234
その他の包括利益累計額
純資産
その他の包括 非支配株主持分
その他有価証 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る 合計
券評価差額金 損益 調整勘定 調整累計額
利益累計額
合計
当期首残高 9,235 △5 11 △2,217 7,022 226 114,316
当期変動額
剰余金の配当 △3,771
親会社株主に帰属する当期
純利益
12,953
自己株式の取得 △14
株主資本以外の項目の
2,234 0 △6 △34 2,194 11 2,205
当期変動額(純額)
当期変動額合計 2,234 0 △6 △34 2,194 11 11,372
当期末残高 11,469 △5 4 △2,252 9,216 237 125,689
10
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,174 4,445 109,078 △2,464 116,234
当期変動額
剰余金の配当 △3,704 △3,704
親会社株主に帰属する当期
純利益
16,302 16,302
自己株式の取得 △5 △5
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 12,598 △5 12,593
当期末残高 5,174 4,445 121,677 △2,469 128,827
その他の包括利益累計額
純資産
その他の包括 非支配株主持分
その他有価証 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る 合計
券評価差額金 損益 調整勘定 調整累計額
利益累計額
合計
当期首残高 11,469 △5 4 △2,252 9,216 237 125,689
当期変動額
剰余金の配当 △3,704
親会社株主に帰属する当期
純利益
16,302
自己株式の取得 △5
株主資本以外の項目の
△2,028 0 △4 △1,074 △3,107 15 △3,091
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △2,028 0 △4 △1,074 △3,107 15 9,501
当期末残高 9,440 △5 0 △3,326 6,109 253 135,190
11
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 17,451 21,540
減価償却費 2,773 3,418
引当金の増減額(△は減少) 168 56
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △692 △1,124
受取利息及び受取配当金 △486 △542
支払利息 3 3
売上債権の増減額(△は増加) △3,286 △6,391
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,768 972
その他の流動資産の増減額(△は増加) △273 △877
仕入債務の増減額(△は減少) 2,407 △653
未払消費税等の増減額(△は減少) 27 1,084
その他の流動負債の増減額(△は減少) △3,386 1,474
為替差損益(△は益) △13 △13
その他 △468 178
小計 12,457 19,126
利息及び配当金の受取額 486 543
利息の支払額 △3 △3
法人税等の支払額 △6,220 △4,355
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,719 15,310
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △637 △667
定期預金の払戻による収入 547 637
有価証券の取得による支出 △4,420 △1,500
有価証券の償還による収入 2,657 4,420
投資有価証券の取得による支出 △1,431 △102
有形固定資産の取得による支出 △4,017 △1,351
無形固定資産の取得による支出 △160 △107
長期前払費用の取得による支出 △4,004 △962
その他 123 145
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,342 511
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △3,768 △3,698
自己株式の取得による支出 △14 △5
その他 △4 △4
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,787 △3,708
現金及び現金同等物に係る換算差額 6 9
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △8,404 12,122
現金及び現金同等物の期首残高 35,914 27,510
現金及び現金同等物の期末残高 27,510 39,632
12
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、取り扱う製品・サービス別に包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、「医薬品事業」、
「機能食品事業」の2つを報告セグメントとしております。
