4512 わかもと 2019-08-01 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年8月1日
上場会社名 わかもと製薬株式会社 上場取引所 東
コード番号 4512 URL https://www.wakamoto-pharm.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小島 範久
問合せ先責任者 (役職名) 広報室長 (氏名)福原 和彦 TEL 03-3279-0371
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 2,738 1.5 △251 - △232 - △289 -
2019年3月期第1四半期 2,697 △0.6 137 2.0 151 0.8 100 0.9
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 △8.35 -
2019年3月期第1四半期 2.89 -
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第1四半期 17,180 13,404 78.0 386.21
2019年3月期 17,764 13,760 77.5 396.48
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 13,404百万円 2019年3月期 13,760百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予
想)
0.00 - 0.00 0.00
直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,300 5.2 △1,800 - △1,800 - △1,300 - △37.46
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 34,838,325株 2019年3月期 34,838,325株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 130,460株 2019年3月期 130,327株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 34,707,959株 2019年3月期1Q 34,708,174株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第1四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 6
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業収益や雇
用環境の改善等により緩やかな回復基調で推移しましたが、海外における中国景気の減速や長期化する米中間の貿
易摩擦等による政治・経済動向の不確実性が高まっており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
医薬品業界におきましては、後発品使用促進策や長期収載医薬品の薬価引下げなどの薬剤費抑制政策が継続的に
推し進められ、引き続き厳しい事業環境にあります。
ヘルスケア事業を取り巻く環境は、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費は横ばいにとどま
り、また企業間競争も加速しており、依然、不透明感を払拭できない状況が継続しました。
そのなかにあって当社の医薬事業では、主力製品である眼科手術補助剤・眼科用副腎皮質ホルモン剤「マキュエ
イド眼注用40㎎」、アレルギー性結膜炎治療剤「ゼペリン点眼液0.1%」、水溶性非ステロイド性抗炎症点眼剤
「ジクロード点眼液0.1%」、緑内障・高眼圧症治療剤「リズモンTG点眼液」および主力製品として育成すべき
重要な製品の緑内障・高眼圧症治療剤(特許を持った後発品)「カルテオロール塩酸塩LA点眼液」、「ラタノプ
ロスト点眼液0.005%NP」に加えて、乳酸菌製剤「レベニン」シリーズ、業務提携先との共同販促品であるA型
ボツリヌス毒素製剤「ボトックス注用」、緑内障・高眼圧症治療剤「ドルモロール配合点眼液」、「ビマトプロス
ト点眼液0.03%」、サプリメント「オプティエイド」シリーズ、さらには医薬品原料等の販売促進ならびに受託製
造販売を行ってまいりました。
ヘルスケア事業では、主力製品である「強力わかもと」に加え、エビデンスに基づき口臭予防を訴求した薬用歯
磨き(医薬部外品)「アバンビーズ」シリーズ2製品および通販事業を主体に「アバンビーズ オーラルタブレッ
ト」(乳酸菌含有加工食品)の販売促進を行ってまいりました。
国際事業では、海外向け「わかもと」ならびに医薬品、原料薬品の製造販売ならびにライセンスイン・アウトの
活動を行ってまいりました。
その結果、当第1四半期累計期間の売上高は27億3千8百万円(前年同期比1.5%増)、営業損失2億5千1百万
円(前年同期は営業利益1億3千7百万円)、経常損失2億3千2百万円(前年同期は経常利益1億5千1百万
円)、四半期純損失2億8千9百万円(前年同期は四半期純利益1億円)となりました。
セグメント別の売上高の状況につきましては、医薬事業では「ドルモロール配合点眼液」、「カルテオロール塩
酸塩LA点眼液」の売上が増加いたしましたが、契約期間終了によるロイヤリティ収入が減少、および長期収載品
である「ジクロード点眼液0.1%」、「リズモンTG点眼液」の売上が減少いたしました。その結果、売上高は16
億1千3百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
ヘルスケア事業では、主力製品の「強力わかもと」および通販事業における「アバンビーズ オーラルタブレッ
ト」の売上が増加いたしました。その結果、売上高は9億2千6百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
国際事業では、輸出用原料薬品が減少いたしましたが、海外向け「わかもと」および輸出用の「マキュエイド眼
注用40mg」が増加いたしました。その結果、売上高は1億5千3百万円(前年同期比24.5%増)となりました。
不動産賃貸業の主たる収入はコレド室町関連の賃貸料であります。売上高は4千5百万円(前年同期比1.6%
増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末における総資産は、171億8千万円となり前事業年度末比5億8千3百万円(3.3%減)
の減少となりました。流動資産は92億3千万円となり3億9千4百万円(4.1%減)の減少、固定資産は79億5千
万円となり1億8千9百万円(2.3%減)の減少となりました。
流動資産が減少いたしましたのは、現金及び預金が減少したことが主たる要因であります。固定資産が減少いた
しましたのは、株価下落により投資有価証券が減少したことが主たる要因であります。
一方、負債の部は、37億7千5百万円となり前事業年度末比2億2千7百万円(5.7%減)の減少となりまし
た。流動負債は24億9千9百万円となり2億9百万円(7.7%減)の減少、固定負債は12億7千6百万円となり1
千7百万円(1.4%減)の減少となりました。
流動負債が減少いたしましたのは、支払手形が増加した一方、買掛金、賞与引当金が減少したことが主たる要因
であります。一方、固定負債が減少いたしましたのは、退職給付引当金が減少したことが主たる要因であります。
純資産の部は、134億4百万円となり前事業年度末比3億5千6百万円(2.6%減)の減少となりました。繰越利
益剰余金、その他有価証券評価差額金が減少したことが主たる要因であります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末の77.5%から78.0%となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいておりますが、実際の数値は今後様々な要因により
予想数値と異なる可能性があります。なお、通期の業績予想につきましては2019年5月15日で公表いたしました業
績予想及び配当予想に変更はありません。
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わかもと製薬株式会社(4512) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,261,813 2,911,602
