4512 わかもと 2019-05-15 15:00:00
中期経営計画の策定のお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 15 日
各 位
会 社 名 わかもと製薬株式会社
代表者名 代表取締役社長 小島 範久
(コード:4512、東証第一部)
問合せ先 広報室長 福原 和彦
(TEL.03-3279-0371)
中期経営計画の策定のお知らせ
わかもと製薬株式会社(代表取締役社長 小島 範久)は、このたび 2019 年度から 5 ヵ
年の「中期経営計画(2019‐2023 年度)」を策定いたしましたので、以下の通りお知らせ
いたします。
当社は、おかげさまをもちまして 2019 年 4 月に創立 90 周年を迎えました。これを機に
新たな中期計画を策定しました。本中期経営計画は、前中期経営計画で推し進めてまいり
ました眼科領域の新薬開発および眼科領域での後発医薬品事業強化を引き続き推進すると
ともに、昨年新設した国際事業本部でグローバル展開を加速せんとするものです。また、
ヘルスケア事業では、新規に立ち上げた通販事業を確立させ、本中期経営計画を推進し、
次の創立 100 周年に向けた基盤を固めてまいります。
1.基本理念
わかもと製薬株式会社は、セルフメディケーションを推進し人々の健康に対するニーズ
に合わせ、医療用医薬品、OTC医薬品、その他の健康関連商品等、幅広い製品の開発、
販売を行っていきます。
高度な技術と高い倫理観のもと、健康関連の医薬品メーカーとして長年の経験を活かし
て、誇りと責任を持ち続け、社会に貢献します。
2.基本方針
1)競争力あるスペシャリティファーマとしての企業体質を強化
2)眼科領域の新薬開発を基本に永続的企業発展
3)セルフメディケーション推進に貢献すべく OTC 医薬品・ヘルスケア製品の市場獲得
4)活力ある企業風土の醸成
3.数値目標
(単位:百万円)
2019 年度 予想 2023 年度計画
売 上 高 11,300 17,700
営 業 利 益 △1,800 2,200
経 常 利 益 △1,800 2,200
研 究 開 発 費 2,694 1,012
4.中期経営計画中のアクションプラン
1)営業部門
(1)医薬事業
・ 新薬の「マキュエイド」「WP-1108」「WP-1303」の特徴を訴求し、早期に市場を
、 、
獲得し、新薬の売上高比率を高めます。
・ 特約店との連携強化と機動的製品投入により、後発医薬品使用促進に貢献します。
(2)ヘルスケア事業
・ 「強力わかもと」のブランド力を活かして、国内需要・インバウンド需要の両需要
を掘り起こし、市場の獲得を推進します。
・ 早期に通販事業を成功させ、新たな事業として確立させます。
(3)国際事業
・ 中国、台湾に続き、米国等へのマキュエイドのライセンスアウトを推進します。
・ 特許製品の米国、欧州、アジアへのライセンスアウトを推進します。
・ 新規事業の中国越境 EC の基盤を確立させます。
2)生産部門
・ 製薬会社として安定供給、品質確保の体制を継続的に強化します。
・ マネージメントの強化により、生産性の向上に努め継続的に原価低減を目指します。
3)研究開発部門
永続的企業発展の為に眼科領域の新薬開発を基本に、成長分野での長期的視点に立っ
た研究開発を推進します。
・ この中期経営計画期間中、WP‐1108、WP‐1303 を上市し、次の新薬開発に着手
します。
・ 営業戦略に沿った眼科領域のジェネリック医薬品を開発します。
・ OTC 医薬品、ヘルスケア製品では、
「わかもと」ブランドと乳酸菌の機能に着目し
た製品ラインナップを機動的に拡充します。
【新薬開発パイプライン】
品目 開発状況 上市予定時期
WP‐1108
内境界膜染色
導入 臨床試験終了 2021 年度
水晶体前嚢染色
WP‐1303
緑内障 導入 臨床試験実施中 2022 年度
【後発医薬品】
大型点眼剤の後発医薬品 1 品目(上市予定: 2021 年度)
4)全社的改善
・ スピード感ある経営を実践します。
・ 成果と努力が報われる人事運用を推進します。
・ 徹底的な効率運営に努め、1 人当たりの生産性を高めます。
【本資料に関する注記事項】
本資料には、当社の計画、数値目標などが含まれておりますが、これらは現時点で
の予測であります。実際の業績等は様々なリスクや不確定要素により、大きく異なる
可能性があることをご承知おきください。
以上