「医薬品事業」は、主に泌尿器系治療剤、血液がん治療剤、難病・希少疾患治療剤、婦人科系治療剤を生産・
販売しております。
「機能食品事業」は、主に健康食品素材、品質安定保存剤、プロテイン製剤、サプリメントを生産・販売して
おります。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準
拠した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
調整額 連結財務諸表
医薬品 機能食品 合計
(注) 計上額
売上高
(1)外部顧客への売上高 87,416 14,031 101,448 - 101,448
(2)セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 87,416 14,031 101,448 - 101,448
セグメント利益 16,351 728 17,079 - 17,079
セグメント資産 88,285 10,914 99,200 56,686 155,887
その他の項目
減価償却費 2,494 240 2,734 38 2,773
有形固定資産及び無形固定資
2,672 138 2,810 0 2,811
産の増加額
(注) セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は56,686百万円であり、その主なものは、提出会社
での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)、管理部門に係る資産及び
繰延税金資産等であります。
13
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
調整額 連結財務諸表
医薬品 機能食品 合計
(注) 計上額
売上高
(1)外部顧客への売上高 100,223 14,492 114,716 - 114,716
(2)セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 100,223 14,492 114,716 - 114,716
セグメント利益 19,679 965 20,644 - 20,644
セグメント資産 93,772 10,879 104,651 64,111 168,763
その他の項目
減価償却費 3,232 148 3,380 37 3,418
有形固定資産及び無形固定資
1,180 61 1,242 - 1,242
産の増加額
(注) セグメント資産の調整額に含めた全社資産の金額は64,111百万円であり、その主なものは、提出会社
での余資運用資金(現金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)、管理部門に係る資産及び
繰延税金資産等であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
医薬品 機能食品 合計
外部顧客への売上高 87,416 14,031 101,448
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
欧州
日本 その他 合計
うちスイス
86,455 14,817 14,406 175 101,448
(注)売上高は顧客の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
14
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称 売上高 関連するセグメント名
㈱メディセオ 16,461 医薬品事業
㈱スズケン 15,896 医薬品事業
アルフレッサ㈱ 15,763 医薬品事業
アクテリオンファーマシュー
14,406 医薬品事業
ティカルズ社
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
医薬品 機能食品 合計
外部顧客への売上高 100,223 14,492 114,716
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
欧州
日本 その他 合計
うちスイス
91,817 22,460 21,827 437 114,716
(注)売上高は顧客の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称 売上高 関連するセグメント名
アクテリオンファーマシュー
21,827 医薬品事業
ティカルズ社
アルフレッサ㈱ 17,511 医薬品事業
㈱スズケン 17,309 医薬品事業
㈱メディセオ 16,980 医薬品事業
15
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産 1,862円54銭 1株当たり純資産 2,003円39銭
1株当たり当期純利益 192円31銭
1株当たり当期純利益 242円04銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益
12,953 16,302
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
12,953 16,302
当期純利益(百万円)
期中平均株式数(千株) 67,355 67,354
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