受取手形及び売掛金 3,642,776 3,602,499
商品及び製品 1,379,604 1,443,148
仕掛品 420,277 512,313
原材料及び貯蔵品 674,191 594,368
未収還付法人税等 22,421 25,877
その他 224,532 140,374
貸倒引当金 △728 -
流動資産合計 9,624,888 9,230,184
固定資産
有形固定資産
建物 7,822,381 7,821,581
減価償却累計額 △4,737,190 △4,786,822
建物(純額) 3,085,190 3,034,758
構築物 268,504 268,504
減価償却累計額 △221,287 △223,142
構築物(純額) 47,216 45,361
機械及び装置 8,034,589 8,039,972
減価償却累計額 △7,531,062 △7,567,283
機械及び装置(純額) 503,527 472,688
車両運搬具 45,455 45,455
減価償却累計額 △35,110 △36,454
車両運搬具(純額) 10,344 9,000
工具、器具及び備品 969,411 977,737
減価償却累計額 △846,202 △854,310
工具、器具及び備品(純額) 123,209 123,426
土地 82,947 82,947
建設仮勘定 55,035 73,997
有形固定資産合計 3,907,470 3,842,180
無形固定資産
特許実施権 300,000 300,000
特許権 228 198
ソフトウエア 168,229 157,273
その他 3,680 3,680
無形固定資産合計 472,138 461,152
投資その他の資産
投資有価証券 2,634,497 2,539,079
保険積立金 498,817 501,119
繰延税金資産 310,990 287,492
その他 358,241 360,763
貸倒引当金 △43,036 △41,736
投資その他の資産合計 3,759,510 3,646,719
固定資産合計 8,139,118 7,950,051
資産合計 17,764,006 17,180,236
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(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,322,362 1,271,351
短期借入金 140,000 100,000
未払法人税等 19,794 14,261
未払消費税等 - 32,525
賞与引当金 141,600 48,336
返品調整引当金 4,000 4,000
その他 1,080,773 1,028,630
流動負債合計 2,708,530 2,499,105
固定負債
退職給付引当金 1,123,035 1,105,864
長期預り金 169,327 169,327
その他 2,134 1,333
固定負債合計 1,294,496 1,276,525
負債合計 4,003,027 3,775,631
純資産の部
株主資本
資本金 3,395,887 3,395,887
資本剰余金 2,675,828 2,675,828
利益剰余金 6,596,110 6,306,339
自己株式 △36,056 △36,091
株主資本合計 12,631,770 12,341,964
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 1,129,208 1,062,640
評価・換算差額等合計 1,129,208 1,062,640
純資産合計 13,760,978 13,404,604
負債純資産合計 17,764,006 17,180,236
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(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 2,697,189 2,738,002
売上原価 1,139,123 1,102,327
売上総利益 1,558,065 1,635,675
販売費及び一般管理費 1,420,485 1,887,202
営業利益又は営業損失(△) 137,580 △251,527
営業外収益
受取配当金 22,109 22,569
為替差益 - 708
その他 3,923 3,781
営業外収益合計 26,033 27,059
営業外費用
支払利息 562 182
固定資産除却損 660 209
寄付金 9,483 7,670
その他 1,537 16
営業外費用合計 12,242 8,078
経常利益又は経常損失(△) 151,370 △232,546
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 151,370 △232,546
法人税、住民税及び事業税 4,400 4,390
法人税等調整額 46,509 52,833
法人税等合計 50,909 57,224
四半期純利益又は四半期純損失(△) 100,461 △289,770
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
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(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自2018年4月1日 至2018年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
損益計算
その他 合計 調整額
ヘルスケア 不動産賃貸 書計上額
医薬事業 国際事業 計
事業 業 (注)1
売上高
外部顧客への売上高 1,692,557 836,831 122,965 44,834 2,697,189 - 2,697,189 - 2,697,189
セグメント間の内部
- - - - - - - - -
売上高又は振替高
計 1,692,557 836,831 122,965 44,834 2,697,189 - 2,697,189 - 2,697,189
セグメント利益又は
△2,989 106,307 17,059 17,203 137,580 - 137,580 - 137,580
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第1四半期累計期間(自2019年4月1日 至2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
損益計算
その他 合計 調整額
ヘルスケア 不動産賃貸 書計上額
医薬事業 国際事業 計
事業 業 (注)1
売上高
外部顧客への売上高 1,613,275 926,122 153,065 45,540 2,738,002 - 2,738,002 - 2,738,002
セグメント間の内部
- - - - - - - - -
売上高又は振替高
計 1,613,275 926,122 153,065 45,540 2,738,002 - 2,738,002 - 2,738,002
セグメント利益又は
△355,575 64,269 22,143 17,635 △251,527 - △251,527 - △251,527
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(セグメント区分の変更)
当社は従来、「医薬事業」「ヘルスケア事業」「特販事業」の3つを報告セグメントとしておりまし
たが、前第3四半期会計期間より、海外の開発部門と営業部門を統合し、一体ならびに効率運営を図り
更なるグローバル事業展開を強化するために「国際事業本部」を新設する組織変更を行いました。この
ため経営管理の観点から、従来の報告セグメントである「特販事業」を「国際事業」に名称を変更し、
従来「特販事業」に区分していた国内向けの医薬品原料の販売ならびに受託製造販売に関わる事業を
「医薬事業」に変更しております。
また、前第4四半期会計期間より、従来「その他」に区分していた「不動産賃貸業」については量的
な重要性が増したため、報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
なお、前第1四半期累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成した
ものを記載しております。
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