16
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
4.補足情報
(1)主力製品売上高
(単位:百万円)
第2四半期累計 通期
製 品 名 薬 効
2019年 2020年 2018年 2019年 2020年
増減率
3月期 3月期(予) 3月期 3月期 3月期(予)
ビダーザ 骨髄異形成症候群治療剤 6,755 7,500 15,643 △ 7.6% 14,453 14,500
ザルティア 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤 5,798 6,500 10,449 16.0% 12,118 13,000
トラマール・ワントラム がん疼痛・慢性疼痛治療剤 3,602 3,800 6,622 8.7% 7,196 7,500
アドシルカ 肺動脈性肺高血圧症治療剤 2,606 2,800 4,617 12.0% 5,173 5,400
ウプトラビ 肺動脈性肺高血圧症治療剤 2,298 3,400 2,690 79.3% 4,825 7,300
ルナベル 月経困難症治療剤 2,690 1,100 5,374 △ 13.3% 4,658 2,000
シアリス 勃起不全(ED)治療剤 2,334 2,000 3,825 20.0% 4,592 3,700
エリザス アレルギー性鼻炎治療剤 743 650 2,916 2.4% 2,987 2,700
アズノールうがい液 アズレン含嗽液 931 900 2,363 △ 8.2% 2,169 2,050
エビプロスタット 前立腺肥大症治療剤 1,125 1,000 2,761 △ 22.6% 2,137 1,800
ガザイバ CD20陽性の濾胞性リンパ腫治療剤 148 1,600 - - 1,417 3,500
共同販促収入 2,455 2,600 3,962 27.6% 5,057 5,800
工業所有権等収益 6,267 7,800 10,378 60.2% 16,621 16,800
医薬品 計 46,102 49,600 87,416 14.6% 100,223 101,100
機能食品 計 7,394 7,400 14,031 3.3% 14,492 14,900
売上高 53,497 57,000 101,448 13.1% 114,716 116,000
(参考)
第2四半期累計 通期
2019年 2020年 2018年 2019年 2020年
増減率
3月期 3月期(予) 3月期 3月期 3月期(予)
販売費及び一般管理費 12,975 14,000 24,217 9.1% 26,418 28,300
研究開発費 7,864 7,100 13,221 26.3% 16,701 15,100
設備投資額 627 1,354 2,811 △ 55.8% 1,242 2,700
減価償却費 1,728 1,700 2,773 23.3% 3,418 3,500
17
日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(2)製品開発状況
<国内開発状況>
開 発 記 号
開 発 段階 領 域 分 類 適 応 オ リ ジ ン 開 発
( 一 般 名 )
NS-73 導入:ジャズ・ファーマ
申請中 血液がん 肝中心静脈閉塞症(治療) 自社
(デフィブロチドナトリウム) シューティカルズ社
NS-73 導入:ジャズ・ファーマ 共同: ジャズ・ファーマ
P III 血液がん 肝中心静脈閉塞症(予防)
(デフィブロチドナトリウム) シューティカルズ社 シューティカルズ社
共同:
NS-304
P III 難病・希少疾患 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 自社 アクテリオン ファーマシューティカルズ
(セレキシパグ)
ジャパン株式会社
P III NS-32 婦人科疾患 鉄欠乏性貧血 導入:ファーマコスモス社 自社
ドラベ症候群
P III ZX008 難病・希少疾患 導入:ゾゲニクス社 ゾゲニクス社
レノックス・ガストー症候群
NS-304
P II 循環代謝系 閉塞性動脈硬化症 自社 自社
(セレキシパグ)
NS-304
P II 整形外科 腰部脊柱管狭窄 自社 自社
(セレキシパグ)
P II NS-580 婦人科疾患 子宮内膜症 自社 自社
NS-17
P II 血液がん 急性骨髄性白血病 導入:セルジーン社 自社
(アザシチジン)
NS-065/
デュシェンヌ型 共同:国立精神・神経医
P I / II NCNP-01 難病・希少疾患 自社
筋ジストロフィー 療研究センター
(ビルトラルセン)
導入:
開発準備中 NS-917 血液がん 再発・難治性急性骨髄性白血病 自社
デルタフライファーマ株式会社
導入:ジャズ・ファーマ
開発準備中 NS-87 血液がん 二次性急性骨髄性白血病 自社
シューティカルズ社
<海外開発状況>
開 発 記 号
開 発 段階 領 域 分 類 適 応 オ リ ジ ン 開 発
( 一 般 名 )
NM441
申請中 感染症 合成抗菌剤 自社 導出:リーズ・ファーマ社
(プルリフロキサシン)
NS-304
P III 難病・希少疾患 慢性血栓塞栓性肺高血圧症 自社 導出:ジョンソン & ジョンソン社
(セレキシパグ)
NS-065/
段階的承認 デュシェンヌ型 共同:国立精神・神経医
NCNP-01 難病・希少疾患 自社
申請 筋ジストロフィー 療研究センター
(ビルトラルセン)
P I / II NS-018 血液がん 骨髄線維症 自社 自社
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日本新薬㈱(4516) 2019年3月期 決算短信
(3)製品開発状況・補足資料
申請中
NS-73 造血細胞移植後の重篤な合併症である肝中心静脈閉塞症(VOD)の治療剤である。
VODは移植前に行う大量抗がん剤投与や高用量の放射線照射等により、移植後約
(デフィブロチドナトリウム)
10%に発現し、重症化すると多臓器不全により80%以上が死亡に至る疾患である。
本剤は欧米のガイドラインで唯一のVOD治療剤と位置づけられており、欧米を始め
世界各国で発売されている。2017年3月にジャズ・ファーマシューティカルズ社
(アイルランド)から導入し、2018年9月に厚生労働省より希少疾病用医薬品の指
定を受けた。2018年10月に「肝中心静脈閉塞症」を適応疾患として国内における製
造販売の承認申請を行った。
フェーズ III
NS-73 造血細胞移植後の重篤な合併症である肝中心静脈閉塞症(VOD)の予防剤である。
2018年6月よりPIII試験をジャズ・ファーマシューティカルズ社と共同で開始した。
(デフィブロチドナトリウム)
NS-304 慢性血栓塞栓性肺高血圧症を対象として、2016年6月に厚生労働省より希少疾病用
医薬品の指定を受けた。PIII試験をアクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパ
(セレキシパグ)
ン株式会社と共同で2016年6月より実施中である。国外では、導出先のジョンソン
&ジョンソン社が2019年3月よりPIII試験を開始した。
NS-32 既存薬に比べて、少ない投与回数で安全に高用量の鉄補充が可能な静注の鉄欠乏性
貧血治療剤で、世界各国で発売されている。2016年12月にファーマコスモス社(デ
ンマーク)から導入し、2019年3月より自社単独で国内PIII試験を開始した。
ZX008 乳幼児期に発症する難治てんかん症候群であるドラベ症候群およびレノックス・ガ
ストー症候群の治療薬である。導入元のゾゲニクス社が、ドラベ症候群に伴う発作
の治療薬として既に米国食品医薬品局(FDA)及び欧州医薬品庁(EMA)に承認申
請している。レノックス・ガストー症候群に対してはグローバルでのPIII試験を実
施中である。ゾゲニクス社は、日本においても上記2症候群に対して、承認申請の
ための臨床試験を実施中である。
フェーズ II
NS-304 閉塞性動脈硬化症を対象としたP II a試験を終了し、2016年8月よりP II b試験を自社
単独で実施中である。また、腰部脊柱管狭窄を対象としたP II a試験を、2018年2月
(セレキシパグ)
より自社単独で開始した。
NS-580 自社開発した経口投与可能な膜結合型プロスタグランジンE合成酵素-1(mPGES-1)
阻害剤で、ホルモン作用のない子宮内膜症治療剤である。選択的にPGE2の産生を阻
害することで、鎮痛効果と病巣の改善効果が期待される。2017年7月よりP II a試験
を実施中である。
NS-17 急性骨髄性白血病(AML)を対象として、2018年1月よりP II試験を開始した。
(アザシチジン)
フェーズ I / II
NS-018 自社開発したJAK2阻害剤で、強力な阻害作用と活性型JAK2に対する選択性が高い
ことから、骨髄線維症治療剤として有効性の向上と副作用の軽減が期待される。国
内の患者数が少ないことから、米国での臨床試験を先行しており、次試験を準備中
である。
NS-065/ 自社開発したアンチセンス核酸医薬品で、変異を受けたジストロフィン遺伝子のエ
NCNP-01 クソン53をスキップさせることでジストロフィンタンパク質の発現を誘導する注射
剤である。2015年10月「先駆け審査指定制度」の対象品目として指定された。2016
(ビルトラルセン)
年1月に治験届を提出、P I / II試験を実施し、終了した。また、米国では2016年3月
に治験届を提出、P II試験を実施し、2019年2月より段階的承認申請を開始した。
FDAより2016年10月にはファストトラック指定、2017年1月にはオーファンドラッグ
指定および希少小児疾患指定を受けた。
開発準備中
NS-917 DNAに取り込まれて殺細胞活性を示す作用メカニズムを持つ再発・難治性急性骨髄
性白血病治療剤である。低用量持続静注により高い有効性を示し高齢者にも投与で
きる安全性が高い薬剤として期待される。2017年3月にデルタフライファーマ株式
会社(徳島市)より導入し、国内における開発を準備中である。海外ではデルタフ
ライファーマ株式会社がPIII試験を準備中である。
NS-87 急性骨髄性白血病(AML)のうち、他疾患の治療により生じたAML(治療関連
AML)や骨髄異形成症候群から移行したAMLなどの二次性AMLに対する国内初の治
療剤である。本剤は、シタラビンとダウノルビシンを抗腫瘍効果が最も高くなる割
合でリポソーム化した製剤で、骨髄に集積し易い性質により、高い有効性と副作用
の低減が期待される。2017年3月にジャズ・ファーマシューティカルズ社(アイル
ランド)から導入し、国内における開発を準備中である。海外ではジャズ・ファー
マシューティカルズ社が開発し、米国で2017年8月に承認され、欧州では、2018年8
月にEMAより承認された。
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